Yamaha DME24N Service Manual page 88

DME24N/DME64N
DME24N 検査
※ DME24N の検査を行います。
1-1. 測定器
使用する計測器の条件は下記を満足することとしま
す。
・入力インピーダンスは 100k Ω以上とします。
・発振器の出力インピーダンスは、150 Ωとします。
・ノイズ測定時は、12.7kHz 、− 6dB ／ OCT の LPF
で聴感補正します。
また、実効値ではなく平均値での測定とします。
・ 全高調波歪率、 信号レベル、 クロストーク測定時は、
80kHz、− 18dB ／ OCT の LPF で聴感補正します。
2-1. テストプログラムによる検査
準備
・BNC ケーブルを WORD CLOCK IN/OUT に接続し
ます。
・RS232C/RS422 ループバックテスト用 COM 端子接
続治具を REMOTE 端子に接続します。
・GPI用ループバックテスト用専用治具をGPI端子に
接続します。
・MIDI IN/OUT に MIDI ケーブルを接続します。
・MY-SLOT に MY スロットチェック Ver.2 検査治具
を挿入します。
・USB 端子に USB ケーブルを接続し、PC と接続し
ます。
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RS232C/RS422
ループバックテスト用
COM端子接続治具
MIDIケーブル
BNCケーブル
IN OUT REMOTE IN/OUT
WORD CLOCK MIDI
DME24N
USB
USBケーブル
PC
テストプログラム検査時の接続図
2-1-1. テストプログラムによる検査項目、判定基準
テストプログラムの検査カテゴリ「01.Product」内の
検査項目 No.01 〜 26 を行い NG 項目が無いようにし
ます。
また、テストプログラムの検査カテゴリ「02.Product
(JITTER)」 内の検査項目No.27を行いNG 項目が無い
ようにします。
2-1-2. ANALOG IN /OUT 特性検査
2-1-2-1 設定
・ANALOG IN/OUT 検査は、ダイアグモードを使用
して測定します。
(ダイアグモードへの入り方、および設定方法を以
下に記載します。 )
1. ｢ENTER｣+｢UTILITY｣を押しながら、 電源 ON しま
す。
2. 項目 「01.Product」 を選択し、 ｢ENTER｣を押します。
3. ｢UP｣ ｢DOWN｣キーまたは、エンコーダーで「25.
ANALOG IN/OUT 」を選択し、 「ENTER」を押し
ます。
4. ｢UP ｣ ｢DOWN ｣キーまたは、エンコーダーで
｢TEST CASE:#X｣を選択し、 「ENTER」 を押します。
(#X は測定項目に応じて選択します。 )
5. ｢OK !｣表示を確認します。
GPI検査
回路
MYスロットチェックVer.2
検査治具
IN1-8/OUT1-8
GPI
MY-SLOT