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保守 ・ 点検; 日常の整備; 水分の除去; レンズの保管 - FujiFilm UA107x8.4BESM-T35K Operating Manual

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11.1 日常の整備
■ レンズの清掃
市販のレンズクリーナまたはアルコールとエーテルを 2 対 8 の割合で混ぜた溶液、 そしてレンズクリーニング
ペーパーまたは清浄な柔らかい木綿を用意します。
a. 初めに、 レンズ表面のほこりを、 柔らかい刷毛やブロアーブラシなどで払い落とします。
b. クリーニングペーパーを適当な大きさに折り、 一部を溶液に浸します。
ペーパーの湿った部分で、 レンズの中心部から周辺部に向けて、 渦巻きを描きながら軽くふきます。
c. 新しいペーパーを使用して、 ふき残りがなくなるまで 'b' の作業を繰り返してください。
■ 接続コードの点検
ケーブルの外装やコネクタの端子が、 ねじれや引っ張り、 その他によって傷がついていないかどうか十分に
点検をしてください。
■ 付属品
各種の付属品を使用して駆動伝達をさせる場合、 お互いにかみ合う部分の全域にわたって形状に異常が
あったり、 ごみ等の異物の付着や混入があってはいけません。
取り付けを行う前に十分に点検をしてください。
異物を発見したときは速やかにこれを取り除いてください。
また、 形状に異常が認められましたら、 早めにサービスを受けられるようにお勧めします。
■ レンズキャップ
レンズをカメラに取り付けたまま使用を中断する場合は、 レンズの表面やイメージセンサを保護するために必
ずレンズキ ャップを取り付けてください。
11.2 水分の除去
空気中の水分が、 レンズ本体の内部に入りこんで各部品に付着すると、 レンズにはやけを、 また、 金属部品
には錆等を発生させる原因になります。
レンズ本体内部の水分は、 次の方法に従って取り除いてください。
1) レンズ本体の外部に付着している水滴をふき取ります。
次に、 ビニール袋の中にレンズ本体と乾燥剤を入れて密封し、 乾燥剤の吸湿性を利用して水分を取り除
きます。
2) レンズ本体の除湿を行うのに十分に時間的余裕のあるときは、 外部に付着している水滴をふき取った後、
乾燥した部屋にこれを放置して水分を取り除いてください。
注 . レンズ本体の容積、 水分の付着の程度、 使用する乾燥剤の量等の違いにより放置しておく時間も
異なってきますが、 最低でも 3 時間位は放置しておいてください。
また、 十分な吸湿効果を得るために乾燥剤は新しいものを使用してください。
11.3 レンズの保管
使用後のレンズはよく掃除して、 必ずレンズキャップをはめてから収納箱に入れて保管してください。
この場合、 高温多湿な所および腐食性ガスや塩分の多い所はさけてください。
また、 長期間使用しないときは、 レンズを時々収納箱から出して乾燥させてください。
11.4 点検
ご使用上不都合が生じた場合には、 購入先販売店にご相談ください。
長期間、 高性能を維持していただくために、 1 年に 1 回の定期点検をお勧めいたします。
なお、 お客様のご都合で改造等が行われた製品につきましては、 点検 ・ 修理をお引き受けできないこともあり
ますのでご注意ください。
11. 保守 ・ 点検
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