Hilti DX 9-ENP Original Operating Instructions page 242

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6
手入れと保守
6.1
ピストンとピストンストッパーを点検し、必要に応じて交換する
ミス打鋲により、ピストンがピストンストッパーに引っ掛かって動かなくなることがあります。ピス
トンとピストンストッパーが互いに引っ掛かった状態になると、どちらの部品も使用できなくなって
しまいます。この状態では本体が一連の動作を行うことはできません。
ピストンとピストンストッパーの点検は定期的に(少なくとも日に 1 回)行ってください。
1. ベースプレートを取り外します。 → 頁 234
2. ピストンをピストンガイドから引き出します。
3. ベースプレートから(場合によってはピストンを使用して)ピストンストッパーを引き出します。
4. ピストンおよびピストンストッパーに損傷がないか点検します。ピストンを水平面上にころがして、
まっすぐに転がるか点検します。
摩耗したピストンは使用しないでください。また、ピストンを加工しないでください。
「手入れと保守」の章の重要な本体部品の摩耗基準に注意してください。 → 頁 235
結果
損傷がある、ピストンが曲がっているおよび/またはピストンがピストンストッパーに引っ掛かって動
かない
▶ ピストンとピストンストッパーをセットで交換してください。
5. キャッチを引いて保持します。ピストンを先端が本体端部から突出しなくなるまで挿入し、キャッチを
緩めます。
6. ピストンストッパーを(ゴムを上に向けて)ベースプレートにはめ込みます。
7. ベースプレートを取り付けます。 → 頁 234
6.2
ベースプレートを取り外す
警告
負傷の危険! 本体内の空包が発火することがあります。
▶ 本体で以下の作業を行う前に、すべての空包が本体から取り外されていることを確認してください。
注意
火傷の危険! 本体の使用後は部品が非常に熱くなっていることがあります。
▶ 本体がまだ冷めていないうちにメンテナンス作業を行う必要がある場合は、必ず保護手袋を着用してく
ださい。
1. 本体をグリップの上に立てます。
2. マガジンのマガジンリリースボタン(赤いボタン)を押して、マガジンを下方へと滑走させます。
3. 接続が解除されるまで、ベースプレートを反時計方向に回します。
4. ベースプレートを持ち上げて取り外します。
6.3
ベースプレートを取り付ける
1. ピストンストッパーが正しくベースプレートに取り付けられ、ピストンガイドとピストンが本体の正し
い位置にあることを確認してください。
2. ベースプレートをネジに押し付けます。
3. ベースプレートをストップ位置まで時計方向に回します。
4. ベースプレートを回して、マガジンの上の最初の位置に戻します。
5. マガジンを戻し、ベースプレートにロックさせます。
6.4
安全鋲打機を清掃する
警告
負傷の危険! 本体内の空包が発火することがあります。
▶ 本体で以下の作業を行う前に、すべての空包が本体から取り外されていることを確認してください。
234
日本語
10
11
12
9
2241307
*2241307*

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