FIOR & GENTZ NEURO MATIC Manual page 142

System knee joint
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  • ENGLISH, page 21
問題
システム関節がア
ンロックしない。
システム関節が、
遊脚段階でラッチ
ノイズを生じる。
システム関節がロ
ックモードに切り
替えられない。
システム関節が
自由モードに切り
替えられない。
142
原因
脚にギプスが適用されていた時間が長す
ぎます。 このため、 患者が必要な伸展モー
メントを装具にかけることができず、 システ
ム関節をアンロックすることができません。
踵挙上の際、 システム膝関節の上側部分と
下側部分の間で、 腹側に明らかな隙間が見
られます。
伸展ストッパーダンパーが長すぎます。 この
ため、 伸展ストッパーダンパーが圧縮され、
システム関節をアンロックするのに必要な
伸展モーメントが、 患者が適用可能な程度
を上回っています。
歩幅に十分な長さがないと、 踵挙上時に背
屈ストッパーに達しません。 このため、 シス
テム関節をアンロックするための膝伸展モ
ーメントがかかりません。
背屈ストッパーに達するのが遅すぎます
(11.1項を参照) 。
フッ トピースの前足レバーが、 膝伸展の
効果を達成していません。
片方の脚が身体の後方になると、 近位側の
背側大腿バンドが屈曲負荷を伝えます。
足を上げるためのばね力が弱すぎます。
患者が違う靴を履いています。
ワイヤが長すぎます (調節が足りません) 。
伸展した装具に荷重がかかっています。
システム関節が、 モード切替の時点でまだ
自動モードにロックされています。
解決策
屈曲を増加させるため、
NEUROMATICシステム膝関節
に10° 関節上側部分を取り付
け、 また10° 延長ストッパーを膝
関節サポートに取り付けて、 基
本的アライメントをチェックし
てください。
伸展ストッパーダンパーを切断
してください。
前足レバーにより膝関節伸展
モーメントが生じるように、 背
屈ストッパーを調節してくだ
さい。
装具の基本的アライメントが適
正になるまで、 背屈ストッパー
を調節してください。
装具の基本的アライメントをチ
ェックしてください。 システム足
関節に動的背屈ストッパーがあ
る場合は、 もっと強いばねユニ
ッ トを挿入する必要があるかも
しれません。
上部大腿バンド部分を一部
除去してください。
ばね力を強く してください。
靴の踵高さと基本的アライメン
トをチェックしてください。
ワイヤを短く してください。
伸展した装具に荷重をかけな
いよう患者に指導します。
伸展モーメントをかけて装具を
アンロックするよう患者に
指導します。

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