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P3FY-1040-01
PRIMERGY
SCSIカード (PG-126)
SCSI Card (PG-126)
J
USER'S GUIDE
USER'S GUIDE
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Summary of Contents for Fujitsu PG-126

  • Page 1 P3FY-1040-01 PRIMERGY SCSIカード (PG-126) SCSI Card (PG-126) USER'S GUIDE USER'S GUIDE...
  • Page 2 はじめに このたびは、弊社のSCSIカード PG-126(以後、本カードと呼びます) をお 買い上げいただき、まことにありがとうございます。 ご使用になる前に本書をよくお読みになり、正しい取り扱いをされますよう お願いいたします。 2000年12月 梱包物を確認してください お使いになる前に、次のものが梱包されていることをお確かめください。 万一足りないものがございましたら、おそれいりますが、お買い上げの販売 店または最寄りの弊社パーソナルエコーセンターまでお申し付けください。 ハードウェア ●本カード (PG-126) ドキュメント ●取扱説明書(本書) フロッピーディスク ●ドライバーディスク その他 ●保証書 ●ユーザ登録カード Adaptecは、Adaptec社の登録商標です。 Microsoft、Windows、MS、MS-DOSは、米国Microsoft Corporationの米国および その他の国における登録商標です。 その他の各製品名は、各社の商標、または登録商標です。 その他の各製品は、各社の著作物です。 All Rights Reserved, Copyright 富士通株式会社 2000...
  • Page 3 安全上のご注意 ご使用の前に、この「安全上のご注意」とマニュアル類をよくお読みにな り、内容をよくご理解のうえ、正しく製品をご使用ください。 なお、本説明書では安全上の注意点を、以下のマークとともに表示していま す。 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡 警告 する可能性または重傷を負う可能性があることを示してい ます。 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が損害 注意 を負う可能性があること、および物的損害のみが発生する 可能性があることを示しています。 マーク 内容 警告 ■ 本製品を改造しないでください。火災・感電の原因となりま す。 ■ 近くで雷が発生した時は、サーバ本体の電源コードや本カー ドの外部接続コードを抜いてください。そのまま使用する と、雷によっては機器破損、火災の原因となります。 -------------------------------------------------------------------------------------- ■ 本カードをサーバ本体に着脱する際には、安全のためサーバ 本体および接続されている機器の電源を切り、電源プラグを コンセントから抜いた後で行ってください。電源を入れたま まカードの着脱を行うと、装置の故障・発煙などが起こる可 能性があり、また感電の原因となります。 -------------------------------------------------------------------------------------- ■ 機器を移動する場合は、必ず機器の外部に接続されている コード類(本製品に接続されているコード類を含む)をすべ てはずしてください。コード類が傷つき火災・感電の原因と なること、機器が落ちたり倒れたりしてケガの原因となるこ とがあります。 ■ 製品は精密に作られていますので、高温・低温・多湿・直射 注意 日光など極端な条件での使用・保管は避けてください。ま...
  • Page 4: Table Of Contents

    目次 1 概要.............. 1 2 セットアップ ..........3 2.1 接続の前に ................3 2.2 接続方法 ................5 3 コンフィグレーション ......... 7 3.1 サーバ本体のコンフィグレーション ........7 3.2 SCSI Select ユーティリティの起動と終了 ......8 3.3 本カードのコンフィグレーション (SCSI Select ユーティリティ) ..........10 3.4 複数のSCSIカードの構成 ..........17 4 トラブルシューティング...
  • Page 5: 概要

