Fujitsu PRIMERGY LTO3 User Manual
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Tape drv ultrium3 400gb
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B7FY-1681-01
内蔵 LTO3 ユニット取扱説明書
Tape Drv LTO3 Ultrium3 400GB User's Guide
(PG-LT301)
J
E

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Summary of Contents for Fujitsu PRIMERGY LTO3

  • Page 1 B7FY-1681-01 内蔵 LTO3 ユニット取扱説明書 Tape Drv LTO3 Ultrium3 400GB User’s Guide (PG-LT301)...
  • Page 2 はじめに このたびは、弊社の内蔵 LTO3 ユニット(PG-LT301 / PGBLT301)をお買い上げいただ き、誠にありがとうございます。 本書は、内蔵 LTO3 ユニット(以降、本製品)の取り扱いの基本的なことがらについて説 明しています。ご使用になる前に、本書をよくお読みになり、正しい取り扱いをされます ようお願いいたします。 本製品のサーバへの取り付け方法は、サーバ本体に添付の「PRIMERGY ドキュメント& ツール CD」内の『ユーザーズガイド』を参照してください。 2006 年 2 月 安全にお使いいただくために 本書には、本製品を安全に正しくお使いいただくための重要な情報が記載されています。 本製品をお使いになる前に、本書を熟読してください。特に、本書の「安全上のご注意」をよくお読みにな り、理解されたうえで本製品をお使いください。 また本書は、本製品の使用中にいつでもご覧になれるよう大切に保管してください。 本製品のハイセイフティ用途での使用について 本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業用等の一般的用途を想定して設計・製造されて いるものであり、原子力施設における核反応制御、航空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システム における運行制御、生命維持のための医療器具、兵器システムにおけるミサイル発射制御など、極めて高度 な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用 途(以下「ハイセイフティ用途」という)に使用されるよう設計・製造されたものではございません。お客 様は、当該ハイセイフティ用途に要する安全性を確保する措置を施すことなく、本製品を使用しないでくだ さい。ハイセイフティ用途に使用される場合は、弊社の担当営業までご相談ください。 当社のドキュメントには「外国為替および外国貿易管理法」に基づく特定技術が含まれていることがありま す。特定技術が含まれている場合は、当該ドキュメントを輸出または非居住者に提供するとき、同法に基づ く許可が必要となります。...
  • Page 3 本書の表記 ■ 警告表示 本書ではいろいろな絵表示を使っています。 これは装置を安全に正しくお使いいただき、 あなたや他の人々に加えられるおそれのある危害や損害を未然に防止するための目印と なるものです。その表示と意味は次のようになっています。内容をよくご理解の上、お 読みください。 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡する可能性 警告 または重傷を負う可能性があることを示しています。 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が損害を負う可能 注意 性があること、および物的損害のみが発生する可能性があることを示 しています。 また、危害や損害の内容がどのようなものかを示すために、上記の絵表示と同時に次の 記号を使用しています。 △で示した記号は、警告・注意を促す内容であることを告げるもので す。記号の中やその脇には、具体的な警告内容が示されています。 で示した記号は、してはいけない行為(禁止行為)であることを告 げるものです。記号の中やその脇には、具体的な禁止内容が示されて います。 ●で示した記号は、必ず従っていただく内容であることを告げるもの です。記号の中やその脇には、具体的な指示内容が示されています。 ■ 本文中の記号 本文中に記載されている記号には、次のような意味があります。 お使いになる際の注意点や、してはいけないことを記述しています。 必ずお読みください。 ハードウェアやソフトウェアを正しく動作させるために必要なことが 書いてあります。必ずお読みください。 → 参照ページや参照マニュアルを示しています。 ■ コマンド入力(キー入力) CD-ROM ドライブのドライブ名を、 [CD-ROM ドライブ]で表記しています。入力の際 は、お使いの環境に合わせて、ドライブ名を入力してください。 [CD-ROMドライブ]:\Setup.exe      ...
  • Page 4 ■ 製品の呼び方 本文中の製品名称を次のように略して表記します。 製品名称 本文中の表記 内蔵 LTO3 ユニット(PG-LT301/PGBLT301) 本製品 ® Microsoft Windows Small Business Server 2003 SBS 2003 ® Microsoft Windows Server™ 2003, Standard Edition Windows Server 2003 ® Microsoft Windows Server™ 2003, Enterprise Edition Windows ® Microsoft Windows Server™ 2003, Standard x64 Edition Windows Server 2003 x64 ®...
  • Page 5 警告 ・ 本製品をお客様自身で改造しないでください。感電・火災の原因となります。 注意 ・ 本製品を分解したり、解体したりしないでください。 ・ 本製品は次の環境で動作させたり、保管したりしないでください。 - 極端な低温環境 - 極端な高温/多湿環境 - 温湿度変化の激しい環境 - 磁気の影響を受けやすい場所 - 衝撃や振動の加わる場所 - ゴミやほこり(煙草の煙、土埃、排気ガスなど)の多い環境 - 直射日光のあたる場所 - 発熱器具のそば ・ 寒い場所から暖かい場所に移動したり、室温を急に上げたりした直後は、内部 が結露する場合がありますので、使用しないでください。 結露したままお使いになると、本製品やデータカートリッジを損傷することが あります。大きな温度変化があったときは、1 時間以上待ってから電源を入れ てください。 ・ データカートリッジを入れたまま本製品を持ち運ばないでください。 ・ データカートリッジを挿入時、無理に押し込まないでください。 ・ 内部に液体や金属など異物が入った状態で使用しないでください。 何か異物が入った場合は、お買い求めの販売店または弊社担当保守員にご相談 ください。 ・ サーバ本体の電源を切るときは、データカートリッジを取り出してください。 データカートリッジを装置に挿入すると、磁気テープの記録面が露出されます。...
  • Page 6 梱包物の確認 お使いになる前に、次のものが梱包されていることをお確かめください。 万一足りないものがございましたら、担当営業員または担当保守員までご連絡ください。 ・ 内蔵 LTO3 ユニット(本製品) ・ クリーニングカートリッジ(Ultrium1 クリーニングカートリッジ U) ・ ドライバフロッピーディスク「PRIMERGY LTO3 UNIT Device Driver for Windows」 ・ ネジ(4本) ・ ワッシャー(4個) ・ 保証書 ・ 取扱説明書(本書) ・ 小冊子(テープ装置、媒体の定期交換とクリーニングで安心バックアップ!) Microsoft、Windows、Windows Server は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国におけ る登録商標または商標です。 その他の各製品は、各社の商標、または登録商標です。 その他の各製品は、各社の著作物です。 Linux は、Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。Red Hat お...
  • Page 7: Table Of Contents

    目次 1 サーバ本体への搭載 ........1.1 設置環境の確認 ......... . 1.2 ジャンパの設定について...
  • Page 8: サーバ本体への搭載

    サーバ本体への搭載 この章では、サーバ本体への搭載方法について説明しています。 次の手順でインストールしてください。 設置環境を確認します。 →「1.1 設置環境の確認」 (P.8) ジャンパの設定を行います。 →「1.2 ジャンパの設定について」 (P.9) SCSI BIOS の設定を行います(本製品を PRIMERGY BX660/TX600/ RX800 に接続する場合のみ) 。 →「1.3 SCSI BIOS の設定」 (P.10) 本製品をサーバ本体に搭載し、SCSI ケーブルと電源ケーブルを接続しま す。 サーバ本体に添付の「ドキュメント&ツール CD」内の『ユーザーズガイド』を参 照してください。取り付けには、必ず本製品に添付のネジとワッシャーを使用して ください。本製品はサーバに 1 台のみ接続可能です。また本製品を接続した SCSI ケーブルに、他の装置を接続しないでください。 必要なバックアップソフトウェアやドライバをインストールします。 →「1.4 ドライバのインストール」 (P.11) 設置環境の確認 サーバの設置環境については、サーバ本体に添付の『安全上のご注意』および『はじめに...
  • Page 9: ジャンパの設定について

