Yamaha MU1000 Owner's Manual

Yamaha MU1000 Owner's Manual

Yamaha musical instrument owner's manual
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TONE GENERATOR

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Summary of Contents for Yamaha MU1000

  • Page 1 TONE GENERATOR...
  • Page 3: Tone Generator

    TONE GENERATOR 取 扱 説 明 書 このたびは、 ヤマハトーンジェネレーター MU1000 をお買い求めいただきまして、 ありがとうございました。 MU1000 は、ヤマハ独自の AWM2 音源と最新エフェクターによる高品位な音色を結集し、XG に準拠した音 源モジュールです。また、モジュラーシンセシスプラグインシステムや XG プラグインシステムに対応して おり、プラグインボードを装着することで音源システムやエフェクトを自由に拡張することができます。 シンセサイザーやキーボードの 拡張音源として、またコンピュータ ーやシーケンサーの音源として AWM2 音源のサウンドをお楽しみください。 MU1000 の優れた機能を使いこなしていただくために、ぜひこの取扱説明書をご活用いただきますようご案 内申し上げます。 また、ご一読いただいた後も不明な点が生じた場合に備えて、大切に保管いただきますようお願い申し上げ ます。 MU1000...
  • Page 4: 安全上のご注意

    電源は必ず交流 100V を使用する。 エアコン の電源な ど交流 200V の ものが あります。 誤って接続すると、 感電や火災のおそれがあります。 電源アダプターは、必ず指定のもの PA-6 を使 用する。 (異なった電源アダプターを使用すると)故障、発火 などの原因になります。 手入れをするときは、 必ず電源プラグをコンセ ントから抜く。 また、 濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 電源プラグにほこりが付着している場合は、 ほ こりをきれいに拭き取る。 感電やショートのおそれがあります。 タコ足配線をしない。 音質が劣化したり、 コンセント部 が異常 発熱し て発 火した りする ことがあります。 長期間使用しないときや落雷のおそれがあると きは、必ずコンセントから電源プラグを抜く。 感電、ショート、発火などの原因になります。 MU1000...
  • Page 5 不適 切な使用や改造 により故障した場 合の保証はいた しか ねます。また、デー タが破損したり 失われたりし た場合の保証はいたしかねますので、ご了承ください。 使用後は、必ず電源を切りましょう。 オプション機器取り付け作業上のご注意 オプションボードを取り付ける場合は、 本書の取り付け方 の説明と注意をよくお読みください。 オプションボードの 取り付け方についてご不明な点がございましたら、 巻末の ヤマハ電気音響製品サービス拠点にご相談ください。 ●音楽を楽しむエチケット● 楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になる ものです。 隣り近所への配慮を充分にいたしましょう。 静かな夜間には小さな音でもよく通り、特に低音 は床や壁などを伝わりやすく、思わぬところで迷 これは日本 電子 機械工業会 「音 惑をかけてしまうことがあります。夜間の演奏に のエ チケ ット』 は特に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッド キャンペー ンの マークです。 フォンをご使用になるのも一つの方法です。 お互いに心を配り、 快い生活環境を守りましょう。 MU1000...
  • Page 6 表現が可能な S/VA 音源を搭載した PLG150-VL、定評のある DX7 の音を再現する PLG150-DX、 また XG プ ラグインボー ドとして、フォル マントシン ギング音源に より人の歌声 を合声できる PLG100-SG や歌声にハーモニーを付加するボーカルハーモニーエフェクトを搭載した PLG100-VH など、新開発の音源やエフェクトを搭載した拡張ボードが多数用意されています。 これ らの 拡張ボ ード を装着 する ことで、MU1000 の機 能を飛 躍的 に拡張 する ことが でき ます。 MU1000 は拡張コネクターを 3 つ内蔵しており、同時に 3 枚のプラグインボードを装着すること ができます。また、リアパネルのプ ラグインシステム拡張スロットはネジ 1 本でふたが開く上、 ガイドレールに沿ってボードを挿入できるなど、装着も簡単です。...
  • Page 7 16 ビットの A/D インプット ( モノラル 2 系統 ) を装備 MU1000 の A/D インプット端子から入力された信号は、アナログ/デジタル変換 (16 ビット ) さ れ、内蔵のエフェクトをはじめ、EQ やボリューム、パンなどのデジタルエフェクト処理を受け、 MU1000 の 64 パートの信号とミキシング出力されます。 この機能を使うと、 A/D インプットにマイクを接続してエコーをかけたり、 ギターを接続してディ ストーションやフランジャーを、 またベースを接続してコンプレッサーを効かせるなど、 MU1000 にさまざまな楽器を接続することが可能です。 デジタルアウト端子を装備 光出力端子 ( オプティカルアウト ) を装備することにより、 MU1000 の音色をデジタルデータとし...
  • Page 8 モジュラーシンセシス プラグインボードなどを総称して 「モジュラーシンセシス プラグインシ ステム」と呼びます。 「モジュラーシンセシス プラグインシステム」により、最新の テクノロ ジーをシンセサイザーや音源に付加し、 高度化/多様化していく音楽制作環境に応えることが可 能になります。 XG プラグインシステムについて XG 音源 の可能性を大きく広げていく拡張システムのこ とです。拡張可能なプラットフォーム の XG 音源本体や拡張ツールのプラグインボードなどを総称して「XG プラグインシステム」 と 呼びます。 「XG プラグインシステム」により、最新のテクノロジーを音源に付加し、高度化 / 多様化していく音楽制作環境に応えることが可能になります。 USB  USB とは、Universal Serial Bus(ユニバーサル シリアル バス)の略で、コンピュータと周辺機 器を接続するためのシリアルインターフェースです。 従来のシリアルポートとの接続時よりも、 はるかに高速なデータ転送(12Mbps)が可能になります。また、コンピュータの電源を入れた まま周辺機器との接続ができます。 取扱説明書について MU1000...
  • Page 9: 取扱説明書について

    ●取扱説明書 ( 本書 ) この取扱説明書は大きく基礎編 ( 第 1 章∼第 2 章 )、リファレンス編 ( 第 3 章∼第 7 章 )、付録編の 3 つ に分かれています。 基礎編: 「第 1 章 MU1000 を使ってみよう」 で MU1000 の使い方を体験していただけます。 「第 2 章 基礎知識」で MU1000 の全体像を理解していただけます。 リファレンス編: MU1000 の各機能を詳しく説明しています。 付録編:...
  • Page 11: Table Of Contents

    電源を入れる / 切る ...22 (2) オーディオ機器と接続する ...23 ヘッドフォンで音を聞くには ...23 スピーカーから音を出すには ...24 CD プレーヤーと本体の音とをミックスするには ...24 A/D INPUT 端子を使う ...25 MU1000 の音を MD に録音する ...25 (3) デモソングを再生する...26 2. コンピューターミュージックの音源として使う ...27 (1) コンピューターと接続する ...27 USB 端子を使って接続する ...27 TO HOST 端子を使って接続する ...28 MIDI 端子を使って接続する...29 (2) 曲を再生する...
  • Page 12 (3) マルチ音源とシングル音源 ...43 (4) パートとレシーブチャンネル ...43 2. MU1000 の全体構成を知ろう ...44 (1) 音源としての性格を切り替える ( サウンドモジュールモード ) ...44 (2) MU1000 のモード構成 ( サウンドモジュールモード= XG、TG300B) ...45 (3) MU1000 のモード構成 ( サウンドモジュールモード= PFM) ...50 (4) MU1000 機能ツリー図 ...53 3. ボイス ( 音色 ) の区分けと、パートの仕組み...54 (1) パートの仕組み...
  • Page 13 2. パフォーマンスを細かく作り替える ( パフォーマンスエディットモード ) ...118 (1) パラメーターの設定方法 ...118 (2) 細かい設定を変更する ( コモンエディット )...119 (3) パートごとの細かい設定を変更する ( パートエディット ) ...121 (4) パフォーマンスを別のメモリーにコピーする ( コピー )...122 (5) 作り替えたパフォーマンスを保存する ( ストア ) ...123 (6) 一時的に消えてしまったパフォーマンスを呼び戻す ( リコール ) ...124 リファレンス編 MU1000 目次...
  • Page 14 (4) XGworks プラグインシステムについて ...138 2. プラグインボードの取り付け方法...140 (1) プラグインボードを取り付ける前に ...140 (2) プラグインボードの取り付け方法...141 第 7 章 その他の知識 使い方のヒント ...146 付録 1. 仕様 ...154 2. ケーブル配線図 ...156 3. 故障かな ? と思ったら ..157 4. エラーメッセージリスト ...159 5. 用語解説 ...161 6. 目的別操作一覧表...170 付録編 MU1000 目次...
  • Page 15 索引 1. 五十音順索引 ...180 2. アルファベット順索引 ...183 3. 表示パラメーター索引 ...185 ユーザーサポートサービスのご案内 ... 187 保証とアフターサービス ... 188 MU1000 目次...
  • Page 16: 各部の名称と機能

    A/D INPUT(A/D インプット ) つまみ A/D INPUT 端子から入力された音量を調節します。A/D INPUT1、2 共通にかかります。(P25) e VOLUME( ボリューム ) つまみ MU1000 全 体の音 量を 調節し ます。 (リ アパネ ルの INPUT 端子 からの 入力音 および DIGITAL OUTPUT 端子からの出力音には効きません。 ) r STAND BY/ON( スタンバイ / オン ) ボタン...
  • Page 17 択されている場合はマルチパートエディットモード (P78) に、 「PFM」が選択されている場合はパ フォーマンスエディットモード (P118) に切り替わります。 !1 UTIL( ユーティリティ ) ボタン ユーティリティモード (P98) に切り替えます。 !2 EFFECT( エフェクト ) ボタン エフェクトモード (P90) に切り替えます。 MU1000 が内蔵している 7 種類のエフェクトの設定を行 います。 !3 EQ( イコライザー ) ボタン イコライザーモード(P96)に切り替えます。内蔵のマルチイコライザーの設定を行います。 !4 MUTE/SOLO( ミュート / ソロ ) ボタン...
  • Page 18 現在選ばれているパートの音色を聴くことができます。 (モードの状態によっては使えないことが あります。 )(P32) 音色の音程やベロシティについては、ユーティリティモードで設定します (P98)。 @3 ディスプレイ MU1000 を操作するときに必要な情報を表示するバックライト付液晶ディスプレイです。 @4 LED XG プラグインボードが何枚装着されているかを示しています。MU は MU1000 内蔵の音源を示 し、 常に点灯しています。 PLG-1 ∼ PLG-3 は、 装着されている XG プラグインボードの枚数に従っ て PLG-1 から順番に点灯します。SELECT ボタンを押してボードを選択すると、選択されたボー ドの LED が 1 回点滅します。曲の再生中は、使われている音源(ボードや MU)の LED が、演 奏データに応じて点滅します。 各部の名称と機能...
  • Page 19 外部 MIDI 機器からの情報を受信して、受信チャンネルが B01 ∼ B16 に設定されている パートを発音します ( ホストセレクトスイッチが MIDI のとき )。 ・ MIDI OUT( アウト ) 端子 MU1000 内部の設定や TO HOST 端子や USB 端子から入ってきた情報を出力する端子です。 MU1000 本体のデータを外部 MIDI 機器に送ったり、MU1000 をコンピューターの MIDI イ ンターフェースとして使う場合に使用します。 ・ MIDI THRU( スルー ) 端子...
  • Page 20: Digital Output

