縫いにおける現象と原因・対策 - JUKI PLC-1710 Instruction Manual

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31.  縫いにおける現象と原因・対策
現象
1.  糸切れ ( 糸がほつれ、
またはすり切れる)
  (布裏に上糸が 2 〜 3 
cm 残っている)
2. 目飛び
3. 糸締まり不良
4.  送り歯に糸が引っか
かる。
5.  切断と同時に針から
糸が抜ける。
6.  縫い始めに針から糸
が抜ける。
7. 糸切りの切れ味不良
8.  切 断 さ れ ず に 糸 が
残っている。 (縫い目
長さが小さい時の下
糸糸切れ不良)
9.  糸切り後の縫い始め
で糸切れする。
原因
1   糸道、針先、釜剣先、針板の中釜止
め溝にきずがある。
2  上糸張力が強い。
3  中釜案内のすき間が大きい。
4  針と釜剣先が当たる。
5  釜部の油量が少ない。
6  上糸張力が弱い。
7  糸取りばねが強く、 動き量が小さい。
8   針と釜のタイミングが早い。または
遅い。
1   針と釜のタイミングが早い。または
遅い。
2  押え圧が弱い。
3   針穴上端と釜剣先のすき間が合って
いない。
4 釜針受けがきいていない。
5 針の選択不良。
1   中釜の糸調子ばねに下糸が入ってい
ない。
2  糸道仕上げが悪い。
3  ボビンの滑りが悪い。
4 中釜案内のすき間が大きい。
5 下糸張力が弱い。
6 下糸の巻き方が強い。
7  給油不足
1 糸取りばねのストロークが小さい。
2 糸取りばねの張力が弱い。
1 第1糸調子の張力が強い。
1 第1糸調子の張力が強い。
2  クランプばねの形状が悪い。
3 下糸張力が弱い。
1 動メス、固定メスの刃部が合ってい
ない。
2 刃部がつぶれている。
3 下糸張力が弱い。
1 動メスの初期位置の寸法が合ってい
ない。
2 下糸張力が弱い。
1 上糸が釜から抜けない。
™  釜剣先のきずは、細目の紙やすりで研ぐ。
針板の中釜止め溝はバフで仕上げる。
™ 上糸張力を弱くする。
™ すき間を小さくする。
「24. 中釜案内の調整」参照。
™  「22. 針と釜の関係」参照。
™ 適正油量にする。 「10. 給油」参照。
™ 上糸張力を強くする。
™ 糸取りばねを弱く、動き量を大きくする。
™  「22. 針と釜の関係」参照。
™  「22. 針と釜の関係」参照。
™ 押え調節ねじを締める。
™  「22. 針と釜の関係」参照。
™  「23. 釜針受けの調節」参照。
™ 1 ランク太番手の針に交換する。
™ 下糸の糸通しを正しくする。
™  目の細かい紙やすりで研ぐ。またはバフ
で仕上げる。
™ ボビンの交換、または釜の交換。
™  「24. 中釜案内の調整」参照。
™ 下糸張力を強くする。
™ 下糸巻きの張力を弱くする。
™ 釜給油する。  
   ( 太糸使用の場合は、ボビン交換ごとの釜   
    給油をお勧めします。)
™ 糸取りばねのストロークを大きくする。
™ 糸取りばねの張力を強くする。
™ 第 1 糸調子の張力を弱くする。
™ 第 1 糸調子の張力を弱くする。
™ クランプばねを交換。または修正する。
™ 下糸張力を強くする。
™  「25. 固定メスの位置・メス圧の調整」参
照。
™ 動メス、 固定メスを交換。 または修正する。
™ 下糸張力を強くする。
™ サービスマニュアルを参照。
™ 下糸張力を強くする。
™ 上糸残り量を少なくする。
    「18. 糸調子」参照。
72
対策

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