    ・ 設置後、数か月でテープ投入口や周囲に塵埃が堆積するような場合には設置場所を見直 してください。 「 安全上のご注意」 (→ P.4)も併せて参照してください。 ジャンパの設定について 通常は SCSI-ID 番号を変更する必要はありません。 SCSI-ID 番号は、本製品背面(下図)のショートジャンパで設定できます。 次の表のように設定します。 ショートジャンパ SCSI-ID 番号 オープン オープン オープン オープン オープン オープン オープン ショート オープン オープン ショート オープン オープン オープン ショート ショート オープン ショート オープン オープン (*) オープン ショート オープン...
  • Page 10: Scsi Bios の設定

    SCSI BIOS の設定 本製品を次のサーバに接続する場合は、 SCSI BIOS の設定を Ultra320 から Ultra160 に変更 してください(Ultra320 の設定のままだと、本製品が正しく動作しません) 。 ・ PRIMERGY TX600(サーバに内蔵、オンボード SCSI に接続) ・ PRIMERGY BX660(PRIMERGY SX10 に本製品を搭載し、オンボード SCSI に接続) ・ PRIMERGY RX800(PRIMERGY SX10 に本製品を搭載し、オンボード SCSI に接続) ■ PRIMERGY BX660/TX600 での SCSI BIOS 設定の変更方法 サーバ起動時(POST 実行中)に、...
  • Page 11: ドライバのインストール

    デバイス「HP Ultrium 3-SCSI」の「MT/Sec」を「160」から「80」に 変更します。 MB/sec の表示が 160 になります。 詳しい手順については、ご使用のサーバ本体に添付のドキュメント&ツール CD 内の 『PRIMERGY RX800 ユーザーズガイド 8.3 SCSI セットアップユーティリティ』を参照し てください。 ドライバのインストール Windows Server 2003 / SBS 2003 / Windows 2000 Server で本製品を使用する場合、本製品 に添付のドライバフロッピーを使用し、次の手順でドライバをインストールしてください (ドライバをインストールする前に、本製品が正しく接続されていることを確認してくだ さい) 。 なお、デバイスマネージャで、次の図のようにテープドライブに「Hewlett Packard LTO Ultrium-3 drive」と表示されている場合は、ドライバはインストール済みですので、ドライ バをインストールする必要はありません。 Linux の場合は、ドライバをインストールする必要はありません。 BrightStor ARCserve Backup を使用する場合は、ドライバのインストール後に...
  • Page 12 1.4.1 ドライバのインストール(PRIMERGY FT モデル以外 に搭載の場合) ■ Windows Server 2003 / SBS 2003 の場合 Administrator 権限で、Windows Server 2003 にログオンします。 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「システム」の順にク リックします。 「ハードウェア」タブを選択し、 [デバイスマネージャ]をクリックしま す。 「その他のデバイス」をダブルクリックし、 「HP Ultrium 3-SCSI SCSI Sequential Device」をダブルクリックします。 「ドライバ」タブを選択し、 [ドライバの更新]をクリックします。 「ハードウェアの更新ウィザードの開始」と表示されます。 「ソフトウェア検索のため、Windows Update に接続しますか?」と表 示されるので、 「いいえ、今回は接続しません」を選択し、 [次へ]をク リックします。 「一覧または特定の場所からインストールする」を選択し、...
  • Page 13 サーバを再起動します。 ■ Windows 2000 Server の場合 Administrator 権限で、Windows 2000 Server にログオンします。 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」の順にクリック します。 「システム」のアイコンをダブルクリックします。 「ハードウェア」タブを選択し、 [デバイスマネージャ]をクリックしま す。 「その他のデバイス」をダブルクリックし、 「HP Ultrium 3-SCSI SCSI Sequential Device」をダブルクリックします。 「ドライバ」タブを選択し、 [ドライバの更新]をクリックします。 「デバイスドライバのアップグレードウィザードの開始」というメッセージが表示 されます。 [次へ]をクリックします。 「デバイスに最適なドライバを検索する」を選択し、 [次へ]をクリックし ます。 「場所を指定」を選択して、 [次へ]をクリックし、コピー元を次のように 設定し、 [OK]をクリックします。 ・ 添付のドライバフロッピーを使用する場合(またはダウンロードしたドライバを フロッピーに復元した場合) A:\drivers\WinNT\Win2000 ・...
  • Page 14 1.4.2 ドライバのインストール(PRIMERGY FT モデルに搭 載の場合) ■ 注意事項 ・ 本製品は、FT1 にのみ搭載可能です。FT2 には搭載できません。 ・ 本製品を同時に 2 台搭載できません。 ・ CoServer からは本製品を使用できません。 ・ FT モデルでは、自動システム回復(ASR)セット、システム復旧ディスクを使用した システムの復旧はできません。復旧には、サーバに添付のリカバリ CD を使用してくだ さい。 ・ 内蔵 5 インチオプションの取り付けについては、必ず FT モデルのユーザーズガイドを 参照して作業をしてください。 ■ Windows Server 2003 の場合 本製品を FT1 に搭載します。 FT1、FT2 の電源を入れ、CoServer を...
  • Page 15 1. 「リムーバブルメディア(フロッピー、CD-ROM など)を検索」のチェックを 外します。 2. 「次の場所を含める」にチェックを入れ、ドライバを復元したフォルダを指定 します。 ・ A ドライブのフロッピーに復元した場合 A:\drivers\WinNT\Win2003\i386 ・ C ドライブの Temp フォルダに復元した場合 C:\Temp\drivers\WinNT\Win2003\i386 ・ CD-ROM を使用する場合 [CD-ROMドライブ]:\DRIVERS\tape\LTO3\drivers\WinNT\Win2003\i386 [次へ]をクリックします。 「ハードウェアの更新ウィザードの完了」と表示されます。 [完了]をクリックし、 [閉じる]をクリックして、終了します。 「テープドライブ」配下に「Hewlett Packard LTO Ultrium-3 drive」と表示されます。 FT モデルのユーザーズガイドの「内蔵バックアップ装置取り付け後の操 作」の章に従い、FTvirtual Server へのリダイレクト作業を行います。 FTvirtual Server へのリダイレクト作業が完了すると、FTvirtual Server 上の[デバイ スマネージャ]に「その他のデバイス」として「HP Ultrium 3-SCSI SCSI Sequential Device」が表示されます。...
  • Page 16: Tape Maintenance Advisor について

    1.4.3 ドライバおよびバックアップソフトウェアについて ■ ドライバについて 本製品の Windows 2000 Server / Windows Server 2003 / Windows Server 2003 x64 用のドラ イバの最新版は、富士通パソコン情報サイト FMWORLD.NET の PRIMERGY 向けホーム ページ(http://www.fmworld.net/biz/primergy/)内の『ダウンロード』→『ダウンロード検 索』でサーバの製品名および型名を選択し、カテゴリに「バックアップ装置」を指定して 検索し、ダウンロードしてください。 ■ 修理などで本製品を交換したあとの BrightStor ARCserve Backup の 再設定作業について BrightStor ARCserve Backup では、修理などで本製品が交換された場合、デバイスグループ が新規に作成される場合があります。本製品の交換後は、デバイス環境設定の「デバイス の有効/無効(RSM 対応) 」の確認、およびデバイスグループの確認、バックアップジョ ブの再設定を行ってください。...
  • Page 17: 各部の名称と働き

