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Care Fusion V. Mueller Genesis CD0-3C System Operator's Manual page 139

Reusable rigid sterilization container

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  • ENGLISH, page 1
滅菌保守ガイドライン
以下の状況が生じている場合には、Genesis コンテナの内容物は
滅菌であるとはみなすことはできません。
• 穴あき領域のいずれかにフィルターが装着されていない。
• 保持プレートが外れている、またはきちんと固定されていない。
• ふたまたは底部の穴あき領域を囲む盛り上がった縁部(フィル
ターリッジ)の全体がフィルターで覆われていない。
• フィルターが濡れている。
• フィルターに破損、破れ、裂け、穴、折れ曲がり(折れて重な
っている)が生じている。
• 処理に 2 枚以上のフィルターが使用されている。または、穴あ
き部の上でフィルターの一部が折れて重なりができている。
• フィルターが再利用されている。
• タンパーエビデントアローが装着されていない、または 2 つの
ロックのいずれかが破損している。
• 開封時に、タンパーエビデントアローからインジケータのドッ
トが消えている。
• インジケータのドットの色の変化が鮮明ではない。
• 開封時に、バスケットの中に内部化学的インジケータが入って
いない(病院のプロトコルにより、そうしたインジケータの使
用を指示されている場合)。
• 内部化学的インジケータ(病院のプロトコルにより使用する場合)
をメーカーの使用に関する推奨事項に従って使用した結果、アイテ
ムが処理されたことが示されていない。
• ガスケットが破損しているか、または保持溝から外れている。
• 底部のリップに損傷またはへこみがあり、ガスケットの圧縮く
ぼみにギャップや途切れが生じている。
• 使用時に、コンテナ内部に残留水や結露がある。
開封の準備
無菌開封を容易にするために、平らな面にコンテナを置きます。
外部の検査
1. 開封前に、「滅菌保守ガイドライン」に従ってコンテナを検査
します。
2. タンパーエビデントアローの化学的インジケータに適切な色変
化があるかを調べます。
• 白色(蒸気)のアローのインジケータでは、半円の色が濃灰ま
たは 黒に変わります。
• 黄色(EO)のアローのインジケータは緑色に変わります。
• ピンク色(STERRAD)のアローは青色に変わります。
注: 色が変化した化学的インジケータにより、処理済みコンテナ
と未処理コンテナを区別します。 明確な色の変化がある限り、イ
ンジケータでは、コンテナが処理済みであることを示す十分な化
学反応が得られています。 タンパーエビデントアローの化学的イ
ンジケータは、滅菌性のインジケータではありません。
タンパーエビデントアロー
図 15
1. 両側のタンパーエビデントアローの物理的な完全性を確認しま
す。
2. 化学的インジケータのドットが付いている端部を持ち、ゆっく
り引き出します。 チャネルからアローが滑り出た場合、コンテ
ナの内容物は滅菌されていないとみなします。
フィルターの位置と完全性の点検
フィルターが所定の位置に取り付けられていることを確認します。
• フィルターの色は、コンテナのふたおよびコンテナ底部(穴あ
き型底部が使用されている場合)の滅菌アクセス穴あき部(穴
の開いている部分)を通して確認できます。
• ふたの組み付けでオプションの保護プレートを使用した場合、
フィルターの色は滅菌アクセス領域の 1 つの角を通して確認で
きます。
識別タグの点検
正しい器具セットが選択されていることを確認します。
データカードの点検
有効期限を確認します。 期限切れのデータカードは使用しないで
ください。
コンテナの開封(手術室スタッフではないスタッフ)
1. 親指の付け根で上部の留め金プレートを支えます。
2. コンテナ両側の底部の留め金の下に指をかけます。
3. 底部の留め金を上方向および外側に向けてゆっくり引きます。 両
側の留め金を同時に開くか、または一度に 1 つずつ開きます。 こ
の操作により、ふたが底部から外れ、タンパーエビデントアロー
を破られて、コンテナが開封できるようになります。 図 16 ふた
のハンドルが完全に垂直に立った状態になっています。
ふたの取り外し
1. ふたの各ハンドルの開口部に指をかけます。 ふたを垂直に持ち
上げて、コンテナ底部から外します。 取り外し後、コンテナの
ふたを点検します。 図 17
2. ガスケットを点検し、損傷や保護溝からの分離物がないことを
確認します。
3. また、ガスケットの周囲の圧縮くぼみが均一になっていること
も確認します。
4. ふたに、フィルターと保持プレートが正しく取り付けられてい
ることを確認します。
5. フィルターに視認できる破れや穴がないことを点検します。
バスケットの取り外し(手術室スタッフ)
1. 内部の化学的インジケータ(CI)に容認できる結果(病院のプ
ロトコルがある場合はそれに従います)が出ているかどうかを
調べます。
2. 器具バスケットをコンテナから取り外します。
3. バスケットのハンドルをしっかりと握り、滅菌済みの着衣や手
袋がコンテナの外側やコンテナの縁部(リップ)、テーブルに
触れないようにします。
4. バスケットをまっすぐ垂直方向に持ち上げます。 同じようにし
て、コンテナから他のバスケットも取り外します。 図 18
5. フィルターとタンパーエビデントアローを廃棄します。
汚染した器具の返却
CareFusion では、汚染した器具を安全に浸した状態で、処理を
行う除染領域まで輸送するための密封格納システムを提供してい
ます。
• CR1-6、CR2-6、CR3-6 (赤色のふた、バイオハザードラベル
付き) 図 19
Genesis の分解
使用するたびに、すべてのコンテナ部品について完全な除染処理
を行う必要があります。 徹底的な洗浄を行うための準備として、
コンテナを完全に分解し、機械または手動のいずれかで除染して
ください。 完全な洗浄の推奨事項については、「Genesis コンテ
ナの洗浄と処理」を参照してください。
ふたを開きます。
1. 親指の付け根で上部の留め金プレートを支えます。
2. コンテナ両側の底部の留め金プレートの下に指をかけます。
3. 底部の留め金プレートを上方向および外側に向けてゆっくり引
きます。 両側の留め金を同時に開きます。 これにより、ふた
が底部から外れます。 図 20
4. ハンドルが垂直に立った状態で、底部からふたを持ち上げます。
保持プレートをコンテナのふたと底部(該当する場合)か
ら外します。
1. 保持プレートのレバーに近い部分に、下方向の圧力を加えます。
2. それと同時に、ふた側部から突き出しているくぼみ部とは反対
方向にカムレバーを回します。 図 21
3. 使用したフィルターを廃棄します。 再利用しないでください。
4. 該当する場合、オプションの保護プレートをふたから取り外し
ます。
残りの単回使用アクセサリを取り外します。
1. コンテナ底部の両側のアロースペースのハンドルの下に、アロ
ーの破片が残っていないかを調べます。 破片があったら廃棄し
ます。
注: データカードは記録として保管できます。

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