Zenoah EBZ7500 Operator's Manual page 23

EBZ7500/ EBZ7500RH
7. 燃 料
■ 燃 料
警 告
• ガソリンは非常に引火しやすいものです。喫煙したり、燃
料の近くに炎や火花を近づけたりしないでください。
燃料を補給する前に、必ずエンジンを停止し、冷えてから
行ってください。給油には屋外の裸地を選択し、エンジン
を始動する前に給油ポイントから少なくとも３ｍ離れた場
所に移動してください。
• ゼノアエンジンの潤滑には空冷２サイクルガソリンエンジン
専用に配合されたオイルを使用しています。ゼノアオイル
が入手できない場合は、空冷２サイクルエンジン用と明記
さ れ た 酸 化 防 止 剤 添 加 の 高 品 質 オ イ ル （ JASO FD
GRADE OIL または ISO EGD GRADE）を使用してくだ
さい。
• BIA、TCW（２ストローク水冷式）混合油は使用しないでく
ださい。
■ 推奨混合比
ガソリン 50 : オイル 1
＜ゼノア純正オイル使用の場合＞
• 本機のエンジンは無鉛ガソリンで動作することが認定され
ています。
• 最低オクタン価 90RON（米国／カナダ: 87AL）のガソリン
を必ず使用してください。
• 規定よりオクタン価の低いガソリンを使用すると、エンジン
温度が上昇し、ピストンの焼き付き等のエンジントラブルが
発生する恐れがあります。
• 健康と環境のために、空気の汚染を減らすために無鉛ガ
ソリンをお勧めします。
• 低品質のガソリンやオイルは、エンジンのシーリング、燃
料系、または燃料タンクを損傷する可能性があります。
■ 燃料の混合方法
警 告
• 撹拌に注意してください。
1. 混合するガソリンとオイルの量を計量します。
2. 清潔な所定の容器にガソリンの一部を入れます。
3. オイルを全て注ぎ、よくかき混ぜます。
7. 燃 料
4. 残りのガソリンを注ぎ、再度少なくとも１分間かき混ぜま
す。オイルの成分によっては撹拌しにくいオイルもあります
ので、エンジンを長持ちさせるためには十分な撹拌が必要
です。撹拌が不十分な場合、異常希薄混合気による早期
ピストン焼き付きの危険性が高まりますのでご注意くださ
い。
5. 燃料がガソリンや他の容器と混ざらないようにするため、
簡単に識別できるように、容器の外側に内容物を表示して
ください。
■ 給 油
1. 燃料キャップを緩めて取り外します。キャップはホコリの少
ない場所に置いてください。
2. 燃料タンクに燃料を全容量の８０％まで入れます。
3. 燃料キャップをしっかりと締め、本体の周囲にこぼれた燃
料を拭き取ります。
警 告
1. 給油には裸地を選択してください。
2. エンジンを始動する前に、給油ポイントから少なくとも３ｍ
離れてください。
3. 製品に燃料を補給する前にエンジンを停止してください。
その際、容器内の混合ガソリンを十分に撹拌してください。
4. 燃料の近くで喫煙したり、熱いものを設置したりしないでく
ださい。
■ エンジンの寿命を守るために、次のことは避けてく
ださい。
1. オイルを含まない燃料（生ガソリン）の使用 –
故障の原因となります。エンジンの内部部品が急速に深
刻な損傷を受ける可能性があります。
2. アルコール燃料の使用 –
ゴムおよび/またはプラスチック部品の劣化やエンジン潤滑
の中断を引き起こす可能性があります。
3. ４サイクルエンジン用オイルの使用 –
スパークプラグの汚れ、排気ポートの詰まり、またはピスト
ンリングの固着を引き起こす可能性があります。
4. 混合燃料を１ヶ月以上放置した場合、キャブレタが詰ま
り、エンジンが正常に作動しなくなる可能性があります。
5. 長期間保管する場合は、燃料タンクを空にしてから洗浄し
てください。次に、エンジンを始動し、キャブレタから混合燃
料を空にします。
6. 使用済み混合油容器を廃棄する場合は、認定保管場所で
のみ廃棄してください。
注 記
• 品質保証の詳細については、保証書および「保証につい
て」の項の説明をよくお読みください。また、機能に影響を
与えない通常の摩耗や製品の変更は保証の対象外となり
ます。また、取扱説明書に記載されている混合ガソリン等
については、取扱説明書の使用方法を守らなかった場合、
保証の対象外となる場合がありますのでご注意ください。
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