IDEC HR1S-AC Operating Instructions Manual page 2

Safety relay module
Table of Contents

Advertisement

HR1S-AC SAFETY RELAY MODULE OPERATING INSTRUCTIONS
HR1S-AC SAFETY RELAY MODULE OPERATING INSTRUCTIONS
非常停止回路モニタ用安全リレーモジュール
・ EN/IEC 60204-1 / EN ISO/ISO 13849-1 / EN ISO/ISO 13850 適合
の非常停止・安全ガードモニタ用安全モジュール
・ EN ISO / ISO 13849-1 PL e / カテゴリ 3 準拠 (旧 EN 954-1 カテゴリ 3)
・ MTTFd = 210.4 年
・ DC 99% 以上
-9
・ PFHd = 3.56 x 10
・ EN 62061 の SIL CL 3 準拠
・ 停止カテゴリ 0(EN/IEC 60204-1)
・ 手動起動または自動起動
・ 3 個の安全出力、1 個の補助出力
・ フィードバックループで外部コンタクタをモニタリング
機器および機能の説明
3/16 の配線図に従い非常停止スイッチの NC 接点を経由し、 製品ラベルに指定さ
れる電源電圧を端子 A1/A2 間に供給してください。端子 13-14 間、23-24 間、
33-34 間の安全出力に接続する各機器の NC 接点は、起動スイッチと直列に接続
し端子 Y1-Y2 間のフィードバック回路(または端子)に接続してください。これ
により、非常停止スイッチが解除されている場合(NC 接点が導通状態)のみ本機
が起動するようになります。このとき、LED A1/A2 が点灯します。起動スイッチ
を押すと内蔵リレー K1、K2 が起動し、端子 13-14 間、23-24 間、33-34 間
の安全出力と端子 Y43-Y44 間のトランジスタ出力がオンします。 この状態で LED
A1/A2 と LED K1/K2 の両方の LED が点灯します。非常停止スイッチを押下す
ると直ちに端子 13-14 間、 23-24 間、 33-34 間の安全出力と端子 Y43-Y44 間
のトランジスタ出力がオフし LED A1/A2 と LED K1/K2 の両方の LED が消灯
します。
適切な使用
本モジュールは、各機械の安全装置で使用される非常停止スイッチやポジションス
イッチなどのセンサをモニタリングし、作業者や構成部品、機械類を保護します。
注記
・ EN ISO/ISO 13849-1 適合のパフォーマンスレベルや安全カテゴリは、外部
配線、 用途、 使用する制御機器とその機械上での物理的な配置により変化します。
・ EN ISO/ISO 14121-1 に従ってリスクアセスメントを行ってください。
・ 本書に基づき、適合規格に従ってシステムと機械を総検証してください。
・ モジュールには電気機械リレーが内蔵されています。このため、表示されるパ
フォーマンスレベル (PL)  値や MTTFd 値は、使用時の負荷や動作回数に応じ
て変化します。 上述の PL 値および MTTFd 値は、 定格負荷で年あたりの開閉回
数が最大 6,336 回、 または低負荷で開閉回数が最大 316,800 回に相応します。
・ 電流負荷がわかっている場合は、電気的寿命のグラフ(5/16 ページを参照)を
使用して最大開閉回数を算出してください。この方法で算出した開閉回数での
み、指定したパフォーマンスレベルを確保することができます。モジュールは、
寿命を超えて使用されることのないよう、 算出した最大値に到達したら交換して
ください。
・ 仕様に記載のないモジュール操作を行った場合、 誤動作やモジュールの破損が生
じる可能性があります。
・ 入力 A1 は制御入力として機能します。これにより、短絡を遮断したり、動作電
圧 U
 より低くして放出経路に切り替えることができます。
B
・ ポジティブな機械的作用を持つ拡張機器または外部コンタクタを使用して、 安全
出力を 2 重化できます。
・ 起動スイッチを使用する時は、非常停止回路は閉じている必要があります。
・ リード接点付磁気スイッチまたは半導体出力付センサを使用している場合は、 ス
イッチがオンのときの最大電流に注意が必要です( 「仕様」を参照) 。
・ 取り付けに関する注記をご覧ください。
注記
安全関連機関の指示を遵守してください。
注記
安全システムは多数の部品から成り立つものであり、一種類の安全部品のみでシス
テムの安全性を保証するものではありません。最初に、どのような安全システムを
構築するかを考え、安全システムを構成する部品を取付け、配線時は適用安全規格
に従うことが必要です。 承認された安全機器が接続できる端子は、 端子 13-14 間、
23-24 間、33-34 間の安全出力(リレー接点)のみです。端子 Y43-Y44 間の
出力(トランジスタ出力)は安全関連部には使用しないでください。外部接続する
ヒューズは必ず次項の HR1S-AC 安全リレーモジュール配線図に従って接続して
ください。出力を最大限に保護するために、仕様(5/16 ページ)を参照してくだ
さい。また、安全リレーモジュールで使用している部品は一切提供できません。
残留リスク(EN ISO/ISO 12100-1)
以下の配線図は、実際の使用条件下で慎重にテストしたものです。適用規格に
準拠した安全装置と接続することにより、モジュールは安全機能を発揮できま
す。しかし、次のような場合には、残留リスクを考慮してください。
a) 推奨された回路構成を変更する必要があり、 追加・変更された部品が制御回
路に正しく組み込まれていない場合。
b) 機械操作の適用規格に従わなかった場合。または、機械の調整・保守が適切
でない場合。規定された機械保守スケジュールを厳守してください。
c) 安全出力に接続されて機器の接点が強制ガイド式でない場合。
上記の指示を厳守できない場合、怪我を伴う事故やモジュールの損傷につなが
る恐れがあります。
2 / 16
注意
保護の履行に関する遵守事項
・ 配線例に従い安全リレーモジュールを配線すること。
・ 適合規格に従い配線すること。
・ 安全出力には強制ガイド式接点を持つ機器を接続すること。
・ 外部ヒューズは、配線例に従い、適切なサイズのものを接続すること。
・ 機械を保守・調整するときは規定された保守スケジュールを厳守すること。  
上記の指示を厳守できない場合、死亡事故や重症を伴う事故、またはモジュー
ルの損傷につながる恐れがあります。
取付/取り外し、配線作業及び保守/点検は、必ず電源を切って行って下さい。
上記の指示を厳守できない場合、死亡事故や重傷を伴う事故につながる恐れが
あります。
警告
危険

Advertisement

Table of Contents
loading

This manual is also suitable for:

Hr1s-ac5121Hr1s-ac5121p

Table of Contents