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Yamaha RIO3224-D Service Manual page 74

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Rio3224-D
検査
1. 準備
1-1. 設定
テストプログラムの ANALOG 検査を使用して、ANALOG
IN/OUT 特性検査を行います。テス ト プログラム (59 ページ)
を参照して、テス ト プログラムが実行できる設定にしてくださ
い。
1-2. 測定器
検査に使用する測定器は、各検査項目を十分精度良く測定
できる精度及び確度をもつものを使用してください。測定器
の入力インピーダンスは 100 k Ω以上とします。
• レベルメーター
• 周波数カウンター
• 歪率計
• 発振器
• System Two
1-3. 条件
特に指定しないときは下記の条件とします。
• Word Clock は 96 kHz slave にします。
• 0 dBu=0.775 Vrms とします。
• 0 dBFS=0 デジベル・フルスケール
• +48 V Master を ON にします。
• アナログ出力の負荷は、各 CH とも 600 Ωとします。
• ノイズレベル測定及び隣接チャンネル間のクロストーク
測定時には、12.7 kHz、-6 dB/oct LPF を使用して
聴感補正を行ってください。また、実効値ではなく平均
値で測定してください。
• 歪み測定は、80 kHz、-18 dB/oct LPF で補正してく
ださい。
• 発振器の出力インピーダンスは 150 Ωとします。
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2. ANALOG IN / OUT 検査
2-1. INPUT 1 − 16 → OUTPUT 1 − 16
条件 CHn (n= 1 − 16)入力からアナログ信号を入力し、
CHn (n= 1 − 16)出力から出力される信号を計測
します。測定手順は、テストプログラム項目 「2-12
ANALOG 検査」
(69 ページ) を参照して測定を行います。
1 利得
入力周波数
入力レベル
1 kHz
+10 dBu
2 f特
条件 許容範囲は 1 kHz を基準とします。
入力周波数
入力レベル
40 kHz
+10 dBu
3 歪率
入力周波数
出力レベル
1 kHz
+4 dBu
1 kHz
+22 dBu
4 残留ノイズ
測定する INPUT を 150 Ωショー ト。
許容範囲
‒80 dBu 以下
5 CH 間のレベル差
①で測定した利得差の範囲を以下のようになることを確
認します。
許容範囲
1 dB 以内
6 隣接チャンネル間のクロストーク
条件 奇数チャンネルと左右に隣接する偶数チャンネルのノ
イズレベルを測定します。
測定の偶数チャンネルは入力を 150 Ωでショートしま
す。
出力レベル
入力周波数
(奇数チャンネル)
1 kHz
+23 dBu
偶数チャ ンネル側も同様であることを確認します。
7 MUTE 信号 (OUTPUT 1)
出力に+ 4 dBu を出力させ、MUTE ON にした時に、
出力レベルは、− 22 dBu 以下であることを確認します。
OUTPUT 1 で代表確認します。
規定出力レベル
許容範囲
+4 dBu
+4 ± 2 dBu
許容範囲
‒1.5 ∼ 0.5 dB
許容範囲
0.05 %以下
0.01 %以下
許容範囲
(偶数チャンネル)
‒57 dBu 以下

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