8)高度計測の仕組み; 気圧・温度計 (Baro) モードの使いかた; 1)ボタンの名称とはたらき; 2)表示の説明 - Seiko S830 Instructions Manual

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③  確 認が終わりましたらボタンⒶを押して高度計表示状態に戻ります。忘れた場合でも2〜3
分で自動的に戻ります。
④  登 山記録を消去する場合は、REC マークが消灯している状態でボタンⒸを長押しし、登山
記録が表示された状態でボタンⒹを長押しします。 CLR? ALL と表示され、そのまま
押し続け外周のグラフィックが一周すると確認音とともに時計本体に保存された登山記録を
全て消去します。個別に消去することはできません。
 ※登山記録の記録中は登山記録の消去は出来ません。
 ※アプリケーション側に保存された登山記録は時計の操作では消去されません。
4
Ⓒ長押し
高度計測表示
登山記録表示
66
気圧・ 温度計(BARO) モードの使いかた
気圧と温度を計測し、表示します。
上段は1時間毎に自動計測した気圧の傾向をグラフで表示します。
中段には気圧、下段には温度を表示します。
(1)ボタンの名称とはたらき
・ボタンⒶを押して気圧・温度計モードに切り替えてください。
 上段に 「BARO」と表示したのちに、現在の気圧・温度と気圧傾向グラフを表示します。
4
ボタンⒷ
ボタンⒸ
ボタンⒹ
ボタンⒶ
ボタンⒺ
ボタンⒻ
【ご注意】  温 度計は体温や直射日光の影響を受けます。外気温を測定する場合は、時計を腕か
ら外し、しばらくしてから直射日光の当たらないところで計測してください。
68
Ⓓ長押し
確認音
消去完了
ボタンⒶ:方位計モードへの切替
ボタンⒶ(長押し) :高度計モードへの切替
ボタンⒷ:時計機能への切替
ボタンⒸ:機能はありません
ボタンⒹ:機能はありません
ボタンⒺ:気圧・温度再計測
ボタンⒻ:内部照明の点灯
ボタンⒻ(長押し) :Bluetooth通信の開始
(8)  高度計測の仕組み
・  本 製品は国際民間航空機関 (ICAO)が定めている国際標準大気の高度と気圧の関係を使っ
て高度を推定する方法を採用しています。
・  あ らかじめ高度が分かる場所で高度の補正を行い、そこからの気圧変化量を基に高度差を
計測し、現在の高度として表示します。
図の例では、はじめに登山口等で高度を補正します (200 m) 。そして移動によって生じた高度
差 (400 m)を計測し、補正値と合わせることで、移動後の高度 (600 m)を表示します。
・  気 圧の変化を高度に換算しているため、同じ場所で高度を計測しても、気圧が変化すれば高
度の表示も変わります。
標識など
200m
海抜
海面
【ご注意】以下の条件下では正しい計測が出来ない場合があります。
・気象条件により、大気圧に変化が生じたとき
・気温の変化が大きいとき
・本製品が強い衝撃を受けたとき
【ご注意】  直 接蛇口から水をかけた場合は、非常に高い水圧がかかります。圧力を計測する
センサーの計測精度が一時的に損なわれ、高度や気圧の値が変動することがあり
ます。時計本体が強い水圧を受けたときは圧力センサーの計測精度が回復するま
で、10 分以上を目安にお待ちいただき、再計測してください。
(2)表示の説明
気圧傾向グラフ:1時間毎に気圧を自動計測し気圧変化の傾向を
        グラフで表示します。
現 在 気 圧:自動計測もしくは手動計測した気圧を表示します。
        表示単位:1hPa、0.01inHg 
        計測範囲:300〜1100hPa、8.85〜32.48inHg
現 在 温 度:表示単位:0.1℃、0.1℉
        計測範囲:ー10.0〜60.0℃、ー14.0〜140.0℉
※温度の計測結果が計測範囲を超えた場合は「−−−−」と表示されます。
※  気 圧はどのモードを表示していても計測を行いますが、充電量が低下し、電池マークが(
なると計測を停止します。
※  気 圧傾向を表すドットは縦1ドットあたり2hPa(0.06inHg) 、横1ドットあたり1時間を表します。
   横 方向に21ドット表示し、過去20時間分の気圧傾向が分かります。また縦5ドット分の気圧傾向が分
かります。
※  高 度が変化すると気圧も変化します。上り下りしながらの気圧計測では、正しく傾向を計測することは
できません。気圧傾向をご利用の際は、山小屋など高度に変化がないところで計測してください。
600m
4
(現在高度=補正値+計測値) 
計測
(400m)
補正
67
4
)に
(点滅)
69

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