Dräger PEX 1000 Manual page 73

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3.2
使用目的
トランスミッター PEX 1000 は、 大気条件下で、 空気に可燃性ガスと蒸気が混ざっ
た混合気を継続的に定置監視することを目的としています。 測定範囲限界値は爆
発下限界 (LEL) の 100 % または 10 % です。 このトランスミッターは 3 芯ケーブ
ルで適切な指示警報器に接続されます。 測定信号は通常の使用において 3.8 ~
20.5 mA です。
PEX 1000 は、 リモート Dräger センサーヘッドの作動を目的としたものです。
Dräger センサーヘッド
Polytron SE Ex PR M1 DQ
Polytron SE Ex PR M2 DQ
Polytron SE Ex LC M1 DD
Polytron SE Ex LC M2 DD
Polytron SE Ex PR NPT1 DQ
Polytron SE Ex HT M DQ
PEX 1000 は –40 °C ~ +65 °C の大気温範囲で使われます。 検知したガスまた
は蒸気が空気と混合して着火の危険がある濃度になる前に、 警報閾値を事前設定
した適切な指示警報器と接続して、 音または表示による警報器を作動させるか、
自動的に対策が取られるように設定することができます。
PEX 1000 は、 工業エリアで使用する場合、 接地されたキャビネット内で作動させ
る必要があります。
3.3
安全な使用に関する注意事項
トランスミッターの接続端子 br/br、 ge/yw、 sw/bk には、 必ず特別認可されたセン
サーまたは認可済リモートセンサーヘッドのみを接続してください。
測定機能に関して、 以下の注意事項を守ってください :
1. 基本的に、 可燃性ガスの触媒による酸化に基づく燃焼熱の測定テストは明白で
はありません。 なぜなら、 測定ガス濃度が高いとセンサーに含まれている酸素
濃度が十分でなく、 可燃性ガスの酸化は起こらないからです。 従って、 ガス濃
度が非常に高い場合、 測定信号は減少し、 測定範囲内の値を受けることがあ
|
測定範囲
注文番号
6812711
100 % 爆発下限界
6812710
100 % 爆発下限界
6812722
10 % 爆発下限界
6812721
10 % 爆発下限界
6812800
100 % 爆発下限界
6812720
100 % 爆発下限界
ります。 後続の指示警報器は表示装置と測定値出力 (ある場合) ならびに警
報出力で作動させる必要があります。 これらは測定範囲を超えた場合、 自動
的に停止します。
2. 燃焼熱の測定テストには最小酸素含有量 12 Vol% が必要です。 それ以外の
場合は、 酸素不足による過小測定値が表示されることがあります。
3.4
2014/34/EU および SI 2016/1107 に従った防爆の
ための測定機能
トランスミッター PEX 1000 はセンサーヘッド Polytron SE Ex PR ...DQ との組み合
わせで、 以下のガスと蒸気に対する防爆のための測定機能において EN 60079-
29-1 に従って適切と証明されました : アセトン、 アセチレン、 アンモニア、 ガソリン
065/095 (FAM レギュラーガソリン)、 ベンゼン、 1,3- ブタジエン、 n- ブタン、 n-
酢酸ブチル、 ジエチルエーテル、 ジメチルエーテル、 酢酸、 エタノール、 エチレ
ン、 エチルアセテート、 エチレンオキシド、 n- ヘキサン、 メタン、 メタノール、 メチ
ルエチルケトン (MEK)、 メタクリル酸メチル、 n- ノナン、 n- オクタン、 n- ペンタ
ン、 プロパン、 i- プロパノール、 プロピレン、 酸化プロピレン、 トルエン、 水素、
o- キシレン。
トランスミッター PEX 1000 はセンサーヘッド Polytron SE Ex LC ...DD との組み合
わせで、 以下のガスと蒸気に対する防爆のための測定機能において EN 60079-
29-1 に従って適切と証明されました : メタン、 プロパン、 アセチレン、 ベンゼン、
エチレン、 n- ノナン、 プロピレン、 水素。
4
操作
4.1
メニューの操作
トランスミッターには 2 桁の 7 セグメントディスプレイと 2 つのスクロールボタン (ボ
タン▲とボタン▼) があり、 それを使ってメニューの中を移動することができます。
2 つのスクロールボタンを同時に押すことが OK ボタンの役割を果たし、 以下では
「ボタン (▲ + ▼)」 の記号で示されています。 ボタン▼には M マークが追加され
ており、 このボタンを押すと測定モードから校正メニューまたはメンテナンスメニュー
に移ることを示しています。 どちらのメニューもボタン▲でのみ終了できます。 ディ
スプレイと押しボタンにはケースを開けた後にアクセスできます。
|
ja
操作
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