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出力短絡異常 (E.SCF)
出力短絡を検出した際のリセット動作とアラーム表示を選択できます。
Pr.
名称
521
出力短絡検出
H194
• Pr.521 の設定により、出力短絡検出時のアラーム表示（E.OC1 〜 E.OC3/E.SCF）を変更できます。
• Pr.521 ＝ "1" 設定時、出力短絡を検出すると、インバータは E.SCF を表示して出力を停止します。
• Pr.521 ＝ "1" 設定時、E.SCF が発生した場合は制御回路電源 OFF によるリセットのみ E.SCF を解除することが
できます。 （E.OC1 〜 E.OC3 発生時はすべてのリセット操作で解除できます。 ）
• E.SCF 発生時に制御回路電源 OFF によるリセット以外（端子 RES 入力など）によるリセット動作の繰り返しに
よって、インバータが破損することを防止できます。
• E.SCF が発生すると、出力短絡検出 (ALM4) 信号を出力することができます。
• ALM4 信号出力に使用する端子は、Pr.190 〜 Pr.196 ( 出力端子機能選択 ) に "23（正論理）または、123（負論
理）" を設定してください。
• 異常時商用切換選択時（Pr.138 ≠ "1"）に E.SCF が発生しても商用運転に切り換わりません。
操作パネル表示
名称
内容
チェックポイント
処置
NOTE
• 短絡抵抗が大きい場合、電流が短絡検出レベルに達しないことがあるため、出力短絡を検出できない可能性があ
ります。
• Pr.190 〜 Pr.196 （出力端子機能選択） により端子割付けの変更を行うと、他の機能に影響を与えることがありま
す。各端子の機能を確認してから設定を行ってください。
• E.SCF はリトライ対象外です。
• E.SCF はエラークリア (X51) 信号のクリア対象外です。
• エマージェンシードライブ実行中、E.SCF が発生した場合は出力遮断となります。
• E.SCF の通信データコードは 20(H14) です。
初期値
0
0
1
E.SCF
出力短絡異常
Pr.521 ＝ "1" 設定時に出力短絡を検出するとインバータの出力を停止します。Pr.521 の設定が初期
値 (Pr.521="0") の場合、出力短絡検出時は E.OC1 〜 E.OC3 を表示します。
出力短絡はないか。
出力短絡のないように配線を確認し、制御回路電源 OFF によりインバータをリセットしてください。
設定範囲
出力短絡検出時の動作
E.OC1 〜 E.OC3
E.SCF
FR-LU08 表示
2
内容
リセット解除制限
なし
あり
その他エラー
BCN-C22005-991
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