Yamaha DME24N Service Manual page 90

DME24N/DME64N
③ 全高調波歪率
入力周波数 入力レベル 出力レベル（参考値）
1kHz − 50dBu
1kHz − 42dBu
20Hz − 50dBu
40kHz − 50dBu
④ ノイズレベル
測定方法...CHn 入力を 150 Ωで終端します。CHn 出
力から出力されるノイズレベルを計測し
ます。 (n =1〜8)
許容範囲
− 63dBu 以下
ただし上記許容範囲に入らない場合はEIN(Eqivalent
Inpit Noise) EIN ＝ノイズレベル測定値−（1kHz に
おける電圧利得）≦− 127 であることを確認します。
⑤ CH 間レベル差
①で測定した電圧利得差の範囲を以下の様に規定しま
す。
許容範囲
2dB 以内
2-1-2-4 HA-GAIN の電圧利得検査
｢ENTER｣を押し、 一旦 「TEST CASE No.選択モード」
に戻ります。
｢TEST CASE:#3｣を選択し（2-1-2-1 ダイアグモード設
定方法 参照） 、 「ENTER」を押します。
入力周波数 入力レベル
1kHz − 17dBu
上記と同様な手順で、 ｢TEST CASE:#4｣を選択し、
「ENTER」を押します。
入力周波数 入力レベル
1kHz − 37dBu
上記と同様な手順で、 ｢TEST CASE:#5｣を選択し、
「ENTER」を押します。
入力周波数 入力レベル
1kHz − 46dBu
90
許容範囲
＋ 14dBu 0.05% 以下
＋ 22dBu 0.02% 以下
＋ 14dBu 0.05% 以下
＋ 14dBu 0.05% 以下
規定出力レベル 許容範囲
＋ 4dBu ＋ 4 ± 2dBu
規定出力レベル 許容範囲
＋ 4.5dBu ＋ 4.5 ± 2dBu
規定出力レベル 許容範囲
＋ 4.5dBu ＋ 4.5 ± 2dBu
2-1-2-5 ファントム直流電圧検査
測定方法
・CHnの｢＋端子｣と｢−端子｣をショートし、 ｢−端子｣
と「GND 端子」間に 10k Ω負荷を接続します。
・ ｢ENTER ｣を押し、一旦「TEST CASE No. 選択モー
ド」に戻ります。
・ ｢TEST CASE:#6｣を選択し（2-1-2-1 ダイアグモード
設定方法 参照） 、 「ENTER」を押します。
・CHn の｢−端子｣と「GND 端子」間の直流電位差を
測定します。 (n=1 〜 8)
許容範囲
DC 33 〜 36V
｢ENTER｣を押し、 一旦 「TEST CASE No.選択モード」
に戻ります。
｢TEST CASE:#7｣を選択して（2-1-2-1 ダイアグモード
設定方法 参照） 、 「ENTER」を押し、
PHANTOM 電源を「OFF」とした後、 ｢−端子｣と
「GND 端子」 間の電位差が速やかに低下することを確
認します。
2-1-2-6 アナログ CH1 〜 8 IN → CH1 〜 8 OUT
(WORD CLOCK「INT 48kHz」時の検査)
測定個所...アナログ CH1 〜 8 OUT
測定方法...CHn入力からアナログ信号を入力し、 CHn
出力から出力される信号を計測する。
(n=1 〜 8)
a. HA-GAIN：MIN (HA-GAIN 設定 =｢10dBu｣) 時の特性
検査
ダイアグモードに入って「TEST CASE:#7｣を選択し
（2-1-2-1 ダイアグモード設定方法 参照） 、 「ENTER」 を
押します。
（項目 2-1-2-5 測定時に、この設定を行っていれば、本
設定は省略可能）
① 全高調波歪率
入力周波数 入力レベル 出力レベル（参考値）
1kHz ＋ 20dBu
20Hz ＋ 20dBu
20kHz ＋ 20dBu
② ノイズレベル
測定方法...CHn 入力を 150 Ωで終端します。CHn 出
力から出力されるノイズレベルを計測し
ます。 (n =1 〜 8)
許容範囲
− 82dB 以下
許容範囲
＋ 14dBu 0.02% 以下
＋ 14dBu 0.02% 以下
＋ 14dBu 0.03% 以下