    1 概要 本カードは、PRIMERGY(以後、サーバ本体と呼びます)用のSCSIカードで す。サーバ本体のPCIバスとSCSIデバイスとの間のインタフェースとして機 能します。 本カードはSCSI Select ユーティリティが搭載されており、カードの設定を容 易に変更することができます。 概略仕様を以下に示します。 概略仕様 メーカ型名 AHA−2940U2W カード種類 SCSI−3準拠 バスインタフェース PCI V2.1準拠 データ転送方式 バスマスターDMA SCSIコントローラ AIC−7890 SCSIチャネル数 カード1枚につき1チャネル 最大転送速度 同期:80MB/s、非同期:6MB/s コネクタ 内蔵SCSIデバイス用68ピンコネクタ(ULTRA2用) 内蔵SCSIデバイス用68ピンコネクタ(ULTRA用) (未サポート) 内蔵SCSIデバイス用50ピンコネクタ(ULTRA用) (未サポート) 外付SCSIデバイス用68ピンコネクタ(ULTRA2用) ポイント ・ 本カードでは、サーバ本体により使用できるSCSIコネクタに制限があ りますので、SCSIコネクタに接続する前にサーバ本体の取扱説明書を 参照してください。 ・ 本カードをクラスタ構成で使用される場合、クラスタキットの取扱説 明書にしたがって、デバイスドライバを使用してください。...
  • Page 6 図1-1に本カードの外観図を示します。 内蔵SCSIデバイス用 68ピンコネクタ(ULTRA用) (未サポート) 内蔵SCSIデバイス用 68ピンコネクタ(ULTRA2用) 内蔵SCSIデバイス用 50ピンコネクタ(ULTRA用) (未サポート) 外付SCSIデバイス用 68ピンコネクタ (ULTRA2用) AIC-7890 SCSIプロトコルチップ 図1-1外観図 ポイント ・ 本カードでは、ULTRA2用68ピンコネクタのみをサポートしておりま すので、他のSCSIコネクタへSCSIデバイスを接続しないでください。...
  • Page 7: セットアップ

    2 セットアップ 2.1 接続の前に 本カードとSCSIデバイスをインストールする前に、ここで説明するSCSIの基 本的概念を理解しておいてください。この概念説明は、本カードとSCSIデバ イスをセットアップし、正しく機能させる上で必要です。 SCSI ID番号 本カード自体はもちろん、本カードに接続されるすべてのSCSIデバイスに、 0∼15の独自のSCSI IDをそれぞれ割当てなければなりません。SCSI IDは下記 の2つの目的のために使用されます。 SCSIバスにあるそれぞれのSCSIデバイスを独自に定義するため SCSIバスでのSCSIデバイスの優先順位を決めるため 本カードに接続されたSCSIデバイスの場合もSCSI ID 7が最高の優先順位とな ります。残りのIDは、降順で6∼0と15∼8の優先順位となります。 ポイント SCSI IDには、SCSIデバイスを本カードにケーブル接続する順番を示す働 きはありません。 本カードのIDは、デフォルト設定のSCSI ID 7のままにしておくようにお奬め します。何らかの理由で、本カードのSCSI IDを変更しなければならない場合 は、「3.3 本カードのコンフィグレーション(SCSI Selectユーティリティ)」 をお読みください。ハードディスクやその他のSCSIデバイスのSCSI IDを変更 する場合は、各SCSIデバイスの取扱説明書を参照してください。 ポイント 本カードに接続されているSCSIデバイスからシステムをブートする場合 は、SCSI Select ユーティリティのBoot Target ID設定を、ブートを開始し たいSCSIデバイスのSCSI IDと対応するようにします。...
  • Page 8 SCSIターミネータおよびケーブル 信頼性の高い通信を確保するためには、品質のよいケーブルを使用するこ と、ターミネータ(終端抵抗とも呼ばれます)を使い、SCSIバスの両端を正 しく終端することが重要です。SCSIバスにおいては、バスの両端にあるSCSI デバイスではターミネータを有効にし、この間にあるすべてのSCSIデバイス では、ターミネータを無効にする必要があります。 I 本カードでの終端 本カードのターミネータは、SCSI Select ユーティリティを使って設定します。 デフォルト設定は「Automatic」ですので、ターミネータは自動的に設定され ます。本カードの設定はデフォルトの「Automatic」のままにしておくように お奬めします。 ポイント 本カードでは、サーバ本体により使用できる本カードのSCSIコネクタに使 用制限がありますので、本カードのSCSIコネクタに接続する前にサーバ本 体の取扱説明書を参照してください。 I SCSIデバイスの終端 各SCSIデバイスの終端を有効にするか無効にするかを判断する方法について は、それぞれのSCSIデバイスの取扱説明書をお読みください。ほとんどの内 蔵SCSIデバイスは、ジャンパやスイッチを制御することでターミネータ設定 ができるようになっています。また抵抗モジュールを取り付けたり、取り外 したりしないとターミネータ設定のできない内蔵SCSIデバイスもあります。 I SCSIケーブル SCSIデバイスを接続するために必要なケーブルは、安全な運用を行うための 重要なコンポーネントですので、必ず富士通純正品をご使用ください。...
  • Page 9: 接続方法

