Hughes & Kettner era Series Manual page 43

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1接続とコントロール
「era 1/era 2」 には、 楽器用とボーカル用の独立した2つのチャンネル  (CH1
とCH2) があり、 3つ目のインプット (CH3) は外部プレーヤー用 (例えばMP3
プレーヤーなど) 、 4つ目 (CH4) は外部エフェクトやミキサー、 プリアンプなど
を 接続するチャンネルです。
他にも、 「 DI Out」 、 調整可能な 「Line Out」 、 「 Channel Out」 ( FX Send経
由) 、 ヘッドホン出力 (Phones) と 「Optical Out」 の出力端子を搭載し、 ライブ ・
パフォーマンスやレコーディングなどプロフェッショナル ・ ユースに対応してい
ます。
注意 : 電源を入れる前には、 マスターセクションにあるボリュームを切って (左
に回し切る) 、 大音量になりすぎないよう十分注意して下さい。
1.1 トップパネル
CH 1 / CH 2
1〜11 では、 CH1 と CH2 について説明致します。
- 1   Clip 
このLEDは、 それぞれCH1またはCH2の入力レベルが過大な時に警告として
点灯します。 ごく短く光る時や、 点滅するだけの時には問題ありません。 ただし
長く点灯している際には、 入力レベルをGainつまみで下げなくてはなりません (
左へ回す) 。 それでもまだ不十分な場合には、 入力レベルは-10dBスイッチを押
すことによりさらに引き下げることができます。 仮に両方のClip表示が同時に
点灯する場合には、 CH3かCH4の入力が過大になっています。 この時も同様で
す。 ごく短く光る時や、 点滅するだけの時には問題ありません。 長い間点灯して
いる場合には、 外部プレーヤー ・ 機器の信号を落とし、 両方のClip-LEDが長く
点灯しないようにしてください。
- 2   
‒10 dB
 
 
入力レベルを10dBカットします。 Gainを下げてもClipが点灯 (=過大入力の
状態) し続けている場合にONにして下さい。
スイッチが押されていない=OFF
スイッチが押されている=ON 
1
2
5
Clip
–10 db
3
Shape
Gain
4
Mute
6
7
Mode 2
EQ
Bass
Mid
- 3   Shape
中音域を軽く下げ、 高音域を軽く上げる補正を施すことで、 音像に一定の変更
を与えます。 それにより、 ベース/中低音域の基音と倍音が強調されるようにな
ります。 ぜひ試してみて、 Shape付きとなしのどちらの音のキャラクターがあな
たにマッチするかチェックしてください。 Shapeは、 スイッチ横のLEDが点灯し
ていればONになっています。
- 4   
Mute 
それぞれCH1またはCH2を消音状態にします。 信号は、 チューナー出力にの
み出ることになります。 ミュートは、 スイッチ横のMute LEDが点灯していれば
有効です。 フットスイッチが接続されている場合には、 Muteスイッチは反応し
ません。 その場合、 ミュートは、 フットスイッチによってのみ可能になります (23 
Footswitchを参照) 。
- 5   
Gain
楽器またはマイク信号の入力レベルを調整します。    
- 6   
EQ/Mode 2 
サウンドイコライザー(EQ)モードの切替えスイッチです。 CH1、 CH2 チャンネ
ルごとに EQ-Mode1とEQ-Mode2の2種類のEQ設定があり、 EQ-Mode1
とEQ-Mode2とでは異なる周波数帯をコントロールしているため、 接続機器
にあわせて最適なEQ設定を選択して使う事が出来ます。
EQについての基本
EQのサウンドコントローラーは、 通常は、 常に特定の周波数を上げるか下げる
かを行います。 「 era 1」 では、 Bass、 Mid、 Trebleのサウンドコントローラーが
EQ-Modeに応じて異なる周波数を処理します。 それにより、 サウンドメイキン
グの可能性が大きく広がります。 さまざまな異なる楽器に、 2種類のEQが使用
できるのです。 2つのEQ-ModeでBass、 Mid、 Trebleを回してどんなサウンド
コントロールがあなたの楽器、 に合うか試してみて下さい。
注意 : 「era1」 のコンセプトは、 どんなに音量を上げても楽器の音をナチュラ
ルに楽器らしく響かせるというもの。 そのナチュラルな楽器のトーンを妨げな
いよう、 EQコントロール幅を設定しています。 よって、 他のアンプと比べると
EQが効いていないと感じる場合があります。
設定のアドバイス
例えばスチール弦またはナイロン弦のアコースティックギターを使
うなら、  
基本的にはEQ-Mode 1のサウンドコントロールの方が、 スチール弦ギターの
8
周波数には効果的なアクションを示します。 EQ-Mode 2のサウンドコントロ
ールは、 ナイロン弦のギターに効果的です。
ボーカルの増幅のためにマイクを使うなら、
基本的にはEQ-Mode 1のサウンドコントロールの方が、 低い声 (主に男性) の
周波数に効果的なアクションを示します。 EQ-Mode 2のサウンドコントロー
ルは、 高い声 (主に女性) に効果的です。
 
era 1 / era 2 – Manual 1.2
43

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