Yamaha PM 5000 Owner's Manual
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Yamaha mixing console owner's manual
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取扱説明書
J

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Summary of Contents for Yamaha PM 5000

  • Page 1 取扱説明書...
  • Page 3 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製 品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々 への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お読みになったあとは、 使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、 次のような意味があります。 ■ 「警告」 と 「注意」 について 以下、 誤った取り扱いをする と生じることが想定される内容を、 危害や損害の大きさ と切迫の程度を明示する ために、 「 警告」 と 「注意」 に区分して掲載しています。 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 警告 う可能性が想定される」 内容です。 安全上のご注意 「ご注意ください」 という注意喚起を示します。 ∼しないでくださいという 「禁止」 を示します。 「必ず実行」 してくださいという強制を示します。 注意...
  • Page 4 電源 / 電源コード 電源は必ず交流100V を使用する。 エアコンの電源など交流200V のものがあります。 誤って 接続すると、 感電や火災のおそれがあります。 必ず実行 パワーサプライは、 必ず指定のもの (PW5000) を使用す る。 故障、 発熱、 火災などの原因になります。 必ず実行 電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、 無理に 曲げたり、 傷つけたりしない。 また、 電源コードに重いもの をのせない。 電源コードが破損し、 感電や火災の原因になります。 禁止 分解禁止 この機器の内部を開けたり、 内部の部品を分解したり改造 したりしない。 感電や火災、 けが、 または故障 禁止 の原因になります。 異常を感 じた場合など、...
  • Page 5 設置 この機器を持ち運びする場合は、 必ず6 人以上で行なう。 この機器が落下して破損したり、 お客様や他の方々がけが をしたりする原因になります。 必ず実行 この機器を移動するときは、 必ず電源コードなどの接続 ケーブルをすべて外した上で行なう。 コードをいためたり、 お客様や他の方々が転倒したりする おそれがあります。 必ず実行 この機器を移動するときは、 必ずメモリーカードを抜いた 上で行なう。 メモリーカードを挿入したままでこの機器を移動すると、 メモリーカードおよびこの機器に衝撃が加わり、 メモリー 必ず実行 カードおよびこの機器が故障する原因になります。 イコライザーやフェーダーをすべて最大には設定しない。 接続した機器によっては、 発振したりスピーカーを破損し たりする原因になることがあります。 禁止 直射日光のあたる場所 (日中の車内など) やストーブの近く など極端に温度が高くなるところ、 逆に温度が極端に低い ところ、 また、 ほこりや振動の多いところで使用しない。 この機器のパネルが変形したり、 内部の部品が故障したり 禁止 する原因になります。 不安定な場所に置かない。...
  • Page 6: はじめに

    はじめに こ のたびは、 YAMAHAミ キ シ ン グ コ ン ソールPM5000をお求めいただき 、 ま こ と にあ り がと う ご ざい ます。 PM5000は さ ま ざま な音響制作シー ン で定評を いただいている ミ キ シ ン グ コ ン ソ ール、 PM4000シ リ ーズの...
  • Page 7: 本書の構成について

    本書の構成について 記述方法 本書ではPM5000が装備する個々のモジュ ールの特長や機能を中心に解説してい ます。 PM5000の操作 の大部分は従来のアナ ロ グ コ ン ソ ールを踏襲してお り 、 PM4000を始め とする各種アナ ロ グ コ ン ソール に慣 れた方であれば感覚的にご利用いただける で し ょ う 。 一方、 PM5000に特徴的な操作や、 複数のモジュー ルを使用する連係的な操作については コ ラ ム (囲み記事 ) の よ う な形で適宜説明してい ます。 また、...
  • Page 8: Table Of Contents

    目次 目次 はじめに ... 6 本書の構成について ... 7 記述方法 ... 7 モデル構成による違い ... 7 PM5000 の概要...10 パネル構成 ... 10 トップパネル ... 10 リアパネル ... 12 拡張性: 外部機器との連係 ... 14 CASCADE ...14 MIDI ...14 GPI (General Purpose Interface) ...14 インプットチャンネルセクション ...15 モノラルインプットモジュールと...
  • Page 9 マトリクスセンド& マスターアウトセクション ... 35 マトリクスセンドセクション ... 35 マトリクスマスターアウトセクション... 37 オシレーター&トークバックセクション .. 38 オシレーター/ トークバック信号の出力... 39 モニターコントロールセクション... 40 モニターソース ... 40 2系統のモニター出力 ... 41 CUE信号のモニター ... 41 SOLOモード... 44 CUE とSOLO ... 44 基本操作 ... 45 メーターブリッジ ... 47 デジタルコントロールセクション... 49 各コントロールの機能...
  • Page 10: Pm5000の概要

    PM5000 の概要 PM5000の概要 パネル構成 基本構成のPM5000の各機能セク シ ョ ンの レ イ ア ウ ト を以下に示し ます。 PM5000-52Cではマス タ ーア ウ ト セク シ ョ ンがコ ン ソール中央に配置さ れ、 それ以外のモデルでは コ ン ソ ール右側に配置され ます。 N OT E 本書ではパネ ルレ イ ア ウ ト面での大まかな分類を 「セク シ ョ ン」 と呼びます。 こ れに対 して 「ブロ ッ ク」 は 「セク シ ョ ン」 に含まれる機 能面の区分け...
  • Page 11 インプットチャンネルセクション (15ページ) イ ン プッ ト チ ャンネ ルはモノ ラ ル と ステ レオ ( ST) の2種類 が用意さ れてい ますが、 基本的なブロ ッ ク構成は同じで す。 入力音声は、 フ ァ ンタ ム電源、 入力ゲ イ ン、 位相反転、 ハイ パスフィ ル ター を通過した後、 4バ ン ドEQ、 チャ ンネル フ...
  • Page 12: リアパネル

    PM5000 の概要 ミュートマスターセクション (21ページ) 8個のミ ュ ー トマス タ ースイ ッ チ (MUTE MASTER) は 各イ ン プ ッ ト チャン ネ ルのグループ ミ ュー ト に利用でき るほ か、 8つま でのシー ン メモリ ー を直接呼び出すダイ レ ク ト リ コ ールス イ ッ チ (DIRECT RECALL) と して も利用で き ま す。...
  • Page 13 [CASCADE] ( TYPE A&B) 、 [ GPI] (D-Sub 25ピ ン コ ネ ク タ) 、 [ MIDI] ( [IN] / [ OUT] / [ THRU] ) の各コ ネ ク タ ーが用意されていま す。 ∞ 電源コネクター 専用の外部パワ ーサプ ラ イ 、 YAMAHA PW5000を本 体に付属の専用ケー ブルで接続し ます。 PM5000 の概要...
  • Page 14: 拡張性: 外部機器との連係