    2.2 接続方法 警告 取り付けや取り外しをするときは、各装置 (サーバ本体、周辺機器 感電 など)  の電源を切り、電源コードをコンセントから取り外してく ださい。感電の原因となります。 ポイント ・本カードの取り付けと、SCSIデバイスの接続が終了してから、サーバ 本体、周辺装置およびSCSIデバイスに電源コードを接続します。 ・サーバ本体、周辺装置およびSCSIデバイスの電源を入れる際には各装 置の取扱説明書をよく読んでから行ってください。 ・本カード1枚で、同時に外付SCSIデバイスと内蔵SCSIデバイスをサ ポートすることはできません。      I 本カードの取り付け 本カードを取り付けるには、下記の手順に従ってください。 ポイント 本カードなどの拡張カードをインストールするときの特別の操作や指示に ついては、サーバ本体の取扱説明書を参照してください。 1) サーバ本体と周辺装置の電源を切り、電源コードを外してください。 2) サーバ本体のカバーを取り外します。 3) 未使用のPCIスロットを捜します。ネジを外し、カードスロットの開口部 を覆っているブラケットを外します。(ネジはサーバ本体に本カードを固 定するときに使用するので、なくさないようにしまっておいてくださ い。 ) 4) PCIスロットの中に本カードを差し込みます。接触部がPCIスロットにき ちんとはまるように、しっかり押し込んでください。 5) 本カードがPCIスロットにしっかり固定されたら、手順 3で取り外したネ ジを使い、本カードのブラケットを固定します。 6) すべての電源スイッチがオフになっていることを確認し、サーバ本体のカ...
  • Page 10 ■ 外付SCSIデバイスの接続 1)本カードには、最大15台までの外付SCSIデバイスを接続することができ ます。 2)接続したい外付SCSIデバイスの電源を切り、電源コードを外してくださ い。 3)外付SCSIデバイスのSCSI IDとターミネータを設定します。(SCSIケーブ ルに接続される最端の外付SCSIデバイスのターミネータ設定を有効に し、他の外付SCSIデバイスのターミネータ設定は無効にします) 。 4)SCSIケーブルの一端のコネクタを、本カードの外付SCSIデバイス用68ピ ンコネクタに接続します。 5)SCSIケーブルの他端のコネクタを、外付SCSIデバイスのコネクタに接続 します。 6)他の外付SCSIデバイスを接続する場合は、それぞれ直前の外付SCSIデバ イスにSCSIケーブルを接続していき、すべての外付SCSIデバイスが全体 として、ひとつなぎになるように接続します。 ■ 内蔵SCSIデバイスの接続 1)本カードには、最大15台までの内蔵SCSIデバイスを接続することができ ます。 2)接続したい内蔵SCSIデバイスのSCSI IDとターミネータを設定します(内 部SCSIケーブルに接続される最端の内蔵SCSIデバイスのターミネータ設 定を有効にし、他の内蔵SCSIデバイスのターミネータ設定を無効にしま す) 。 3)サーバ本体に内蔵SCSIデバイスを装着します。手順は、サーバ本体と内 蔵SCSIデバイスの取扱説明書を参照してください。 4)内部SCSIケーブルのもう片方の最端のコネクタを、本カードの内部SCSI デバイス用68ピンコネクタに接続します。 5)接続したい内蔵SCSIデバイスのSCSIコネクタに、内部SCSIケーブルのコ ネクタを接続します。 6)サーバ本体内の内部デバイス用DC電源コードを、内蔵SCSIデバイスの電 源コネクタに接続します。...
  • Page 11: コンフィグレーション