    (P24) y INPUT( インプット ) 端子 L、R 他の音源モジュールや CD プレーヤーなど、外部オーディオ機器を接続するための端子です。こ の端子から入力される信号に、エフェクトやイコライザーをかけることはできません。 u USB 端子 USB ケーブルでコンピューターや USB ハブと接続するための端子です。 i DIGITAL OUTPUT( デジタルアウトプット ) 端子 MU1000 の音声信号をデジタルで出力し、MD などに録音することができます。 (INPUT 端子から 入力された音は、DIGITAL OUTPUT 端子から出力されません。 ) o 電源コードフック ここに、電源アダプターのコー ドを図のようにセットします。誤ってコードをひっかけた場合で も抜けにくくなります。 !0 プラグインシステム拡張スロット プラグインボードを接続するためのスロットです。通常はフタが銀色のネジで固定されています。...
  • Page 21 全パートの残響 ( リバーブ ) の深さを調節する ( リバーブリターン ) ... 34 特定のパートにディストーションをかける ( インサーションエフェクト ) ... 35 曲のジャンルに合わせて音を補正する ( マルチ EQ) ... 36 (4) MIDI を使って MU1000 の設定を変更する ... 36 MIDI を使って音色 ( ボイス ) を切り替える... 36 MIDI を使って音量 ( ボリューム ) を切り替える ... 37 (5) MU1000 に別の...
  • Page 22: 音を出す準備

    MU1000 と周辺機器が正しく接続されていることを確認してください。また、オーディオ機器の ボリュームを下げてください。( オーディオ機器との接続については 23 ページを、コンピュー ターやキーボードとの接続については、使い方に応じて 29、38 ページをご覧ください。) コンピューター→ MU1000 → MIDI キーボードの順に電源を入れてください。 音量調節 STAND BY/ON スイッチ(押すごとに電源オン/オフが切り替わる) MU1000 の電源を入れてから起動するまでに、少々時間がかかります。 NOTE MU1000 第 1 章  MU1000 を使ってみよう 1. 音を出す準備 MIDI HOST SELECT OUTPUT INPUT MIDI PC-2 Mac TO HOST DC IN...
  • Page 23: オーディオ機器と接続する

    ・ フロントパネルの PHONES 端子にヘッドフォンのプラグを接続します。 ・ ヘッドフォンは、インピーダンス 8 ∼ 150Ω で、ステレオミニプラグ付きのものをお使いください。 ・ ヘッドフォンの音量はボリュームつまみで調節します。 ・ ヘッドフォンを接続した場合でも、リアパネルの OUTPUT 端子からは音が出力されます。 A/D INPUT VOLUME STAND BY MIDI IN A PHONES MU1000 第 1 章  MU1000 を使ってみよう 1. 音を出す準備 TONE GENERATOR PLAY EDIT MUTE/ PART PART SOLO UTIL EFFECT...
  • Page 24: スピーカーから音を出すには

    ・ リアパネルの OUTPUT 端子をアンプ内蔵スピーカー ( ヤマハ CBX-S3 など ) やオーディオ装置などに 接続します。 ・ MU1000 の OUTPUT 端子は RCA ピンプラグです。接続する機器にあったケーブルをご用意ください。 CD プレーヤーと本体の音とをミックスするには ・ リアパネルの INPUT 端子に CD プレーヤーを接続します。 ・ MU1000 の INPUT 端子は RCA ピンプラグです。 接続する機器にあったケーブルをご用意ください。 CD プレーヤーがステレオミニプラグの場合は、 ステレオミニプラグ→ RCA ピンプラグ× 2 のケーブルが 必要です。 MIDI THRU INPUT 端子に出力された音は、DIGITAL OUTPUT 端子からは出力されません。また、フロント...
  • Page 25: A/D Input 端子を使う

    A/D INPUT 端子を使う ・ フロントパネルの A/D INPUT 端子には、マイクやギター、ベースなどの出力レベルの低い楽器から、 キーボー ドやオーディオ機器のような 出力レベルの高い装置まで、さま ざまなアナログ信号を入力で きます。 ・ この端子を通して MU1000 に入力された信号は、16 ビット A/D 変換された後、内蔵のエフェクトをは じめ、イコライ ザーやボリューム、パンなどのデジタル エフェクト処理を受け、MU1000 本体の音と ミックスされてリアパネルの OUTPUT 端子、DIGITAL OUTPUT 端子およびヘッドフォン端子から出 力されます。 ・ 接続には、モノラル標準プラグを使用します。  ・ 入力ソースの設定 (P65) を誤ると、耳を痛めたりオーディオ機器が破損したりします。十 分にご注意ください。 ・ A/D INPUT 端子にプラグを接続するときは、 必ず A/D INPUT VOLUME つまみを最小に...
  • Page 26: デモソングを再生する

    イラー MDF3 に保存してください。 デモソングについて 「A Phoenix To The 21st Century」 よりパワーアップされた数々 のブラス系音色、そしてインサーション エフェクトを縦横無尽に駆使して います。リードギターのサウンドは、新音色である Old Sample というアコースティックギターを元に、 ほとんどすべての歪み感がインサーションエフェクトにより作成されております。 各々の音楽アイディアにおいては、あえてスタンダードなアレンジのみを施すにとどめました。ゆえに、 全てのスペックに妥協のない、音源の基本クオリティの充実ぶりが強調されることでしょう。 MU1000 を前にすれば、曲作りの上でもはや「DTM 音源だから」という発想が全く必要がなくなった様 です。 MU1000 第 1 章  MU1000 を使ってみよう 1. 音を出す準備 PLAY EDIT MUTE/ PART PART SOLO UTIL EFFECT SELECT SELECT...
  • Page 27: コンピューターミュージックの音源として使う

    はじめに、MU1000 と コンピューター を接続しましょ う。MU1000 とコンピュ ーターの接続方 法には、 USB 端子、TO HOST 端子、MIDI 端子のそれぞれの端子を使って接続する 3 つの方法があります。 MIDI 端子を使って接続する方法は、お使いのコンピューターに対応した MIDI インターフェース を別途購入する必要があります。 参 考 USB 端子を使って接続する コンピューターの USB 端子と MU1000 の USB 端子を USB ケーブルで接続する方法です。 詳しい接続方法については付属の「サポートマニュアル」をご覧ください。 USB に関するご注意 以下の状態で MU1000 の電源オン / オフまたは USB ケーブルの抜き挿しをすると、コンピュー NOTE ターがハングアップしたり、MU1000 の機能が停止したりする恐れがあります。...
  • Page 28: To Host 端子を使って接続する

    TO HOST 端子を使って接続する MU1000 の TO HOST 端子とコンピューターのシリアル端子を、専用のケーブルで接続する方法です。 詳しい接続方法については付属の「サポートマニュアル」をご覧ください。 ・ 接続後、 電源を入れる際はコンピューター→ MU1000 ( →MIDIキーボード) の順に入れてください。 ・ MIDI キーボードなどの外部 MIDI 機器は必ず MIDI IN-A 端子に接続してください。MU1000 は、 NOTE MIDI IN-A 端子をリアとフロントの両方に装備していますが、どちらの端子を使うのかを設定す る必要があります。出荷時は、リアの端子が有効 になっているため、フロントの端子を使う場合 は、第 3 章の 「5. その他の設定と操作 ( ユーティリティモード )」(P99) を参照して、切り替えを...
  • Page 29: Midi 端子を使って接続する

    2. コンピューターミュージックの音源として使う MIDI 端子を使って接続する コンピューターに MIDI インターフェースを取り付けて、MU1000 の MIDI 端子と MIDI インターフェー スとを接続する方法です。 お手持ちのコンピューターに対応した MIDI インターフェースが別途必要にな ります。 詳しい接続方法については付属の「サポートマニュアル」をご覧ください。 ・ MU1000 は、MIDI IN-A 端子をリアとフロントの両方に装備していますが、どちらの端子を使う のかを設定する必要があります。出荷時は、リア の端子が有効になっているため、フロントの端 NOTE 子を使う場合は、 第 3 章の 「5. その他の設定と操作 ( ユーティリティモード )」(P99) を参照して、 切り替えを行ってください。 ・ Macintosh シリーズをお使いの場合は、アプリケーションソフト側でご使用になる MIDI インター...
  • Page 30: 曲を再生する

    曲を再生しながら、 MU1000 を操作してみましょう。 曲が終わったら、 もう一度はじめから再生しましょ う。そのとき、セットアップ小節を 再生すると設定が初期化されて しまうので、セットアップ小節のあ とから再生するようにしましょう。 音色 ( ボイス ) を変えてみる ( バンクナンバー、プログラムナンバー ) パートごとにボイス ( 音色 ) を切り替えてみましょう。 [PART - / + ] を押して、パートを指定します。 PART PART MU1000 第 1 章  MU1000 を使ってみよう 2. コンピューターミュージックの音源として使う PLAY PLAY パートの表示 PLAY...
  • Page 31 パーカッションの音色 効果音系の音色 Model excl. MU100 シリーズで追加された音色バンクに含まれる音色 (MODEL EXCLUSIVE VOICE) Drum ドラムキットと SFX キット プラグインボードを [SELECT] ボタンで選んだ場合、 Model excl. のカテゴリーは、XG に含まれな いそのボード固有のボイスのカテゴリーになります。 NOTE MU1000 第 1 章  MU1000 を使ってみよう PLAY EDIT MUTE/ PART PART SOLO UTIL EFFECT SELECT SELECT ENTER MODE...
  • Page 32: 音を聴いてみる(オーディション機能

    [VALUE - / + ] ボタンやダイアルを操作すると、カテゴリーに含まれるボイスがプログラムナン バーとバンクナンバーの若いものから順に表示されます。すべてのボイスが表示されると、再び カテゴリー内の最も若いボイスに戻ります。 VALUE VALUE 同様の手順で、他のパートの音色も変更してみましょう。 MU1000 には、性格の異なる次の 2 種類のボイス ( 音色 ) マップが内蔵されています。 ■ MU basic(MU ベーシック )... MU2000/1000/128およびMU100 シリーズ以外の XG 参 考 ■ MU100Native(MU100 ネイティブ ) ... 一部の音色 のウェー ブを最新 のものに置 き替える この 2 種類のボイスマップは音色の並びや音色数などはまったく同じなのですが、一部の音色に ついて音の性格が大きく変わっているため、同じ 曲を再生してもバランスやイメージが変わって...
  • Page 33: 音量を変えてみる ( ボリューム )

    を押すと Rnd( ランダム ) になり、音が鳴るたびに定位がランダムに左右に飛び交う特殊な効果になります。 SELECT SELECT リバーブやコーラスが深くかかるように設定し ているパートでは、パンを変更しても効果が確認 しにくくなります。その場合は、次に説明するリバーブセンドやコーラスセンドを 0 に設定して 参 考 みてください。 残響 ( リバーブ ) の深さを変えてみる ( リバーブセンド ) リバーブセンドでは、リバーブ の深さをパートごとに設定しま す。リバーブを深くすると、音に広がり や奥行きが生まれ、ホールで演 奏を聴いているような効果が得 られます。ただし、深くかけすぎると音 がぼやけたり、リズムが不明 確になります。たとえば、ベースやドラ ムは浅く、ギターやストリングス は深くというように調節します。 MU1000 第 1 章  MU1000 を使ってみよう パート カーソル カーソル パート...
  • Page 34: 音程を変えてみる ( ノートシフト )

    リバーブリターンでは、全パートにかかる残響 ( リバーブ ) の深さを一度に調節します。 [PART -] ボタンと [PART +] ボタンを同時に押してマルチオールパートコントロール ( 全パートに共通 の設定を行う状態 ) に入り、[SELECT < / > ] を押してカーソルを REV に移動してから、[VALUE - / + ] またはダイアルでリバーブリターンを設定します。 PART PART MU1000 第 1 章  MU1000 を使ってみよう 2. コンピューターミュージックの音源として使う パート パート SELECT SELECT カーソル...
  • Page 35: 特定のパートにディストーションをかける ( インサーションエフェクト )