    PM5000 の概要 拡張性 : 外部機器との連係 PM5000は単体で利用でき る のは も ちろ んですが、 外部 機器と の連係に も 優れていま す。 こ こでは、 既存のシス テ ム との同期や、 他のYAMAHAミ キ シ ン グ コ ン ソ ール と組 み合わせた入出力の拡張について紹介し ま す。 MIDI THRU MASTER SLAVE NO T E それぞれの拡張機能の詳細はユーテ...
  • Page 15: インプットチャンネルセクション

    インプットチャンネルセクション モノラルインプッ ト ステレオインプッ ト モジュール モジュール モノラルインプッ トモジュールとステレオインプッ トモジュールで 違う箇所を矢印 ( ) で示しています。 モノラルインプットモジュールと ステレオインプットモジュール イ ン プ ッ ト チ ャ ン ネ ルセク シ ョ ン を構成する イ ン プ ッ ト チ ャ ン ネルモジ ュール には、 モノ ラ ル と ステ レオ (ST) の2種類が あ...
  • Page 16: Hpfブロック

    イ ンプ ッ ト チ ャ ン ネルセク シ ョ ン GAINノブ 入力ゲイ ン を調節し ます。 [PAD] ス イ ッ チがオフ の状態での入 力 レベルの可変範囲は − 10dB∼ − 60dBですが、 [ PAD] ス イ ッ チ2をオ ン にする と + 16dB∼ − 34dBにシ フ ト し ます。 NO T E ステ...
  • Page 17: Insertブロック

    INSERTブロック リ アパネ ルのイ ンサー ト イ ン&ア ウ ト ( INSERT IN&OUT) に接続した外部機器で入力信号を加工す るよ う な場合に利用し ます。 INSERT ONスイッチ チ ャ ン ネル イ ンサー ト のオ ン/オフ を切 り替え ます。 このス イ ッ チを オ ンにする と、 リ アパネ ルのINSERT INに接続 した外部機器 か...
  • Page 18: G/A (グループ/Aux) センドブロック1~8

    イ ンプ ッ ト チ ャ ン ネルセク シ ョ ン G/A (グループ/AUX) センドブロック1∼8 入力信号のグループ/AUXバス1∼8へのセン ド を設定 しま す。 SEND LEVELノブ そのグループ/AUXバスへのセン ド レベル (ノ ブが2時方向で 0dB) を設定し ます。 SEND ONスイッチ このス イ ッ チを オ ン にする と、 そのグループ/AUXバスへのセ ン ドが有効にな...
  • Page 19 メインアウトスイッチ チ ャ ン ネル フェ ーダー通過後の信号のメ イ ン アウ ト先を設定し ま す。 ステ レ オバス に出力する場合は [ST] ス イ ッ チ をオ ン に し、 [PAN] ノ ブ&ま たは [BAL] ノ ブ*でL/Rバラ ンス を決め ま す。 モノ ラルバス に出力する場合は、 [ MONO] ス イ ッ チを オ ン にし...
  • Page 20: チャンネルフェーダーブロック

    イ ンプ ッ ト チ ャ ン ネルセク シ ョ ン チャンネルフェーダーブロック チ ャ ンネル フ ェー ダーで各マス ターバスへの出力レベル と チ ャ ン ネ ル間のレベルバ ラ ン ス を決めた り 、 任意のVCAグ ルー プやミ ュー ト グループに入れて、 VCAマス ター側から出力レベルを コ ン ト ロールで き ます。 £...
  • Page 21: チャンネルのグルーピング

    す。 複数のチャ ン ネル フ ェーダーを ま とめ、 チ ャ ンネル間の レベルバラ ンス を変え る こ と な く 、 VCA ( Voltage Controlled Amplifier) で出力を調整する方法は YAMAHA PM3000で一般的な も の と な り 、 呼び名こ そ 異なる場合も あり ますが、 現在では多く のSRコ ン ソール に搭載さ れていま す。...
  • Page 22 イ ンプ ッ ト チ ャ ン ネルセク シ ョ ン VCAグループ ASSIGN MODEの [VCA] ス イ ッ チを押してLEDが点滅する と 、 VCAグループへのアサイ ンが始め られます。 VCAセク シ ョ ン にあ るVCA1∼12のいずれかの [CUE] ス イ ッ チ を押 して、 設定するVCAグ ループ を選び ます ( [CUE] ス イ ッ チが 点滅。...
  • Page 23 ミュートグループ ASSIGN MODEの [MUTE] ス イ ッ チを押してLEDが点滅する と 、 ミ ュー ト グ ループへのアサイ ンが始め られま す。 [MUTE MASTER] ス イ ッ チ1∼8のいずれかを押して、 設定する ミ ュー ト グループを選びます (ス イ ッ チが点滅。 この時点でアサ イ ン さ れている イ ン プ ッ ト チャ ンネ ルがあれば、 そのMUTEイ ン ジケータ ー も点滅) 。 その...
  • Page 24: Vcaとマスターミュートによるグルーピング

    イ ンプ ッ ト チ ャ ン ネルセク シ ョ ン VCAとマスターミュートによるグルーピング 前述の方法で各イ ン プ ッ ト チ ャ ン ネル をVCAグループや ミ ュー ト グループにアサイ ンする と 、 各チャ ン ネルの出力を グループ 単位でコ ン ト ロールで き ます。 VCAセクション VCA1∼12の各フ...
  • Page 25 VCA1∼12の各 [CUE] ス イ ッ チは、 それぞれのグループに アサイ ン したチャ ン ネル に対する グループCUEス イ ッ チ と して 機能 しま す。 VCA側の [CUE] ス イ ッ チを押 して点灯 させる と 、 アサイ ン したチ ャ ン ネ ル側の [CUE] ス イ ッ チが点滅 し、 そ れぞれのチ...
  • Page 26 イ ンプ ッ ト チ ャ ン ネルセク シ ョ ン グループミュート時のCHANNEL [ON]スイッチの表示設定 ミ ュー ト グループ にアサイ ン したチ ャ ン ネ ルをMUTE MASTERス イ ッ チ[1]∼[8]で一括して ミ ュー ト する場合、 該当する チャ ンネルのCHANNEL [ON]ス イ ッ チ を点滅させる か消灯させる かを設定する こ と がで き ま す。 初期設定では、 該当す るCHANNEL [ON]ス...
  • Page 27 上記の表示で[INC]キ ーま たは[DEC]キ ーを使っ て、 BLINK(該当するCHANNEL [ON]ス イ ッチが点滅)ま たはSTATIC(消灯) を選び ます。 BLINK時 M U T E M O D E : B L I N K [ENTER]キ ーを押して確定する と、 通常のモー ドで起動 します。 [CLEAR/EXIT]キー を押すと、 以前の設定のま ま通常のモー ド で起動し ます。 N O T E ・...
  • Page 28: マスターアウトセクション

