ゲインコントロール - IAI GO-5000M-PGE User Manual

5m digital progressive scan monochrome and color camera
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9.2.2
ゲインコントロール
GO-5000M-PGE および GO-5000C-PGE ではゲイン設定にアナログベースゲインとデジタルゲインを使用しており
ます。 アナログベースゲインは 0dB, +6dB および+12dB を設定できます。 デジタルゲイン設定はマスターゲイ
ン設定に使用されます。
ゲイン設定
1. アナログベースゲインを設定(0dB, +6db, +12dB から設定)
2. デジタルゲインを設定
マスターゲイン(Digitall All)は白黒、カラーともアナログベースゲインを基準に 1(0dB)から 16 倍
(+24dB)の範囲で分解能 0.01 倍/Step(0.05dB から 0.08dB, 設定値によって異なります)で、また
GO-5000C-PGE では Blue/Red は Master Gain の設定値に対して 0.45 倍から 5.64 倍の範囲で
分解能 0.00017 倍/Step で可変することができます。
3. GO-5000C-PGE ではアナログゲインは R,G,B チャネル個々に設定できますので広範囲の色温度
変動に対応できます。
注記1:感度アップを使用する場合はアナログゲインをマスターゲインとして使用することをお奨めいた
します。 たとえば +12dB が必要な場合は アナログベースゲインで+12dB を設置しデジタル
ゲインは使用しないほうが アナログ回路の特性によりより良い SN 比が得られます。
ただしこの場合 AGC 機能は動作いたしません。 またアナログベースゲインによる感度
アップは 高感度設定においてヒスト割れ現象を最小に抑えます。ただしアナログゲイン
の+6dB, +12dB の精度は若干落ちます。
注記 2:アナログベースゲインを 0dB に、デジタルゲインで高感度設定をした場合映像レベルが不安定
になりレベルが5%ほど変動する可能性があります。 この場合はアナログベースゲインを
+6dB あるいは+12dB に設定し、デジタルゲインを下げてお使いください。
マスターゲインはデジタルゲインを使用しています。 すべてのデジタルゲインは分解能が 0.01 倍
/step で可変することができます。 デジタルゲインで高いゲイン設定をした場合ヒスト割れを起こす場
合があります。
ゲイン調整範囲 (Monochrome)
ゲイン
ゲイン
増幅度
指令値
16
x16
x1
1
上図は ゲイン指令値、ゲイン増幅度 および dB 値の関連を示しています。 例えば増幅度 x 5.643
は 15dB を意味します。
GO-5000M-PGE / GO-5000C-PGE
ゲイン
指令値
Master
X89.12
24dB
1600
0
0dB
図 32
ゲインコントロール
- 53 -
ゲイン
ゲイン調整範囲 (Bayer Color)
倍率
Master
39dB
24dB
X16
X7.15
15dB
X5.62
X1
0dB
-7dB
X0.45
ゲイン
指令値
(倍率)
R&B
Red
Blue
37847 (X5.62)
15dB
0dB
0 (X1)
-7dB
-3659 (X0.45)
37847 (X5.62)
15dB
0dB
0 (X1)
-7dB
-3659 (X0.45)

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