    各部の名称と働き この章では、本製品の各部の名称と働きについて説明しています。 イジェクトボタンおよび LED について Ready LED Drive Error LED Tape Error LED Clean LED ■ イジェクトボタン ドライブに入っているデータカートリッジを取り出すときに押します。10 秒以上押し続け ないでください(強制排出されて、OS、バックアップソフトウェアでエラーとなることが あります) 。 →「2.2.2 取り出し方法(手動・自動) 」 (P.20) ■ Ready LED / Drive Error LED / Tape Error LED / Clean LED 本製品の状態を示す...
  • Page 18 ・ Drive Error LED(オレンジ色) LED の状態 本製品の状態 消灯 エラーのない状態。 点滅 本製品がハードウェア・エラーを検出しました。 ・ Tape Error LED(オレンジ色) LED の状態 本製品の状態 消灯 エラーのない状態。 点滅 ロード中のデータカートリッジに問題があります。 ・ Clean LED(オレンジ色) LED の状態 本製品の状態 点灯 クリーニングカートリッジを使用中。 消灯 クリーニング不要。 点滅 クリーニングが必要です。 クリーニングカートリッジを挿入し、ドライブのクリーニングを行っ てください。→「4 クリーニングについて」 (P.27) ■ 緊急リセット ドライブをリセットするボタンです。クリップの先など細いもので押すと、ドライブがリ...
  • Page 19: データカートリッジの操作

    データカートリッジの操作 データカートリッジは、 「3 データカートリッジについて」 (→ P.23)を参照して正しく取 り扱ってください。 2.2.1 セット方法 データカートリッジは矢印がついている面を上に向け、ラベル貼り付け面が手前になるよ うにして、本製品のカートリッジ挿入口に挿入してください。本製品がカートリッジを引 き込むまで、ゆっくりと押し込んでください。 本製品およびデータカートリッジの損傷を避けるため、次のことに注意してくださ い。 ・力を加えすぎないでください。 ・データカートリッジが正しい方向で、正しい位置にまっすぐ挿入してください。 データカートリッジをセットした直後にバックアップまたはリストアなどの操作を行う場 合、データカートリッジのロードが完了(Ready LED が点灯)してから行ってください。   2 各部の名称と働き  ...
  • Page 20 2.2.2 取り出し方法(手動・自動) データカートリッジの取り出しは、手動および自動で行うことができます。 注意 ・ バックアップ後は必ずデータカートリッジを取り出してください。 バックアップ後にカートリッジを排出しないと、リストア時にエラーとなることがありま す。 →「6 バックアップ運用上の注意」 (P.31) ■ 手動でのデータカートリッジの取り出し方法 Ready LED のみ点灯していることを確認し、イジェクトボタンを一度だけ押します。 または、バックアップソフトウェアからイジェクトが行える場合は、イジェクトの操作を 選択します。Ready LED が点滅し、本製品がデータカートリッジの巻き戻し・排出を行い ます。Ready LED が点滅している間は、排出されるまで操作をせずにそのままお待ちくだ さい。 イジェクトボタンを押すか、バックアップソフトウェア上からデータカートリッジの取り 出しを行った場合、テープを巻き戻してからデータカートリッジを排出しますので、最長 15 分程度かかることがあります。 注意 ・ データカートリッジが出てくるときに指で押さえたり、押し込んだりしないで ください。またデータカートリッジが完全にイジェクトされる前にデータカー トリッジを引き抜いたりしないでください。本製品が故障する原因となります。 イジェクトボタンを 10 秒以上押し続けないでください。 10 秒以上押し続けるとデー タカートリッジを強制的に排出(強制排出)します。強制排出は、異常事態によっ てデータカートリッジが取り出せない場合に使用してください。 (→「2.2.3 データ カートリッジ排出不可時の強制排出方法について」...
  • Page 21 ■ 自動でのデータカートリッジの取り出し方法 ・ BrightStor ARCserve Backup の場合 1. バックアップジョブのオプションのバックアップマネージャで[オプション]ボタ ンをクリックします。 2.「操作」タブの[バックアップ終了後のメディアのイジェクト]を「メディアをイ ジェクトする」に設定します。 ・ Windows Backup の場合 バッチファイルなどで、バックアップのコマンドの後に次のコマンドを実行する記述を 追加します。 rsm refresh /lf"Hewlett Packard LTO Ultrium-3 drive" rsm eject /lf"Hewlett Packard LTO Ultrium-3 drive" バッチファイルの例 @echo off setlocal rsm inventory /lf"Hewlett Packard LTO Ultrium-3 drive" /aFULL timeout /t 60 rsm refresh /lf"Hewlett Packard LTO Ultrium-3 drive"...
  • Page 22 確認したデバイス名を使用し、NetVault をインストールしたディレクトリ(/usr/ netvault)の scripts/users ディレクトリに次の内容のシェルスクリプト(ここでは、 tapeeject.sh とします)を作成します(/usr/netvault/scripts/users/tapeeject.sh を作成しま す) 。 tapeeject.sh の例(-devicename の後に確認したデバイス名を指定する) /usr/netvault/util/nvdeviceeject -devicename 'server-001:_1-0.3.0_(HP_Ultrium_3-SCSI)' バックアップ実行時に、NetVault のバックアップウィンドウで、詳細設定(Advanced Option)タブのポスト・スクリプト(Use Post Script)にチェックを入れ、 「users/ tapeeject.sh」を指定してください。 2.2.3 データカートリッジ排出不可時の強制排出方法について イジェクトボタンを 10 秒以上押し続けると、データカートリッジを強制的に排出します (強制排出) 。これは、何らかの異常事態によりデータカートリッジが取り出せない場合に のみ行い、通常の取り出しには使用しないでください。 この「強制排出」はお客様のデータ流出などを防止するための機能です。実行した場合、 データカートリッジや本製品が傷ついて使用できなくなることがあります。 「強制排出」 のご使用については、あらかじめ通常の取り出し操作やソフトウェアからの排出操作を実 施して、データカートリッジが取り出せないことを確認したうえで行ってください。 「強制排出」によって取り出したデータカートリッジは故障している場合がありま すので、データの保証はできません。取り出したデータカートリッジは、その後の ご使用をお控えください。 通常の取り出し手順(→「■ 手動でのデータカートリッジの取り出し方法」 (P.20) )で、 データカートリッジが排出されない場合、次の手順を行ってください。...
  • Page 23: データカートリッジについて

    データカートリッジについて この章では、本製品で使用できるデータカートリッジについて説明しています。 使用できるデータカートリッジ 本製品には、次の富士通純正品を使用されることをお勧めします。サプライ品について は、 「5 サプライ品」 (→ P.30)を参照してください。 (*) 品名 商品番号 記憶容量 出荷単位 0160310 200GB Ultrium2 データカートリッジ 5 巻 0160320 400GB Ultrium3 データカートリッジ 5 巻 *) :データ圧縮機能を使わない場合の値。記憶容量は、1GB=1000 × 1000 × 1000byte 換算です。 本製品では、Ultrium 1 データカートリッジ(商品番号 0160210)は読み込みのみ可能で す。 データカートリッジの消耗によるバックアップ失敗を防止するため、データカートリッジ は次のどちらか早い方を目安に交換してください。 富士通純正品データカートリッジの交換周期(どちらか早いほう)...
  • Page 24: データカートリッジの取り扱い