    マス ター アウ ト セク シ ョ ン マスターアウトセクション ステレオ G/Aマスター AUXマスター モジュール モジュール 複数のマスターを STEREO/MONO 1 モジュールに統合 マスターモジュール マス タ ー出力セク シ ョ ンは、 12系統のス テ レオAUXバス ( ST AUX) 、 8系統のG/A (グループ/AUX) バス、 各1 系統のス テ レオバス と モノ ラ ルバス (STEREO、 MONO)...
  • Page 29: 基本的なシグナルルーティング

    基本的なシグナルルーティング イ ン プ ッ トチャ ン ネルモジ ュールの場合と同様に、 ス テ レ オAUXマス タ ーモ ジュ ール とG/Aマス タ ーモ ジュ ー ル、 STEREOマス タ ーと MONOマス タ ーは、 ス テ レ オかモノ ラルかの違いだけで、 基本的な シ グナルルー テ ィ ン グは同じです。 下図は、 各マス タ ーに共通的なシグナルルーテ ィ ン グ を示 した も のです。 ST AUX ST AUX L ST AUX R...
  • Page 30: 各マスターモジュールに共通のコントロール

    マス ター アウ ト セク シ ョ ン 各マスターモジュールに共通のコントロール シ グナルルーテ ィ ングが同様である こ と か ら、 各マス タ ーモジ ュールのコ ン ト ロ ール も基本的には同じです。 異な る部分が、 各マス タ ーモジュ ール固有のキ ャ ラ ク タ ーを示 している と も言え るで し ょ う。 ス テ レオAUXマ ス...
  • Page 31 TO MATRIXスイッチ このス イ ッ チを オ ン にする と、 各マス タ ー信号を ステ レ オ&モノ ラ ルマ ト リ ク スへ送り 出せま す。 マ ト リ ク スへのセ ン ドは、 マス ター フ ェーダー8後段からMASTER [ON] ス イ ッ チ9を経由 して 行なわれます。...
  • Page 32: ステレオ Auxマスターモジュール

    マス ター アウ ト セク シ ョ ン ステレオ AUX マスターモジュール 各コ ン ト ロールの説明は、 前述の 「各マス タ ーに共通のコ ン ト ロール」 と 併せてご覧く だ さ い。 ST AUX ST AUX L ST AUX R GAIN TB/OSC ST AUX SUB IN L INSERT ST AUX SUB IN R L+Rスイッチ...
  • Page 33: G/A (グループ/Aux) マスターモジュール

    G/A (グループ /AUX) マスターモジュール 各コ ン ト ロールの説明は、 前述の 「各マス タ ーに共通のコ ン ト ロール」 と 併せてご覧く だ さ い。 G/A IN G/A OUT TB/OSC GAIN TO MATRIX G/A SUB IN INSERT TO STスイッチ PANノブ TO MONOスイッチ [TO ST] ス イ ッ チを オ ンにする と、 マス タ ーフ ェー ダー後段の 信号に...
  • Page 34: グループ/Auxの切り替え

    マス ター アウ ト セク シ ョ ン グループ/AUXの切り替え それぞれのG/Aマス タ ーモジ ュールはデュ ア ル構成で、 目的 や用途に応じて、 GROUP POST PAN (ステ レ オマス タ ー) 、 GROUP PRE PAN (2系統のモノ ラルマス タ ー) 、 AUX ( 2系 統のモノ ラ ルマス タ ー) と して使い分けられま す。 G/Aマス タ...
  • Page 35 G/A BUSモードによる動作の違い G/A BUSモー ドの違いによ り 、 CUE信号の出力方法 も 変わ り ます。 GROUP PRE PANモー ド ま たはAUXモー ドでは、 隣 り合う 2つのG/Aマス タ ーモジ ュールは独立動 作 し、 それぞれのCUE L&Rバスへは同じ信号が送り 出 さ れま す。 これに対して、 GROUP POST PANモー ドで は、 隣り 合う 2つのG/Aマス ターモ ジュ ールがス テ レオ で 連動し、...
  • Page 36: Stereo/Monoマスターモジュール

    マス ター アウ ト セク シ ョ ン STEREO/MONOマスターモジュール 各コ ン ト ロールの説明は、 前述の 「各マス ターに共通のコ ン ト ロ ール」 を ご覧 く だ さ い。 STEREO部分 (左) STEREO/MONOマス タ ーモジ ュールのコ ン ト ロール構成は、 前述のス テ レ オAUXマス タ ーモ ジュ ールや G/Aマス...
  • Page 37: マトリクスセンド&マスターアウトセクション

    マトリクスセンド&マスターアウトセクション マトリクスセンドセクション マス タ ーアウ ト セク シ ョ ンの上部に配置されている のが、 マ ト リ ク スセ ン ドセ ク シ ョ ン です。 ハー ド ウ ェ ア的には 各マス ターモジ ュー ルに統合された 「マ ト リ クスセン ドブロッ ク」 ですが、 操作面か ら見た場合には 、 [TO MATRIX]...
  • Page 38 マ ト リ ク スセ ン ド & マス タ ーア ウ ト セク シ ョ ン ステレオAUXマスターモジュール ST MATRIX (MONO) MATRIX ST AUX ST AUX G/Aマスターモジュール ST MATRIX (MONO) MATRIX STEREO/MONOマスターモジュール ST MATRIXへはステレオチャンネルの入力レ ベルをL&R同時設定 (L/Rバランスはそのまま) (MONO) MATRIXへはステレオチャンネルの 入力レベルをL&R同時設定 (内部でモノラル ミックス)...
  • Page 39: マトリクスマスターアウトセクション