    3 コンフィグレーション 3.1 サーバ本体のコンフィグレーション 本カードをインストールした後も、サーバ本体が本カードを認識しない場 合、サーバ本体のBIOSセットアップユーティリティを実行し、PCIコンフィ グレーションパラメータをチェックします。通常は、サーバ本体をブートす るときに、指定のキーを組み合わせて押すことでBIOSセットアップユーティ リティを起動することができます。下記に、BIOSセットアップユーティリ ティを実行するときに行わなければならないことを示します。 ポイント サーバ本体のオプションの中には、決められたPCIバススロットに対しての み有効なものがあります。オプションを変更する場合は、必ず本カードが インストールされているPCIスロットのオプションを設定するようにしてく ださい。どのPCIスロットがそれぞれの番号に対応しているか確実にわから ない場合は、サーバ本体の取扱説明書を参照してください。 ・ サーバ本体のBIOSセットアップユーティリティにInterrupt Typeまたは Interrupt Lineオプションがある場合は、Int-AまたはInterrupt Type = A を選択してあるか確認してください。マザーボードのジャンパ設定を 変更しなければならない場合があります。 ・ Triggering Interruptオプションがある場合は、必ずLevelを選択してくだ さい。 ・ PCIスロットのバスマスタリング機能を有効、無効にするオプションが ある場合は、必ず有効を選択してください。 ・ 個々のPCIスロットを有効、無効にするオプションがある場合は、本 カードがインストールされているPCIスロットを、有効にしてくださ い。 ・ ISA/EISAカードとPCIカードが組み合わせて使用されている場合は、 ISA/EISAカードのリソースの予約を行い、システムBIOSがこれらの IRQを他のPCIカードに割り当てることがないようにしてください。...
  • Page 12: Scsi Select ユーティリティの起動と終了

    3.2 SCSI Select ユーティリティの起動と終了 ■ SCSI Select ユーティリティの起動方法 1) サーバ本体のブート時、下記の画面が表示されている間に、〔Ctrl〕+ 〔A〕キーを押すとSCSI Select ユーティリティを起動することができま す。 Adaptec AHA-2940U2W BIOS v*.*** (c)1999 Adaptec, Inc.All Rights Reserved. Press <Ctrl><A> for SCSISelect (TM) Utility! 2) 最初に表示される下記のメニュー画面に、Configure/View Host Adapter Settings とSCSI Disk Utilities の2つのオプションが表示されます。 Adaptec AHA-2940U2W SCSISelect (TM) Utility v*.** Options Configure / View Host Adapter Settings SCSI Disk Utilities...
  • Page 13 2) SCSI Select ユーティリティ内の設定値を変更した場合は、「Save Change Made?」のメッセージが表示されますので、保存の必要がある場合は 「yes」、必要がない場合は「No」にカーソルを合わせ[Enter]キーを押し てください。その後、[Esc]キーを押してください。 (なお、設定値を変更していない場合は、「Save Change Made?」のメッ セージは、表示されません) 3) 「Exit Utility?」のメッセージが表示されたら「yes」にカーソルを合わ せ、[Enter]キーを押します。 4) 「Please press any key to reboot」のメッセージが表示されたら、いずれか のキーを押します。 5) サーバ本体がリブートされます。 ポイント SCSI Select ユーティリティ内の設定値を変更した場合は、サーバ 本体をリブートしなければ、変更した設定値は有効となりませ ん。...
  • Page 14: 本カードのコンフィグレーション (Scsi Select ユーティリティ)