    データカートリッジの取り扱い 本製品で使用するデータカートリッジの取り扱い方法、および注意事項について説明しま す。 データカートリッジを取り扱うときは、次の事項をお守りください。 ・ データカートリッジは、清潔に保ってください。 ・ データカートリッジは、使用前に次の確認を行ってください。 - データカートリッジの割れや破損がないこと - ラベルが正しい位置に貼られていること ・ 壊れたデータカートリッジを、本製品に絶対に入れないでください。 ・ データカートリッジを開いてテープ部分を取り出したりしないでください。 ・ テープ部分を直接手で触らないでください。 ・ データカートリッジを、直射日光の当たる場所や湿気のある場所に放置しないでくださ い。 ・ データカートリッジを磁界のある場所(ディスプレイやスピーカーの近くなど)に放置 しないでください。 ・ 落下などにより強い衝撃が加わったデータカートリッジは、使わないでください。 注意 ・ リーダーピンが外れている媒体、データカートリッジが変形している媒体、衝 撃が加わった媒体などの異常媒体を使用するとドライブが故障しますので、絶 対に使用しないでください。 リーダーピンについては、 「3.2.4 データカートリッジのリーダーピンの状態確認」 (→ P.26)を参照してください。...
  • Page 25 3.2.1 データカートリッジラベルのセット データカートリッジには、データカートリッジに貼り付けるためのラベルが添付されてい ます。ラベルは、次の図に示す位置に貼ってください。ラベルには使用開始日を記入し、 使用期限が分かるようにしてください。 必ず添付のラベルを使用してください。 ラベル貼り付け位置以外には、ラベルを貼らないでください。 ラベル貼り付け位置 使用開始日:2006年 1月 1日 ラベルの記入例 3.2.2 データの書き込み保護 データカートリッジを書き込み禁止にする場合は、ライトプロテクトスイッチを右側にス ライドしてください。 ライトプロテクトスイッチ 書き込み禁止   3 データカートリッジについて  ...
  • Page 26 3.2.3 データカートリッジの保管 データカートリッジを保管するときは、次の注意事項に従ってください。 ・ 保管する場所は清潔にし、使用条件を守ってください。 ・ データカートリッジは、24 時間以上使用環境に置いて、環境に慣らしてください。 ・ データカートリッジに記録されたデータを長期保管する場合は、データカートリッジの プラスチック容器に入れて、次に示す保管環境の温度、湿度条件を守って保管してくだ さい。 温度 16 ~ 32 ℃ 20 ~ 80%(ただし、結露しないこと) 湿度 26 ℃以下 最大湿球温度 3.2.4 データカートリッジのリーダーピンの状態確認 リーダーピン(テープ先頭に取り付けられたピン)が外れているカートリッジはご使用に なれません。落下などの衝撃が加わった場合、リーダーピンが外れることがあります。 カートリッジ・ドアをスライドして、リーダーピンが正しく固定されていることを 確認してください。 リーダーピン、テープには絶対に触らないでください。また、ほこりなどがデータ カートリッジ内部に入らないように注意してください。 カートリッジ・ドア カートリッジ・ドアをスライドし、リーダーピンの状態を確認してください。 ○リーダーピンが正しく固定されている ×リーダーピンが外れている...
  • Page 27: クリーニングについて

    クリーニングについて この章では、本製品のクリーニングについて説明しています。 クリーニング手順 本製品にクリーニングカートリッジを挿入すると、自動的に磁気ヘッドのクリーニングが 行われます。 本製品は、データの書き込みや読み取りに磁気ヘッドを使用しています。ヘッドがほこり やゴミで汚れていると、データの書き込みや読み取りが正常に行われません。 また、データカートリッジの寿命が短くなる、テープ表面に傷がつき使用できなくなるな どの不具合が発生します。このようなことを未然に防ぐために、クリーニングカートリッ ジで清掃してください。 クリーニングをするには、次の手順で行ってください。 クリーニングカートリッジを本製品に挿入します。 →「2.2.1 セット方法」 (P.19) クリーニング処理が自動的に開始されます。 本製品全面の LED で、クリーニング処理が行われていることが表示され ます。 Ready LED が点滅、Clean LED が点灯になります。 Ready Drive Error Tape Error Clean クリーニングが完了するとカートリッジが排出されます。 クリーニングは、1 ~ 5 分程度かかります。 Clean LED は、クリーニングが正常終了すると消灯します。 Ready 状態となります。 Ready Drive Error Tape Error...
  • Page 28: 使用できるクリーニングカートリッジ

    使用回数を超えるクリーニングカートリッジが挿入された場合、Tape Error LED が点灯 し、クリーニングカートリッジが 20 秒ほどで排出されます。クリーニング前に Clean LED が点滅しクリーニング要求状態となっていた場合、Clean LED は点滅のままになりま す。新しいクリーニングカートリッジを挿入し、正常にクリーニングが行われると、 Tape Error LED、Clean LED は消灯します。 使用できるクリーニングカートリッジ 本製品には、次のクリーニングカートリッジをお使いください。 サプライ品については、 「5 サプライ品」 (→ P.30)を参照してください。 品名 商品番号 購入単位 備考 0160280 Ultrium 1 クリーニングカートリッジ U 1 巻 ユニバーサルクリーニング カートリッジ Clean LED が点滅している場合、クリーニングが必要です。クリーニングカートリッジ で、クリーニングしてください。...
  • Page 29: クリーニングの注意事項

    クリーニングの注意事項 クリーニングは、次の 2 つがあります。 ・ 定期的なクリーニング(3 か月に 1 回程度) ・ クリーニング要求時(Clean LED 点滅時)のクリーニング ■ 定期的なクリーニング 磁気ヘッドへの汚れの堆積の予防処置として定期的なヘッドクリーニング(3 か月に 1 回程 度)をお勧めします。本製品をまったく使用していない場合でも、動作確認を兼ねて定期的 なクリーニングをお勧めします。 ■ クリーニング要求時のクリーニング 本製品は、動作状態からクリーニングが必要と判断した場合に Clean LED を点滅して、ク リーニングを促します。Clean LED が点滅したままで使用を続けると、データカートリッ ジやバックアップデータを損傷する場合があります。Clean LED が点滅したときは、ただ ちにクリーニングしてください。 データカートリッジが消耗していると、動作中にヘッド汚れなどを検出し、Clean LED が 点滅しやすくなります。また、データカートリッジの排出に時間がかかったり、データ カートリッジがロードできなくなる場合があります。クリーニングしてもすぐに Clean LED が点滅する場合、データカートリッジが消耗していることが考えられます。使用期間...
  • Page 30: サプライ品

    Ultrium 1 クリーニングカートリッジ U 1 巻 ユニバーサルクリーニング (*2) カートリッジ *1:データ圧縮機能を使わない場合の値です。記憶容量は、1GB=1000 × 1000 × 1000byte 換算で す。 *2:本製品では、Ultrium1 クリーニングカートリッジ(商品番号 :0160290)は使用できません。 ※ 本製品では、Ultrium 1 データカートリッジ(商品番号:0160210)は読み込みのみ可能です。 富士通サプライ品は、富士通コワーコ株式会社の取扱品です。 問い合せ先:富士通コワーコ株式会社(http://jp.fujitsu.com/coworco) お客様総合センター:0120-505-279 月~金 9:00 ~ 17:30(祝日、年末年始除く) なお、本サプライ品の説明書は、上記ホームページ内の『サプライ商品』→『データメ ディア』→『LTO テープ』の『LTO Ultrium カートリッジテープ説明書』を参照してくだ さい。 本製品ではデータカートリッジの交換時期は、 「使用期間で1年、使用回数で 1000 回の、 どちらか早いほう」になります。...
  • Page 31: バックアップ運用上の注意

