Yamaha EOS B900 Owner's Manual page 299

Music production synthesizer
Table of Contents

Advertisement

4.用語解説
4 用語解説
ア行
IBM-PC/ATシリーズ:米国インターナショナルビジネスマシー
ン社の製造・販売するパーソナルコンピューターです。
多くのメーカーから互換機が製造・販売されています。
アフタータッチ:鍵盤を弾いてから、さらに強く押し込むこと
によって送信されるMIDI情報のことです。
アンプリチュードEG:鍵盤を弾いた瞬間から、鍵盤を離し、音
が消えるまでの音量変化をコントロールすることです。
ESEQ:ヤマハが開発したシーケンスデータのファイルフォー
マットです。ESEQに対応している製品は、フロッピー
ディスクを通して互いにシーケンスデータをやりとり
することができます。(クラビノーバ、ピアノプレーヤ
用に市販されているディスクは除きます)
イベント:シーケンスデータを構成する1単位のデータ(ノー
トオンオフ、プログラムチェンジなど)のことです。
インサーション(エフェクト):ボイスモードで使用する音作り
を積極的に行うためのエフェクトです。ソングモード
では、システムエフェクトと異なり、任意のパートに
のみ働くため、エフェクトを積極的に使った曲作りが
可能になります。
インスト:ドラムボイスを構成する、スネアやバスドラムなど
の個々の楽器のことです。ドラムボイスは、各鍵盤(ノ
ート)にこれらのインストが割り当てられています。
インターバルタイム:シーケンストラックに録音したバルクデ
ータを送信する際、一定間隔ごとに挿入するディレイ
タイムのことです。
ウェーブ:AWM2音源の音作りの基になる、デジタル録音され
たさまざまな楽器の波形のことです。
ウェット音:エフェクト回路を通りエフェクト処理された音声
信号です。通常エフェクトを利用する場合、エフェク
トの中にすべての信号を通してしまうのではなく、エ
フェクトを通った音(ウェット音)と、エフェクトを通ら
ない音(ドライ音)をミックスすることでエフェクトのか
かり具合を調節します。
AWM2音源:ヤマハが開発したデジタル録音された波形を基に
して音作りを行う音源方式です。生の楽器の持つ複雑
な波形をそっくりそのまま持ち、リアルなサウンドを
再現します。またデジタルフィルターを内蔵し、微妙
な 音 色 の コ ン ト ロ ー ル が 可 能 で す 。 A W M 2 は 、
Advanced Wave Memory 2の略です。
NRPN:Non Registered Parameter Number(ノンレジスタードパ
ラメーターナンバー)のことです。MIDIのコントロール
チェンジに含まれるメッセージで、フィルターやEGを
操作して音色をエディットしたり、ドラムボイスのイ
ンストごとのピッチやレベルをエディットするなど、
MIDIを通して音色をエディットする際に使われます。
MSB:Most Significant Byteの略名で、MIDIコントロールチェ
ンジのデータを2バイトに分けて送信する際の、データ
バイトの上位バイトのこと。
298
MDF2:MIDIデータファイラーの商品名です。MIDI機器の内部
設定データを、システムエクスクルーシブ情報の形で
受け取り、フロッピーディスクに保存します。
LSB:Least Significant Byteの略名で、MIDIコントロールチェン
ジデータを2バイトに分けて送信する際の、データバイ
トの下位バイトのことです。
LFO:Low Frequency Oscillatorの略です。低い周波数の信号を
発生するセクション (装置)です。LFOの信号で音程、音
量、音色をゆらすと、ビブラート、トレモロ、ワウな
どの効果になります。
エクスクルーシブ:システムエクスクルーシブメッセージをご
覧ください。
エクスプレッション:パートごとの音量をコントロールするた
めのMIDIコントロールチェンジデータのことです。
エディット:データを、修正したり編集したりする作業のこと
です。
エディットリコール:ボイスをエディットした直後にストアせ
ずに異なるボイスを選んだとき、直前にエディットし
たボイスを復活させる操作です。
エフェクト:音を加工してさまざまな効果を付加するセクショ
ン(装置)です。本機はシステムエフェクトとして2基
(リバーブ、コーラス)、システムエフェクトとインサー
ションエフェクトに切り替え可能なエフェクトを1基
(バリエーション)を内蔵しています。
エレメント:AWM2音源を構成する、音色や定位を持った音を
発生するセクション(装置)です。本機のボイスは、エレ
メントが1∼4個集まって構成されます。
エンベロープジェネレーター(EG):鍵盤を弾いた瞬間から音が
消えるまでの、音源からのレベルを変化させるセクシ
ョン(装置)です。音量をコントロールするAEG、ピッチ
コントロールするPEG、フィルターコントロールする
FEGがあります。
オフセットエディット:エディットの中で、データの実態はエ
ディットせずに、データを付加することで行うエディ
ットをオフセットエディットと呼び、付加するデータ
のことをオフセット値と呼びます。
オリジナルベース:ベース用のコードルートとコードタイプを
設定して、フレーズタイプがベースに設定されている
フレーズの再生だけをベース用のコードに変更する機
能です。
オンベース:ベース用のルート音をコードとは別に設定して、
フレーズタイプがベースに設定されているフレーズの
演奏をそのルート音に固定する機能です。
カ行
カットオフ周波数(フリケンシー):フィルターは、ある周波数
までの信号は通過させるが、それ以上の信号は通過さ
せにくくする働きがあります。その周波数をカットオ
フ周波数(フリケンシー)といいます。
資料

Hide quick links:

Advertisement

Table of Contents
loading

Table of Contents