    3.3 本カードのコンフィグレーション (SCSI Select ユーティリティ) 本カード上のメモリにSCSI Select ユーティリティが入っています。このユー ティリティにより、サーバ本体を開けたり、カードを操作したりせずに、本 カードの設定を変更することができます。また、SCSI Select ユーティリティに はSCSIディスクユーティリティも入っており、SCSIハードディスクドライブ のディスクメディアを低レベルフォーマットしたり、検査したりすることが できます。 (1) Configure/View Host Adapter Settings ■ デフォルト設定 本カードは、下表に示すようにデフォルト設定されています。このデフォル ト設定を変更する必要がない場合は、SCSI Select ユーティリティを実行する必 要はありません。 設定の内容については、本書下記の各設定の説明を参照してください。 SCSI Bus Interface Definitions デフォルト設定 Host Adapter SCSI ID SCSI Parity Checking Enabled Host Adapter SCSI Termination Automatic...
  • Page 15 Advanced Configuration Options デフォルト設定 Reset SCSI Bus at IC Initialization Enabled Display <Ctrl-A> Message During BIOS Initialization Enabled Extended BIOS Translation for DOS Drives > 1 GByte* Enabled Verbose/Silent Mode Verbose Host Adapter BIOS (Configuration Utility Reserves BIOS Space) Enabled (ブートデバイ...
  • Page 16 3) Boot Device Options ブートデバイスを設定することで、どのSCSIデバイスからサーバ本体をブー トするか指定することができます。 ・ Boot SCSI ID このオプションにより、どのSCSIデバイスからブートしたいか、SCSI IDで指定することができます。デフォルト設定はSCSI ID「0」です。 ここで選択されたSCSI IDはブートデバイスで構成されたIDと対応しな ければなりません。 ・ Boot LUN Number ブートデバイスが複数のLUN(Logical Unit Numbers)を持ち、Multiple LUN Supportが有効になっている場合、このオプションを使用すること で、ブートするLUNを指定することができます。デフォルト設定は LUN「0」です。 4) SCSI Device Configuration (#0∼#15) このオプションにより、SCSIバスにある各SCSIデバイスに特定のパラメータ を構成することができます。SCSIデバイスを構成するには、そのSCSIデバイ スに割り当てられているSCSI IDを知っていなければなりません。 ・ Sync Transfer Rate このオプションを使用することで、本カードがサポートする最高同期...
  • Page 17 ・ Enable Write Back Cache このオプションを「yes」にすることで、SCSI装置のWrite Backキャッ シュを有効にすることができます。デフォルト値は「n/c」です。 ポイント デフォルト設定 「n/c」 から変更しないでください。 ・ Send Start Unit Command ポイント ハードディスク装置に対しては、必ず 「yes」 に設定してください。 このオプションを「yes」にすることで、システムをブートしたとき に、スタートユニットコマンドをSCSIデバイスに送るかどうかを決め ることができます。デフォルト設定は「yes」です。 ・ BIOS Multiple LUN Support このオプションにより複数のLUNのあるSCSIデバイスからのブートを サポートするかどうかを決めることができます。デフォルト設定は 「no」です。ブートデバイスに複数のLUNがある場合は、このオプ ションを「yes」に設定してください。 ・ Include in BIOS Scan ポイント ブートデバイス以外は必ず 「no」 に設定してください。 このオプションにより、ブート時に本カードに接続されているSCSIデ...
  • Page 18 ・ Display <Ctrl-A> Message During BIOS Initialization このオプションにより、システムブートアップ時に、「Press <Ctrl> <A> for SCSI Select (TM)Utility!」のメッセージを画面に表示するかど うか決めることができます。デフォルト設定は「Enabled」です。この 設定が無効に設定されている場合には、本カードの初期メッセージが 表示された後、〔Ctrl〕+〔A〕キーを押すことで、SCSI Select ユー ティリティを呼び出すことができます。 ・ Extended BIOS Translation for DOS Drives > 1 GByte このオプションにより、拡張変換機能は1GBより大きい容量を持つ SCSIハードディスクを使用できるようになります。デフォルト設定は 「Enabled」です。 SCSIカードの標準変換機能では、最高1GBの容量を使用することがで きます。1GBより大きい容量のディスクドライブをサポートできるよ うに、本カードには拡張変換機能が入っています。拡張変換機能は、 MS-DOS 5.0以上でのみ使用することができます。本カードでミラーリ ングを行う場合には、本設定をサーバ本体と同じ設定にしてくださ い。 1GBより大きいディスクドライブで区画を設定するときには、通常...
  • Page 19 ポイント ・Host Adapter BIOSが 「Enabled」 になっていない限り、有効とならな いSCSI Select ユーティリティオプションがあります。 ・本カードに接続されているSCSIデバイスからブートする場合のみ、 Host Adapter BIOSを 「Enabled」 にしてください。それ以外の場合は 「Disabled: Scan Bus」 にしてください。 ・ Support Removable Disks Under BIOS as Fixed Disks このオプションを使用することで、本カードでどのリムーバブル・メ ディアドライブをサポートするか制御することができます。デフォル ト設定は「Boot Only」です。このオプションには下記の選択項目があ ります。 − Boot Only ブートデバイスとして指定されるリムーバブル・メディアドライブ のみが、ハードディスクドライブとして処理されます。 − All Disks Host Adapter BIOSがサポートするすべてのリムーバブル・メディア...
  • Page 20 ・ BIOS Support for Int13 Extensions このオプションにより、Host Adapter BIOSが1024シリンダより大きい 容量のディスクをサポートするかどうかを決めることができます。デ フォルト設定は「Enabled」です。 (2) SCSI Disk Utilities ■ SCSIディスクユーティリティの使用方法 SCSIディスクユーティリティを使用したい場合は、SCSI Select ユーティリ ティ開始後に表示されるメニューからSCSI Disk Utilitiesオプションを選択し てください。一度オプションが選択されると、SCSI Select ユーティリティは 直ちにSCSIバスをスキャンし、すべてのSCSI IDとIDが割り当てられたSCSI デバイスを並べたリストを表示します。 特定のIDとデバイスを選択すると、小さいメニューが表示され、Format Disk とVerify Disk Mediaのオプションが表示されます。 ・ Format Disk このユーティリティを使用することで、ハードディスクドライブで低 レベルフォーマットを行うことができます。ほとんどのSCSIディスク デバイスは、工場で事前にフォーマットされていますので、再度 フォーマットする必要はありません。...
  • Page 21: 複数のScsiカードの構成

