Midiデータフォーマット - Yamaha PLG150-AN Owner's Manual

Analog physical modeling plug-in board modular synthesis plug-in system
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MIDIデータフォーマット
1. チャンネル メッセージ
1.1 ノートオン/ノートオフ
鍵盤の演奏情報を伝えるメッセージである。
受信ノート範囲
ベロシティー範囲 = 1...127(Velocityはノートオンのみ受信)
Multi Part ParameterのRcv NOTE MESSAGE = OFFのとき、そのパー
トでは受信しない。
1.2 コントロール チェンジ
ボリュ ームやパン等 のコントロー ラ操作情報を 伝えるメッセー ジ
である。
コントロールナンバー (Ctrl#)によって機能を区分けしている。
Multi Part ParameterのRcv CONTROL CHANGE = OFFのとき、その
パートのコントロールチェンジは受信しない。
1.2.1 Bank Select
ボイスのバンクを選択するメッセージである。
Control#
0
32
Program Changeを受信するまで、Bank Selectの処理は保留される。
ボイスバンクを含めてボイスを変更する場合、Bank Selectとプログ
ラムチェンジ メッセージをセットにして、Bank Select MSB、LSB、
Program Changeの順で送信すること。
1.2.2 Modulation
基本的 にはビブラー トをかける深 さをコントロ ールするメッセ ー
ジであるが、以下の6種類の効果のかかり方をコントロールできる。
このメッセージの効果は以下のパラメータによって変更できる。
・Multi Part Parameter
 1. MW PITCH CONTROL
 2. MW FILTER CONTROL
 3. MW AMPLITUDE CONTROL
 4. MW LFO PMOD DEPTH
 5. MW LFO FMOD DEPTH
 6. MW LFO AMOD DEPTH
初期状態ではLFO Pitch Modulation(PMOD)の効果がかかる。
Control#
1
Multi Part ParameterのRcv MODULATION = OFFのとき、そのパート
のModulationは受信しない。
1.2.3 Portamento Time
ポルタメント(1.2.9参照)のかかり方をコントロールするメッセー
ジである。
Control#
5
Portamento = ONの時のピッチ変化速度を調節する。
0 でポルタメント最短時間、127 でポルタメント最長時間となる。
1.2.4 Data Entry
RPN(1.2.22参照)、NRPN(1.2.21参照)で指定したパラメータの値を設
定するメッセージである。
Control#
6
38
1.2.5 Main Volume
パートごとのボリュームをコントロールするメッセージである。
(パートごとの音量バランスを調節する場合に用いる。 )
Control#
7
Multi Part ParameterのRcv VOLUME = OFFのとき、そのパートの
Main Volumeは受信しない。
0で無音、127で最大音量となる。
1.2.6 Panpot
パートごとの音の定位をコントロールするメッセージである。
Control#
10
Multi Part ParameterのRcv PAN = OFFのとき、そのパートのPanpotは
受信しない。
0 で左、64で中央、127 で右となる。
1.2.7 Expression
パートごとの抑場をコントロールするメッセージである。
(曲中での音量変化をつける場合に用いる。)
Control#
11
Multi Part ParameterのRcv EXPRESSION = OFFのとき、 そのパートの
Expressionは受信しない。
52
= C-2...G8
Parameter
Data Range
Bank Select MSB
0...127
Bank Select LSB
0...127
Parameter
Data Range
Modulation
0...127
Parameter
Data Range
Portamento Time
0...127
Parameter
Data Range
Data Entry MSB
0...127
Data Entry LSB
0...127
Parameter
Data Range
Main Volume
0...127
Parameter
Data Range
Pan
0...64...127
Parameter
Data Range
Expression
0...127
1.2.8 Hold1
サステインペダルのオン / オフをコントロールするメッセージであ
る。
Control#
Parameter
64
Hold1
ONのとき、ノートオフを受信しても発音中の音が保持される。
Multi Part ParameterのRcv HOLD1 = OFFのとき、そのパートのHold1
は受信しない。
1.2.9 Portamento
ポルタメントペダルのオン / オフをコントロールするメッセージで
ある。
Control#
Parameter
65
Portamento
ON の時、ある音から次の異なる音程になめらかにつながるように
なる。音 の移行する時間はPortamento Time (1.2.3参照)で 調整する。
ま た、Multi Part PrameterのMONO/POLY MODE=MONO のと き、
Portamento=ONに なると音色 もなめらか につなが るようにな る(レ
ガート)。
Multi Part Parameterが以下の場合、そのパートのPortamentoは受信
しない。
Rcv PORTAMENTO = OFF
1.2.10 Harmonic Content
音 色で 設定さ れてい るフ ィルタ ーの レゾナ ンス を調節 する メッ
セージである。
Control#
Parameter
71
Harmonic Content
相対変化のパラメータであるため、64を基準として増減の指定を
する。
値が大きくなるほどクセのある音になる。
音 色により、効果の ある範囲が設 定できる範 囲より狭い場 合があ
る。
1.2.11 Release Time
音色で設定されているEGのリリースタイムを調節するメッセージ
である。
Control#
Parameter
72
Release Time
相対変化のパラメータであるため、64を基準として増減の指定を
する。
値を大きくするとノートオフ後の余韻が長くなる。
1.2.12 Attack Time
音色で設定されているEGのアタックタイムを調節するメッセージ
である。
Control#
Parameter
73
Attack Time
相対変化のパラメータであるため、64を基準として増減の指定を
する。
値を大きくすると音の立ち上がりがゆるやかになり、値を小さくす
ると立ち上がりが鋭くなる。
1.2.13 Brightness
音 色で設定されて いるローパス フィルターの カットオフフ リーケ
ンシーを調節する。
Control#
Parameter
74
Brightness
相対変化のパラメータであるため、64を基準として増減の指定を
する。
値が小さくなるほど柔らかな音になる。
音 色により、効果の ある範囲が設 定できる範 囲より狭い場 合があ
る。
1.2.14 Decay Time
音色で設定されている EGのDecay Timeを調節する。
Control#
Parameter
75
Decay Time
相対変化のパラメータであるため、64を基準として増減の指定をす
る。
音 量が最大値に達 した時点から サステインレ ベルに変化す るのに
要する時間を指定する。
1.2.15 Data Increment / Decrement (RPN用)
RPN(1.2.22 参照 ) で指定したパラメータの値を 1 づつ増減するメッ
セージである。
Control#
Parameter
96
RPN Increment
97
RPN Decrement
データバイトは無視する。
Data Range
0...63,64...127(OFF, ON)
Data Range
0...63,64...127(OFF, ON)
Data Range
0...64...127(-64...0...+63)
Data Range
0...64...127(-64...0...+63)
Data Range
0...64...127(-64...0...+63)
Data Range
0...64...127(-64...0...+63)
Data Range
0...64...127(-64...0...+63)
Data Range
- -
- -

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