キックバックの避け方 - Husqvarna 435 II Operator's Manual

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受け口線と追い口との間が少なく とも幹の直径の 1/10 の長
さになるように、 受け口線に平行に追い口を切り終えます。
幹のこの切らない部分をつると呼びます。
つるは、 木の倒れる方向をコントロールする役目をします。
(87)
つるの幅が狭すぎたりまったくない場合、 また、 受け口と追
い口の位置が悪い場合は、 倒れる方向をコントロールする
ことができなくなります。 (88)
追い口と受け口が完成すると、 木は自らの重みで、 あるいは
クサビやフェリングレバーの助けを借りて倒れ始めます。
(89)
木の直径より長いガイドバーの使用をおすすめします。 ガ
イドバーが十分に長いと、 追い口や受け口を1回の切り込
みで作ることができます。 お持ちのチェンソーに合った推
奨されているガイドバーの長さについては、 「 主要諸元」 を
参照してください。
ガイドバーより幹の直径が長いときの伐倒方法もあります。
しかし、 ガイドバーのキックバックゾーンが木に接触する危
険性が非常に高くなります。 (4)
かかり木の処理
"引っかかった"木の外し方
他の木に倒れかかった木を外す作業は危険で、 事故の確
率も高くなります。
引っかかった木は絶対に倒さないでください。
引っかかった木のある危険ゾーンでは作業をしないでくだ
さい。 (90)
もっとも安全なのはウインチを使う方法です。
ウインチ付きトラクター
ポータブル
張力を持つ木や枝の鋸断
準備として、 準備張力があるのはどちら側か、 また、 張力の
最大点はどこにあるか (つまり、 さらに曲げたらどこで折れ
るか) を見極めます。 (91)
どの方向に張力を逃がすのがもっとも安全か、 また、 それ
を安全に行えるかどうかを判断します。 複雑な状況での唯
一安全な方法は、 チェンソーの使用を止め、 ウインチを用
いることです。
一般的アドバイス
木や枝の張力が放たれたとき、 当たらない場所に立ちま
す。 (92)
張力最大点の真上または近くに、 1ヵ所または複数の切り
口を作ります。 張力を逃がし張力最大点で木や枝が折れる
のに十分な深さと数の切り口が必要です。 (93)
張力のある木は、 絶対に1度で切り倒そう と しないでく ださ
い。
1155355-94 Rev.5 2015-03-02
作業技術
木や枝を鋸断しなく てはならない場合は、 約 2.5 cm間隔で
約 5 cmの深さの切れ込みを 2、 3 箇所入れます。 (94)
木や枝の屈曲や張りがなくなるまで深く鋸断を続けます。
(95)
張りが開放されたら、 木や枝を屈曲の外側から切断します。
キッ クバッ クの避け方
警告 ! キックバックは突然激しく起こるこ とがあ
!
ります。 チェンソーがはじき返されてガイ ドバ
ーとチェンが使用者に向かってく る現象を言
います。 チェンの走行中にキッ クバックが発生
すると、 重傷や時には致命傷の原因となるこ と
があります。 キッ クバッ クが起こる理由を理解
し、 正しい技術を慎重な作業で発生を避ける
こ とが非常に重要です。
キックバック とは何か?
キックバックとは、 ガイドバーの先端上部 1/4のところ (キ
ックバックゾーン) が何か他のものに接触し、 チェンソーが
突然激しくはじき返される現象を言います。 (66)
キックバックは、 常にガイドバーの切削面で起こります。 通
常、 チェンソーがガイドバーを先にして、 使用者の方に斜め
上にはじき返されます。 ただし、 キックバックゾーンが何か
に触れたときのチェンソーの使い方により、 異なる方向に
はじき返されることもあります。 (7)
キックバックは、 ガイドバーのキックバックゾーンに何かが
接触したときにのみ起こ ります。 (4)
枝払い
警告 ! キックバックのほとんどは、 枝払いの際
!
に発生します。 ガイ ドバーのキッ クバッ クゾー
ンを使用しないでく ださい。 ガイ ドバーの先端
が木やその他の枝または物体に触れないよう
に細心の注意を払ってく ださい。 張力のある
枝を取り扱う ときは、 細心の注意を払ってく だ
さい。 使用者に跳ね返り、 操作のコン トロール
ができず怪我をする原因になります。
良い足場と機動性を確保してください。 幹の左側に立って
作業をします。 チェンソーをできるだけ身体に近づけて持
ち、 コントロールを失わないようにします。 可能な場合は、
チェンソーの重みを幹にかけます。
身体とチェンソーの間に幹がく るように、 幹に沿って作業を
進めます。
玉切り
「基本的鋸断技術」 を参照してください。
Japanese – 127

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