    3.4 複数のSCSIカードの構成 サーバ本体に複数のSCSIカードをインストールし、複数のSCSIチャネルを使 用することができます。インストールとセットアップはSCSIカードを1つ導入 する場合と同じです。ただし、本体により使用可能なPCIバススロットの数に 制限があります。 サーバ本体に複数のSCSIカードを使用する場合は、下記の点を配慮してくだ さい。 ・ SCSI Select ユーティリティを実行しているときには、ユーティリティが 複数のSCSIカードをサーバ本体で使用していると判断した場合、各 SCSIカードのPCIバス番号とPCIデバイス番号を表示します。 設定を変更したいSCSIカードのPCIバス番号とデバイス番号を〔↑〕と 〔↓〕の矢印キーで選択し[Enter]を押します。...
  • Page 22: トラブルシューティング

    4 トラブルシューティング 4.1 チェックポイント SCSIカードに関するほとんどの問題点は、SCSIデバイスを接続したり、セッ トアップしたりするときのミスが原因です。使用中に問題が発生した場合に は、まず下記の点をチェックしてください。 ・ SCSIケーブルや電源コードは正しく接続されていますか? ・ バスマスタをサポートしたPCIバススロットに正しく組み込まれていま すか? ・ SCSI IDは重複していませんか? ・ ターミネータは正しく設定されていますか? ・ サーバ本体のBIOSセットアップは正しく設定されていますか? ・ SCSIカードとSCSIデバイスのパリティ機能はすべて同じ設定になって いますか? 以上の点を確認しても、問題点が解決しない場合は、下記の説明に進んでく ださい。 ・ SCSIカードをセットアップするに当たって変更した内容が、電源を再 投入後も正しく設定されているか確認しましたか。 ・ Format / Verifyユーティリティをディスクデバイスで使用しようとした が、"Unexpected SCSI Command Failure"というメッセージのポップ アップボックスが表示され、エラーメッセージが出された場合は、こ のユーティリティは恐らくディスクデバイスまたはメディアに障害な どの問題を検知し、そのため実行できないものと考えられます。...
  • Page 23 問題の原因と解決を示すセンスキー情報から判断することができます。下記 によく表示されるセンスキーの値とその意味を示します。 − 02h - Not ready メディアはフォーマットの準備ができていません。メディアがドライブに 挿入され、スピンアップされたか確認してください。 − 03h - Medium error ディスクメディアに欠陥があります。欠陥がリムーバブル・メディアドラ イブにある場合は、別のディスクメディアを使用するようにします。ハー ドディスクドライブに欠陥がある場合は、ディスク自体が物理的に損傷し ていることが考えられます。SCSI Select ユーティリティでメディアを検査 し、フォーマットしてください。 − 04h - Hardware error ディスクドライブに欠陥があります。ディスクドライブのメーカーに問い 合わせてください。 − 05h - Illegal request 本カードのフォーマットユーティリティは、このデバイスの低レベル フォーマットをサポートしません。ただし、デバイスは既にメーカーで低 レベルフォーマットされている かもしれません。 − 06h - Unit attention リムーバブル・メディアが書き込み保護されている可能性があります。書...
  • Page 24: Biosエラーメッセージ

    4.2 BIOSエラーメッセージ Host Adapter BIOSが「Enabled」になっているが、初期化することができない 場合、システムはBIOS Installation Failureメッセージの後にエラーメッセージ を表示します。下記にエラーメッセージの例と、その意味を示します。 Device connected, but not ready. このメッセージは、本カードがインストール済みのSCSIデバイスからデータ を要求したときに、何の応答も受信しなかったときに表示されます。 SCSI Select ユーティリティの「Send Start Unit Command」を「yes」に設定し てみてください。 メッセージが表示されたままになっている場合は、ディスクドライブのメー カーの指示に従い、電源のスイッチがオンになったときにドライブがスピン アップするように設定してください。 Start unit request failed. BIOSはデバイスにスタートユニットコマンドを送ることができません。 SCSI Select ユーティリティを実行し、そのデバイスの「Send Start Unit Command」を「no」にしてください。 Time-out failure during ..予期しないタイムアウトが発生しました。SCSIバスの終端をチェックしてく...
  • Page 25: お問合せになる前に