    [SELECT </ >] を押して「Type=」を表示し、[VALUE -/ +] またはダイアルで「DISTORTION」を選択 します ( 出荷時は DISTORTION が選択されています )。 続いて [SELECT </ >] を押して 「Ins1 Part=」 を表示し、 [VALUE -/ +] またはダイアルでディストーショ ンをかけたいパートの番号を設定します。 「Type=」の設定画面 MU1000 第 1 章  MU1000 を使ってみよう 「Ins 1 Part=」の設定画面 インサーションエフェクト1の設定画面 「Ins 1 Part=」の設定画面...
  • Page 36: 曲のジャンルに合わせて音を補正する ( マルチ Eq)

    前項の「音色 ( ボイス ) を変えてみる」の方法で音色を変更してから、[ENTER] ボタンをすばやく 2 回 続けて押します。すると、ショー機能により音色を変更するための MIDI データが表示されます。 BANK/PGM# 上記の図では、次の MIDI データが表示されています。 コントロールチェンジ# コントロールチェンジ# プログラムナンバー この 3 種類の MIDI データを挿入すると、MIDI を使って音色を切り替えることができます。 MU1000 第 1 章  MU1000 を使ってみよう 2. コンピューターミュージックの音源として使う EQ 設定です。アコースティック楽器で構成されたジャズに適し ています。 ボーカル が通るよ うに中 音域を持 ち上げて います。ボ ーカルの 入ったポップス系の曲に適しています。 しています。音に迫力が欲しいときにはこの EQ タイプを選択し ましょう。...
  • Page 37: Midi を使って音量 ( ボリューム ) を切り替える

    なく、スルーポート (P101) で設定したポートの信号だけが出力されます。 ・ スルーポートの設定によって、 MIDI 音源に再生させるパートを選択することができます。 たとえ ば、ポート 1 ∼ 4 を指定するとそれぞれ A01 ∼ 16 チャンネル、B01 ∼ 16 チャンネル、C01 ∼ 16 チャンネル、 D01 ∼ 16 チャンネルと同じ演奏が再生され、 ポート 5 ∼ 8 を指定すると MU1000 で 発音していないパートを再生できます。 HOST SELECT スイッチが MIDI の場合...
  • Page 38: キーボードの拡張音源として使う

    3. キーボードの拡張音源として使う MU1000 とシンセサイザーなどのキーボードを接続すると、MU1000 をキーボードの拡張音源として使うこ とができます。MU1000 をキーボードの拡張音源として使う方法について説明します。 (1) キーボードと接続する MU1000 の MIDI IN-A 端子と MIDI キーボードの MIDI OUT 端子を接続する方法です。 すべての機器の電源を切り、オーディオ機器と接続します。(P23) MU1000 のリアパネルの HOST SELECT スイッチを「MIDI」に設定します。 MIDIケーブルを使って、 MU1000 のMIDI IN-A端子とキーボードの MIDI OUT端子を図のように接 続します。 MIDIキーボード ・ MU1000 をキーボードの拡張音源として使う場合、キーボードは MU1000 の MIDI IN-A 端子に接...
  • Page 39: いろいろなパフォーマンス ( 音色 ) を聞いてみる

    Pre( プリセットメモリー ) ではプリセットパフォーマンスが、 Int( インターナルメモリー ) ではイ ンターナルパフォーマンスが選択できます。 VALUE SELECT SELECT [SELECT < / > ]を押してプログラムナンバーにカーソルを移動し、 [VALUE - / + ]またはダイアル でパフォーマンスを選択します。 パフォーマンスはプリセット、インターナルとも、1 ∼ 100 の範囲で選択できます。パフォーマ ンスの中身については、リストブックを参照してください。 VALUE SELECT SELECT MU1000 第 1 章  MU1000 を使ってみよう 3. キーボードの拡張音源として使う ここのカーソルも移動する VALUE BANK VALUE ここにカーソルを移動する PERFORM PERFORM PERFORM メモリー...
  • Page 40 ・ ディスプレイのベロシティ表示が動かない場合は、キーボードからの MIDI 信号を受信していま せん。キーボードとの接続を確認してください。 ・ インターナルメモリーに他のパフォーマンスを 保存するなどして、中身が書き替わってしまった 場合は、初期化 ( ファクトリーセット ) を実行するとインターナルパフォーマンスが出荷時の状 参 考 態に戻ります。 このとき、 インターナルメモリーに入っているパフォーマンスはすべて書き替わってしまいます。 消したくないパフォーマンスがある場合は、 初期化を実行する前に MIDI データファイラー MDF3 などに保存してください。 ・ サウンドモジュールモード (P44) が XG や TG300B でも、キーボードから MU1000 の音を鳴らす ことができます MU1000 第 1 章  MU1000 を使ってみよう 3. キーボードの拡張音源として使う...
  • Page 41 (4) パートとレシーブチャンネル ...43 2. MU1000 の全体構成を知ろう ... 44 (1) 音源としての性格を切り替える ( サウンドモジュールモード ) ... 44 (2) MU1000 のモード構成 ( サウンドモジュールモード= XG、TG300B) ... 45 (3) MU1000 のモード構成 ( サウンドモジュールモード= PFM) ... 50 (4) MU1000 機能ツリー図 ...53 3. ボイス ( 音色 ) の区分けと、パートの仕組み... 54 (1) パートの仕組み...
  • Page 42: Midi の基礎知識

    きた情報を同時に受信した上で、 特定のチャンネルを選択することで目的の放送局の情報 ( 番組 ) をみる ことができるわけです。 天気予報 MIDI チャンネルもこれと同じ仕組みです。MIDI データは、送信側の楽器で設定された MIDI チャンネ ル (MIDI トランスミットチャンネル ) によって MIDI ケーブルを通り受信側の楽器に送られます。 このと き、 受信側の楽器で設定される MIDI チャンネル (MIDI レシーブチャンネル ) が、 送信側のチャンネルと 一致してはじめて音が鳴ります。 MIDIトランスミットチャンネル2 1. MIDI の基礎知識 NEWS MIDIケーブル MIDIレシーブチャンネル2 MU1000 第 2 章  基礎知識 NEWS...
  • Page 43: マルチ音源とシングル音源

    た MIDI レシーブチャンネルが設定できるほか、ボイス、パン、ボリュームをはじめ、さまざまなパラ メーターを設定することができます。 各パートの MIDI レシーブチャンネルは、出荷時は下記のパート番号に対応しています。 パート番号 01(A01) ∼ 16(A16) 17(B01) ∼ 32(B16) 33(C01) ∼ 48(C16) 49(D01) ∼ 64(D16) MIDI レシーブチャンネル ∼ MU1000 のパート番号については、 「3. ボイス ( 音色 ) の区分けと、パートの仕組み」(P54) で説明 してます。 参 考 1. MIDI の基礎知識 シングル音源 チャンネル1 IN B...
  • Page 44: Mu1000 の全体構成を知ろう

    2. MU1000 の全体構成を知ろう ここでは、 MU1000 の全体構成について説明します。 はじめからすべてを理解する必要はありませんが、 知っ ていただくと MU1000 を効率的に操作することができるようになります。 (1) 音源としての性格を切り替える ( サウンドモジュールモード ) MU1000 にはコンピューターミュージック用の音源 ( マルチ音源 ) とキーボードの拡張音源 ( シングル音 源 ) という性格の異なった音源が内蔵されていて、 「サウンドモジュールモード」というパラメーターで 切り替えられる仕組みになっています。サウ ンドモジュールモードを切り替えることによって MU1000 はまったく異なる音源として 機能するようになり、画面表示や機能の メニューまで切り替わってしまい ます。MU1000 を操作する場合には、使用目的に合わせ てサウンドモジュールモードを選択することが 重要です。 MU1000 には、 コンピューターミュージック用の音源 ( マルチ音源 ) として機能するサウンドモジュール...
  • Page 45: Mu1000 のモード構成 ( サウンドモジュールモード= Xg、Tg300B)

    フォーマンス ) に分けて説明します。 (2) MU1000 のモード構成 ( サウンドモジュールモード= XG、TG300B) MU1000 では、操作をわかりやすくするために全体の機能や操作を種類ごとにまとめたものを「モード」 と呼び、各モードに付随するものを「サブモード」と呼んでいます。 ここでは、 サウンドモジュールモード= XG、 TG300B の場合 ( マルチ音源として機能する状態 ) の MU1000 のモード、サブモード構成を説明します。MU1000 の全体構成を理解するのにお役立てください。 MU1000 のモード構成 サウンドモジュールモード= XG、TG300B の場合、MU1000 は次の 5 つのモードで構成されています。 ・ マルチプレイモード... MU1000 を最大 64 パート +2A/D パートのマルチ音源として使用...
  • Page 46 ・ ユーティリティモード... MU1000 全体の設定や、初期化、 デモ演奏の再生などを行います。 モードの切り替えは、モードボタンで行い ます。モードを切り替えながら、MU1000 の全体的な構成を 確認してください。 マルチプレイモード…(P70) MU1000 を最大 64 パート +2A/D パートのマルチ音源として使用するモードです。 音色や音量、 エフェク トの深さなど、演奏に関する基本的な設定もこのモードで行います。 [PLAY] ボタンを押すごとに、3 種類の表示が切り替わります。 「2A/Dパート」+「A1∼16パート (16パート分)」∼「D1∼16パート (16パート分)」の入力レベルと選 択されているパラメーターを表示 します。 マルチプレイモードは、2 つのサブモードに分かれています。 マルチパートコントロール…(P72) パートごとのボイスを選択したり、音量、パンなどを設定するサブモードです。現在選択されている パートはディスプレイの下側に常に表示されていて、いつでも確認することができます。 ボイスを選 択する画面が、マルチプレイモードの基本画面になっています。 2. MU1000 の全体構成を知ろう モードボタン PLAY EDIT...
  • Page 47 EG ( イージー ) エディット…(P80) 音の立ち上がりやリリース ( 減衰 ) などをエディットして、音の時間的要素を変更します。 EQ ( イコライザー ) エディット…(P81) 2 バンドの EQ をエディットして、音色を補正します。 2. MU1000 の全体構成を知ろう ボイス パートパラメーター ここをエディットするのが マルチパートエディットモードの働き マルチパートエディット→ EG にカーソルを移動→ [ENTER] ボタン マルチパートエディット→ EQ にカーソルを移動→ [ENTER] ボタン MU1000 第 2 章  基礎知識 [EDIT] ボタン...
  • Page 48 上記のサブモードに含まれないパラメーターをエディットします。 DRUM ( ドラム ) セットアップエディット ( ドラムパート選択時のみ )…(P86) ドラムパートを選択→マルチパートエディット→ DRUM にカーソルを移動→ [ENTER] ボタン ドラムセットアップパラメーターをエディットして、ドラムボイスを作り替えます。 エフェクトモード…(P90) MU1000 に内蔵されている 7 系統のエフェクト ( リバーブ、コーラス、バリエーション、 インサーション 1 ∼ 4) の効果を設定するモードです。 エフェクトモードは、5 つのサブモードに分かれています。 REVERB ( リバーブ ) エディット…(P91) リバーブタイプやリバーブパラメーターを設定して、リバーブのかかり方を調節します。 CHORUS ( コーラス ) エディット…(P92) コーラスタイプやコーラスパラメーターを設定して、コーラスのかかり方を調節します。...
  • Page 49 イコライザーモード…(P96) マルチ EQ を設定して、サウンドを補正するモードです。マルチ EQ とは、MU1000 が 7 系統のエフェク トとは独立して装備する 5 バンドのパラメトリック EQ(細かい設定ができる EQ)のことです。システ ム全体の出力に対して効果が かかるため、再生する曲のジャンルや楽 器構成に応じてサウンドを補正す るといった使い方ができます。 EQ( イコライザー ) とは 参 考 イコライザーは、音をいくつかの周波数帯域に分けて各帯域ごとのブースト / カットを調節する ことで、音を補正する機器のことです。たとえ ば、高い周波数のレベルを上げ下げすると、高い 音の成分を強調したりカットしたりすることができます。 一般的にイコライザーは、アンプやスピーカー 、部屋の特性に合わせ、音場環境を補正するため に使用します。また、演奏する曲のジャンルに合 わせて音を補正することで、クラシックはより 繊細に、ポップスはより明確に、ロックはよりダ イナミックに、というように曲の特長を引き出 し、音楽をより楽しめる環境を作ります。 MU1000 の内蔵するイコライザーは、 5 つの周波数帯域に分けて、 各帯域ごとの補正効果が最も高...
  • Page 50: Mu1000 のモード構成 ( サウンドモジュールモード= Pfm)

