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器具の組み付け
密度
• コンテナのサイズや滅菌法に従って適切なバスケットを選択し
てください。
注: 器具を組み付ける時にバスケットの高さを超えないようにし
てください。 バスケットに入れる器具が多すぎると、器具がコン
テナのふたに接触し、ふたがきちんと閉まらなくなる可能性があ
ります。 これにより、器具の損傷が発生したり、フィルター保持
プレートが意図せずに外れたりする可能性があります。
バスケットライナー
吸水性 / 非吸水性のバスケットライナーは、Genesis 再利用リジ
ッド滅菌コンテナでの使用が検証されていません。 Genesis コン
テナは、バスケットライナーを使用しなくても、有効性および乾
燥度が検証されています。このことは、当社の滅菌パラメータの
推奨事項に従って処理した場合、乾燥状態を達成するためにバス
ケットライナーを使用する必要がないことを示しています。
スタッキングバスケット
標準の（「A」または「V」が末尾に付いた）バスケットの高さと、
正しく閉めた状態のコンテナ全体の高さとの間に、
5.1 cm（2 インチ）のすきまが必要です。 この推奨されるすきま
を維持するために、多くの器具を組み付ける場合は、器具がバスケ
ットの縁を越えることがないようにしてください。
スタッキング構成でスタッキングバスケット（「AS」または「VS」
が末尾に付いているもの）を使用する場合には、
2.5 cm（1 インチ）のすきまだけで十分です。これは、スタッキン
グバスケットはふたが閉まっていれば余裕を持って通過できるだけ
でなく、フィルター保持プレートが器具と接触しないように守るた
めのスペースも確保できるからです。 図 3
注意: 穴あき型底部のコンテナを使用する際には必ずバスケット
またはリフティングプラットフォームを使用し、内容物を下の方
の保護プレートに直接置かないようにしてください。
重量
検証済みの総重量 15.91 kg（35 ポンド）は、プレバキューム方
式蒸気滅菌法において、滅菌剤の浸透の観点から最も挑戦的な
Genesis コンテナを使用した場合に示されたものです。
特定のコンテナ、アクセサリ、および処理内容の方式別の使用に
関する詳細については、「アクセサリおよびコンテナの方式別推
奨事項」チャートを参照してください。
フィルターの組み付け
Genesis 再利用リジッド滅菌コンテナでは、同じフィルター素材
（DST シリーズ）を使用しています。このシリーズは、プレバキ
ューム方式蒸気滅菌法、重力置換方式、STERRAD 50、
STERRAD 100S、および 100 % EO 滅菌法に適しています。
フィルターは単回使用に限るため、各処理後には必ず廃棄し
注意:
てください。 フィルター素材は 2 枚以上使用しないでください。
滅菌剤アクセス（穴あき）領域ごとに 1 枚のフィルターが必要です。
選択した滅菌処理に適したフィルター素材を選択してくだ
さい
すべての滅菌方式について、同じフィルター素材（DST シリーズ）
を使用します。 各保護プレート領域を完全にカバーするように、
適切なフィルターを選択してください。
• DST-3 フィルター: FULL、MID、HALF、XL、および RE-
TRACTOR サイズのコンテナ
• DST-2 フィルター: LARGE NARROW、SMALL NARROW、
および QUARTER サイズのコンテナ
• DST-1 フィルター: MINI コンテナ
オプションの保護プレート
オプションの保護プレートは、プレバキューム方式蒸気滅菌法での
み使用できます。 このプレートの使用は、重力置換方式、100 % エ
チレンオキサイド方式、STERRAD 50 または STERRAD 100S 方式
ではサポートされていません。 これらの方式においては、オプショ
ンの保護プレートをしなくても、検証された致死率およびシェフル
ライフが達成されます（つまり、このプレートの使用によってシェ
ルフライフは影響を受けません）。Genesis のふたと保持プレートの
オフセット穿孔により、フィルター素材の保護が強化されています。
一方、オプションの保護プレートを使用することで、フィルター素
材が外部の物体と直接接触するのを防ぐことができます。
注: オプションの保護プレートは、ミニコンテナには付属してい
ません。
警告: オプションの保護プレートの使用は、重力置換方式、
100 % EO、STERRAD 50 または STERRAD 100S 方式ではサポート
されていません。
オプションの保護プレートをふたで使用する場合:
1. オプションの保護プレートを穴あき部（滅菌アクセス穴のある
部分）の上に直接取り付けます。 図 4
2. 新しいフィルターをオプションの保護プレートの上に取り付け
ます。
3. 保持プレートをフィルターの上に取り付けます。
4. 保持プレートのレバーを回してフィルターを固定します。
注意: フィルターは、オプションの保護プレートと保持プレート
の間に必ず取り付けてください。
オプションの保護プレートをふたで使用しない場合:
1. 新しいフィルターを直接穴あき部（滅菌アクセス穴のある部分）
の上に取り付けます。
2. 保持プレートをフィルターの上に取り付けます。
3. 保持プレートのレバーを回してフィルターを固定します。
フィルター素材の取り付け
1. 枚のフィルターを、コンテナのふたまたは底部の滅菌剤アクセ
ス穴あき領域の外枠（フィルターリッジ）全体に合わせて取り
付けます。 フィルター素材をフィルターリッジの 4 方向すべ
てに重なるようにします。こうすることで、組み付けの際に、
フィルター保持プレートとふた / 底部の間に固定されます
図 5
注意: フィルターの一部の重なり、しわや折れ曲がり（折れて重
なっている）などがないようにします。
保持プレートの取り付け
1. フィルター保持プレートをフィルター素材の上に取り付けます。
フィルター保持プレートの 2 つの位置合わせタブを使用して、く
ぼみにはまるよう正しい位置に合わせます。 保持プレートを、コ
ンテナのくぼみにしっかりと固定します。 図 6
注: フィルター保持プレートには、正しく装着できるように
「Bottom」（下）または「Top」（上）のスタンプが付いています。
2. フィルター保持プレートを固定するには、レバーに近づけるよ
うに、プレートに下方の圧力を加えます。
3. それと同時に、コンテナ側部から突き出しているくぼみ部の方
向にレバーを回します。 レバーがコンテナ側部の方向に完全に
回り、保持プレートがしっかり固定されていることを確認しま
す。 図 7
データカードの処理
データカードは、施設のプロトコルに従って、処理量、処理日、
有効期限などの処理情報を記録することを目的としています。 デ
ータカードは、保管や輸送の時に視認しやすいように、各コンテ
ナ底部の留め金の左側に位置するデータブロックに挿入されてい
ます。
注意: 使用する滅菌処理に適合したデータカードを必ず選択して
ください。 セルロース素材は、蒸気処理およびエチレンオキサイ
ド（EO）処理に適合します。 セルロース素材は、STERRAD 50
または 100S 処理には適合しません。
蒸気および EO: MD1-1 セルロースデータカード
STERRAD 50 および 100S: MH1-1 非セルロースデータカード
注: ふたを取り付ける前にデータカードを挿入してください。 常
にデータカードを使用して、処理情報を記録してください。 デー
タカードは再利用しないでください。
整理用アクセサリ
滅菌を行う器具を正しく設置するために必要なアクセサリ（ポス
トやピン、アルミ製ブラケット、シリコンバーなど）を目的に合
わせて選択してください。 許容されるアクセサリ使用の詳細につ
いては、「アクセサリおよびコンテナの方式別推奨事項」を参照
してください。
器具ピン、仕切り、底部および側部のマウンティングバスケット
は、以下の手順に従って器具バスケット内に固定します。
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