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Anest Iwata WRA-M200 Instruction Manual page 3

Automatic spray guns

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■保守・点検
・安全にご使用頂くための警告事項の機器誤用3項に従い、圧力を完全に逃がしてから作業してください。
・十分理解され、熟達された方が行ってください。
保守時の作業手順
1.残った塗料を他の容器に移した後、塗料通路及び空気キャップASSYの洗浄を
行います。塗料通路の洗浄は少量のシンナーを吹き付けて行います。 
2.各部の洗浄はシンナーで浸したブラシで行い、ウエス等でふき取ります。 
3.分解する前には塗料通路内部を十分洗浄します。 
塗料ノズル分解時工具はメガネレンチ、ボックスレンチ等、市販の工具を使
用し、スパナなどは使用しないでください。 
点      検      箇      所 
1.空気キャップおよび塗料ノズルの各穴の通路 
2.パッキン、Oリング類 
3.塗料ノズル、ニードル弁セット間のシート漏れ 
パターン
1)塗料ノズルと本体のテーパーシート間より空気が混入。 
2)ニードル弁パッキンセットからのエア吸込み。 
3塗料ホース継手部よりの空気の混入。 
息切れ 
1)角孔{キャップ先端の角部分(突起部)にあいている孔}に塗料
等の固形物が詰まり両角孔からの空気の強さが異なる。 
三日月 
1)塗料ノズルの外周及び空気キャップ中心に固形物が付着してい
る。又はキズがある。
かたより 
2)塗料ノズル取付けが悪い。 
1)塗料粘度が低すぎる。
2)塗料噴出量が多すぎる。 
中くびれ 
1)塗料粘度が高すぎる。
2)塗料噴出量が少なすぎる。
中高 
1)ノズル・ニードルのシート不良。
2)空気キャップ内部の塗料汚れ。 
スピット 
状 況
発 生 箇 所
塗料漏れ
自動ガン先端部
ニードル弁
パッキン部
塗料出ず
自動ガン先端部
・自動ガンを長期間使用すると、ニードル弁パッキン又は、ニードル弁の摩耗により、本体洩れ検知穴から塗料洩れが発生する場合があります。
・塗料洩れが発生した場合、ニードル弁パッキンセットの締め増しすることで、塗料漏れを一時的に止めることができますが、本体等その他の部品の保護の為、
  早めに点検、及び部品交換を行ってください。
・ニードル弁パッキンセットから塗料が漏れた際、パッキンカバーが簡易的な工具になります。
  パッキンカバーのピンを、ニードル弁パッキンセットの六角面に空いた穴に差し込み、
  図の方向へ 1/12 回転締めこんでください。
つぶれ、変形がある場合は交換
変形、摩耗の場合交換
塗料ノズル、ニードル弁の洗浄を十分行っても、漏れがある場合交換。
塗料ノズル単品、 ピストンASSY単品での交換ではなく、 ノズル ・ ピストンASSYでの交換をしてください。
原          因 
チ ェ ッ ク 箇 所
塗料ノズル〜
ピストンASSY 
塗料ノズル 〜 本体ASSY 
ニードル弁パッキンセット
ニードル弁パッキンセット〜ピストンASSY 
ニードル弁パッキンセット
塗料ノズル
ニードル弁パッキンセット
          〜ピストンASSY 
1.洗浄不良はパターン形状や微粒化の不具合の原因となります。 
特に二液塗料をご使用後は素早く入念に洗浄してください。 
2.自動ガン全体及び空気キャップASSYをシンナー等の液中に浸さないでくださ
い。長時間浸漬した場合、構成部品の損傷の原因となります。 
なお、洗浄時には空気キャップASSY、塗料ノズルの各噴出穴及びピストンASSY
は絶対にキズを付けないでください。 
3.塗料ノズルの分解は、 ニードル弁を引いた状態、 又はピストンASSYを引き抜い
た状態で行い、シール部に傷が付かないように注意してください。 
指定の工具を使用しないと、空気キャップ位置決め用のピンが破損し、位置決
め機能が使用できなくなる可能性があります。 
部    品    交    換    基    準 
1)塗料ノズルを外し、シート部を清掃した上で再度取付けてください。尚、
シート部にキズがある場合は塗料ノズルを交換してください。 
2)ニードル弁パッキンセットの締め増しを行ってください。 
3)継手部の締め付けを確かめ、緩い場合は完全に締めてください。
1)角孔の固形物を除去してください。 この際、 樹脂製のブラシを使用し、 金
属類のものは使用しないでください。 
1)ゴミ・固形物が付着している場合は、 除去してください。 又、 キズがある
場合は、その部品を交換してください。 
2)塗料ノズルを外し、シート部を清掃した上で再度取付けてください。 
1)塗料原液を追加し、粘度を高目に調節してください。
2)塗料調節ツマミを絞り噴出量を少なくしてください。又は、 
パターン調節用空気圧力を下げてください。
1)うすめ液を追加し粘度を低目に調節してください。
2)塗料調節ツマミを左に回し噴出量を多くしてください。
1)洗浄又は、ノズル・ニードル ASSY の交換をしてください。 
2)空気キャップの洗浄をしてください。 
シート面のゴミ・キズ・摩耗
ニードル弁ばねのヘタリ
塗料ノズルの締め付け不良
シート面のゴミ・キズ
ニードル弁パッキン押しの締め付けすぎによるピ
ストンASSY戻り不良
ピストンASSYへの塗料の固着による
ピストンASSY戻り不良
摩耗
締め付け不良
孔の詰まり・ゴミ・固着
塗料固着
ニードル弁パッキン押しの締め付けすぎ
パッキンカバー
−3 −
  重     要 
対            策 
締め
調
増し
部品
交換
ピンを挿し込み
1/12 回転締めこむ

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