    ここでは、サウンドモジュールモード= PFM の場合 ( シングル音源として機能する状態 ) の MU1000 の モード、サブモード構成を説明します。MU1000 の全体構成を理解するのにお役立てください。 MU1000 のモード構成 サウンドモジュールモード= PFM の場合、MU1000 は次の 5 つのモードで構成されています。 ・ パフォーマンスプレイモード... MU1000 を最大 4 パート ( または 2A/D+2 パート ) を重ねて演奏で ・ パフォーマンスエディットモード... パフォーマンスを作成するモードです。 ・ エフェクトモード... パフォーマンスで使うエフェクトの設定を行います。 ・ イコライザーモード... パフォーマンスで使うイコライザーの設定を行います。...
  • Page 51 パフォーマンスを切り替えたり、音量やエフェクトの深さなどを設定したりします。 各パフォーマン スに関するパラメーターを設定するサブモードです。 2. MU1000 の全体構成を知ろう インターナルメモリー インターナルパフォーマンス100 インターナルパフォーマンス3 インターナルパフォーマンス2 インターナルパフォーマンス1 パート パート パート パート ボ ボ ボ イ イ イ ス ス ス 保存(ストア) MU1000 第 2 章  基礎知識 ボ 工場出荷時の イ ス 状態 イニシャライズ (FactSet) 他のモード→ [EXIT] ボタン...
  • Page 52 パフォーマンスエディット→ RECALL にカーソルを移動→ [ENTER] ボタン エディッ トしたパフォー マンスをストア する前に別の パフォーマンス を呼び出して 消してしまった 場合に復活させる機能です。 2. MU1000 の全体構成を知ろう パフォーマンスエディット→ COM にカーソルを移動→ [ENTER] ボタン パフォーマンスエディット→ PART にカーソルを移動→ [ENTER] ボタン パフォーマンスエディット→ COPY にカーソルを移動→ [ENTER] ボタン MU1000 第 2 章  基礎知識 他のモード→ [EXIT] ボタン [EDIT] ボタン...
  • Page 53: Mu1000 機能ツリー図

    [EDIT]パフ ォ ーマンスエディ ッ トモー ド [EFFECT]エフ ェ ク トモー ド [EQ]イ コライザーモー ド [UTIL]ユーティ リテ ィ モー ド MU1000 第 2 章  基礎知識 パフ ォ ーマンス コン トロール パフ ォ ーマンスパー ト コン トロール コモンエディ ッ ト パー トエディ ッ ト...
  • Page 54: ボイス ( 音色 ) の区分けと、パートの仕組み

    3. ボイス ( 音色 ) の区分けと、パートの仕組み ここでは、MU1000 のパートやボイスについての基本的な知識を説明します。はじめからすべてを理解する 必要はありませんが、知っていただくと MU1000 の操作をより速く修得することができます。 (1) パートの仕組み サウンドモジュールモード =XG、 TG300B の場合 ( マルチ音源として機能する状態 )、 MU1000 は 64 パー トで構成されます。この 64 パートにすべて異なった MIDI チャンネルを割り当てると、互いに異なった 64 パートの演奏データを再生することが可能になります。 この 64 パートには、1 ∼ 64 の通し番号と、A ∼ D のパートグループによる番号の 2 種類のパート番号...
  • Page 55: 最大同時発音数

    3. ボイス ( 音色 ) の区分けと、パートの仕組み ドラムボイス ドラムボイスは、ドラム専用の特殊なボイスで、C#-1 ∼ G5 の範囲の各鍵盤に 1 音色ずつドラムやパー カッションの楽器音が割り当てられています。 ドラムボイスにおける各鍵盤へのドラム / パーカッション 楽器の割り当ては、別冊リストブック記載のドラムボイスリストをご参照ください。 (4) 最大同時発音数 MU1000 の最大同時発音数は 128 音です。この 128 音とはエレメント単位で計算されます。ノーマルボ イスには 1 エレメントから 4 エレメントのものまでがあり、発音数の計算には注意が必要です。 MU1000 では最大同時発音数を越えて MIDI 情報を受けると、発音中の音を切って発音を止め、 後から送 られてくる演奏情報を優先的に発音する仕組みになっています。この仕組みを「後着優先」と言います。 各ボイスのエレメント数は別冊のリストブックに掲載されています。 参 考...
  • Page 56 3. ボイス ( 音色 ) の区分けと、パートの仕組み BankSelectMSB BankSelectMSB : : : : PianoStr ElGrPno2 : : GrndPnoK BritPnoK ElGrPnoK GrandPno BritePno El.Grand プログラムナンバー MU1000 第 2 章  基礎知識 BankSelectLSB 0、121 0∼127 0∼120 BankSelectLSB 120、127 ∼ ∼ : : ∼ 70s Str ∼ : :...
  • Page 57: パートモード

    [Model excl.] を押すとノーマルモード (normal) に、[Drum] を押すとドラムモード (drum、drumS1 ∼ S4 のいずれか ) に設定されます。 ドラムセットアップについて MU1000 では、ドラムボイスを直接エディットす ることはできません。そこで、パートに対してドラム セットアップを割り当て、これを エディットすることで間接的にドラ ムボイスをエディットする仕組み になっています。ドラムセットアップのエディットは、マルチパートエディット(P78)で行います。 MU1000 では、ドラムセットアップを 4 つ (drumS1 ∼ S4) 内蔵しており、4 パートのドラムボイスに対し て異なるエディットを行う ことができます。ただし、複数のパートに 同じドラムセットアップが選択さ れていると、一方のパートでエ ディットしたり、ドラムボイスを切 り替えたりすると、もう一方のパー トも自動的にエディットされ同じドラムボイスに切り替わってしまいます。 パートモードを drum に設定すると、複数のパートに 異なったドラムボイスを割り当てることができま す。ただし、この状態ではドラムボイスをエディットすることはできません。...
  • Page 58: ボイスの選択方法

    マル チプレ イモー ドまた はパフ ォーマ ンスプ レイモ ード(いず れもパ ートコ ントロ ール)で、 [SELECT < / > ] ボタンを押して「BANK」にカーソルを移動させます。 [VALUE -/ +] ボタン(ダイアルも使用可)でバンクナンバーを設定します。 [SELECT > ] ボタンを1回押して「PGM#」にカーソルを移動させます。 [VALUE -/ +] ボタン(ダイアルも使用可)でプログラムナンバーを設定します。 ボイスカテゴリーボタンを使ってボイスを選択する方法もあります。(P31) 参 考 3. ボイス ( 音色 ) の区分けと、パートの仕組み BANK バンク PGM# プログラムナンバー MU1000 第 2 章  基礎知識...
  • Page 59 サウンドモジュールモード=XG、パートモード=ドラムモード ビットマップ バンクナンバー ウィンドウ GM2ドラム/SFXキット のアイコン [VALUE-] ドラムの BANK アイコン [VALUE+] ドラムの アイコン BankSelect BankSelect の表示 000∼127 0∼127 000∼120 0∼120 000∼009 0∼9 BankSelect BankSelect の表示 MU1000 第 2 章  基礎知識 ボイスの種類 XGボイス MU100エクスクルーシブボイス SFXボイス GMシステムレべル2ノーマルボイス ボイスの種類 GMシステムレベル2ドラム/ SFXキット SFXキット ドラムキット...
  • Page 60 機能によって選択しているボイスのバンクナンバー MSB、 LSB とプログラムナンバーの値を確認 することができます。詳しくは「第 5 章 その他の機能」 (P127)をご覧ください。 3. ボイス ( 音色 ) の区分けと、パートの仕組み バンクナンバー BankSelect の表示 000∼041 0∼41 126, 127 126, 127 BankSelect BankSelect の表示 ― MU1000 第 2 章  基礎知識 BankSelect ボイスの種類 GMに準拠したボイスと ― その拡張ボイス ― ボイスの種類 ― ドラムキット...
  • Page 61 プログラムナンバー 113 ∼ 120 注 2 プログラムナンバー 121 ∼ 128 Bank=126, 127 のすべてのボイス ドラムキット (TG300B Drum Map のボイス ) 注 3) Bank =126, 127 のボイスを除く MU1000 第 2 章  基礎知識 注 3 注 3 注 3 注 3 注 3 注 3 注...
  • Page 62: エフェクトの仕組み

    5 バンドのパラメトリック EQ(細かい設定が出来る EQ)です。 各バンドの周波数やゲイン、Q( 周波 数特性 ) などを設定して、音の周波数帯域ごとのレベルを補正したり、スピーカーや演奏する部屋の 特性に合わせて音を補正できます。 このイコライザーは各パートにある 2バンド EQとは違い、 MU1000 の出力全体をイコライジングします。 各音楽ジャンルに適したイコライザーの設定を、 5 種類のイコライザータイプとして内蔵しています。 (2) システムエフェクトとインサーションエフェクト MU1000 のエフェクトのうちマルチ EQ を除く 7 系統のエフェクトは、その接続方法(音源部、A/D 部と の関わり方)によって、システムエフェクトとインサーションエフェクトの 2 とおりに分類できます。 システムエフェクト システムエフェクトは、すべてのパートに対して共通の効果をかけるタイプのエフェクトです。 システム エフェクトを 使用する場合は、パ ートごとに設 定したエフェ クトセンドレベ ルに従ってエ フェクトへ信号を送ります。エフェクトで加工された信号 ( ウェット音 ) はリターンレベルに従って...
  • Page 63: エフェクトの接続

    インサーションエフェクト インサーションエフェクトは、特定のパートに対して効果をかけるタイプのエフェクトです。 インサーションエフェクトを使用する場合は、 楽器のアウトプットをエフェクトのインプットに直接 接続し、ドライ / ウェットのバランスで深さを調節しながらエフェクトをかけるのが一般的です。こ の接続方法では、特定の 1 パートにだけ効果をかけることができる上、ウェットを 100%に設定する ことでエフェクト音だけを出力することもできるので、音色変化系のエフェクトには便利です。 MU1000 では、インサーションエフェクト 1 ∼ 4 はインサーションとして動作します。またバリエー ションエフェクトについても、 インサーションに設定することが可能です (出荷時はインサーション)。 (3) エフェクトの接続 MU1000 のエフェクトは、次のように接続されています。 バリエーションエフェクトをインサーションエフェクトとして使う場合 ・ インサーション 1 ∼ 4 とバリエーションは、 それぞれ 1 つのパートだけ on にすることができます。 パー トごとのインサーション 1 ∼ 4 の on/off はエフェクトモードで(P95) 、バリエーションエフェクトの...
  • Page 64 VARIATION rev send cho send var send DRY LINE MU1000 第 2 章  基礎知識 太線はステレオライン reverb reverb return chorus chorus return variation variation return...
  • Page 65: A/D パートの仕組み

