日本語
この装置の取扱説明は一般部と特定部で構成されており
ますので、 お使いいただく前に両方とも注意してお読み
ください。 ご注意く ださい! このリーフレッ トには特定部
の取扱説明が書いてあるだけです。
EN 12841-C / EN 341-2A の標準使用説明書。
高さ2mを超える場所での作業では、 落下防止のための
個人保護具 (PPE) の使用が前提となります。 作業場所に
着く前に、 すべての危険要因 (環境、 同時的、 必然的) を考
慮する必要があります。 ここでは、 高所作業環境における
降下装置Sparrowの正しい使用に必要な情報が記載さ
れています。 これは個人保護具 (PPE) で、 ロープ付き接近
システムに装備されるものです。 ロープ調整装置は落下
防止システムの使用とは異なります。
0)適用分野。
ロープ調整装置 - ビレイ装置EN 12841:2006-C、 救助用
降下装置EN 341:2011-2A。 スタティ ックロープ(芯 + 外
被)又はセミスタティックロープ (EN 1891 タイプA - Ø 11
) を使用。
1)用語集。
ツール部品(図3) : A) コントラストブロック B) リターンフッ
ク C) フックホール D) コントロールレバー E) 固定式サイ
ドパネル F) 固定カム G) カムシャフト H) ロープ出口ブロ
ック I) 可動式サイドパネル L) 安全レバー
システム部品 (図4.1-4.2) : M) アンカー N) エンゲージ側ロ
ープ O) 降下制御ハンド P) ビレイ Q) 解放側ロープ R) ク
ライミングハーネス又はハーネスへの接続コネクター S)
ロープ保持ハンド。
コントロールレバー位置 (図4.3) : T) セーフティスタンバ
イ/ワーク U) 作業位置 V) 降下開始 X) 最大降下速度 Y) ブ
レーキシステム (EBS) 。
材料 : 軽合金 (サイドパネル) 、 ステンレス (カム、 コントラ
ストブロック、 シャフト、 スプリング) 、 ナイロン (コントロー
ルハンドル、 安全レバー) 。
2)刻印
ツールにつけられている表示 (図2) :
1) 製造者、 又は市場投入責任者の名前2) 製品モデル3)
ロープの解放側の表示4) 0333 - 製造の検査に参加する
団体の番号5) CEマーク。 注意 ! 規則EN 341:2011はPPE
整合規格に該当せず、 CEマークは規則EN12841:2006
にのみ関連します。 6)
読むべきであることをユーザーに知らせるロゴ7)
カー側ロープ8)
ENの参照規則の番号、 年、 及び特徴EN
12841:2006-C - ロープアクセスシステム、 ロープアジャス
トメントデバイス。 ロープ Ø 11 - EN 1891 タイプAに準
拠し、 Øが10.5~11mmの承認スタティックロープを使用
する。 最大許容荷重210 kg。 EN 341:2011 - 救助用ディセ
ンダー装置。 ロープ Ø 11 Bornack TEC Static Pro 11 mm
- EN 1891 タイプAに準拠し、 Øが11 mmの承認スタティッ
クロープを使用する。 最大許容降下180
kg ≤≤ 200 kg。 許容最低温度T>-40° C9) コントロール
レバーのポジションインジケーター10) ロッ ト番号 (0000)
。 11) 個別通し番号 (AAAA-DDD-YY) 。
3)产品追踪
(図T) 。 この機器には追跡番号 (AAAA) 、 製
造日 (DDD) 、 製造年 (YY) からなる個別通し番号 (AAAA-
DDD-YY) があります。
使用の前に細心の注意を払って
m。 許容荷重30
EN | IT | FR | DE | ES | RU | JP | CN
4)点検。
使用前に次の事項を点検して下さい : 摩耗、 亀裂、 腐食、
変形がないこと。 固定カムがスムーズに回転し、 カムの
スプリングがロープ固定位置で跳ね返ること。 カムのロ
ープ固定部位、 又はロープスライドの側面に過度の摩耗
がないこと。 留め金の穴に挿入したコネクターが外側の
躓きなく回転すること。 コントロールレバーが正常に機能
し、 レバーのスプリングがレバーを"REST"の位置に戻して
あること。 可動式サイドパネルがカムシャフトを正確に留
めていること。 安全レバーが正常に回転すること。 コネク
ター閉鎖システムが正常に機能すること。 汚れ (砂等) が
ないこと。 ロープ及び縫い目に切れ、 摩耗、 損耗、 焦げ、 腐
食がないこと。 注意 ! ツールを積み込む前に機能テストを
して下さい。
ロープでの作業を始める前 : 困難な状態にある作業者の
救助に有効な方法を策定する。 使用者に策定した救助方
法を知らせる。
使用の際に必要なこと : 製品が正常に機能していること、
システムの部品が最適な状態で接続、 配置されているこ
とを定期的に点検する。 ツールの機能を妨害するものが
一切ないことを確認する。 レバーが完全に閉じ、 関連する
コネクターの固定を点検する。 落下防止のため、 ロープ
が張った状態であることを確認する。 アンカーと使用者の
間のロープが緩まないようにすること。
5)使用方法。
装置は人間が通常耐えられる気候条件で使用することを
念頭に開発されました (使用時の温度-40° C~+40° C) 。 す
べての材料および加工は抗アレルギー性で、 皮膚の刺激
や感作を起こしません。 使用中、 作業者の安全のため、 装
置又はアンカー部位が常に正確に配置され、 落下の危険
及び落下高度を最小限に抑えるように作業をおこなうこ
とが重要です。 落下した場合に地面や落下軌道上の障害
物と激突しないよう、 空間があることを確認します。 必ず
規則EN795 ( 非金属アンカーでは最小抵抗12 kN又は18
kN) に準拠し、 鋭い角のないアンカーポイントのみを使用
してください。 使用者は必ずアンカーポイントの下にい
なければなりません (図7.1) 。
ロープの挿入及び抜き取り。
EN 362:2004 (最大120 mm)承認を受けたコネクターを
介してSparrowをハーネスのリング (図5) 、 又はアンカー (
図6) に安全リングナッ トを使用して接続します。 可動式サ
イドパネルを開きます。 ロープをツールに彫り込まれた
アン
図のようにロープを挿入します (安全レバーを跳ね返さ
せる) 。 より強いブレーキが必要な困難な状況での降下、
またはアンカーに接続されツールでの降下ではロープ
をリターンフックに挿入し、 システムのブレーキ作動を増
やし、 降下をより制御するためロープをリターンフックに
挿入します。
機能テスト。
各使用の前に機能の検証作業をおこないます。 注意 ! こ
の作業をおこない、 自身、 又は降下する人を安心させま
す。
ハーネスとの使用 (図8.1) 。
1)ロープのエンゲージ側と引く と、 カムはロープを固定し
ます。 そうでない場合は、 解放側のロープを正確に挿入し
たことを確認します。 2) ロープの解放側を手で押さえ、 ツ
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