4
設置
4.1
概要
この章には、装置の設置に関する情報がすべて記載され
ています。
以下の作業は必ず専門担当者に依頼してくだ
さい。
詳細情報: "作業担当者の資格", ページ 81
装置を使用するシステムについてはいずれ
も、システムのオペレータが責任を負いま
す。
注意事項
装置の損傷およびエンコーダの損傷!
電圧のかかったプラグ接続を差し込んだり、引き抜い
たりすると、装置やエンコーダを損傷させることがあ
ります。
エンコーダと本装置の間の接続ケーブルは、必ず電
源を切った状態で差し込んだり、引き抜いたりしま
す
4.2
装置の概要
装置正面
折り込みカバーページの "A" を参照してください。
1
装置の運転状態とエラーを示す LED
X11 ... X14 測定装置用 15 ピン D Sub インプット 4 点
と
1 V
インタフェース
ss
11 µA
インタフェース (オプション)
ss
EnDat インタフェース
装置背面
EIB 741:折り込みカバーページの "B" を参照。
EIB 742:折り込みカバーページの "C" を参照。
EIB 749:折り込みカバーページの "D" を参照。
2
EIB 741 と EIB 749:電源スイッチ
3
内部リセットボタン
4
装置ファン
5
EIB 742:機能接地端子
6
EIB 749:外部リモートリセットスイッチ
用 2 ピンコネクタ
X4
PC との接続用 8 ピンイーサネットコネク
タ RJ-45
X5
割当てなし
X6
電源接続口
EIB 741 および 749: AC 100 V ~ 240 V
EIB 742:DC 24 V
X31
9 ピントリガー入力 RS-485
X32
9 ピントリガー出力 RS-485
84
4.3
電源への接続
EIB 741 と EIB 749
感電の危険!
装置を正しく設置しないと、感電して重傷を負ったり
死亡したりするおそれがあります。
原則として、3 線式電源ケーブルを使用します。
建物設備の保護接地導体の接続端子が適切なものか
確認してください
誤った電源ケーブルによる火災の危険!
設置場所の要件を満たさない電源ケーブルを使用する
と、火災を招く危険があります。
少なくとも設置する国の要件に準拠している電源
ケーブルのみを使用してください
X6 の電源接続口を納品内容に含まれている電源ケー
ブルで、保護接地導体付き電源コンセントに接続しま
す
装置背面の電源接続口の位置は、参照 "装置背面",
ページ 84。
X6 ピン配列は、参照 "P", ページ 136。
EIB 742
注意事項
不適切な外部電源装置による装置の損傷
不適切な外部電源装置を使用すると、装置が損傷する
おそれがあります。
以下の仕様の外部電源のみを使用してください。
• 公称電圧 DC 24 V (-15% ~ +20%)
• 最大出力電流 50 A
• SELV 回路または PELV 回路を使った保護絶縁
• 装置と機能接地の接続
装置は、外部の電源装置を通じて電源供給されます。 外
部電源装置は、納品物に含まれません。
外部電源装置のケーブルを同梱の 24V プラグに接続し
ます
4 ピンのプラグを電源接続口 X6 に接続します
外部電源装置を電源コンセントに接続します
装置背面の電源接続口の位置は、参照 "装置背面",
ページ 84。
X6 ピン配列は、参照 "Q", ページ 136。
警告
警告
HEIDENHAIN | EIB 700 | 03/2022