シーンメモリー機能 - Yamaha PM 5000 Owner's Manual

シーンメモリー機能
概要
シー ン と はパネル上の設定内容を記憶した も ので、 個々のシー ン を必要に応じて呼び出す （リ コール） こ と でパネル上の設
定をすばやく 切 り替え るのに利用しま す。 PM5000では最大1,000シー ン(000∼999)が利用で き ます。 最初の10シ ーン
（ 000∼009 ） には特定の状況を想定したパネル設定がプ リ セ ッ ト さ れてい ます。 こ のプリ セ ッ ト 設定は書き 替えで き ないた
め、 ユーザー設定と して記憶でき るのは最大990シー ン （010∼999） です。 各シー ン には、 下表に示す内容が記憶でき ま
す。
セクション
インプット
STEREO AUX
GROUP/AUX
アウトプット
STEREO
MONO （C）
STEREO MATRIX
MATRIX
VCA
その他
シー ン メモ リ ーに記憶される内容は通常のパネ ル設定で
すから、 ミ ッ ク ス作業を通 じて保存しておき たい設定がで
き たと き は、 ス ナッ プシ ョ ッ ト を撮る よ う に保存操作を実行
するだけでかま いません （プレ ビ ュ ー状態に して後から
編集可能） 。 後は、 その時々で必要なシー ンの リ コール
操作を実行するだけで記憶した設定が瞬時にパネ ル上
に反映さ れま す。
また、 フェー ド タ イ ムは シー ンご と に設定で き ま す。 フェ ー ド
タ イム を設定したシーン を リ コール した場合、 フ ェー ダーは
瞬時に移動するのではな く 、 設定さ れた時間をかけて、
そのシーン での位置ま で移動し ます。
記憶される内容 （パネル上のコントロール）
レベル （チャ ンネルフ ェーダー）
チャ ン ネルのオン/オ フ （CHANNEL ON）
ステ レオバスへのセン ド オン/オ フ （STEREO）
モノ ラルバスへのセン ド オン/オ フ （MONO）
LCR出力のオ ン/オ フ （ LCR ： モノ ラルチャ ンネルのみ）
ステ レオAUXバスへのセ ン ド オ ン/ オフ （SEND ON）
グループ/AUXバスへのセ ン ド オ ン/オ フ （SEND ON）
VCAグ ループへのアサイ ン状態
ミ ュー トグループへのアサイ ン状態
フェー ド タイ ムのアサイ ン オン/オ フ
マスタ ーアウ トのオン/オ フ （MASTER ON）
マスタ ーアウ トのオン/オ フ （MASTER ON）
ステ レオバスへのセン ド （ TO STEREO）
モノ ラルバスへのセン ド （ TO MONO）
マスタ ーアウ トのオン/オ フ （MASTER ON）
マスタ ーアウ トのオン/オ フ （MASTER ON）
マスタ ーアウ トのオン/オ フ （MATRIX ON）
マスタ ーアウ トのオン/オ フ （MATRIX ON）
レベル （ VCAフ ェーダー）
ミ ュー トのオン/オ フ （VCA MUTE）
フェー ド タイ ムのアサイ ン オン/オ フ
シー ンタ イ ト ル （シーン保存後に個別に設定）
フェー ド タイ ム （イ ンプ ッ ト チャ ンネル&VCAに 共通 ）
シー ン リ コ ール時、 記憶されている一部の内容を読み込
ま な いよ う に も で き ます。 これには、 それぞれのイ ン プッ ト
チ ャ ン ネル、 マス タ ー出力、 マ ト リ ク ス 出力に用意されてい
る ［RECALL SAFE］ ス イ ッ チや ［FADER SAFE］ ス
イ ッ チ （イ ン プ ッ ト チャ ン ネル とVCAマス タ ーのみ） を オ ンに
しま す。 上記の表に示すよ う に、 ［ RECALL SAFE］ ス
イ ッチはス イ ッ チ系のコ ン ト ロール、 ［ FADER SAFE］ ス
イ ッ チはフ ェ ーダー レベルに対して働き、 オ ンに した部分
のパネル設定はシー ン リ コールの対象外と な り、 現在の
設定が維持さ れま す。
N OTE
シー ンメ モリ ー機能を ま った く使わない場合には、
AUTOMATIONモー ドを オフに設定しておく と、 シー ンの呼び出
しや保存に伴 う誤操作を防ぐこ と がで き ます （ 70ページ） 。
デジ タ ルコ ン ト ロ ールセ ク シ ョ ン
リコール除外設定
（■ ：パネル上のスイッチ、
■ ： ユーティリティ機能）
FADER SAFE
RECALL SAFE
対象外
RECALL SAFE
FADER SAFE
対象外
対象外
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