Hilti SCW 70 Original Operating Instructions page 193

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します。 ソーブレードが噛んでいると、 切断を再
開したときにソーブレードが作業材料から飛び出た
り、 反力が発生する可能性があります。
d) 噛んだソーブレードによる反力の危険を最小限
に抑えるために、 大型プレートを支えてくださ
い。 大型プレートはそれ自身の重みでたわむこと
があります。 プレートは、 カットギャップ付近と縁
部の両側で支える必要があります。
e) 切れ味の悪くなったソーブレードや損傷したソーブ
レードは使用しないでください。 ソーブレードの
歯の切れ味が悪い場合やソーブレードが正しく合っ
ていない場合、 カットギャップが狭くなりすぎて、
摩擦が大きくなったり、 ソーブレードの噛みや反力
が起こります。
f)
切断の前に、 切り込み深さおよび切り込み角度の調
整レバーを締めてください。 切断中に調整が変
化すると、 ソーブレードが噛んだり反力が発生す
る可能性があります。
g) 既存の壁やその他の見通しのきかない領域で切断を
行う場合は特に注意してください。 切断時に、 押
し込まれたソーブレードが隠れている対象物にブ
ロックされ、 跳ね返る可能性があります。
5.2.3 振動防止カバー付きサーキュラーソーの安全上の
注意
下側保護カバーの機能
a) ご使用の前には毎回、 下部保護カバーが正常に閉じ
ているかどうかを点検してください。 下部保護カ
バーがスムーズに動かず、 すぐに閉じない場合は、
ソーを使用しないでください。 下部保護カバーを
開いた位置のまま留めないでください。 ソーを
うっかり床に落とした場合、 下部保護カバーが変
形する可能性があります。 保護カバーを引きレバー
で開いて、 カバーが自由に動くこと、 すべての切り
込み角度および深さでソーブレードや他の部分と接
触しないことを確認してください。
b) 下部保護カバー用スプリングの機能を点検してくだ
さい。 下部保護カバーとスプリングが正常に作動し
ない場合は、 ご使用前にソーの整備を依頼してくだ
さい。 損傷した部品、 固着した付着物、 切り屑
の堆積は下部保護カバーの作動を鈍らせます。
c) 「プランジカットおよび斜めカット」 のような特別
な切断の場合のみ、 手で下部保護カバーを開いてく
ださい。 下部保護カバーを戻りレバーで開き、 ソー
ブレードが作業材料に入り込んだらすぐにレバーを
放してください。 他のすべての切断作業の場合、
下部保護カバーは自動的に作動しなければなりませ
ん。
d) ワークベンチまたは床にソーを置く場合は、 必
ず下部保護カバーでソーブレードを保護してくださ
い。 保護されていないソーブレードが遅延作動す
ると、 ソーが切断方向と反対に動いてソーブレード
が引っかかります。 この場合、 ソーの遅延作動時
間に注意してください。
5.3 その他の安全上の注意
5.3.1 作業者に関する安全
a) 耳栓を着用してください。 騒音により、 聴覚に悪
影響が出る恐れがあります。
b) 本体を支えるときは、 必ず両手でグリップを持って
ください。 グリップは乾いた清潔な状態に保ち、
オイルやグリスを付着しないでください。
c) 本体に集じん装置を取り付けないで作業をする場
合、 作業される方は防じんマスクを着用しなければ
なりません。
d) 本体は必ず付属の安全装置と共に使用してくださ
い。
e) 本体は指示にしたがい、 必ず異常がない状態で使
用してください。
休憩を取って緊張をほぐし、 指を動かして血の巡り
f)
を良くするように心がけてください。
g) 本体の電源は必ず作業場で入れてください。
h) 作業時には必ず本体を身体から離すようにしてくだ
さい。
i)
本体を頭より上の高さで使用しないでください。
ソーブレードを横に押し付けて本体を制動しないで
j)
ください。
k) 本体作動中は、 テンションフランジやテンションボ
ルトに触れないでください。
l)
切断軌道上には障害物がないようにしてください。
ソーブレードがねじや釘などに接触しないようにし
てください。
m) ソーブレードが回転しているときに、 スピンドル
ロック用のプッシュボタンを押さないでください。
n) 本体を人に向けないでください。
o) 本体で遊んではいけないことを子供に伝えてくださ
い。
p) 本体は、 子供や体の弱い人が指示を受けずに使用す
るには向いていません。
q) ソーブレードと加工する母材にフィード力を合わ
せ、 ソーブレードがブロックされたり反力が起こら
ないようにします。
歯の先端が過熱しないようにしてください。
r)
s)
プラスチックの切断の際は、 プラスチックの溶解を
防がねばなりません。
t)
作業開始前に、 作業場で発生する粉じんの危険有害
度を調査してください。 公的に承認された保護等
級および地域の粉じんに関する規定を満たした工業
用集じん機を使用してください。
u) 含鉛塗料、 特定の種類の木材、 鉱物、 金属など
の母材から生じた粉じんは、 健康を害する恐れがあ
ります。 作業者や近くにいる人々が粉じんに触れた
り吸い込んだりすると、 アレルギー反応や呼吸器疾
患を起こす可能性があります。 カシやブナ材など
の特定の粉じんは、 特に木材処理用の添加剤 (ク
ロム塩酸、 木材保護剤) が使用されている場合、
発ガン性があるとされています。 アスベストが含ま
れる母材は、 必ず専門家が処理を行うようにしてく
ださい。 できるだけ集じん装置を使用してくださ
い。 集じん効果を高めるには、 当電動工具に適し
たヒルティ推奨の木材 / 鉱物粉じん用移動式集じ
ん機を使用してください。 作業場の換気に十分配
慮してください。 フィルタークラス P2 の防じん
マスクの着用をお勧めします。 処理する母材につい
て、 各国で効力を持つ規定を遵守してください。
5.3.2 電動工具の取扱いと手入れ
a) 埋設された電線または電源コードが先端工具で損
傷する恐れがある場合は、 本体の絶縁されたグリッ
ja
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