Hilti WSC 70-A36 Operating Instructions Manual page 160

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b) ソーブレードが噛んだ場合あるいは作業を中断す
る場合は、 ソーをオフにしてソーブレードが停止す
るまでソーを静かに作業材料内に保持してくださ
い。 ソーブレードが動いている間は、 ソーを作
業材料から離したり後方へ引いたりしないでくだ
さい、 そうしないと反力が発生する危険がありま
す。 ソーブレードが噛んでしまったことの原因
を確認し、 それを取り除いてください。
c) 作業材料に挿入されているソーを再び作動させる場
合は、 ソーブレードをカットギャップの中央に配置
し、 歯が作業材料に引っかかっていないかチェック
します。 ソーブレードが噛んでいると、 切断を再
開したときにソーブレードが作業材料から飛び出た
り、 反力が発生する可能性があります。
d) 噛んだソーブレードによる反力の危険を最小限
に抑えるために、 大型プレートを支えてくださ
い。 大型プレートはそれ自身の重みでたわむこと
があります。 プレートは、 カットギャップ付近と縁
部の両側で支える必要があります。
e) 切れ味の悪くなったソーブレードや損傷したソーブ
レードは使用しないでください。 ソーブレードの
歯の切れ味が悪い場合やソーブレードが正しく合っ
ていない場合、 カットギャップが狭くなりすぎて、
摩擦が大きくなったり、 ソーブレードの噛みや反力
が起こります。
f)
切断の前に、 切り込み深さおよび切り込み角度の調
整レバーを締めてください。 切断中に調整が変
化すると、 ソーブレードが噛んだり反力が発生す
る可能性があります。
g) 既存の壁やその他の見通しのきかない領域で切断を
行う場合は特に注意してください。 切断時に、 押
し込まれたソーブレードが隠れている対象物にブ
ロックされ、 跳ね返る可能性があります。
5.4 振動防止カバー付きサーキュラーソーの安全上の
注意
下側保護カバーの機能
a) ご使用の前には毎回、 下部保護カバーが正常に閉じ
ているかどうかを点検してください。 下部保護カ
バーがスムーズに動かず、 すぐに閉じない場合は、
ソーを使用しないでください。 下部保護カバーを
開いた位置のまま留めないでください。 ソーを
うっかり床に落とした場合、 下部保護カバーが変
形する可能性があります。 保護カバーを引きレバー
で開いて、 カバーが自由に動くこと、 すべての切り
込み角度および深さでソーブレードや他の部分と接
触しないことを確認してください。
b) 下部保護カバー用スプリングの機能を点検してくだ
さい。 下部保護カバーとスプリングが正常に作動し
ない場合は、 ご使用前にソーの整備を依頼してくだ
さい。 損傷した部品、 固着した付着物、 切り屑
の堆積は下部保護カバーの作動を鈍らせます。
c) 「プランジカットおよび斜めカット」 のような特別
な切断の場合のみ、 手で下部保護カバーを開いてく
ださい。 下部保護カバーを戻りレバーで開き、 ソー
ブレードが作業材料に入り込んだらすぐにレバーを
放してください。 他のすべての切断作業の場合、
下部保護カバーは自動的に作動しなければなりませ
ん。
d) ワークベンチまたは床にソーを置く場合は、 必
ず下部保護カバーでソーブレードを保護してくださ
い。 保護されていないソーブレードが遅延作動す
ると、 ソーが切断方向と反対に動いてソーブレード
が引っかかります。 この場合、 ソーの遅延作動時
間に注意してください。
5.5 ギャップウェッジを備えたすべてのソーに対する安
全上の注意
ギャップウェッジの機能
a) ギャップウェッジに合ったソーブレードを使用して
ください。 ギャップウェッジが正常に機能するよ
うに、 ソーブレードのメインブレードはギャップ
ウェッジより薄く、 歯幅はギャップウェッジ厚さよ
り大きくしてください。
b) この取扱説明書にしたがってギャップウェッジを調
整してください。 厚さ、 位置、 調整が正常でない
と、 ギャップウェッジが反力を効果的に防止するこ
とができなくなります。
c) プランジカット以外では常にギャップウェッジを使
用してください。 プランジカット終了後は再び
ギャップウェッジを取り付けてください。 プランジ
カットではギャップウェッジが障害となり、 反力を
生み出すことがあります。
d) ギャップウェッジが正常に機能するように、 ウェッ
ジはカットギャップ内にくるようにしてくださ
い。 短い切断の場合、 ギャップウェッジは反力
を防止することはできません。
e) 変形したギャップウェッジを使用してソーを作動さ
せないでください。 わずかでも障害物があると、
保護カバーの閉まりが遅くなることがあります。
5.6 その他の安全上の注意
5.6.1 作業者に関する安全
a) 耳栓を着用してください。 騒音により、 聴覚に悪
影響が出る恐れがあります。
b) 本体を支えるときは、 必ず両手でグリップを持って
ください。 グリップは乾いた清潔な状態に保ち、
オイルやグリスを付着しないでください。
c) 本体に集じん装置を取り付けないで作業をする場
合、 作業される方は防じんマスクを着用しなければ
なりません。
d) 本体は必ず付属の安全装置と共に使用してくださ
い。
e) 本体は指示にしたがい、 必ず異常がない状態で使
用してください。
f)
休憩を取って緊張をほぐし、 指を動かして血の巡り
を良くするように心がけてください。
g) 本体の電源は必ず作業場で入れてください。
h) 本体を保管および搬送するときは、 バッテリーパッ
クを取り外してください。
i)
作業時には必ず本体を身体から離すようにしてくだ
さい。
j)
本体を頭より上の高さで使用しないでください。
k) ソーブレードを横に押し付けて本体を制動しないで
ください。
l)
本体作動中は、 テンションフランジやテンションボ
ルトに触れないでください。
m) 切断軌道上には障害物がないようにしてください。
ソーブレードがねじや釘などに接触しないようにし
てください。
ja
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