Yamaha EOS B900 Owner's Manual page 36

Music production synthesizer
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つまりパターンを構成するフレーズが、コー
ド変換テーブルで設定したコードに変換され、
結果的にパターン全体がそのコードに変換さ
れるというわけです。(→P.32)
5 . ソ ン グ
・ソングは、パターンモードで管理されているパタ
ーン番号を、ソングのパターントラックに組み込
んで曲を作ります。
・ソングは、演奏データを録音するための16のシー
ケンストラックと、パターンを並べるためのパタ
ーントラック、コードを並べるためのコードトラ
ック、演奏テンポを指定したりテンポの変更を記
録するためのテンポトラックで構成されていま
す。
・ソングでは、パターンやコードを並べてオートア
カンパニメント機能を利用することで、曲のバッ
キング部分を作り、そこにメロディをはじめとす
る他のパートを重ねて1曲のソングとして完成し
ます。
・ソングは、オートアカンパニメント機能を利用し
ないで、シーケンストラックだけでソングを作る
ことも可能です。
・本機には10のソングメモリーが用意されていま
す。
トラック構成
・ ソングは、16のシーケンストラック(TR1∼
TR16)と、パターントラック(Pat)、コードトラ
ック(Chd)、テンポトラック(Tmp)で構成され
ています。
・ シーケンストラックは、演奏データを録音す
るトラックです。コントローラー部などから、
リアルタイムレコーディングやステップレコ
ーディングなどで演奏データを録音すること
ができます。
・ パターントラックは、オートアカンパニメン
ト機能を使うために、パターン番号を組み込
むためのトラックです。このトラックには、
パターン番号以外に拍子を入力することもで
きます。パターン番号はスタイル番号とセク
ションを、リアルタイムレコーディングやス
テップレコーディングで入力します。
・ コードトラックは、オートアカンパニメント
機能を使ったパターン再生の、コードを指定
するためのトラックです。このトラックには、
コード以外にオンベース、オリジナルベース、
シンコペーションなども入力することができ
ます。
・ テンポトラックは、ソングを再生する際の演
奏テンポやテンポチェンジを入力するための
トラックです。ソングエディットで値を入力
します。アッチェレランドやリタルダンドな
ど、ソングにテンポの変化をつける働きがあ
ります。
TR 1
TR 2
TR 3
シーケンストラック
TR 15 演奏データ
TR 16 演奏データ
パターントラック
Pat
コードトラック
Chd
テンポトラック
Tmp
各トラックの再生チャンネル
・ ソングを再生すると、演奏データは音源部と
MIDI OUT端子に送られます。
・ ソングモードでは、音源部は16パートのシー
ケンストラック用マルチ音源と、8パートのパ
ターントラック用マルチ音源の24パートのマ
ルチ音源として機能します。
・ シーケンストラックの演奏データは、ソング
モードのトラックトランスミットチャンネル
のTGチャンネルでシーケンストラック用音源
部に送られます。(→P.107)
・ パターントラックに設定されたパターンの演
奏データは、パターントラック用音源部へ直
接送られます。
シーケンストラック
TR 1
TR 2
TR 3
TR16
パターントラック
TR 1
TR 2
TR 3
TR 8
・MIDI OUT端子へは、シーケンストラックの演奏
データは、ソングモードのトラックトランスミッ
トチャンネルのMIDIチャンネルで送られます。
(→P.108)
第1章
基礎知識
演奏データ
演奏データ
演奏データ
パターン、拍子
コードルート、コードタイプ、オンベース、
オリジナルベース、シンコペーション
テンポチェンジ
TGチャンネル
シーケンストラック用
音源部
(パート1∼16)
固定(MIDIとは関係なく直接接続)
パターントラック用
音源部
(パートP1∼P8)
1
35

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