    バックアップ運用上の注意 この章では、本製品のバックアップ運用上の注意事項について説明しています。 バックアップ運用上の注意事項 ■ 運用チェックシートについて バックアップの日々の運用(クリーニング運用・データカートリッジ管理・設置環境な ど)上の注意事項について、確認事項を「付録 A 運用チェックシート (設置・運用確認 編) 」 (→ P.39)にまとめてあります。チェックシートを使用して、運用の確認をしてくだ さい。 また、テープ装置全般の注意事項について、富士通パソコン情報サイト FMWORLD.NET の PRIMERGY 向けホームページ(http://www.fmworld.net/biz/primergy/)内の「技術情報」 のシステム構築の手引きに、 「テープ装置、媒体の定期交換とクリーニングで安心バック アップ!」として掲載しておりますので、併せて確認してください(本製品にも添付して おります) 。 ■ データカートリッジの取り出し(必須作業)について ・ バックアップ後は、データカートリッジを取り出してください。 ・ サーバの再起動、電源切断時にはカートリッジを取り出してください。 ・ 本製品にデータカートリッジを入れたままにしないでください。 注意 ・ バックアップ後は、必ずデータカートリッジを取り出してください。 取り出しは、手動および自動で行うことができます。 (→「2.2.2 取り出し方法(手動・ 自動) 」 (P.20) - 本製品はカートリッジ取り出し時(巻き戻し時)に、テープに管理情報の書き込みを...
  • Page 32 ■ データの圧縮率について データの圧縮率は、目安として 2 倍程度としておりますが、データの内容により圧縮率は 変化します。ソフトウェアにより圧縮処理されたデータでは、本製品による圧縮効果は期 待できません。 ■ バックアップ性能/容量について 次の要因により、バックアップ性能および 1 巻あたりに記録できるバックアップ容量が変 化します。 ・ ご使用されるデータカートリッジの記録面の状態(消耗、汚れなど) ・ 本製品のヘッドの汚れ状態 ・ データの圧縮率 ・ サーバの負荷状況 ・ サーバの構成(ハードディスクの接続形態、RAID のレベルなど) ■ システム構築時の留意事項 同一データカートリッジ 1 巻によるバックアップ運用では、バックアップに失敗した場 合、全データが失われる危険があります。複数のデータカートリッジによるバックアップ 運用を行うことにより、トラブル発生時の被害を最小限にできます。 例)曜日ごとのデータカートリッジを準備し、バックアップ運用する。...
  • Page 33: Led について

    LED について この章では、各 LED の状態について説明しています。 本製品前面には、4 つの LED があり、本製品の状態を示します。 Ready Drive Error Tape Error Clean ■ 自己診断中の LED 本製品に電源が供給されるかリセットされると、本製品は自己診断テストを行います(約 5 秒かかります) 。 自己診断テストが正常に行われた場合、Ready LED が数回点滅してから点灯します。他の LED は消灯します。 自己診断テストで異常が検出された場合、Drive Error LED と Tape Error LED が点滅しま す。この場合、本製品の故障が考えられます。担当営業員または担当保守員に連絡してく ださい。 ■ LED によるトラブルシューティング 問題がある場合は、次の表の対処方法に従って解決してください。...
  • Page 34 LED の状態 原因 対処方法 本製品が使用可能な状態です。 なし。正常な状態です。 Ready Drive Error Tape Error Clean 通常の動作(読み込み・書き込みな なし。リセットしたり、電源を入れ直 Ready ど)を実行中です。 したりしないでください。 Drive Error Tape Error Clean ドライブが特殊な動作モードになって サーバを再起動してください。 Ready* います。 Drive Error Tape Error Clean * 点灯、点滅を繰 り返します。 ファームウェアをダウンロード中で 通常の動作時には発生しない状態で Ready* す。 す。ファームウェアの書き換え中以外 Drive Error の場合に発生した場合、サーバを再起...
  • Page 35 LED の状態 原因 対処方法 ロードされているカートリッジまたは カートリッジをもう一度挿入しなおし Ready 直前にイジェクトされたカートリッジ てください。再度、発生する場合は、 Drive Error に問題があります。 カートリッジに問題があります。新し いカートリッジと交換してください。 Tape Error クリーニングカートリッジの場合、使 Clean 用可能回数を超えています。新しいク リーニングカートリッジに交換してく ださい。 カートリッジ挿入 カートリッジに内蔵されているカート カートリッジを書き込み禁止にし、挿 直後にすぐにイ リッジメモリに障害がある可能性があ 入するとデータの読み取りが可能で ジェクトされ、次 ります。 す。データの回復が終わったら、その の状態となる。 カートリッジは以後使用しないでくだ さい。 Ready Drive Error Tape Error Clean または、カート リッジイジェクト...
  • Page 36: トラブルシューティング

    トラブルシューティング この章では、本製品を使用していて、正常に動作しない場合の対処方法について 説明しています。 本対処方法で回復しない場合は、担当保守員または担当営業員にご連絡ください。 LED の状態については、 「7 LED について」 (→ P.33)を参照してください。 現象 対処方法 本製品が動作しない 電源ケーブル、SCSI ケーブルが正しく取り付けられているか確 (カートリッジを挿入 認してください。 してもロードしない、 カートリッジが挿入さ れているのに Ready LED が点灯しない、な ど) 。 本製品が OS、バック ・ 電源ケーブル、SCSI ケーブルが正しく取り付けられているこ と、SCSI ケーブルに SCSI 終端抵抗が正しく取り付けられて アップソフトウェアで いることを確認してください。また、本製品の SCSI-ID が正 認識されない。 しく設定されているか確認してください。...
  • Page 37 現象 対処方法 カートリッジが排出さ 通常の取り出し手順( 「■ 手動でのデータカートリッジの取り れない。 出し方法」 (→ P.20) )で取り出せないことを確認した後、   「2.2.3 データカートリッジ排出不可時の強制排出方法について」 (→ P.22)にしたがって強制排出してください。 Drive Error LED が点滅 可能な場合、サーバをシャットダウンし再起動してください。 している(回復不可能 なエラー) 。 Tape Error LED が点滅 ・ カートリッジが正しいものか確認してください。 している(メディアエ ・ カートリッジのライトプロテクトスイッチが正しい位置にあ ラー) 。 るか確認してください(書込み禁止または書き込み許可のど ちらかの位置にあること) 。 ・ カートリッジに破損などがないか確認してください。 ・...
  • Page 38 仕様 この章では、本製品の仕様と設置環境を示しています。 ■ 仕様 項目 機能・仕様 備考 品名 内蔵 LTO3 ユニット PG-LT301 型名 PGBLT301 (*) 400GB Ultrium1 データカート データ記憶容量 (Ultrium3 データカートリッジの場合) (非圧縮) リッジは読み込みのみ (*) 200GB 可能。 (Ultrium2 データカートリッジの場合) デ-タ転送速度 最大 80 MB/s(1MB=1000 × 1000byte 換算) Ultrium3 データカート 最大 76.3MB/s(1MB=1024 × 1024byte 換算) (非圧縮)...
  • Page 39: 付録 A 運用チェックシート(設置・運用確認編