    4.3 お問合せになる前に 以上のチェックポイントに問題がない場合には、弊社のサポート窓口までお 問い合せください。その際には、迅速なサポートをおこなうため、以下の事 柄を事前に確認しておいてください。 − 不具合の具体的な内容と発生までの手順 − サーバ本体のモデル名および型名 − サーバ本体に搭載されているカードの種類と各カードの設定 − オペレーティングシステムの製品名と版数 − 使用しているデバイスドライバの版数 − その他、購入時からのハードウェアおよびソフトウェアの変更点など...
  • Page 26 Introduction Thank you for purchasing the PG-126 SCSI Card (simply called "this card"). Please read this guide carefully before using the card so that you understand how to use it correctly. December 2000 Checking the Contents of the Package Check that the following items are included in the package before using the card. If any item is missing, contact the sales outlet where you purchased the product.
  • Page 27: Safety Precautions

    Safety Precautions Before using the card, carefully read these Notes on Use and the related manual, thoroughly understand the information contained in the manual, and use the product correctly. This document uses the following two safety categories and their associated icons: Denotes that ignoring information or incorrect use in WARNING this category may result in death or serious personal...
  • Page 28 Contents 1 Overview ............1 2 Setup ............3 2.1 Before Connection ............... 3 2.2 Connection Method ............. 5 3 Configuration ..........7 3.1 SERVER Configuration ............7 3.2 Activating and terminating the SCSISelect Utility ....8 3.3 SCSI Card Configuration (SCSISelect Utility) ....10 3.4 Configuring Two or More SCSI Cards .......
  • Page 29: Overview

    1 Overview This card is for use with the PRIMERGY (simply called "SERVER"). The card functions as an interface between the SERVER PCI bus and SCSI devices. This card incorporates the SCSISelect utility, which lets you easily change the card settings.
  • Page 30 An outside view of this card is shown in Figure 1-1. 68-pin connector for built-in SCSI device (For ULTRA) (Not supported) 68-pin connector for built-in SCSI device (For ULTRA2) 50-pin connector for built-in SCSI device (For ULTRA) (Not supported) 68-pin connector for external SCSI device (For ULTRA2) AIC-7890 SCSI protocol chip...
  • Page 31: Setup

    2. Setup 2.1 Before Connection Before installing this card and SCSI devices, you should understand the basic concept of the SCSI, which is described in this section. This information will help you set up this card and SCSI devices so that they function properly. SCSI ID numbers All SCSI devices attached to this card, as well as this card itself, must have a unique SCSI ID between 0 to 15.
  • Page 32 In some internal SCSI devices, you cannot set the terminator without mounting or removing any resistor modules. ISCSI cables Since the cables that connect the SCSI devices are important components in ensuring stable operation, be sure to use Fujitsu products.
  • Page 33: Connection Method

    2.2 Connection Method WARNING When installing or removing this card, turn off the power of each device (SERVER and peripheral equipment), and remove the cord from the outlet. Otherwise, it causes an electrical shock. Notes ・ Connect the power cords to SERVER, peripheral equipment, and SCSI device after the installation of this card and connection to the SCSI device are completed.
  • Page 34 Connection of external SCSI device 1) Up to 15 external SCSI devices can be connected to this card. 2) Turn off the power to the external SCSI devices to be connected and remove the power cord from the outlet. 3) Set up the SCSI IDs and the terminators of external SCSI devices. (Validate the terminator setting of external SCSI device that is connected at the end of SCSI cable.
  • Page 35: Configuration

    3. Configuration 3.1 SERVER Configuration If SERVER does not recognize this card after this card has been installed, run the SERVER BIOS setup utility and check the PCI configuration parameters. Usually, you can do this by pressing specified key combinations when your SERVER is booting.
  • Page 36: Activating And Terminating The Scsiselect Utility

    3.2 Activating and terminating the SCSISelect Utility Activation of the SCSISelect utility 1) While the following prompt is displayed at the SERVER bootup, press the [Ctrl] + [A] key to activate the SCSISelect utility. Adaptec AHA-2940U2W BIOS v*.*** (c)1999 Adaptec, Inc.All Rights Reserved. Press <Ctrl><A>...
  • Page 37 2) When the setting value in the SCSISelect utility is changed, a message "Save Change Made?" is displayed. To save it, move the cursor to [Yes]. To abandon it, move the cursor to [No], press the [Enter] key, and press [Esc] key. (If the setting value is not changed, a message "Save Change Made?"...
  • Page 38: Scsi Card Configuration (Scsiselect Utility)