    プログラムナンバー A1 パートには、バリエーションエフェクトのタイプが設定できるプリセットも用意されています。 各プリセットについての詳細は、別冊「リストブック」の A/D インプットプリセットをご覧ください。 A/D パートと XG 曲集との組み合わせによりマイナスワン演奏を楽しむ場合は、以下のように設 定してください。 参 考 1) AD Part Lock をオンにする。 (P100) 2) A/D パートのエフェクトは、インサーション 1 ∼ 4 のいずれかを使用する。 これによって、MU1000 が XG システムオンを受信しても、A/D パートの各設定およびエフェク ト情報が保持されます。 5. A/D パートの仕組み Chorus Rev+Cho Chorus Rev+Cho PhaserEp...
  • Page 66: 基本操作

    サウンドモジュールモード =XG、 TG300B ではマルチプレイモードに、 サウンドモジュールモード =PFM ではパフォーマンスプレイモードに切り替えます。 [EDIT] ボタン サウンドモジュールモード =XG、TG300B ではマルチパートエディットモードに、サウンドモジュール モード =PFM ではパフォーマンスエディットモードに切り替えます。 [EFFECT] ボタン エフェクトモードに切り替えます。 [EQ] ボタン イコライザーモードに切り替えます。 [UTIL] ボタン ユーティリティモードに切り替えます。 [MODE] ボタン サウンドモジュールモードを選択する画面を表示します。 モードボタンを押すとボタンが点灯します。 参 考 6. 基本操作 モードボタン PLAY EDIT UTIL EFFECT MODE MU1000 第 2 章  基礎知識...
  • Page 67: パートの変更

    [EXIT] ボタンを押すと、階層をひとつずつ上に戻ることができます。たとえば、サブモードに入ってい る状態の場合で [EXIT] を押すとサブモードのメニューに戻り、さらに [EXIT] を押すとプレイモードに 戻ります。 (2) パートの変更 マルチプレイモード、マルチパ ートエディットモード、パフォーマ ンスプレイモード、パフォーマンス エディットモードでは、パラメ ーターをパートごとに設定するた め、パートを変更する操作が必要にな ります。 パートは、[PART - / + ] ボタンで選択します。 ●マルチプレイモード パート 6. 基本操作 PART PART マルチオールパートコントロール ENTER サブモード (システムセットアップ) PART PART MU1000 第 2 章  基礎知識 パートが順番に切り替わります。...
  • Page 68: パラメーターの選択

    を押すと数値が 10 ずつ減少し、[VALUE + ] を押したまま [VALUE - ] を押すと 10 ずつ増加します。 ダイアルを時計方向に回すと数値が増加し、逆方向だと減少します。 6. 基本操作 PART BANK/PGM VOL EXP PAN REV CHO VAR KEY カーソル パラメーター名 VALUE VALUE MU1000 第 2 章  基礎知識 TG300B PERFORM [SELECT >] を押すと画面 がスクロールして次のパラ メーターが表示される...
  • Page 69: ( サウンドモジュールモード =Xg、Tg300B)

    コンピューターミュージックの音源として使う ( サウンドモジュールモード =XG、TG300B) 1. 最大 64 パートを同時に再生する ( マルチプレイモード ) ... 70 (1) パラメーターの設定方法 ... 70 (2) ミュート、ソロ ... 71 (3) 演奏に関するパラメーター(マルチパートコントロール) ... 72 (4) 全パート共通パラメーター(マルチオールパートコントロール) ... 76 2. パートごとに音色を作り替える ( マルチパートエディットモード ) ... 78 (1) パラメーターの設定方法 ... 78 (2) 音の明るさを変更する...
  • Page 70: 最大 64 パートを同時に再生する ( マルチプレイモード )

    す。マルチオールパートコントロールでは、パートの選択は必要ありません。 PART PART 同時に押す [SELECT < / > ] ボタンを押してパラメーターを選びます。 [VALUE -/ +] ボタンまたはダイアルを操作して値を設定します。 マルチプレイモードに切り替える方法については、 「第 2 章 基礎知識」(P46) をご覧ください。 参 考 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う PART BANK/PGM VOL EXP PAN REV CHO VAR KEY カーソル パラメーター名 ALLが表示される TG300B...
  • Page 71: ミュート、ソロ

    ンスやパン、各エフェクトへの 送り量を設定する場合など、特定のパ ートの音を一時的に消すときに使 用します。 ソロとは、他のパートの音を全 てミュートし、選んだパートの音だ けを鳴らす設定です。音色を選んだ りインサーションエフェクトを設定する場合など、特定のパートの音だけを鳴らすときに使用します。 [MUTE/SOLO] ミュートの状態になります※ ・ 複数のパートをミュートしたい場合 上図の※の状態で他にミュートしたいパートを選んで再び [MUTE/SOLO] ボタンを押します。解 参 考 除するときは、改めてパートを選び直し、ミュート / ソロを設定し直します。 ・ すべてのパートをミュートしたい場合 マルチオールパートコントロールの状態で [MUTE/SOLO] ボタンを押します。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う ミュートまたはソロにしたいパートを [PART - / + ] ボタンで選びます [MUTE/SOLO] [MUTE/SOLO] ソロの状態になります...
  • Page 72: 演奏に関するパラメーター(マルチパートコントロール

    Drum はドラムボイスです。 各ボイスカテゴリーについては「第 1 章 MU1000 を使ってみよう」(P31) をご覧ください。 音色バンク(音源特有のボイスを XGボイスマッ プ上に並べるためのバンク ) に含まれるボイス で す。この ボイス を使 った ソング を MU1000 ( および MU2000/128/SW1000XG、 MU100シリー ズ ) 以外の XG 音源で再生すると、そのパート の音が鳴らなくなります。 場合、Model excl. のカテゴリーは、XG に含ま れ ないそ のボー ド固 有のボ イス のカテ ゴリー...
  • Page 73 パートモードについてについては P57、サウンド モジュールモードについてはP44をご覧ください。 [MU100 アイコン ] は MU100 エクスクルーシブ ボイス、[SFX アイコン ] は SFX ボイスを示し NOTE ます。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う e プログラムナンバー 使用す るボ イスの プロ グラ ムナン バー をパ ートご とに設定します。 PGM# A/D1 パートのとき :001 ∼ 013 設定値...
  • Page 74 R01 ∼ R63 :右寄り 選択しているエフェクトタイプによっては、イ ン サーシ ョン エフェ クトが かか ってい るパー 参 考 トは Rnd の効果はありません。 また、 A/D1、 A/D2 パートではRndは選べません。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う u RevSend(リバーブセンド) リバー ブエ フェク トへ の送 り量を パー トご とに設 定し、かかり方を調節できます。 設定値 参 考...
  • Page 75 を調節できます。 VarConnect = SYS の場合は、マルチオールパー ト コ ン ト ロー ル の バ リ エ ーシ ョ ン リ タ ーン 参 考 (P77)を考慮して設定してください。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う !0 NoteSft(ノートシフト) パートごとの音程を半音単位で設定します。 24(−2 オクターブ)∼+ 00(元の音程) ∼+ 24 設定値 (+ 2 オクターブ)...
  • Page 76: 全パート共通パラメーター(マルチオールパートコントロール

    設定値 マルチパートコントロールで設定したボリューム バランスを保ったまま、全体のボリュームを調節 解 説 することができます。 バ リエー ショ ンエフ ェクト をシ ステム エフェ クトとして使用している場合、全体の音量はバ NOTE リエ ーションリ ターン(P77)も併用して調節 してください。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う カーソル 5 バリエーションリターン 4 コーラスリターン 3 リバーブリターン 2 マスターアッテネーター w M.Attn(マスターアッテネーター) 主に、曲と曲の間のトータル音量のばらつきを補正 します。 設定値 解 説...
  • Page 77 トのコ ーラ スの かかり 方を 一律 に変化 させ ること ができます。 000 ∼ 127 設定値 マ ルチパ ート コン トロー ルの コーラ スセ ンド (P74)を考慮して設定してください。 解 説 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う t VarRtn(バリエーションリターン) バリエ ーシ ョンエ フェ クト をシス テム エフ ェクト として使う場合、バリエーションエフェクトからの 戻り量を設定し、全パートのバリエーションのかか り方を一律に変化させることができます。 000 ∼ 127 設定値...
  • Page 78: パートごとに音色を作り替える ( マルチパートエディットモード )

    [SELECT </ >] ボタンを押してサブモードを選び、 [ENTER] ボタンを押してサブモードに入りま す。 [SELECT </ >] ボタンを押してパラメーターを選びます。 [SELECT < / > ] ボタンを押すごとにパラメーターが左右にスクロールします。 [VALUE -/ +] ボタンまたはダイアルを操作して値を設定します。 [EXIT] ボタンを押すとマルチパートエディットモードのメニューに戻り、 もう一度 [EXIT] を押す とマルチプレイモードに戻ります。 マルチパートエディットは、 ボイスそのものをエディットしているわけではありません。 MU1000 のボイスデータに対してマルチパートエディッ トで設定したデータを付加することによって「間 参 考 接的に」ボイスを作り替えています。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う パート番号...
  • Page 79: 音の明るさを変更する (Filter エディット )

    音量 レゾナンス LPFカットオフフリケンシー − 64 ∼+ 00 ∼+ 63 設定値 値を上げると LPF カットオフフリケンシー付近の 出力が持ち上げられ、クセのある音になります。 解 説 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う e HPF Cutoff(HPF カットオフフリケンシー) ハイパ スフ ィルタ ーで カッ トする 周波 数を パート ごとに設定します。 音量 カットされる 部分 周波数 基音...
  • Page 80: 音の立ち上がりや減衰の仕方を変更する (Eg エディット )

    ・ Release Time(リリースタイム)は、鍵盤を離し た時点から、音量が 0 に変化するのに要する時間 です。値が小さくなるほど音がすばやく消えるよ うになります。 ・ 3 つのパラメーターは、 アンプリチュードEGとフィ ルター EG の両方に機能します。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う r PEGInitLvl(ピッチ EG イニシャルレベル) t PEGAtakTime(ピッチ EG アタックタイム) y PEGReleLvl(ピッチ EG リリースレベル) u PEGReleTime(ピッチ EG リリースタイム) 外部 MIDI 機器の鍵盤を弾いた瞬間から離すまでの 音程の時間的な変化を設定します。...
  • Page 81: 音色を補正する (Eq エディット )

    ・ Depth(デプス)は、 音程を揺らす深さを設定しま 解 説 す。 ・ Delay(ディレイ)は、鍵盤を弾いてからビブラー トがかかり始めるまでの時間を設定します。 値を大きくすると、かかり始めるまでの時間が長 くなります。 ディレイ レート 弾く MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う e High Freq(ハイフリケンシー) rHigh Gainによってエディットされる音域の周波数 を設定します。 500 ∼ 16k[Hz] 設定値 r High Gain(ハイゲイン) e HighFreqで設定した周波数のゲインを設定します。 − 64 ∼+ 00 ∼+ 63 設定値...
  • Page 82: 音色に関するその他の操作 (Others エディット )