    説明/作業内容(●) 3 か月に一度の割 □ 本製品は、使用/未使用に関わらず磁気ヘッドが汚れる 合で、ヘッドク ため、定期クリーニングが必要です。ヘッドが汚れた状 リーニングを行う 態では、テープ表面を傷つけ、データカートリッジが短 運用になっていま 期間で使用できなくなる場合があります。なお、メンテ すか? ナンス時期を忘れないために、バックアップ環境支援 ツール『Fujitsu Tape Maintenance Advisor』を使用する と、メンテナンス時期をオペレータに自動通知できま す。 ●内蔵 LTO3 ユニット 3 か月に一度はクリーニングして ください。 Clean LED が点滅 □ 本製品は動作状態からクリーニングが必要と判断した場 したとき、クリー 合に Clean LED を点滅して、クリーニングを促す機能を 持っています。Clean LED が点滅したままで使用を続け ニングを行う運用 になっています...
  • Page 40 分類 確認 チェック項目 説明/作業内容(●) □ データカートリッ データカートリッジは消耗品です。消耗したデータカー ジに使用開始日を トリッジはテープ表面が傷つき、ヘッド汚れの増加、媒 書いていますか? 体エラー多発などの不具合の原因となります。データ (交換目安:1年) カートリッジの消耗によるバックアップ失敗防止するた め、富士通品で、使用期間 1 年、使用回数 1000 回のど ちらか早い方を目安に交換が必要です。 ●上記に該当する場合は、新しいデータカートリッジに 交換してください。データカートリッジは富士通純正 品を使用されることをお勧めします。 □ バックアップ時、 データカートリッジが寿命に達している場合、バック すぐに Clean LED アップ中にヘッド汚れなどを検出し、Clean LED が点滅 デ が点滅するような しやすくなります。また、データカートリッジの排出に | 場合や、データ 時間がかかったり、データカートリッジがロードできな タ カートリッジ排出 くなる場合があります。 カ...
  • Page 41 分類 確認 チェック項目 説明/作業内容(●) 内蔵 LTO3 ユニッ 内蔵 LTO3 ユニットは、データ記録面が装置内部で露出 □ ト(サーバ内蔵の するため、設置環境(特に塵埃)の影響を受けやすい装 場合はサーバ本 置です。一般的に、床面に近いほど塵埃濃度は高くなる 体)の周囲はほこ ので、机上など床面より離れた場所への設置をお勧めし りの少ない環境で ます。 すか? ●下記の「避けて頂きたい設置例」を参考に、よりほこ りの少ない環境に設置するよう配慮をお願い致しま す。 [避けていただきたい設置例] ・ 装置を床に直接置くこと 設 ・ 人通りの多い場所 置 ・ 開放されるドアや窓の近く。特に土埃や車の排気ガ 環 ス、などの外部の影響を受ける場所 境 ・ 空気の取り込み口、吹き出し口の近く。 (空調、エア コン、換気扇、などに注意) ・ タバコの煙の影響を受ける場所(装置が設置された部 屋での喫煙禁止)...
  • Page 42: 付録 B Tape Maintenance Advisor について

    付録 B Tape Maintenance Advisor について はじめに 近年では、テープ装置をデータのバックアップのために使用されるお客様も非常に増えて きています。テープ装置はハードディスクなどと異なり、定期的なメディアの交換やバッ クアップ装置のクリーニングなどメンテナンスが必要な装置です。このことが認識されな いまま使用され、 「バックアップ作業が失敗する」 「いざという時にデータが復元できな い」といったトラブルが生じる事例が散見されます。 (※) そこで、Fujitsu Tape Maintenance Advisor(以降「TMA」と表記します) は、このよう なトラブルを起こさないために、サーバに接続されているテープ装置のメンテナンス時期 をオペレータにお知らせする機能を提供いたします。 ※本ソフトウェアは、 「Tape Maintenance Checker」の後継製品です。 TMA 導入のメリット B.2.1 提供する主な機能 ・ PRIMERGY に接続しているテープ装置の決められたメンテナンス時期に、オペレータ の端末(Windows)に Messenger 通知し、メンテナンス作業を促します。 ・ オペレータがメンテナンス作業を実施しない場合には、翌日もメンテナンスを促す Messenger が通知されます。...
  • Page 43 B.2.2 メリット 本ソフトウェアを導入すると、次のような利点があります。 分類 導入前 導入後 現地のオペ ・ テープ装置の定期的なクリーニ ・ あらかじめ設定された周期で、 レータは? ング作業を行っていない。 クリーニングを促すメッセージ がポップアップするので、ク リーニング作業を忘れない。 ・ 週に一度、クリーニングをする ・ クリーニング作業を怠ると翌日 ことになっているが忘れてしま もメッセージが通知される。 い、クリーニングしなくなって しまう。 システム管理 ・ 現地のオペレータがクリーニン クリーニングしていないと当該 者は? グ運用を実施しているかを把握 サーバのイベントログに残るの できない。 で、イベントログを監視すれば、 ・ システム管理者が、定期的なク 現地オペレータのクリーニング作 リーニングの必要性を理解して 業の実施具合が把握できる。 いない。 バックアップ テープ装置のヘッド周囲に塵埃が...
  • Page 44: 製品の概要

    製品の概要 ■ 製品名 使用する OS に応じて、2 つの製品があります。 ・ Fujitsu Tape Maintenance Advisor for Windows ・ Fujitsu Tape Maintenance Advisor for Linux ■ 動作環境 Windows では、本ソフトウェアはサービスの1つを使用します。 Linux では、X-Window(GNOME)が導入され、ログインされている必要がありま す。 ・ OS - Windows の場合 ・ Windows 2000 Server (*) ・ Windows Server 2003 /...
  • Page 45 ■ 主な機能 ・ メンテナンス時期の通知 - 接続されているテープ装置のメンテナンス時期を通知します。 - テープ装置が複数接続されている場合でも、それぞれの装置ごとに通知できます。 - テープ装置があらたに接続された場合も自動的に認識して通知します。 ・ 通知方法の設定 テープ装置ごとにメンテナンスの通知周期と通知方法を設定できます。設定可能な通知 周期と通知方法は、次のとおりです。 - 通知周期 ・ 日単位 ・ 週単位 ・ 月単位(日付での設定と曜日での設定のいずれかを選択可) - 通知方法 ・ ポップアップメッセージ ・ アイコン(タスクトレイ) ・ イベントログ ・ 他の端末へのメッセージ - ログの記録 TMA の起動から終了までのイベント発生履歴を記録します。 主な記録イベントは、次 のとおりです。 ・ テープ装置の検出 ・...
  • Page 46: 付録 C Windows 自動システム回復機能(Asr)の手順について

    付録 C Windows 自動システム回復 機能(ASR)の手順について ASR でのシステムデータ回復手順 ASR でのシステムデータの回復手順について説明します。 C.1.1 必要な物 ・ Windows Server 2003 CD-ROM ・ ドライバフロッピーディスク「PRIMERGY LTO3 UNIT Device Driver for Windows」 ・ オペレーティングシステムバックアップメディア(Windows 自動システム回復機能用に システムデータをバックアップしたテープ媒体) ・ Windows 自動システム回復ディスク(フロッピーディスク) また、必要に応じて次のものを用意してください。 ・ SCSI カード用ドライバディスク(フロッピーディスク) ・ SCSI アレイコントーローラカード用デバイスドライバディスク(フロッピーディスク) C.1.2 注意事項...
  • Page 47 C.1.3 システムデータの回復手順 Windows Server 2003 CD-ROM をドライブに入れて、サーバを起動し ます。 Windows セットアップ画面になり、画面の下部に次のメッセージが表示されます。 Press F6 if you need install a third party SCSI or RAID driver … このメッセージは約 5 秒間表示されたあと、自動的に次のメッセージに変わりま す。次の操作を素早く行ってください。 Windows Setup 画面にならない時は、BIOS の設定を行ってください。 【F6】キーを押します。 【F6】キーを押しても次のメッセージに置き換わるまでこのメッセージは画面に残 ります。 画面の下部に、次のメッセージが表示されます。 Press F2 to run Automated System Recovery (ASR) … このメッセージは約...
  • Page 48 1 ~ 2 分後に、画面中央に次のメッセージが表示されます。 Setup could not determine the type of one or more mass storage devices installed in your system, or you have chosen to manually  specify an adapter. Currently, Setup will load support for the following mass storage devices(s): <...
  • Page 49 使用しているシステムに適するドライバにカーソルを合わせ、 【Enter】 キーを押します。 画面中央に、次のメッセージが表示されます。 Setup will load support for the following mass storage device(s): << 選択したドライバ名 >> * To specify additional SCSI adapters, CD-ROM drives, or special disk controllers for use with Windows, including those for with you have a device support disk from a mass storage device Manufacture, press S.
  • Page 50 パーティションの内容を確認して、問題がなければ、メッセージに従い、 【C】キーを押します。 パーティション構成によってはこのメッセージが表示されない場合があります。 復旧前と同じパーティション構成で、Windows Server 2003 がインストールされ ていると、パーティション構成が表示されず、 「ハードディスクの保守を実行し ました。 」というメッセージが表示され、Windows 自動システム回復機能が失敗 することがあります。ハードディスクドライブを初期化して最初からやり直して ください。 ハードディスクドライブの初期化については、 「C.2 ハードディスクドライブの 初期化手順例」 (→ P.51)を参照してください。 数十秒後に、ドライバフロッピーディスクの挿入を求めるメッセージが表示されま す。 ドライバフロッピーディスクを挿入後、指示に合わせて【Enter】キーを 押します。 「ファイルをコピーできません」と表示された場合は、 【Esc】キーを押してくだ さい。 手順 6 で【S】キーを押し、ドライバを追加した場合には、続けてそれら SCSI カード用ドライバディスクまたは、SCSI アレイコントローラカード用デバイス ドライバディスクを同様に使用します。 数分後に、Windows 自動システム回復ディスクの挿入を求めるメッセージが表示さ れます。 指示に合わせて【Enter】キーを押します。 フロッピーディスクドライブからディスクを抜くように、とのメッセージが表示さ れます。 アクセスランプの消灯確認後、Windows 自動システム回復ディスクを抜...
  • Page 51: ハードディスクドライブの初期化手順例

