スケーリング; リニア補正; ホールド機能; 汎用入力 - Magnescale LY71 Instruction And Installation Manual

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4-3-4. スケーリング
表示寸法の倍率を変更します。主に、縮尺の違うものを計測したり、金型の収縮を考慮して加工
する場合に使用します。
例1. 1/2モデルを等倍のモデルとして計測する場合
2.000000と設定すれば、1 mm の移動で、表示は2 mm になります。
例2. 樹脂成形で収縮率0.95 %の樹脂部品の金型を加工する場合
収縮を考慮して大きめに金型を加工するため、部品の寸法に対して金型の寸法は1/0.95と
なります。よって、1.052631と設定すれば、部品寸法のまま金型を加工することができま
す。
4-3-5. リニア補正
ゲージタイプの測長ユニットと異なり、スケールタイプの測長ユニットの場合、スケールを取付
ける装置のたわみによる寸法誤差がでます。操作マニュアルの「2-18-2. リニア補正」に従って補
正量を測定し、その値を設定すれば、たわみ分を補正することができます。
4-3-6. ホールド機能
ホールド機能には、ラッチ機能とポーズ機能があります。
ラッチ : 測長ユニットが移動中でも、表示を保持することができます。計測中に移動を停
止することなく、ある地点の寸法を読みとる場合に使用します。
ポーズ : 測長ユニットが移動中でも、ピーク値演算の更新を保持することができます。ポーズ中
に移動したデータは、ピーク値演算には反映されません。
4-3-7. 汎用入力
キー操作の代わりに、外部接点入力で操作を行なうことができます。
可能な操作
• ホールド
• リスタート
• 表示データの切替え
• 原点による基準点やマスター値の再現
IN-A
カウンタ表示A
IN-B
カウンタ表示B
IN-C
カウンタ表示C
ホールド
使用するために
以下の回路を確認後、必要な結線、信号入力をしてください。
LY71
ホールド、リスタート、表示データの切替え、
原点による基準点やマスター値の再現
ホールド、リスタート、表示データの切替え
1回目の入力で機能ON、2回目の入力で機能OFF
4. 設定
4-9
(J)

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