Yamaha EOS B900 Owner's Manual page 32

Music production synthesizer
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3 . シ ー ケ ン サ ー 部
1 . シ ー ケ ン サ ー 部 に つ い て
・シーケンサー部は、コントローラー部での演奏を
ソングとして録音したり、編集したソングを再生
する機能を持ったブロックです。
・シーケンサー部は、ソングモード、パターンモー
ド、フレーズモードの3つのモードで操作します。
・ソングモードでは、一般的なシーケンサーのよう
に録音再生を行う16のシーケンストラックと、自
動伴奏機能の管理を行う3つのトラックの合計19
トラックのデータを編集します。
・パターンモードでは、ソングモードの自動伴奏機
能に組み込むパターンデータを編集します。
・フレーズモードでは、パターンデータに組み込む
フレーズデータを編集します。
・ソングモードの自動伴奏機能の管理を行うパター
ントラックやコードトラックには、パターン番号
を組み込んだりコードタイプを設定することで、
さまざまなジャンルの音楽の伴奏部分を簡単に作
ることができます。この機能をオートアカンパニ
メント機能といいます。
・本機には、オートアカンパニメント機能に組み込
むパターンデータとしてプリセットパターンとユ
ーザーパターン、フレーズデータとしてプリセッ
トフレーズとユーザーフレーズを持っています。
・シーケンサー部では、オートアカンパニメント機
能を利用して作った曲に通常の録音編集した演奏
データを付加することで、音楽制作を合理的に行
うことができます。
シーケンサー部について
シーケンサー部
ソング
パターン
フレーズ
MIDI情報
コントローラー部
2 . オ ー ト ア カ ン パ ニ メ ン ト 機 能
・ソングの中でオートアカンパニメント機能を使用
するには、ソングのパターントラックにパターン
番号を指定し、コードトラックにコードタイプを
設定することで実現します。
音源部
エフェクト部
音声
音声
信号
信号
・オートアカンパニメント機能は、フレーズ、パタ
ーン、ソングの3つの要素で構成されています。
・フレーズとは、リズムパートやベースパート、ギ
ターパートのコードバッキングなど、各伴奏パー
トの1∼8小節の演奏フレーズのことです。
・パターンは、フレーズを横につないで8小節まで
の演奏パターンに膨らませたり、8パートまで縦
に積み上げることで、複数パートからなるバッキ
ングパターンを作ります。
・ソングは、パターンを並べるためのパターントラ
ック、コードを並べるためのコードトラック、そ
して演奏テンポを指定するテンポトラックを持っ
ています。
ソング
001 002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016 017 018 ・・・
1トラック
16トラック
パターン番号
Em7
Em7
Tempo=90
Tempo=96
パターン
フレーズ
3 . フ レ ー ズ
・フレーズとは、リズムパートやベースパート、ギ
ターパートのコードバッキングなど、パターンに
組み込むための実際の1∼8小節の演奏フレーズの
ことです。
・フレーズは、パターンに組み込むことによってバ
ッキングパターンになります。
・本機には、3,093プリセットフレーズと、100ユー
ザーフレーズが用意されています。
・フレーズは、「インストカテゴリー」、「ビート」、
「タイプ」、「番号」の4つのパラメーターで分類さ
れています。
第1章
基礎知識
シーケンストラック
Am7 Bm7
Em7 ・・・
・・・ ・・・
フレーズ番号
1
31

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