    ハードディスクドライブの初期化手順例 ハードディスクドライブを初期化する手順がない場合は、次の方法で初期化してくださ い。 「C.1.3 システムデータの回復手順」 (→ P.47)の手順 3 の操作を除き、 「C.1.3 システムデータの回復手順」 (→ P.47)の手順 7 までの操作を行 います。 OS のセットアップを続行するかを問うメッセージが表示されます。 OS のインストールは行いませんが、セットアップは続行するので、メッ セージに従い、 【Enter】キーを押します。 セットアップ開始の確認を求めるメッセージが表示されたら、 【Enter】 キーを押します。 Windows ライセンス契約の画面が表示されたら、 【F8】キーを押します。 「C.1.3 システムデータの回復手順」 (→ P.47)の手順 7 に進みます。 Windows がインストールされている場合には、手順 4 で【F8】キーを押しても 「C.1.3 システムデータの回復手順」 (→ P.47)の手順 7 に進まずに既存の Windows の修復を行うか、新しい...
  • Page 53 Before Reading This Manual Thank you for purchasing the Fujitsu Tape Drv LTO3 Ultrium3 400GB (PG-LT301/PGBLT301). This manual explains the basic usage of the Tape Drv LTO3 Ultrium3 400GB (hereafter referred to as "this product" or "the drive"). Before using this product, read this manual in order to handle it properly.
  • Page 54 Remarks Warning descriptions Various symbols are used throughout this manual. These are provided to emphasize important points for your safety and that of others. The symbols and their meanings are as follows. Be sure to fully understand these before reading this manual. Ignoring this symbol could be potentially lethal.
  • Page 55 Abbreviations The following expressions and abbreviations are used to describe the product names used in this manual. Product names Expressions and abbreviations Tape Drv LTO3 Ultrium3 400GB "This product" or "the unit" (PG-LT301/PGBLT301) ® Microsoft Windows Small Business Server 2003 SBS 2003 ®...
  • Page 56 WARNING • Do not tinker with this product. Doing so may cause an electric shock or fire. CAUTION • Do not disassemble this product or take it apart. • Do not use or store this product in the following environments. - Environments with extremely low temperature - Environments with extremely high temperatures and high humidity - Environments where temperature and humidity change greatly and rapidly.
  • Page 57 If any items are missing, contact an office listed in "Appendix B Contact Information" ( pg.88). • Tape Drv LTO3 Ultrium3 400GB (this product) • Cleaning cartridge (Ultrium1 Cleaning cartridge U) • Driver floppy disk "PRIMERGY LTO3 UNIT Device Driver for Windows" • Screws (x4) • Washer (x4) •...
  • Page 58 Contents 1 Installing the Unit to a Server ......Checking the Installation Environment ......Setting Jumpers .
  • Page 59: Installing The Unit To A Server

    Installing the Unit to a Server This chapter explains how to install this unit to a server. Install the unit in accordance with the following procedures. Check the installation environment. "1.1 Checking the Installation Environment"(pg.59) Set jumpers. "1.2 Setting Jumpers"(pg.60) Install the unit to the server and connect the SCSI cable and the power cable.
  • Page 60: Setting Jumpers

    Setting Jumpers Normally it is not necessary to change the SCSI-ID. The SCSI-ID can be set using the short jumpers on the rear of the unit (diagram below). [Rear] Short jumpers Term Power SCSI-ID 0 SCSI-ID 1 Reserved SCSI-ID 2 SCSI-ID 3 SCSI connector Power connector...
  • Page 61: Installing The Driver

    Installing the Driver To use this product for Windows Server 2003 / SBS 2003 / Windows 2000 Server, use the floppy disk driver provided with this product and install the driver according to the following procedures (Make sure that this product is connected correctly before installing the driver). However, if "Hewlett Packard LTO Ultrium-3 drive"...
  • Page 62 • When using a CD such as ServerStart • For Windows Server 2003 / SBS 2003 [CD-ROM drive]:\DRIVERS\tape\LTO3\drivers\WinNT\Win2003\i386 • For Windows Server 2003 x64 [CD-ROM drive]:\DRIVERS\tape\LTO3\drivers\WinNT\Win2003\x64 Click [Next]. The "Completing the Hardware Update Wizard" message appears. Click [Finish], and click [Close]. Restart the server.
  • Page 63 Restart the server. 1.3.2 Driver Installation (For PRIMERGY FT) Notes • This product can be installed only to FT1. It cannot be installed to FT2. • Two of this product cannot be installed at the same time. • This product cannot be used from CoServer. •...
  • Page 64 After installing the driver to FTvirtual Server by repeating steps 4 - 12, restart the FTvirtual Server. 1.3.3 About the Driver Please download the latest driver for windows 2000 Server / Windows Server 2003 / Windows Server 2003 x64 from the Fujitsu PRIMERGY website (http://primergy.fujitsu.com).
  • Page 65: Component Names And Functions

    Component Names and Functions This chapter explains the component names and functions of this product. Eject Button and LEDs Data cartridge insertion slot Eject button Emergency reset Ready LED Drive Error LED Tape Error LED Clean LED Eject button Press this button to eject the cartridge from the drive. Do not press this button for more than 10 seconds (Forcible ejection will be performed, and may cause errors in the OS and backup software).
  • Page 66 • Drive Error LED (Amber) LED Status Device status No errors Blinking A hardware error has been detected. • Tape Error LED (Amber) LED Status Device status No errors Blinking There is a problem with the data cartridge being loaded. •...
  • Page 67: Inserting/Ejecting The Data Cartridge