    す。 ・ 複 数の パー トの 音色 を同 じに 設定 し、互い の チューニングを微妙にずらし、複数のパートのレ シーブチャンネルを同じにしたり、同じ演奏デー タを複数のパートに同時に送ったりすると、広が りのある音色効果が得られます。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う e PartMode( パートモード ) パート ごと にノー マル ボイ スとド ラム ボイ スのど ちらのボイスを使用するかを選択します。ドラムボ イスをエディットして使用する場合は、ドラムセッ トアップを設定 (P78) します。 ・ n o rma l、d rum 、dru m S1 、dru m S2 、dru m S 3、...
  • Page 83 複 数のパ ート を同じ レシー ブチ ャンネ ルに設 定し、ノ ートリミッ トで音域を 分けることで、 参 考 スプリット状態(ひとつの鍵盤に複数の音色が 並んでいる状態)にすることができます。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う o Dry Level(ドライレベル) (VarConnect = SYS(P94)のときのみ表示される) エフェ クト のドラ イラ イン への送 り量 をパ ートご とに設定します。 000 ∼ 127 設定値...
  • Page 84 得られる設定 音量 鍵盤を弾く強さ ・ VelSensDpt = 0、VelSensOfs = 112 鍵盤を弾く強さに関係なく、常に一定のベロシ ティが得られる設定 (使用例:オルガン) 音量 鍵盤を弾く強さ MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う ・ VelSensDpt = 32、VelSensOfs = 96 鍵 盤を弾 く強さ に対 してベ ロシ ティ変 化が少 なめの設定 (使用例:リフ用のブラスやソロ楽器) オフセット=96 デプス=64 オフセット=64 デプス=64 !2 VelLimitLo(ベロシティリミットロー)...
  • Page 85 ・ 値をプラス側に設定した場合、 AC1 を上げるとロー パスフィルターが開き、AC1 を下げるとローパス 解 説 フィルターが閉じます。 ・ 値をマイナス側に設定した場合、 AC1 のコントロー ルとローパスフィルターの開け閉めが逆になりま す。 ・ 値を 0 にすると、AC1 を動かしてもローパスフィ ルターは変化しません。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う !8 AC1AmpCtrl(AC1 アンプリチュードコント ロール) AC1で音量をコントロールする感度をパートごとに 設定します。 − 64 ∼+ 00 ∼+ 63 設定値 ・ 値をプラス側に設定した場合、AC1 を上げると音 が大きくなります。...
  • Page 86: ドラム音色を作り替える (Drum セットアップエディット )

    78 ページの手順 3 で DRUMを選び、 [ENTER]ボタンを押してドラムセットアップエディットに入 ります。 パート番号 [PART - / + ] ボタンを押してインストを選びます。 この画面で [MUTE/SOLO] ボタンを押すと、外部 MIDI 機器からのノートオンメッセージ(押鍵 情報)でインストを選ぶ機能の有効 / 無効を切り替えることができます。 参 考 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う ノート名 楽器名 (イ ンス ト) ― ドラムパート選択時のみ表示 設定値 パラメーター ノー ト名と イ ンス トが...
  • Page 87 設定値 リバーブエフェクトの種類などはエフェクトモー ド(P90)で設定します。 解 説 マ ルチパ ート コント ロール のリ バーブ センド レベ ル(P74)や、マルチオールパ ートコント 参 考 ロー ルのリバー ブリターン(P77)などの関係 を考慮して設定してください。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う u ChoSend(コーラスセンド) コーラスエフェクトへの送り量を設定します。 000 ∼ 127 設定値 コーラスエフェクトの種類などはエフェクトモー ド(P90)で設定します。 解 説 マルチパートコントロールのコーラスセンドレベ ル (P74)や、 マルチオールパートコントロールの...
  • Page 88 !5 High Freq(ハイフリケンシー) 高音域の周波数を設定します。 500 ∼ 16k[Hz] 設定値 High Gain によってエディットされる音域の周 波数を設定します。 解 説 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う !6 High Gain(ハイゲイン) 高音域のゲインを設定します。 − 64 ∼+ 00 ∼+ 63 設定値 !7 EG Attack(EG アタック) !8 EG Decay1(EG ディケイ 1) !9 EG Decay2(EG ディケイ 2)...
  • Page 89 @1 RcvNoteOn(レシーブノートオン) MIDI ノートオン情報によ り発音するかどうかを設 定します。 off(発音しない) 、on(発音する) 設定値 特定の楽器音だけ発音させたくない場合に活用で きます。 解 説 @2 RcvNoteOff(レシーブノートオフ) MIDI ノートオフ情報に より、発音中の音をダンプ (音を止める)するどうかを設定します。 off(ダンプされずに発音する) 、on(ダンプする) 設定値 シ ンバル など のボイ スを発 音中 にダン プした いときに on に設定します。 参 考 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う...
  • Page 90: エフェクトの設定を変更する ( エフェクトモード )

    [SELECT < / > ] ボタンを押すごとにパラメーターが左右にスクロールします。 [VALUE -/ +] ボタンまたはダイアルを操作して値を設定します。 [EXIT] ボタンを押すとエフェクトモードのメニューに戻り、 もう一度 [EXIT] を押すとマルチプレ イモードに戻ります。 サブモードに入った状態で[PART ト、 バリエーションエディット、インサーション 1 ∼ 4 エディットを切り替えることができます。 NOTE エフェクトの構造などについては、 「第 2 章 基礎知識」(P62) をご覧ください。 参 考 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う ]ボタンを押すと、 リバーブエディット、 コーラスエディッ...
  • Page 91: リバーブエフェクトの設定 ( リバーブエディット )

    3. エフェクトの設定を変更する ( エフェクトモード ) (2) リバーブエフェクトの設定 ( リバーブエディット ) リバーブエフェクトのエフェクトタイプやリバーブの効果に関する細かい設定などを行います。 q Type(タイプ) エフェクトタイプを設定し、エフェクトの性格を決 めます。 別冊「リストブック」の「エフェクトタイプリス 設定値 ト」をご覧ください。 w エフェクトパラメーター リバーブエフェクトの細かい設定をします。 タイプで設定したエフェクトプログラムによって パラメーターの内容が異なります。詳しくは別冊 解 説 「リストブック」の「エフェクトパラメーターリス ト」をご覧ください。 e RevPan(リバーブパン) リバーブエフェクトの定位を細かく設定します。 L63(左寄り)∼ C(中央)∼ R63(右寄り) 設定値 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う...
  • Page 92: コーラスエフェクトの設定 ( コーラスエディット )

    エフェクトパラメーター コーラスエフェクトの細かい設定をします。 タイプで設定したエフェクトプログラムによって パラメーターの内容が異なります。詳しくは別冊 解 説 「リストブック」の 「エフェクトパラメーターリス ト」をご覧ください。 e ChoPan(コーラスパン) コーラスエフェクトの定位を細かく設定します。 L63(左寄り)∼ C(中央)∼ R63(右寄り) 設定値 r SendCho → Rev(センドコーラストゥーリ バーブ) コーラ スエ フェ クトか らリ バー ブエフ ェク トへ接 続されたバスラインへの出力レベルです。 000 ∼ 127 設定値 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う...
  • Page 93: バリエーションエフェクトの設定 ( バリエーションエディット )

    D63 > W(ドライ音 100%)∼ D = W(ドライ音 設定値 50%)∼ D < W63(ウェット音 100%) エ フェク トタ イプに よって は表 示され ないも のがあります。 NOTE MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う r AC1VarCtrl ( AC1 バリエーションコントロー ル) (VarConnect = INS のときのみ表示) AC1(アサイナブル コントロー ラー 1)でバリエー ションエフェクトの MIDI コントロール用パラメー ターをコントロールする感度を設定します。具体的...
  • Page 94 ステム のど ちら のエフ ェク トと して使 用す るかを 設定します。 INS(インサーション) 、SYS(システム) 設定値 ・ この設定によってバリエーションエフェクトの機 能が大きく変わり、それに伴ってパラメーターの 解 説 種類も変わります。 ・ A/D1 パートのプログラムナンバーを 006以上に設 定すると、 VarConnect が強制的に INS に切り替わ ります。 ・ システムエフェクトとインサーションエフェクト については「第 2 章」をご覧ください。 (P62) MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う...
  • Page 95: インサーションエフェクトの設定 ( インサーションエディット 1 ~ 4)

    D63 > W(ドライ音 100%)∼ D = W(ドライ音 設定値 50%)∼ D < W63(ウェット音 100%) エ フェク トタ イプに よって は表 示され ないも のがあります。 NOTE MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う r AC1Ins1∼ 4Ctrl (AC1インサーション 1 ∼ 4 コントロール) AC1(アサイナブル コントロー ラー 1)でインサー ションエフェクトの MIDI コントロール用パラメー ターをコントロールする感度を設定します。具体的...
  • Page 96: マルチ Eq を設定する ( イコライザーモード )

    [VALUE -/ +] ボタンを押して、演奏する音楽のジャンルを選びます。 選んだタイプに合わせて、自動的にイコライジングされます。 さらに細かく設定したいときは、[SELECT </ >] ボタンを押して、バンド(帯域)を選びます。 [VALUE - / + ] ボタンまたはダイアルを操作してゲインの値を設定します。 マルチ EQ については、 「第 2 章 基礎知識」(P49) をご覧ください。 参 考 [EXIT] ボタンを押すと、プレイモードに戻ります。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う 4. マルチ EQ を設定する ( イコライザーモード ) 高音部...
  • Page 97: マルチ Eq の設定

    80Hz 315Hz 1.0kHz w バンド 1 ∼ 5 q で 選んだタイ プをもと に、各周波数 帯域ごとの ブースト/カットを細かく設定します。 − 12dB ∼+ 00(フラットの状態)∼+ 12dB 設定値 数値を上げるとその周波数帯域のレベルが持ち上 げられ、下げるとカットされます。 解 説 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う 4.0kHz 8.0kHz 3.2kHz 6.3kHz 2.0kHz 5.0kHz 2.2kHz 6.3kHz 6.3kHz 8.0kHz...
  • Page 98: その他の設定と操作 ( ユーティリティモード )

    5. その他の設定と操作 ( ユーティリティモード ) (1) 基本的な設定 ( システムセットアップ ) マスターチューンなどの、MU1000 のシステムの設定を行います。 ユーティリティモードのメニューで [SELECT </ >] ボタンを押して「SYSTEM」を選びます。 点滅 [ENTER] ボタンを押します。 [SELECT </ >] ボタンを押して、パラメーターを選びます。 [VALUE - / + ] ボタンを押して(ダイアルも使用可) 、値を設定します。 [EXIT] ボタンを押すと、ユーティリティモードのメニューに戻ります。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う 5. その他の設定と操作 ( ユーティリティモード )
  • Page 99 設定値 ・ + 100 に設定すると、全体の音程が半音上がりま す。 解 説 ・ この機能で変更される音程は、MIDI 出力には影響 しません。 w Device No.(デバイスナンバー) 外部 MIDI 機器やもう1台の MU1000 と、 MIDI シス テムエ クス クル ーシブ メッ セー ジの送 受信 を行う ときに設定する番号です。 01 ∼ 16: 設定値 外部 MIDI 機器のデバイスナンバーにあわせて 設定します。...
  • Page 100: Mute Lock

    ・ on に設定すると、 「XG システムオン」や「GM シ ステムオン」が送られてきたときに、急にミュー 解 説 トの設定が解除されるのを防ぎます。特定のパー トをミュートした状態で何度も再生するようなと きに便利な設定です。 ・ パフォーマンスモードのとき、この設定は無効に なります。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う 5. その他の設定と操作 ( ユーティリティモード ) o AD PartLock(A/D パートロック) 「XG システムオン」や「GM システムオン」など音 源をリセットする MIDI システムエクスクルーシブ メッセージを受信したとき、A/D パートの入力ソー スや、A/D パートに設定されているバリエーション エフェクト (VarConnect=INS の場合 )、インサーショ...
  • Page 101 バルタイムを調節しながらもう一度操作を行って ください。 ・ ダンプインターバルを短く設定しすぎると、転送 時間は速くなりますが、受信時にエラーが生じる 場合があります。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う !6 Thru Port(スルーポート) MU1000 の TO HOST/USB 端子とコンピューターを 接続して使用しているとき、TO HOST/USB 端子か ら入 っ て き た 信 号 の 中の 何 番 め の ポ ー ト 信 号を...
  • Page 102 解 説 の XG 音源と同じ音色マップになります。 MU90、MU80、MU50 などで作ったデータを同じ 音色で再生したい場合に選択します。 MU100Native: ボイスマップがMU100で追加された音色マップに なります。 GM や XG 対応の MIDI データを最新の音色で再生 することができます。 ・ この設定では、基本ボイスの音色マップだけが 変更になります。拡張ボイスの音色マップは変 参 考 更されません。 ・ この設定は、XG システムオンや GM システム オンを受信しても変更されません。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う 5. その他の設定と操作 ( ユーティリティモード )
  • Page 103: 内部設定を Midi データとして送信する ( ダンプアウト )

