エディターと
して使う
本機と VTR2 台を組み合わせて、アッセンブル編集やイン
サート編集を行えます。
アッセンブル編集とは
映像や音声、タイムコード、CTL(コントロール)信号を
同時に編集する方法です。タイムコードや CTL 信号は、プ
レーヤー側のテープの情報が引き継がれます。
生テープに素材を粗編集していくときに便利です。
ただし、あるシーンの途中に新しい映像をアッセンブル編
集で挿入すると、挿入し終わった部分で映像が一度途切れ
るため、映像を挿入する編集には向きません。
ご注意
初めてアッセンブル編集を行うときは、レコーダーの IN
点の前にプリロール時間以上前から、ブラック信号などの
ビデオ信号、CTL、タイムコードを記録する必要がありま
す。
インサート編集とは
タイムコードや CTL(コントロール)信号を記録済みの
テープを使用し、その信号を基準にして、新しい映像や音
声を挿入する編集です。映像や音声を個別に編集できます。
次のようなときに便利です。
• 映像を編集したテープに音楽やナレーションを追加する
とき
• 音声を編集したテープに映像を追加するとき
• アッセンブル編集したテープの、映像や音声を入れ換え
るとき
• 記録済みのテープの途中に新しいシーンを入れるとき
レコーダー側のテープの CTL 信号を引き継ぐため、CTL
信号が記録されていない生テープには、インサート編集で
きません。
準備
設定
VTR 定数記憶済みの機器と接続する
本機は以下の機器の VTR 定数をあらかじめ記憶していま
す。
• HDW-S280
• HDW-2000 シリーズ
• HDW-250
• DVW-2000 シリーズ
• DVW-500 シリーズ
• DNW-A28
• DNW-A75 シリーズ
• BVW-75 シリーズ
• PVW-2800 シリーズ
• UVW-1800 シリーズ
• DSR-2000A/1800A/1600A/1500A
• DSR-45A
• PDBZ-E1500 をインストールした PDW-1500
• PDW-F70/F75
• PDW-HD1500
• PDW-F1600
• XDS-PD1000
• XDS-PD2000
本機にこれらの機器を接続して編集を行う場合は、本機の
セットアップメニュー項目 09、10、11 を AUTO に設定し
てお使いください。
VTR 定数が記憶されていない機器と接続す
る
上記以外の機器と接続する場合は、編集を行う前に以下の
操作を行ってください。
• スタートディレー時間を学習する(ラーン機能) 。 (18
ページ)
• 本機のセットアップメニュー項目 09 で、適切なエディッ
トディレー値を設定する。
• 本機のセットアップメニュー項目 10、 11 を LEARN に設定
する。
• 接続する機器のタイムコードジェネレーターを設定する。
(18 ページ)
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エディターとして使う