    マトリクスマスターアウトセクション マ ト リ ク スマス タ ーア ウ ト セク シ ョ ン は、 マ ト リ ク ス セ ン ド セク シ ョ ンの右側に配置さ れてい ます。 マ ト リ ク ス セ ン ド セク シ ョ ン に入っ た信号の出力 (イ ンサー トのオ ン/オフ、 リ コールセー フのオ ン/オ フな ど) を設定し ます。 マ...
  • Page 40: オシレーター&トークバックセクション

    オ シ レー ター& ト ー クバ ッ ク セ ク シ ョ ン オシレーター&トークバックセクション マス タ ーセク シ ョ ンの右側に配置されたオ シ レー タ ー と ト ーク バ ッ ク は、 それぞれに独立したセク シ ョ ンです 。 オ シ レー タ ー (OSCILLATOR) セ ク シ ョ ン から は検聴用のピ ン ク ノ イ ズ ま たはサイ ン波を、 ト ー クバ ッ ク (TALKBACK)...
  • Page 41: オシレーター/トークバック信号の出力

    オシレーター/トークバック信号の出力 出力する オ シレータ ー信号は、 ピ ン ク ノ イ ズ ( 連続ま たは1秒∼20秒間隔) ま たはサイ ン波 (20Hz∼20kHz) を選べます。 ピ ン ク ノ イズ を出力する場合は、 [PINK] ス イ ッ チ を オ ンに しま す。 この状態で [SWEEP/BURST] ス イ ッ チ を オ フ に...
  • Page 42: モニターコントロールセクション

    モニタ ーコ ン ト ロ ールセ ク シ ョ ン モニターコントロールセクション モニターソース モニ タ ーコ ン トロールセク シ ョ ン (MONITOR) では、 リ ア パネ ルのモニターア ウ ト (MONITOR A&B OUT) に接 続 した2系統のモニタース ピー カーや、 ヘッ ド フ ォ ン出力 (...
  • Page 43: 2系統のモニター出力

    2系統のモニター出力 2系統のモニ ターア ウ トは切 り替え る こ と も、 両方を同時に 利用する こ と もで き ます。 MONITOR A&Bを同時に利 用する場合、 [ LCR] スイ ッ チ をオ ンにする と 、 MONITOR BのLチ ャン ネ ルがセン タ ース ピ ーカ ー (C) と...
  • Page 44 モニタ ーコ ン ト ロ ールセ ク シ ョ ン 各チャ ン ネルの [CUE] ス イ ッ チを直接操作した場合は、 CHANNEL [ON] ス イ ッ チのオ ン/オフ (SRス ピー カ ーな どへの出力状態 ) に関係な く 、 常にチ ャ ン ネ ルフ ェ ーダー前段 (PFL) でのモニ タ ーにな り ます。 これ に対して、...
  • Page 45 マス ター ア ウ ト については、 CUEポイ ン ト を各マス タ ーに ついて一律で切り替え られ ます。 各マス タ ー フ ェーダ ー の前段の信号をモニタ ーする と き は [MASTER PFL] ス イ ッ チを オ ン に し、 後段の信号をモニ タ ーする と き は [MASTER PFL]...
  • Page 46: Soloモード

    モニタ ーコ ン ト ロ ールセ ク シ ョ ン SOLOモード CUEとSOLO SOLO とCUEは同等に語ら れる こ と があ り 、 状況によ っ てはま っ た く 同じ機能を指す場合も あ り ます。 ただ し、 PM5000を始めと するSRコ ン ソールについて言えば、 CUEはPAオペ レー タ ーのモニ タ ース ピー カーに 対...
  • Page 47: 基本操作

    基本操作 メ ー ターブ リ ッ ジにある [SOLO MODE] ス イ ッ チ を2秒間 以上押し続けると、 SOLOモー ドが有効と な り、 [ SOLO MODE] ス イ ッ チが点滅状態にな り ます。 なお、 SOLO モー ド に切り 替えられない場合はSOLOモー ドへの移行 が可能な状態か (66ページ) チェ ッ ク して く ださ い。 SOLO MODE PREVIEW...
  • Page 48 モニタ ーコ ン ト ロ ールセ ク シ ョ ン MASTER SOLO SELECT 前出の想定図の場合に、 それぞれの出力状態 (メ イ ン & サブのSRス ピーカ ー、 ステージ上のモニタ ース ピ ーカ ー、 録音機器などへの出力状態) を選択的にチ ェ ッ ク する に は、 MASTER SOLO SELECTを使う と 便利です。 [SOLO MODE]...
  • Page 49: メーターブリッジ

    メーターブリッジ メ ー タ ーブリ ッ ジ部には、 各マス ター ア ウ ト (ステ レオAUX、 グルー プ/AUX、 STEREO、 MONO) 、 マ ト リ ク ス ア ウ ト (STEREO、 MONO) 、 CUE ( L/R/C) 、 ト ーク バ ッ ク/オ シ レ ータ ー (TB/OSC) 信号に対応するバー グ...
  • Page 50 モニタ ーコ ン ト ロ ールセ ク シ ョ ン メ ー ターブ リ ッ ジ部には、 バーグ ラ フ メ ー ター、 パ ネル上の 各イ ン ジケータ ー、 付属のグース ネ ッ ク ラ ン プの照度を暗 くする方向で調節する ノブや消灯さ せるス イ ッ チ も 用意 さ...
  • Page 51: デジタルコントロールセクション

    デジタルコントロールセクション 各コントロールの機能 デ ジ タ ルコ ン ト ロールセ クシ ョ ンには、 シー ン メ モ リ ー機能 やユーテ ィ リ ティ 機能な ど、 PM5000をデジ タ ル制御する 際に利用する コ ン ト ロ ールが用意されてい ます。 デジ タ ルコ ン ト ロ ールセ ク シ ョ ン...
  • Page 52 デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン シーンディスプレイ (3桁+3つのドット) PM5000のシー ン メ モリ ー機能がオ ン の状態では、 現在の (最 後に呼び出した) シー ン番号 (000∼999) が表示され ます。 3つ の ド ッ ト は、 シー ンデ ィ スプ レ イ に表示中のシー ン番号にデー タが 無い空の状態...
  • Page 53: シーンメモリー機能