    5. その他の設定と操作 ( ユーティリティモード ) (2) 内部設定を MIDI データとして送信する ( ダンプアウト ) MU1000 が記憶している内部設定を、MIDI システムエクスクルーシブメッセージとして MIDI OUT 端子 (ホストセレクトが MIDI のとき) または TO HOST 端子 /USB 端子 (ホストセレクトが MIDI 以外のとき) から送信し、MDF3 などの MIDI データファイラーやコンピューターに記録します。 MIDI システムエクスクルーシブメッセージをやりとりするためには、送信側と受信側の MIDI 機器のデ バイスナンバー(P99)が一致している必要があります。 インターバルタイムの設定 によっては、データがうまくやりとり できない場合があります。初めて外部...
  • Page 104 XG モード、または TG300B モードのマルチプレイ モードとマルチパートエディットモードの設定、お よびシステムセットアップ、エフェクト、イコライ ザーの設定をダンプアウトします。 64Part、 32Part、 16Part、 64+AD、 32+AD、 16+AD 設定値 e PERFORM(パフォーマンス) インタ ーナ ルパ フォー マン スメ モリー の任 意のパ フォーマンスの設定をダンプアウトします。 All、I001 ∼ I100 設定値 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う 5. その他の設定と操作 ( ユーティリティモード )
  • Page 105: 初期化する ( イニシャライズ )

    ユーティリティモードのメニューで [SELECT </ >] ボタンを押して「INITIAL」を選びます。 点滅 [ENTER] ボタンを押します。 [SELECT </ >] ボタンを押して、イニシャライズしたい項目を選びます。 [ENTER] ボタンを押して、イニシャライズの確認画面に入ります。 [ENTER」ボタンを押して、イニシャライズを実行します。 終了すると、自動的にイニシャライズメニュー手順 3 に戻ります。 操作の途中で中止したいときは、[EXIT] ボタンを押すとイニシャライズメニューに戻ります。 参 考 ・ イニシャライズを実行すると、メモリーやバッファーの中に入っている MU1000 のデータは消え てしまいます。大切なデータはあらかじめコンピューターや YAMAHA MDF3 などの MIDI デー NOTE タファイラーなどに保存してください。 ・ サウンドモジュールモードを切り替えたときも 、ここでのイニシャライズと同様に初期化されま す。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う...
  • Page 106 パ フォー マン スのイ ンター ナル メモリ ーは初 期化されません。 NOTE t DrumInit(ドラムイニシャライズ) (サウンド モジュールモードが XG、TG300B のときの み表示) ドラムセットアップ(drumS1 ∼ 4)の設定を初期化 します。 初期化するドラムセットアップ (drumS1 ∼ 4)を VALUE[ - / + ]ボタンまたは ダイアルで選択します。 MU1000  第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う 5. その他の設定と操作 ( ユーティリティモード )
  • Page 107: デモソングを再生する ( デモプレイ )

    5. その他の設定と操作 ( ユーティリティモード ) (4) デモソングを再生する ( デモプレイ ) MU1000 本体に内蔵しているデモソングを再生します。 デモプレイモードに入ると、サウンドモジュールモードが自動的に「XG」となり、システムセッ トアップなどの 設定が初期化 されます。大切なデ ータはあらかじ めダンプアウト の操作(P103) NOTE でコンピューターや YAMAHA MDF3 などの MIDI データファイラーなどに保存してください。 ユーティリティモードのメニューで [SELECT </ >] ボタンを押して「DEMO」を選びます。 [ENTER] ボタンを押して DEMO の画面を表示します。 [ENTER] ボタンを押すと、デモソングの再生が始まります。 [EXIT] ボタンを押すとデモソングの演奏が止まり、手順 2 の状態に戻ります。 もう一度 [EXIT] を押すとユーティリティモードのメニューに戻ります。...
  • Page 109: ( サウンドモジュールモード = パフォーマンス )

    キーボードの拡張音源として使う ( サウンドモジュールモード = パフォーマンス ) 1. パフォーマンスを選択する ( パフォーマンスプレイモード ) ... 110 (1) パラメーターの設定方法 ... 110 (2) ミュート、ソロ ... 111 (3) 演奏に関するパラメーター ( パフォーマンスコントロール ) ... 112 (4) パフォーマンスを作り替える ( パフォーマンスパートコントロール ) ... 115 2. パフォーマンスを細かく作り替える ( パフォーマンスエディットモード ) ... 118 (1) パラメーターの設定方法...
  • Page 110: パフォーマンスを選択する ( パフォーマンスプレイモード )

    パート (AD パート =on[P120]) です。このうち A/D1、A/D2 は、A/D INPUT 端子からの入力信号 をコントロールするパートです。 A/D パートについては、 「第 2 章 基礎知識」(P65) をご覧ください。 参 考 [SELECT < / > ] ボタンを押してパラメーターを選びます。 MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う PART BANK/PGM VOL EXP PAN REV CHO VAR KEY カーソル...
  • Page 111: ミュート、ソロ

    1. パフォーマンスを選択する ( パフォーマンスプレイモード ) [VALUE - / + ] ボタンまたはダイアルを操作して値を設定します。 パフォーマンスについては「第 2 章 基礎知識」(P45) を、パフォーマンスプレイモードへ切り替 える方法については「第 1 章 MU1000 を使ってみよう」(P38) をご覧ください。 参 考 (2) ミュート、ソロ パフォーマンスパートコント ロールでもマルチプレイモードと同様 にミュートやソロ機能を使うことが できます。 (P71) ミュートやソロの設定は、パフォ ーマンスエディットの操作でインタ ーナルパフォーマンスメモリーに 保存(ストア)することができます。 (P123) [MUTE/SOLO] ミュートの状態になります※ ・ 複数のパートをミュートしたい場合...
  • Page 112: 演奏に関するパラメーター ( パフォーマンスコントロール )

    1. パフォーマンスを選択する ( パフォーマンスプレイモード ) (3) 演奏に関するパラメーター ( パフォーマンスコントロール ) ここでは、 パフォーマンスを選んだり、 パフォーマンスボリュームやパフォーマンスパンなど 4 つのパー トに共通の設定を行います。 1メモリー 2プログラムナンバー カーソル PART BANK/PGM# 1メモリー 2プログラム  ナンバー 3パフォーマンス  ボリューム パフォーマンスコントロールで設定を行った後 、パフォーマンスプレイモードで別のパフォーマ ンスを選ぶと、 変更した設定は消えてしまいます。 設定後は必ずストアの操作(P123) でインター NOTE ナルメモリーに保存してください。 また、一時的に消えてしまった設定を復活させることもできます。 (P124「リコール」機能) q メモリー パフォーマンスを呼び出すメモリーを選びます。 BANK Pre(プリセットメモリー)...
  • Page 113 L63 ∼L 01 ( 左寄り) 、 C (中央) 、 R01 ∼ R63 (右寄り) 設定値 ・ 各パートに設定されたパンに対して、相対的に効 果がかかります。 解 説 ・ C(中央)に設定すると、 各パートで設定したパン がそのまま再生されます。 MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う t RevRtn(リバーブリターン) リバーブエフェクトからの戻り量を設定し、全パー トのリ バー ブのか かり 方を 一律に 変化 させ ること ができます。 000 ∼ 127 設定値...
  • Page 114 パフォ ーマ ンス 全体の 音程 を半 音単位 で移 調しま す。 − 24(− 2 オクターブ)∼+ 00(元の音程)∼ 設定値 + 24(+ 2 オクターブ) ・ こ のパラ メー ターは パフォ ーマ ンスと して保 存できません。 NOTE ・ このパラメーターは A/Dパートには影響しませ ん。 MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う...
  • Page 115: パフォーマンスを作り替える ( パフォーマンスパートコントロール )

    ナルメモリーに保存してください。 また、一時的に消えてしまった設定を復活させることもできます。 (P124「リコール」機能) q ボイスカテゴリー BANK と PGM# の両方のカーソルが表示されている 状態では、指定されたボイスカテゴリー内のボイス を選択することができます。 この状態で [VALUE -/ +] ボタンやダイアルを操作 すると、バンクナンバーとプログラムナンバーが変 更され、指定されたボイスカテゴリーに含まれるボ イスだけが繰り返し表示されます。 ボイスカテゴリーは、ボイスカテゴリーボタンで指 定します。 BANK/PGM# MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う 9ノートシフト 8バリエーションセンド 7コーラスセンド 6リバーブセンド 5パン Piano Chrom.perc. Ensemble Brass Synth effects Ethnic ボイスカテゴリーとはボイスを種類ごとに分類した...
  • Page 116 01 ∼ 04 パートのとき :001 ∼ 1 28 設定値 A/D1 パートのとき :001 ∼ 013 A/D2 パートのとき :001 ∼ 005 ドラムボイスは選択できません。 NOTE MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う r Volume(ボリューム) ボリュームをパートごとに設定します。 000 ∼ 127 設定値 t Pan(パン) ステレ オ再 生した とき の音 の定位 をパ ート ごとに...
  • Page 117 ・ VarConnect = SYS の場合、 パートごとにバリエー ションエフェクトへの送り量を設定し、かかり方 を調節できます。 パ フォー マン スコン トロー ルの バリエ ーショ ンリターン(P112)を考慮して設定してくださ 参 考 い。 MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う o NoteSft(ノートシフト) パートごとの音程を半音単位で設定します。 − 24(− 2 オクターブ)∼+ 00(元の音程)∼ 設定値 + 24(+ 2 オクターブ) ・ A/D1、 A/D2 パートが選ばれているときは設定でき...
  • Page 118: パフォーマンスを細かく作り替える ( パフォーマンスエディットモード )

    [SELECT </ >] ボタンを押してサブモードを選び、 [ENTER] ボタンを押してサブモードに入りま す。 サブモードに「PART( パートエディット )」を選択した場合は、表示されたメニューからさらに サブモードを選択します。また、[PART - / + ] ボタンを押してパートを選びます。 [SELECT </ >] ボタンを押してパラメーターを選びます。 [SELECT < / > ] ボタンを押すごとにパラメーターが左右にスクロールします。 [VALUE -/ +] ボタンまたはダイアルを操作して値を設定します。 [EXIT] ボタンを押すとパフォーマンスエディットモードのメニューに戻り、 もう一度 [EXIT] を押 すとパフォーマンスプレイモードに戻ります。 MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う...
  • Page 119: 細かい設定を変更する ( コモンエディット )

    す。 off、on 設定値 e PortamntTm(ポルタメントタイム) ポルタメントのかかり具合を設定します。 000 ∼ 127 設定値 値を大きく設定するほどポルタメントがゆっくり になります。 解 説 MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う r MW LFOPMod(MW LFO ピッチモジュレー ションデプス) MIDI のモジュレーションホ イール情報によるビブ ラートの深さを設定します。 000 ∼ 127 設定値 値を 127 にするとビブラートがもっとも深くかか り、0 にするとかかりません。 解 説...
  • Page 120 AD Part(A/D パート) パフォ ーマ ンス をノー マル パー トだけ で構 成する か、A/D INPUT 端子からの入力(A/D1、A/D2 パー ト)を含めた構成にするかを選択します。 off(01 ∼ 04) 、on(01、02、A/D1、A/D2) 設定値 on を選択すると、MU1000 を MIDI 拡張音源と して使用しながら、ボーカルやギターなどのエ 参 考 フェクターとして使用することもできます。 i AC1 CC No.(AC1 コントロールチェンジナ ンバー) AC1 (アサイナブルコントローラー 1)の MIDI コン...
  • Page 121: パートごとの細かい設定を変更する ( パートエディット )

