音を時間的に変化させる - Yamaha PLG150-AN Owner's Manual

Analog physical modeling plug-in board modular synthesis plug-in system
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6. 音を時間的に変化させる ... LFOや各種EGを効果的に使い分ける
(1) LFO1、LFO2( ローフ リケンシ ーオシ レーター 1、ローフリ ケンシー オシレー ター 2)
LFOは、 比較的低 い周波数 を発振 し、 音 色パラメ ーター を時間的 に変化さ せるた めのユニ ットです。
一般的に LFOでコン トロール するのは、
・オシレーターのピッチ(PmodまたはVibrato)
・フィルターのカットオフ周波数(Fmod)
・アンプリファイアーの振幅(Amod)
ですが、アナ ログシン セサイ ザーでは それに加 えて、
・PWM(パルスウィズモジュレーション)
・Sync Pitch(シンクピッチ)
・FM Depth(FMデプス)
などをコ ントロー ルする ことがで きます。
もち ろん、Pmod(Vibrato)/Fmod/Amod とこ れら(PWMな ど)を同 時に コン トロ ール する こと に
よって、より 多彩な音 作りが 可能とな ります。
AN音源では、LFOの 効果先 を非常 にフレ キシブ ルに 選択す ること ができ ます。詳 しくは、巻 末の
「シグ ナルフロ ー」をご覧 ください。
(2) PEGとFEGを各 種変調と 組み合わ せて使う
LFOの効果先 をフレキ シブルに 選択でき るのと同 様に、 PEGやFEGの効果先 をオシレ ーターの ピッ
チやフィ ルターの カット オフ周波 数以外に 選択す ることも できます。
最も特徴 的な例と しては、次ページ の図のよ うにオ シレータ ーシンク 時のス レーブオ シレータ ーの
ピッチと フィルタ ーのカ ットオフ 周波数の 時間的 変化を、 FEGによっ て同時 にコント ロールす るこ
とが挙げ られます。
2の(3)で述 べたよ うに、オ シレー ター シンク 時に スレ ーブオ シレ ーター のピ ッチを 変更 する こと
は、その 音色の特 徴となる 倍音の 位置を移 動させる ことに なります。しかし、それを FEGでコント
ロール するこ とに よって、フ ィルタ ーの カット オフ周 波数 が高く なって いる(フィ ルター が開 いて
いる)瞬間に、よ り極 端な倍 音を 発する よう にオシ レー ターシ ンク をかけ る、とい ったよ うな こと
ができま す。
(例えば、Preset1バ ンクボイ スNo.77の「ANSyncHd」などがそ の代表 的な音色 です。)
AN音源のしくみ
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