    シーンメモリー機能 概要 シー ン と はパネル上の設定内容を記憶した も ので、 個々のシー ン を必要に応じて呼び出す (リ コール) こ と でパネル上の設 定をすばやく 切 り替え るのに利用しま す。 PM5000では最大1,000シー ン(000∼999)が利用で き ます。 最初の10シ ーン ( 000∼009 ) には特定の状況を想定したパネル設定がプ リ セ ッ ト さ れてい ます。 こ のプリ セ ッ ト 設定は書き 替えで き ないた め、...
  • Page 54: フェードタイムの設定

    デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン フェードタイムの設定 シー ン を呼び出したと きに記憶さ れた フェー ダー レベルま で漸次変化さ せる場合は、 フ ェー ド タ イ ム を設定し ます。 以下のよ う にフェー ド タ イ ムの設定は、 チ ャ ン ネ ルフ ェ ー ダー...
  • Page 55: シーンのストア (保存

    シーンのストア (保存) 前述のフェー ドタ イ ム と と も に、 現在のパネル設定は次の 手順でシー ンと してス ト ア (保存) で き ます。 ス ト ア先のシー ンの番号 (010∼999) を選びます。 シーン番 号を直接指定する と き はテ ン キー を、 空いているス ト ア先を ス ク ロール しながら選ぶ場合には [INC] / [DEC] キーを 使う...
  • Page 56: タイトルの編集

    デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン リコール操作の取り消し [RECALL UNDO] ス イ ッ チを押すと 、 直前のリ コール 前の状態に戻り ま す (アン ド ゥ 機能 ) 。 再び [RECALL UNDO] ス イ ッ チを押すと、 直前のア ン ド ゥ 前の状態に戻 り...
  • Page 57: プレビュー機能

    数字キー 入力できる文字 (数字キーを押すごとに切り替え) ! “ # $ % & ‘ ( ) * + , - . \ : ; < = > ? @ [ A B C a b c D E F d e f G H I g h I J K L j k l M N O m n o P Q R S p q r s...
  • Page 58: ユーティリティ機能

    デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン [ENTER] キー を押すと シー ン番号が点灯表示に変わ り、 記憶さ れている設定がパネル上に反映 されま す。 この と き、 出力音声には影響が出る こ とはあ り ません。 NO TE プ レビ ュー時は、 シーン に記憶されている設定がすべてパ ネル上 に再現さ れます。 [CUE] ス イ ッ チは操作で き ません (プ レビ ュー前 の状態が維持されま...
  • Page 59: 共通の操作

    共通の操作 ユーテ ィ リ テ ィ 機能の各パラ メ ー タ ーは、 シ ーン デ ィ ス プ レ イ ( 3桁) 、 メ ッセージディ ス プ レ イ (4桁 ) とパ ラ メ ー タ ーデ ィ ス プ レ イ (12桁 ) で内容を確認しなが ら、 テ ンキー、 [CLEAR/EXIT]...
  • Page 60 デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン 設定可能なパ ラ メ ータ ーの場合には、 最初の設定個所が 点滅表示し ます。 必要に応じて、 [INC] キー& [DEC] キーやテ ンキーで値を入力 し、 [ ENTER] キーを押すと、 次の設定項目が点滅 し ます。 同様の手順で値を設定 しま す。 また、 [CLEAR/EXIT] キーを押すと 1つ前の設定項 目に移動で き ま す 。 複数のパラ メ ータ ーが並列で設定で き る場合には、...
  • Page 61 DATE/TIME(パラメーター番号: U02) PM5000の内部ク ロ ッ クによ る 日 付 ・ 時刻機能です。 内部 ク ロ ッ ク は、 PM5000のシ ーン メ モリ ー な どをCFメ モリ ー カ ー ドに外部フ ァ イ ルと して保存する場合のタ イ ム ス タ ン プの記録に利用されま す。 D A T E / T I M E 上記の表示で...
  • Page 62 デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン カードのフォーマット (初期化) 手順1で “FMT” を選んで [ENTER] キーを押すと 、 パラ メ ー ターデ ィ スプ レ イ に以下の確認メ ッ セージが表示 さ れます。 S U R E ? Y : 1 テン キーの [1] を押すと フ ォ ーマッ ト が始ま り ます。 中止す る場合は...
  • Page 63: Lock Mode

    テン キーの [1] を押すと 指定したフ ァ イ ルのロー ドが始 ま り ます。 中止する場合は [3] を押 します。 ロー ド中はメ モ リ ー カー ド を取り 出さ ない よ う に して く ださ い (以下のメ ッ セー ジ が表示さ れます) 。 E x e c u t i n g データのデリート...
  • Page 64: Memory Protect

    デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン MEMORY PROTECT (パラメーター番号: U05) シー ン メ モ リ ーの書き 換えや新規保存を一時的にプロ テ ク ト (読み出し∼リ コールは可能 ) する こ と で、 PM5000本 体のシ ーン メ モリ ー を一括保護でき ます。 M E M . P R O T E C T NO TE 特定のシーンだけをプロ...
  • Page 65: バスモード設定

    シーンのコピー : 指定 したシー ン (trg) の内容を別の番 号のシー ン (dst) に上書 きで コ ピー し ます。 PCソ フ ト ウ ェ ア で よ く 使われる 「コ ピー&上書き ペース ト 」 と同 じ動作です (シーン番号はズ レ ません) 。 C P Y : t r g >...
  • Page 66: St Matrix Mode

    デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン 3 - 4 : G R P 5 - 6 : A U X 7 - 8 : A U X NOT E 上記のよ う に “ALL” 表示で アス タ リ スク (*) が表示さ れるのは、 各G/Aバスの設定が異な...
  • Page 67: セーフ&プロテクト設定

    セーフ&プロテクト設定 PM5000には、 シー ンメ モリ ーの利用時に一部のパネル 設定だけ をシーン リ コールの対象外に して現在の設定 を保持でき るリ コールセーフ機能が用意されてい ます。 ま た、 SOLOモー ドの誤操作によ って出るべき 音が出な く な る状況を避けるため、 SOLOモー ド自体に移行で きない よ う に した り、 SOLOモー ド に移行して も 特定のイ ン プ ッ ト チ...
  • Page 68: Recall Safe Select

    デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン RECALL SAFE SELECT (パラメーター番号: U11) 各イ ン プ ッ ト チャン ネ ル、 各VCAセ ク シ ョ ン、 各マス タ ー ア ウ ト、 各マ ト リ ク ス ア ウ ト には [RECALL SAFE] ス イ ッ チ や...
  • Page 69: Input Solo Safe

    INPUT SOLO SAFE (パラメーター番号: U13) SOLOモー ドでは、 イ ンプ ッ ト チ ャ ンネ ル、 VCA、 マス タ ー の3つのセク シ ョ ン別に、 [ CUE] ス イ ッ チを オ ン に した も の だけがSOLO信号と して出力さ れ、 その他の音声は ミ ュー ト さ れま す。 ただ し、 このソ ロ セーフ機能を オ ン に し た...
  • Page 70: Monitor Delay

    デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン MONITOR DELAY(パラメーター番号 : U15) PM5000の設置場所と SRス ピー カ ーの距離が離れてい る場合、 コ ンソールの近く に置いたモニ タ ース ピー カーの 出力音と、 SRス ピー カーか らの到達音との間に時間差 が生じるこ とがあ り ます。 こ う した場合には、 PM5000の モニ...
  • Page 71: Master Cue Afl Position

    MASTER CUE AFL POSITION (パラメーター番号: U16) 各マス ターからのCUE信号は、 モニ タ ーコ ン ト ロ ールセク シ ョ ンの [MASTER PFL] ス イ ッ チの切り 替えで フ ェー ダー前段・ 後段のど ち らで も モニ タ ーで き ます ( 43ペー ジ) 。 この設定では、 フェー ダー後段のCUE信号の取 り 出すポジシ...
  • Page 72: Fader Mode

    デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン FADER MODE(パラメーター番号 : U18) シー ンのリ コールやプ レ ビ ュー を実行する と 、 各フ ェ ー ダーが記憶されたフ ェーダー レベルま でモータ ー駆動で 移動しま す。 フ ェーダーモー ド では、 モータ ー フェ ーダー 機能を無効にして、...
  • Page 73: Direct Recall/Mute Master

    DIRECT RECALL/MUTE MASTER (パラメーター番号: U20) [MUTE MASTER] スイ ッ チは、 本来のミ ュ ー ト マス タ ース イ ッチ と して以外に、 最大8つま でのシー ン を直接 呼び出すDIRECT RECALLス イ ッ チ と して も利用で き ま す。 この設定では、 MUTE MASTER機能か DIRECT RECALL機能かの選択と 、 DIRECT RECALLス...
  • Page 74: Gpi設定

    デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン GPI設定 PM5000背面のGPIポー ト で は入力3系統、 出力8系統 で外部機器と GPI信号 (パルス) を入出力で き ます。 入 力3系統のう ち1系統は トー クバ ッ ク のオ ン/オ フ ( TB [ON] スイ ッ チ) 専用です 。 以下のGPI設定で は、 残 り の 2系統について現在のシーン番号の増減の可否を決め...
  • Page 75 フェーダースタート機能 FADER STARTを選んで [ENTER] キーを押すと、 パ ラメーターディスプレイが以下のような表示に変わ ります。 これはインプットチャンネル34のフェーダー の−60dBからの上昇時 (STR) にGPI出力の3番からパ ルス信号を出力する設定例です。 C H 3 4 : S T R : G P 3 [INC] キー または [DEC] キーで選んで [ENTER] キー で確定する方法で、 「チ ャ ン ネル、 フ ェー ド タ イ プ (STR/ END)...
  • Page 76: カスケード設定

    デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン カスケード設定 PM5000では、 カス ケー ド接続によ っ てマス タ ー&ス レーブ間の機能を リ ン ク で き ま す。 カス ケー ド接続には2タ イ プあ り 、 1つ はTYPE [A] ポー ト を用いたPM5000同士の接続、 も う 1つはTYPE [B] ポー ト を用いたPM5000 ( 常にマス タ ー) と PM4000/3500 (...
  • Page 77 リンクされる機能 同 じ機能を備え るPM5000同士であれば、 イ ン プ ッ ト チ ャ ン ネル数の拡張と いう 目的に沿っ て完全に連動させ られま す (後 述のパラ メ ーターで連動させる もの を個別に選択する こ と で特定の機能だけを リ ン ク で き ます) 。 特にCUEについてはマ ス タ ー←→スレー ブの両方向に連動可能で、 ス レー ブ側でイ ン プ ッ ト チ ャ ン ネ ルのCUEを実行すればマス タ ー側のCUEグ ループ...
  • Page 78: Cascade

    デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン CASCADE(パラメーター番号 : U23) TYPE A方式で通常のカス ケー ド接続を そのま ま行なえ る よ う に、 PM5000は工場出荷時点で前述の全機能のリ ン クがオ ンにな っ ています 。 一部の機能を リ ン ク か ら除外 する場合には、 ス レ ーブとな るPM5000側で以下のパラ メ...
  • Page 79: Midi設定

    MIDI設定 PM5000リ アパネ ルのMIDIポー ト ( [IN] 、 [ OUT] 、 [THRU] ) は外部のMIDI機器と 動作を リ ン ク するのに 利用で き ま す。 PM5000のMIDI [ OUT] と外部機器の MIDI [ IN] をつなげば、 PM5000側の操作で外部機器 を コ ン ト ロールで き 、 外部機器のMIDI [ OUT] とPM5000 のMIDI [IN]...
  • Page 80 デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン プログラムチェンジの仕組み 標準的なMIDIメ ッ セージだけを使っ て外部機器と や り 取 り で き る よ うにするため、 PM5000のMIDI機能はい く つかの工夫を してい ます。 た と え ば、 最大1,000のシー ン を プロ グ ラムチ ェ ン ジで扱え る よ う にするため、 シ ンセサイ ザーや音源でおな...
  • Page 81 こ こ でのポイ ン ト は、 PM5000で用いるバ ン ク 番号と MIDIチャ ン ネルが同数 (1∼16) である 点です。 プ ロ グラ ム チェ ン ジ テーブル中で参照するバン ク 番号をPM5000の受信チ ャ ンネ ル と同じ も のに限る場合、 外部のプロ グ ラ ムチ ェ ン ジで呼び 出せる シー ン数は最大128ですが、 それ以外の場合にはバン ク セ レ ク ト を併用した り 、 受信したプ ログ ラ ム チェ ン ジ に含ま れるMIDIチ...
  • Page 82: Midi Pgm Change

    デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン NRPNによるコントロール PM5000では コ ン ト ロ ールチ ェ ンジ と 同一の制御を、 NRPN (Non-Registered Parameter Number) で も実行で き ま す。 NRPN自体はコ ン ト ロールチェ ン ジの一部 (コ ン ト ロー ル番号...
  • Page 83: Midi Ctl Change

    MIDI CTL CHANGE (パラメーター番号: U25) PM5000でコ ン ト ロ ールチェ ン ジ を送受信するか ど う かを 設定しま す。 また、 NRPNついて も 個別に送受信の可否 を指定でき ます。 M I D I C T L C H G 上記の表示で [ENTER] キーを押すと 、 パ ラ メ ータ ーディ ス...
  • Page 84: Midi Echo Back

    デジ タ ルコ ン ト ロールセ ク シ ョ ン NOT E 送信チャ ン ネル と受信チャ ンネルは、 コン ト ロ ールチェ ン ジの送受 信には使われません (79ページ) 。 ただ し、 NRPN、 シーン番号の INC/DECの送受信には使われるため、 その場合には相手側の 機器の送受信チ ャ ンネル をPM5000に合わせる必要があり ます。 [INC] キー または [DEC] キーを使っ て適切な設定を選 び...
  • Page 85: Midi Pgm Change Table

    MIDI PGM CHANGE TABLE (パラメーター番号: U28) プロ グ ラ ムチェン ジテーブルは、 PM5000が送受信する プ ロ グ ラムチェ ンジ と シ ーン リ コールの対応に用いる変換 テーブルです (78ページ) 。 この変換テーブルその ものは 「MIDIチャ ン ネル/バンク番号、 プ ロ グ ラ ム番号、 シー ン 番号」 と い う組み合わせを必要なだけ用意する シ ン プル な...
  • Page 86: 各種資料

    各種資料 各種資料 オプション製品の取り付け方法とインナースイッチの切り替え方法 モジュールなどの取付けや設定は、 お買い上げの販売 店、 または本書の巻末に記載されているヤマハ電気音響 製品サービス拠点にご依頼ください。 オプ シ ョ ン (別売品) には、 以下のモジ ュール/ ト ラ ンス が 用意されていま す。 ● インプット部オプション ・ MNM5000: モ ノ ラ ル イ ン プ ッ ト モジュ ール ・ MNR5000: モノ ラ ルイ ンプ ッ ト モジ ュール用 リ...
  • Page 87 モジ ュール上側に結線してある接続線の コネ ク ター を抜 き ます。 コ ネク ターは2ヶ 所あ り 、 モノ ラル と ス テレ オのモ ジュー ルで位置が若干異な り ます。 リ アパネルか らの接続線をす べてのコ ネ ク タ ーから抜いて く だ さい。 コネクターから抜く モジュール ス ナ ッ プボ タ ン を押して接続線をモジ ュールから外し、 モ ジュールのフ...
  • Page 88: インプットトランスフォーマーの取り付け方

    各種資料 ● モジュールの取り付け方 モ ジュ ールの取付は、 取り外 し方と 逆の手順で行ない ま す。 インプットリアパネルの取り付け方 (インプットモジュールの場合) 最初に、 接続線を リアパ ネルから コ ン ソール本体のプ ラ ス チ ッ ク 枠に通 して、 モジ ュール側へ 持っ て き ます。 その 後、 リアパネ ル を2本のプラ ス ね じで取 り 付け ます。 トップパネル上のモジュールの取り付け方...
  • Page 89 付け し ます。 モノ ラル/ス テ レ オモジュール共に1つの ト ラ ン ス に対 して1つの基板が付き ます。 配線は下図の よ う に し ます。 トランスからの線 シールド 茶 シロ 赤 シロ YAMAHA CN202 CN201 アカ R106 R104 R105 XK367 現行の基板を取 り外 し、 その位置に ト ラ ン スに取り 付けた...
  • Page 90: 各モジュールのインナースイッチの設定

    各種資料 各モジュールのインナースイッチの設定 ブロ ッ クダ イ ア グ ラム を見ていただければわかる よ う に、 各モジュール にはい く つかの イ ン ナース イ ッ チがあ り ま す 。 こ のイ ン ナース イ ッ チの変更に よ り 、 特定の信号経路を変更する こ と がで き ま す。 下表はそのス...
  • Page 91 各モジュールのインナースイッチの位置 モノラルインプットモジュール ステレオインプットモジュール POST POST POST SW105 POST L&R L-ONLY Ø SW MODE 各種資料 このねじを外して 金具を取り外す。 スイッチの変更終了後は 元に戻します。 このねじを外して 金具を取り外す。 スイッチの変更終了後は 元に戻します。...
  • Page 92 各種資料 ステレオ /AUXマスターモジュール STAUX.GA (ODD) STAUX.GA (EVEN) MATRIX SW102 SW103 SW105 SW102 SW103 G/Aマスターモジュール GA (ODD) POST POST TO ST ON SW SW101 STAUX.GA (ODD) STAUX.GA (EVEN) MATRIX SW102 SW103 SW105 SW101 SW102 SW103 SW105 プリン ト SW106 スイ ッチ SW105 SW106 GA (EVEN)
  • Page 93 各種資料 STEREO/MONO マスターモジュール TO MATRIX MONO MASTER MASTER プリント SW102 SW103 SW105 SW106 スイッチ SW102 SW103 SW105 SW106...
  • Page 94: コネクターピンアサイン表

    各種資料 コネクターピンアサイン表 各コ ネ ク タ ー図は、 本体側のコ ネ ク タ ーのピ ン配列を示 しま す。 CASCADEコネクター PM5000、 お よ びPM5000と カ ス ケー ド接続でき る PM4000/3500シ リ ーズのカ スケー ド コ ネク タ ーのピ ン配 列を示 しま す。 PM5000 CASCADE TYPE B ピン アサイ ン (...
  • Page 95: Pm5000の自己診断機能

    PM5000の自己診断機能 PM5000は、 起動時に内部チェ ッ ク を して自己診断を し ま す。 正常であれば、 デ ィ スプ レイ に シー ン番号を表示して 動作可能な状態にな り ます。 万が一、 シス テムや内部に異常がある場合には、 動作停 止ま たはエラー ( ERROR) を示すメ ッ セー ジが表示さ れ ます。 エラ ーメ ッセージが表示された場合は、 エラー メ ッ セー ジ リ...
  • Page 96: エラーメッセージリスト

