章 保守; 保守点検; トラブルシューティング - Furuno SCX-20 Operator's Manual

3 章 保守
3.1
保守点検
機器の性能を十分に発揮させるには、定期的な点検が必要です。定期的に次の項目
を点検してください。
項目
コネクタ
ケーブル配線
ユニット
カバー
3.2
トラブルシューティング
「故障かな」と思ったら、まず次の点検を行ってください。修理は資格をもった
サービスマンに依頼してください。また、サービスマンを呼ぶときには、点検した
事柄を詳しく報告していただくと、サービスが迅速になります。
項目
データが出力
されない。
データが正し
く出力されな
い
位置情報が取
得できない
チェックポイント
コネクタすべてが確実に
締まっているか確認す
る。
ケーブルに傷などがない
か確認する。
カバーの清掃
考えられる要因
ケーブルの接続不良
/ 損傷 / 欠陥
表示部の設定不備
（NMEA 2000 機器）
装備後の設定でオフ
セットが正しく設定
されていない / 適用
されていない
アンテナ 4 に
GLONASS 衛星が設
定されている
ケーブルのコネクタを確実に接続する。
ケーブル交換が必要な場合は、お買い上
げ先、または当社支店・営業所に問い合
わせる。
ほこりや汚れは、柔らかい乾いた布でふ
き取る。 泥や塩などがこびり付いている場
合は、濡れた布でゆっくりとふきます。
清掃にシンナーやアセトン、アルコール、
ベンジンなどのプラスチック溶剤は使用
しないでください。
表面の塗装や表示部の文字などが溶ける
場合があります。
対処
ケーブルコネクタがしっかりと接続されてい
ることを確認する。またケーブルに損傷がな
いか確認する。NMEA 2000 バスに電力が供給
され、正しく動作していることを確認する。
必要に応じて、お買い上げ先、または当社支
店・営業所に問い合わせる。
接続されている NMEA 2000 機器側の説明書を
参照して、メニュー設定を確認する。
• 装備場所が適切か確認する。
• 接続されている他の機器での設定値を確認
する。必要に応じて、オフセットを再調整
する。
アンテナ 4 では GLONASS 衛星の使用はでき
ません。GLONASS 衛星を使用する場合は、ア
ンテナ 1 ～ 3 を選択してください。
対処
3-1