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磁 気について
近年、 強力な磁力を持つレアアース合金 (ネオジム鉄ボロン合金など)
がスピーカー、 ジュエリー、 携帯電話の組み立て部品やハンドバッグ等
に広く使用されるようになりました。 このような強い磁気にさらされる
と、 機械式時計は磁化する可能性があります。 時計の精度に狂いが生
じたときは、 専門家による消磁を行う必要があります。 お持ちの時計を
磁場に近づけないようにご注意ください。
軟鉄製インナーケースが使用されている時計は磁場から保護されて
います。 これはDIN規格8309という厳しい規格を大きく上回る仕様
です。 しかし非常に強力な磁力を持つ磁場にさらされると、 このような
時計も磁化する可能性があります。 そのため、 軟鉄製インナーケース
を使用した時計でも直接磁場に近づけないようにお勧めします。
万が一、 お持ちのIWCの時計の精度に狂いが生じるようなことがあり
ましたら、 IWCテクニカルサービスセンターまたは、 IWCブティックお
よび正規取扱販売店までご相談ください。
パ イ ロ ッ ト ・ ウ ォ ッ チ ・ ク ロ ノ グ ラ フ
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防水機能
IWCの時計の防水性はメートルではなく気圧数で表示されていま
す。 時計業界では、 通常、 防水性をメートルで表示します。 しかしな
がら、 一般に用いられている検査方法では、 この表示は実際の水深
と一致しません。 またメートル表示は、 湿気や水分が多い場所で、 あ
るいは潜水に実際に着用する場合の指標にはなりません。 お持ちの
時計の防水性に関連した推奨されるご使用方法は、 インターネット
w w w . i w c . c o m / w a t e r- r e s i s t a n c e でご 覧 いただけます。
また 、 I W Cブ ティックおよび 正 規 取 扱 販 売 店でもご 案 内してお
ります。
正確な機能を保つために、 少なくとも年に1回IWCサービスセンター
でお手持ちの時計の点検をご依頼ください。 また時計が極端な条件
下で使用された後にも、 点検されることをお勧めいたします。 規定どお
りの点検を受けていない時計や、 IWCの公認の修理者以外の手で分
解された時計に関しては、 一切の保証、 責任を負いかねます。
検査のお勧め : IWCテクニカルサービスセンターでは、 時計内部の点
検を行うたびに、 毎回必ず防水テストを行います。
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