    3.3 SCSI Card Configuration (SCSISelect Utility) This card contains the SCSISelect utility in this card's memory. This utility can change this card settings without removing the SERVER cover or physically setting the card. SCSISelect utility contains a SCSI disk utilities that can perform low-level formatting and check the disk medium in a SCSI hard disk drive.
  • Page 39: Scsi Bus Interface Definitions

    Advanced Configuration Options Default settings Reset SCSI Bus at IC Initialization Enabled Display <Ctrl-A> Message During BIOS Initialization Enabled Extended BIOS Translation for DOS Drives > 1 GByte* Enabled Verbose/Silent Mode Verbose Host Adapter BIOS (Configuraiton Utility Reserves Enabled BIOS space) (To be set to "Disabled: scan bus"...
  • Page 40 ・ Boot SCSI ID This option allows you to specify which SCSI device you want to boot your SERVER from by using the SCSI ID. The default setting is 「0」. The SCSI ID selected here must correspond to the SCSI ID of the Boot Device. ・...
  • Page 41 ・ Enable Write Back Cache This option allows you to specify whether to enable the Write Back Cache on SCSI device. The default setting is 「n/c」. Note Do not change this option from default setting 「n/c」. ・ BIOS Multiple LUN Support This option allows you to determine whether booting from SCSI devices having two or more LUNs should be supported.
  • Page 42 The SCSI card standard translation scheme can be used up to a maximum capacity of 1 GB. This card contains an extended translation scheme that allows support of a disk drive with a capacity greater than 1 GB. Extended translation is used only with MS-DOS 5.0 or above. When this card is used for mirroring, this setting should be same as that of the SERVER.
  • Page 43 − Disabled No removable-media drives are considered hard disk drives. Since these drives are not controlled in this situation, a software driver is required. Note When a removable-media SCSI device is controlled by Host Adapter BIOS, never remove the medium while the system is running. Doing so may result in the loss of data.
  • Page 44: Configuring Two Or More Scsi Cards

    3.4 Configuring Two or More SCSI Cards You can use two or more SCSI channels by installing additional SCSI cards in the SERVER. Installation and setup are performed in the same way as when one SCSI card is installed. Some SERVER restrict the number of PCI bus slots available. When you use two or more SCSI cards for a SERVER, note the points below.
  • Page 45: Troubleshooting

    4. Troubleshooting 4.1 Checkpoints Most problems concerning the SCSI card occur during SCSI device connection or setup. If you have a problem while the card is in use, check these items first: ・ Are the SCSI cables and power cord properly connected? ・...
  • Page 46 You can determine the cause of and solution for a problem from the indicated sense key information. The values and meanings of the sense keys displayed most frequently are given below. − 02h - Not ready Medium not ready for formatting. Check to see if the medium has been inserted into the drive and that it has spun up to speed.
  • Page 47: Bios Error Messages

    4.2 BIOS Error Messages If Host Adapter BIOS is enabled, but cannot be initialized, the system displays an error message after the message "BIOS Installation Failure." Examples and meanings of these error messages are given below: Device connected, but not ready. This message is displayed if this card does not receive a response when this card requests data from an installed SCSI device.
  • Page 48: Before Contacting Us

    4.3 Before Contacting Us When a problem cannot be resolved by following these checkpoints, contact the sales outlet where you purchased the product. To ensure quick support, make a list of the following items: − Detailed information about the failure and your actions immediately before the failure −...
  • Page 49: Fcc Compliance Statement

    FCC Compliance Statement This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to Part 15 of the FCC rules. These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference in residential installations. This equipment generates, uses, and can radiate radio frequency energy, and if not installed and used in accordance with the instructions, may cause harmful interference to radio communications.
  • Page 50 MEMO...
  • Page 51 ●落丁、乱丁本は、お取り替えいたします。 ●Information provided in this document is subject to change without prior notice. ●Fujitsu does not assume any liability for infringement of third party patents and any other rights caused by abuse of information provided in this document. ●Transcription without prior permission is prohibited.
  • Page 52 このマニュアルは再生紙を使用しています。...

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