マフラー; スターター - Husqvarna 435 II Operator's Manual

スロッ トルロック
スロッ トルロックを放したとき、 スロッ トルトリガーがア
•
イドリングの設定になっていることを確認します。 (100)
スロッ トルロックを押し、 指を放すと元の位置に戻るこ
•
とを確認します。 (101)
スロッ トルトリガーとスロッ トルロックがスムーズに動
•
き、 リターンスプリングが正しく機能していることを点検
します。 (102)
チェンソーを始動し、 フルスロッ トルにします。 スロッ ト
•
ルトリガーを放し、 チェンが停止し静止状態になってい
ることを確認します。 スロッ トルトリガーがアイドリング
の位置にあるにもかかわらずチェンが走行する場合
は、 キャブレターのアイドリング調整をチェックしてくだ
さい。
チェンキャッチャー
チェンキャッチャーに損傷がないか、 チェンソー本体にしっ
かりと固定されているかどうかを点検します。 (103)
右手ガード
右手ガードに損傷がないか、 ヒビなど見て明らかな欠陥が
ないかどうかを点検します。 (11)
防振装置
防振装置にヒビや変形がないか、 定期的に点検します。 防
振装置がエンジンユニッ トとハンドルユニッ トにしっかり
固定されていることを確認します。 (104)
ストップスイッチ
エンジンを始動し、 ストップスイッチを停止設定にしたとき
にエンジンが停止することを確認します。 (59)
注意 ！ スタート/ストップスイッチが、 自動的に始動位置に戻
ります。 組み立て、 点検、 メンテナンスを行うときは、 意図し
ない始動を防止するため、 スパークプラグキャップがスパ
ークプラグから外される必要があります。
1155355-94 Rev.5 2015-03-02
メンテナンス
マフラー
欠陥のあるマフラーを装着したチェンソーは決して使用し
ないでください。
マフラーが本機にしっかりと固定されているかどうか、 定期
的に点検してください。 (105)
特殊なスパーク防止ネッ トを備えているマフラーもありま
す。 お持ちのチェンソーがこのタイプのマフラーの場合は、
少なく とも週に１回、 ネッ トを清掃してください。 ワイヤーブ
ラシでこするのがもっとも効果的です。 ネッ トが詰まってい
るとエンジンがオーバーヒートを起こし、 深刻な損傷につ
ながることがあります。
注意 ！ 破損したネッ トは交換してください。 ネッ トが詰まると
チェンソーはオーバーヒートを起こし、 シリンダーやピスト
ンの損傷の原因となります。 また、 マフラーの状態が悪いチ
ェンソーは決して使用しないでください。 スパーク防止ネッ
トが装着されていなかったり、 ネッ トに欠陥のあるマフラー
は、 決して使用しないでく ださい。 (13)
マフラーは騒音のレベルを最小限に抑え、 排気ガスを使用
者から遠ざける働きをします。 排気ガスは高温である上に
火花を含んでいることがあり、 乾燥した可燃物に接触する
と火災の原因となりかねません。
スターター
!
スターターロープの交換
スターターをクランクケースに固定しているネジをゆる
•
め、 スターターを外します。 (106)
ロープを約30cm引き出し、 プーリー外周の切欠部にロ
•
ープをかけます。 プーリーをゆっく りと逆方向に回し、 リ
コイルスプリングの張力を逃がします。 (107)
プーリーの中心にあるボルトを緩めて、 ドライブディス
•
ク (A)、 ドライブディスクスプリング (B) およびプーリー
(C)を外します。 新しいスターターロープをスタータープ
ーリーに入れて締め付けます。 スタータープーリーの上
でスターターロープを約3回転巻きます。 プーリーをリ
コイルスプリング （D） に接続してスプリングの端がプー
リーにつながるようにします。 ドライブディスクスプリン
グ、 ドライブディスク、 プーリー中心のボルトを 組み立
てます。 スターターロープをスターターハウジングとス
ターターハンドルの穴を通して入れます。 スターターロ
ープの端をしっかり結びます。 (108)
警告 ！ リコイルスプリングは張力を持った状態
でスターターハウジングに組み込まれている
ため、 不注意に取り扱う とスプリングが飛び出
して負傷の原因となるこ とがあります。
リターンスプリングまたはスターターロープの
交換は十分注意してく ださい。 保護メガネお
よび保護グローブを着用してく ださい。
Japanese – 129