    Inserting/Ejecting the Data Cartridge Handle the data cartridge properly referring to "3 About the Data Cartridge" ( pg.71). 2.2.1 How to insert Insert the data cartridge slowly into the cartridge slot, with the arrow mark facing up and the label panel facing you.
  • Page 68 Manually ejecting a data cartridge Check that only the Ready LED is on, and press the eject button. If using backup software to eject the cartridge, select eject. The Ready LED will blink, and the data cartridge will be rewound and ejected. Wait until the Ready LED stops blinking before starting and other operations.
  • Page 69 • For Windows Backup In batch files etc., add a description that executes the following command after the backup command has been executed. rsm refresh /lf"Hewlett Packard LTO Ultrium-3 drive" rsm eject /lf"Hewlett Packard LTO Ultrium-3 drive" Example of a batch file @echo off setlocal rsm inventory /lf"Hewlett Packard LTO Ultrium-3 drive"...
  • Page 70 2.2.3 How to use forcible ejection when the data cartridge cannot be ejected The data cartridge can be forcibly ejected by pressing the eject button for more than 10 seconds (Forcible ejection). Only use "Forcible ejection" when the data cartridge cannot be ejected due to an error.
  • Page 71: About The Data Cartridge

    About the Data Cartridge This chapter explains the data cartridge used for this product. Data Cartridges that can be Used Use the following data cartridges for this product. (*1) Product name Supplier Remarks (*2) LTO Ultrium 1 Data Cartridge FUJI PHOTO FILM Co.,LTD. Storage capacity: 100GB LTO Ultrium 2 Data Cartridge FUJI PHOTO FILM Co.,LTD.
  • Page 72 • Do not use a data cartridge that has had a strong shock such as being dropped or falling. CAUTION • Do not use a defective media whose leader pin is detached, whose data cartridge is deformed, or which had a shock, because such defective media can damage the drive.
  • Page 73 3.2.3 Storing the Data Cartridge When storing the data cartridge, follow the notes below: • Make the storage area clean, and comply with the usage rules. • Put the data cartridge in the operation environment for more than 24 hours before using it. •...
  • Page 74: Cleaning

    Cleaning This chapter explains how to clean this product. Cleaning Head cleaning will be performed automatically when a cleaning cartridge is inserted into this product. This product uses a magnetic head to write and read data. If soiled with dust or dirt, the magnetic head does not read or write data correctly.
  • Page 75: Cleaning Cartridge That Can Be Used

    If a cleaning cartridge that has been used too many times is inserted, the Tape Error LED will turn on and the cleaning cartridge will be ejected in about 20 seconds. If before cleaning the CleanLED starts blinking to request cleaning, the Clean LED will stay blinking. Insert a new cleaning cartridge.
  • Page 76: Cautions Concerning Cleaning

    Cautions Concerning Cleaning The following 2 types of cleaning exist. • Periodical cleaning (once every three months) • Cleaning when cleaning is requested (Clean LED blinks) Periodical cleaning It is recommended to perform periodical head cleaning (every three months) as a preventive measure to prevent dust from accumulating on the head.
  • Page 77: Cautions Concerning Backup

    Cautions Concerning Backup This chapter explains the points to note about backup operations for this product. Operation Check Sheet Items that need to be checked in regards to everyday backup operations (cleaning operations, data cartridge management, device environment etc.) are listed in "Appendix A Operation Check Sheet(Installation/Operation Check)"...
  • Page 78 Backup performance/capacity The backup performance and backup capacity that can be used in one data cartridge varies depending on the following factors: • The conditions (attrition, dust, etc.) of the recording surface of the data cartridge to be used. • The dust and dirt condition of this product head •...
  • Page 79: Leds

    LEDs This chapter explains the status of each LED. On the front of this product there are 4 LEDs that indicate the status of this product. Ready Drive Error Tape Error Clean LEDs during self diagnostic testing When the power of this device is turned on or the device is reset a self diagnostic test is performed (lasts approx 15 sec.) If the self diagnostic test is not performed correctly the Ready LED blinks several times.
  • Page 80 LED Status Problem Solution This product is ready for use. None. Normal status. Ready Drive Error Tape Error Clean Normal operations (read, write) in None. Do no reset or restart. progress. Ready Drive Error Tape Error Clean The drive has reached a particular drive Restart the server.
  • Page 81 LED Status Problem Solution There is a problem with the cartridge that is Insert the cartridge again. If this problem being loaded or that has just been ejected. occurs again there is something wrong with Ready the cartridge. Replace the damaged Drive Error cartridge with a new data cartridge.
  • Page 82: Troubleshooting

    Troubleshooting This chapter explains the troubleshooting methods when this product is not running properly during use. If the problem is not resolved after performing the following troubleshooting, contact an office listed in "Appendix B Contact Information" ( pg.88). For details about LED status, refer "6 LEDs" ( pg.79) Problem Solution This product does not...
  • Page 83 Problem Solution The cartridge is not When it has been confirmed that a data cartridge cannot be ejected ejected. using normal procedures " Manually ejecting a data cartridge" ( pg.68) use the following procedures forcibly eject the data cartridge as described in "2.2.3 How to use forcible ejection when the data cartridge cannot be ejected"...
  • Page 84: Specifications

    Specifications This chapter describes the specifications for this product. Specifications Item Functions and Specifications Comment Product name Tape Drive LTO3 Ultrium3 400GB Product ID PG-LT301 PGBLT301 Data memory 400GB Only read is available capacity (no (For Ultrium3 data cartridge) for Ultrium1 data compression) 200GB cartridge.
  • Page 85: Appendix A Operation Check Sheet(Installation/Operation Check)

    Tape Drv LTO3 Ultrium3 400GB is a precision instrument and improper daily operation (cleaning/ data cartridge management/ installation environment, etc.) will lead to troubles such as backup failure. We provide here an "Operation Check Sheet" to avoid troubles. The following items are recommended operations by Fujitsu. Classificat Check Check item Description / tasks (*) ❑...
  • Page 86 Classificat Check Check item Description / tasks (*) ❑ Is the commencing The data cartridge is a consumable part. Worn data date for use written cartridge will cause troubles such as tape surface on the data damage, dirty heads, many media errors, etc. To avoid cartridge? miss-backup due to worn data cartridge, replacement is (Approximate...
  • Page 87 Classificat Check Check item Description / tasks (*) ❑ Is the environment This product is susceptible to its installation of this product (the environment (especially dust) because the data- server if it is built in recording surface is exposed inside the device. The the server) dust- closer to the floor, the higher the dust level is in general, free?
  • Page 88: Appendix B Contact Information

    Fax: +852-2827-4724 Address: 10/F., Lincoln House, 979 King's Road Taikoo Place, Island East, Hong Kong • Indonesia: PT. Fujitsu Systems Indonesia Offices Headquarters Tel: +62-21-570-9330 (Hunting) Fax: +62-21-573-5150 Address: Wisma Kyoei Prince 10th Floor Jl. Jend. Sudirman Kav 3-4 Jakarta, Indonesia 10220 •...
  • Page 89 Address: Unit 802-8th floor, Fortuna Tower Hanoi 6B Lang ha Street, Ba dinh District, Hanoi Socialist Republic of Vietnam • United States: Fujitsu Computer Systems Corporation Tel: +1-800-831-3183 Fax: +1-408-496-0575 Address: 1250 East Arques Avenue, Sunnyvale, CA USA 94088-3470 For the latest information, refer to the Fujitsu PRIMERGY website (http://primergy.fujitsu.com). Appendix B Contact Information...
  • Page 90 Memo...
  • Page 91 ● 落丁、乱丁本は、お取り替えいたします。 • The contents of this manual may be revised without prior notice. • Fujitsu assumes no liability for damages to third party copyrights or other rights arising from the use of any information in this manual. • No part of this manual may be reproduced in any form without the prior written permission of Fujitsu.
  • Page 92 こ のマ ニ ュ アルは リ サイ ク ルに配慮 し て製本 さ れています。 不要にな っ た際は、 回収 ・ リ サイ ク ルに出 し て く だ さ い。...

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