    各種資料 エラーメッセージリスト 4桁のメ ッ セージ デ ィ スプ レイ に以下のメ ッ セージが表示さ れた場合は、 何 らかのエラーが発生していま す。 「故障かな ? と 思っ た ら」 (95ページ) と 併せてご確認く だ さ い。 エラー 表示メッセージ [H.ER ] [S.ER] 起動時のエラー [LoBT] [CmER] [RxER] [BfER] 通常動作時のエラー [CsER] [CfER]...
  • Page 97: 故障かな?と思ったら

    故障かな?と思ったら 症状 電源が入らない、 パネルLED やディスプレイが点灯し ない カスケード接続したスレーブのPM5000や PM4000/3500をコントロールできない GPI 接続した外部機器をコントロールできない GPI 接続した外部機器からPM5000をコントロー ルできない 音が入力されない 音が出力されない ヘッドフォンやMONITOR OUTから音が出力され ない ヘッドフォンやMONITOR OUTから音が遅れて聞 こえる ヘッドフォンやMONITOR OUTから特定のチャン ネルの音しか聞こえない 音が小さい 音が歪む 操作しても音が変化しない シーンをストアできない シーンをリコールできない メモリーカードにセーブできない メモリーカードからロードできない SOLO モードでありながら常時聞こえるチャンネル がある シーンをリコールすると、 フェーダーが止まるまで時 間がかかる 原因と対策 ・専用のパワーサプライPW5000を付属の電源ケーブルで接続していますか? ・PW5000の [POWER ON/OFF] スイッチがオンになっていますか? ・メーターブリッジ部にある...
  • Page 98: 一般仕様

    各種資料 仕様 1. 一般仕様 0dBu is referenced to 0.775 Vrms. Total Harmonic Distortion Less than 0.1% (Master Output) (THD+N) Frequency Response 0+1,-3dB (Master Output) Hum & Noise (20Hz∼20kHz) -128dBu Rs=150Ω -100dBu Input Gain=Maximum -94dBu (98dB S/N) Input Pad =OFF -87dBu (91dB S/N) Input sensitivity=-60dBu -94dBu (98dB S/N) -64dBu (68dB S/N)
  • Page 99: 入出力特性

    Dimensions Width Depth Height Weight *1 Hum & Noise are measured with a 6dB/octave filter @ 12.7kHz; equivalent to a 20kHz filter with infinite dB/octave attenuation. Temperature condition @+10∼+25℃ *2 PAN/BAL: the left or the right turning around. *3 Turn over /roll-off frequency of shelving: 3dB below maximum variable level. 2.
  • Page 100: その他

    各種資料 2.2 出力仕様 Connection STEREO AUX OUT (1∼12) [L, R] GROUP/AUX OUT (1∼8) STEREO OUT [L, R] MONO (C) OUT STEREO MATRIX OUT (1∼4) [L, R] MATRIX OUT (1∼8) MONITOR OUT (A,B) [L, R] TB/OSC OUT MONO IN DIRECT OUT 1∼n ch * 1...
  • Page 101: Midi データフォーマット

    MIDI データフォーマット 1. TRANSMIT/RECEIVE DATA 1.1 CHANNEL MESSAGE 1.1.1 CONTROL CHANGE (Bn) BANK SELECT 《 受信》 シン グルモー ドでBANKがオ ンのと きにRx CHが一致する と、 BANK SELECTメ ッ セージを受信し ます。 このメ ッ セージに よ って、 次に受信 するプロ グラ ムチェ ンジのバ ン クが決定されます。 《...
  • Page 102 各種資料 2. TRANSMISSION CONDITION BANK ON CONTROL CHANGE BANK SELECT $BnH NRPN ON CONTROL CHANGE NRPN $BnH ASSIGN ON CONTROL CHANGE $BnH PGM ON PROGRAM CHANGE $CnH ECHO ON MIDI IN 3. RECEIVE CONDITION MIDI Rx CH? MIDI Rx CH? MIDI IN MULTI ON MIDI Rx CH?
  • Page 103 MIDI Implementation Chart YAMAHA [Mixing Console] / Model: PM5000 Function Basic Channel Default 1-16 Changed 1-16 Mode Default Messages Altered ******************* Note Number True Voice ******************* Velocity Note ON Note OFF After Touch Key’s Ch’s Pitch Bend Control Change 0, 32...
  • Page 104 索引 索引 Symbols ...15 [+48V] スイッチ ...13 +48V マスタースイッチ ...29 Σ・PEAKインジケーター ...16 φ (フェーズ) スイッチ ...42 ...50 [ALPHABET] スイッチ ...50 [ASSIGN MODE] スイッチ ...70 AUTOMATION ...18 [BAL] ノブ ...58 BATTERY CHECK ... 14, 76 CASCADE ...92 CASCADE コネクター ...79 ...59 CFメモリーカード...
  • Page 105 ア ...54 アンドゥ イ ...13 インサートアウト ...13 インサートイン ...88 インナースイッチの設定 ... 11, 15 インプットチャンネルセクション エ ...94 エラーメッセージリスト オ ...11 オシレーター/トークバックセクション ...39 オシレーター/トークバック信号 ...38 オシレーター&トークバックセクション カ ...13 外部拡張コネクター ...14 拡張性 :外部機器との連係 ...74 カスケード接続 ...72 カレントシーン ク ...48 グースネックランプ ... 21 グルーピング ...32 グループ/AUX の切り替え...
  • Page 106 とをいい、 PA製品ではその最低保有期間は製造打切後 8 年です。 この期間は経済産業省の指導によるものです。 ■お客様ご相談窓口 ヤマハ PA製品に関するご質問 ・ ご相談は下記のお客様ご 相談窓口へ、 アフターサービスについてのお問合わせは ヤマハ電気音響製品サービス拠点へおよせください。 Tel: 03-5488-5472 〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11 Tel: 053-460-2455 〒430-8650 浜松市中沢町10-1 M.D.G., Pro Audio & Digital Musical Instrument Division, Yamaha Corporation ※所在地 ・電話番号などは変更されることがあります。 © 2003 Yamaha Corporation WA22530 0306MWAP2.1-01A0 Printed in Japan...

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