    イスデータに対してパートエディットで設定し たデータを付加することによって、間接的に音色 参 考 を作り変えています。 ・ パートエディットに入る操作は「(1) パラメーターの設定方法」 ( P118)をご覧ください。 エディット操作の後、パフォーマンスプレイモ ードで別のパフォーマンスを選ぶと、変更した設 定は消えてしまいます。エディット後は必ずストアの操作(P123)でインターナルメモリーに保 NOTE 存してください。 また、一時的に消えてしまった設定を復活させることもできます。 (P124「リコール」機能) パートエディットのサブモード FILTER(フィルター)エディット(P79) フィルターのカットオフフリケンシーとレゾナンスをパートごとにエディットします。 EG(イージー)エディット(P80) 音の立ち上がりやリリース(減衰)をパートごとにエディットして、音の時間的要素を変更します。 EQ(イーキュー)エディット(P81) ローとハイの 2 バンド EQ をパートごとに設定します。 VIBRATO(ビブラート)エディット(P81) ビブラートのかかり方をパートごとにエディットします。 OTHERS(アザーズ)エディット(P82) 上記のサブモードに含まれないパラメーターをエディットします。 各サブモードのパラメーター はすべてマルチパートエディットに 含まれていますので、パラメーターの 説明については上記ページを参照してください。 MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う...
  • Page 122: パフォーマンスを別のメモリーにコピーする ( コピー )

    パフォーマンスエディットモードで COPY を選択し、[ENTER] ボタンを押します。 [SELECT < / > ] ボタンや [VALUE - / + ] ボタンを押して(ダイアルも使用可) 、ソースメモリー、 ソースナンバー、デスティネーションナンバーを設定します。 ソースメモリー:P(プリセット) 、I(インターナル) コピー元のパフォーマンスメモリー ソースナンバー:001 ∼ 100 コピー元のパフォーマンスナンバー デスティネーションナンバー:001 ∼ 100 コピー先のインターナルメモリーナンバー(インターナルに固定) [ENTER] ボタンを押すとコピーが実行され、 パフォーマンスエディットモードのメニューに戻り ます。 MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う ソースメモリー ソースナンバー デスティネーション ナンバー...
  • Page 123: 作り替えたパフォーマンスを保存する ( ストア )

    (5) 作り替えたパフォーマンスを保存する ( ストア ) エディットしたパフォーマンスを、任意のインターナルメモリーに保存します。 ストア操作により以下のデータが保存されます。 ・パフォーマンスコントロール パフォーマンスボリューム、パフォーマンスパン、リバーブリターン、コーラスリターン、 バリエーションリターン ・パフォーマンスパートコントロール すべてのパラメーター ・パフォーマンスエディットモード すべてのパラメーター ・エフェクトモード すべてのパラメーター ・イコライザーモード すべてのパラメーター ・その他 ミュート、ソロの設定 パフォーマンスエディットモードで STORE を選択し、[ENTER] ボタンを押します。 [VALUE - / + ] ボタンを押して(ダイアルも使用可) 、ストア先のナンバーを設定します。 [ENTER] ボタンを押すとストアが実行され、 パフォーマンスエディットモードのメニューに戻り ます。 MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う...
  • Page 124: 一時的に消えてしまったパフォーマンスを呼び戻す ( リコール )

    2. パフォーマンスを細かく作り替える ( パフォーマンスエディットモード ) (6) 一時的に消えてしまったパフォーマンスを呼び戻す ( リコール ) エディットしたパフォーマン スをストアせずに他のパフォーマン スを選ぶと、エディットしたパラメー ターは変わってしまいます。こ のような場合、リコール機能によって 変わる前のパラメーターに戻すこ とができます。 プログラムチェンジなどによって変えてしまった場合にも有効です。 パフォーマンスエディットモードで RECALL を選択し、[ENTER] ボタンを押します。 [ENTER] ボタンを押すとリコールが実行され、 パフォーマンスエディットモードのメニューに戻 ります。 MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う...
  • Page 125: エフェクトの設定を変更する ( エフェクトモード )

    (2) リバーブエフェクトの設定 ( リバーブエディット ) (P91) リバーブエフェクトのパラメーターについて説明しています。 (3) コーラスエフェクトの設定 ( コーラスエディット ) (P92) コーラスエフェクトのパラメーターについて説明しています。 (4) バリエーションエフェクトの設定 ( バリエーションエディット ) (P93) バリエーションエフェクトのパラメーターについて説明しています。 (5) インサーションエフェクト 1 ∼ 2 の設定 ( インサーションエディット 1 ∼ 2) (P95) インサーションエフェクト 1 ∼ 2 のパラメーターについて説明しています。 MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う...
  • Page 126: マルチ Eq を設定する ( イコライザーモード )

    5. その他の設定と操作 ( ユーティリティモード ) パラメーター の設定方法 や各サブモー ドのパラメー ターは「コンピ ューターミュ ージックの 音源として使 う」場合と共通です。パラメーターの設定方法や、パラメーターの説明については、下記ページをご覧くだ さい。 (1) 基本的な設定(システムセットアップ)  (P98) マスターチューンなどの、MU1000 のシステムの設定を行います。 (2) 内部設定を MIDI データとして送信する(ダンプアウト)  (P103) MU1000 が記憶している内部設定を、MIDI システムエクスクルーシブメッセージとして送信します。 (3) 初期化する(イニシャライズ)  (P105) MU1000 の内部設定を工場出荷状態などの一定の初期状態に戻します。 (4) デモソングを再生する(デモプレイ)  (P107) MU1000 本体に内蔵しているデモソングを再生します。 MU1000 第 4 章  キーボードの拡張音源として使う...
  • Page 127 第 章  その他の機能 1. MIDI データを表示する方法 ( ショー機能 ) ... 128 2. ディスプレイに文字を表示する方法 ( メッセージウィンドウ )... 130 3. ディスプレイに絵を表示する方法 ( ビットマップウィンドウ )... 131 4. チェックサムの計算方法 ... 133...
  • Page 128: Midi データを表示する方法 ( ショー機能 )

    1. MIDI データを表示する方法 ( ショー機能 ) 各モードのパラメーター設定画面で、外部 MIDI 機器からリモートコントロールするのに必要な MIDI デー タを表示し、送信することができます。 MU1000 は、この MIDI データを使うことで、ほとんどすべてのパラメーターを外部 MIDI 機器から自由に コントロールすることができます。 コンピューターなどの MIDI アプリケーションでソングデータを制作する際、ここで表示された MIDI デー タを任意の小節に挿入することで、あるパートのフィルターや EG の設定を変更して音色をエディットした り、エフェクトを変えたりなどの操作が可能になります。 外部からコントロールしたいパラメーターの設定画面で、 [ENTER] ボタンをすばやく 2 回押しま す。 パラメーターの種類によって 3 種類の画面が表示されます。 コントロールナンバー プログラムチェンジ(0から数えた場合のボイス番号) 1. MIDI データを表示する方法 ( ショー機能 ) プログラムナンバー(1から数えた場合のボイス番号)...
  • Page 129 1. MIDI データを表示する方法 ( ショー機能 ) ・ [VALUE ] ボタンを押して、設定値を変更することもできます。 参 考 ・ XG モード、TG300B モードのときに、バンクナンバーにカーソルがある状態で [ENTER] をすば やく 2 回押すと、2 種類のコントロールチェンジ ( バンクセレクト MSB、LSB)とプログラムナン バーが表示されます。 バンクセレクトMSB バンクセレクトLSB もう一度 [ENTER]ボタンを押すと、 表示されているメッセージが MIDI OUT 端子または TO HOST 端子から送信されます。 [EXIT] ボタンを押すと、パラメーターの設定画面に戻ります。 MU1000 第 5 章  その他の機能 プログラムナンバー...
  • Page 130: ディスプレイに文字を表示する方法 ( メッセージウィンドウ )

    2. ディスプレイに文字を表示する方法 ( メッセージウィンドウ ) 2. ディスプレイに文字を表示する方法 ( メッセージウィンドウ ) ・ MU1000 では、プレイモードでメッセージウィンドウデータを受信すると、最大 32 文字までの英数字 を 3 秒間表示します。 解 説 ・ ソングデータのはじめにメッセージウィンドウデータを入れておけば、MU1000 のディスプレイに曲の タイトルやメッセージなどを表示することができます。 メッセージウィンドウの使い方 ・ まず、下のデータを見てください。 こ れ は、メ ッ セ ー ジ ウ ィ ン ド ウ の デ ー タ...
  • Page 131: ディスプレイに絵を表示する方法 ( ビットマップウィンドウ )

    ・ それ では、この絵 を実際に ビットマ ップデー タに変えていきましょう。 ・ まず、 絵を下図の上部のように分割します。 左 か ら 7 つご とに 区切 って いる のが わか るで しょう。この 7 という数字は、MIDI でデータ を送信するときの単位になる数です。 ・ 次に、下部のように絵の黒い部分を 1、白い部 分を 0 として、絵を 0 と 1 の数字の集まりに 変えてしまいます。 MU1000 第 5 章  その他の機能...
  • Page 132 01001000 00111001 01001001 00111010 01001010 00111011 01001011 00111100 01001100 00111101 01001101 00111110 01001110 00111111 01001111 MU1000 第 5 章  その他の機能 2 進数 16 進数 2 進数 16 進数 2 進数 01010000 01100000 01110000 01010001 01100001 01110001 01010010 01100010 01110010 01010011...
  • Page 133: チェックサムの計算方法

    + bbH + ssH + ssH + ssH + xxH + ... + xxH = sum sum ÷ 128 = quotient (商) ‥‥ remainder (剰余) 128 − remainder = cs (checksum) (ただし、 remainder=0のときは、 cs(checksum)=0 になります。 ) MU1000 第 5 章  その他の機能...
  • Page 135 プラグインボード ( 別売 ) の取り付け方法 1. プラグインシステムについて ... 136 (1) プラグインシステムとは ... 136 (2) プラグインシステムの仕組み ...137 (3) 別売のプラグインボードについて... 137 (4) XGworks プラグインシステムについて ...138 2. プラグインボードの取り付け方法... 140 (1) プラグインボードを取り付ける前に ... 140 (2) プラグインボードの取り付け方法... 141 第 章 ...
  • Page 136: プラグインシステムについて

    テムのロゴマークが、また XG プラグインシステムに対応する機器には XG プラグインシステムのロ ゴマーク がそれぞれ付けられています ので、どちらのプラグインシステ ムに対応しているかがひと目 で確認できます。 ・ プラグインボードとしては、別売の PLG150-AN、PLG150-PF、PLG150-VL、PLG100-SG、 PLG100-VH、 PLG150-DX をはじめ、今後も音源ボードやエフェクトボードなどさまざまな機能を持ったボードの発 売が予定されています。これらの拡張ボードにもプラグインシステムのロゴマークが付けられており、 プラグイン システムに対応していることを示して います。ですから、MU1000 だけでなく今後発売さ れるプラグインシステムに対応したすべての XG 音源やシンセサイザーに装着して使用することがで きます。 MU1000 にモジュラーシンセシスプラグインボードを挿入した場合、一部使えない機能がありま す。詳しくはお使いのプラグインボードの取扱説明書をご覧ください。 NOTE MU1000 第 6 章  プラグインボード ( 別売 ) の取り付け方法 1. プラグインシステムについて...
  • Page 137: プラグインシステムの仕組み

    音から実在しない仮想楽器音まで 256 音色を内蔵し、バーチャルアコースティックトー ンジェネレーター VL70-m 相当の豊かな表現力で演奏が可能です。 PLG150-DX DX7、DX7II などの DX シリーズで高い評価を得た 6 オペレーター、32 アルゴリズムの FM 音源を搭載する XG プラグインボードです。 DX シリーズで定評のある FM 音源独自 のボイスを演奏することができます。 PLG100-SG フォルマントシンギング音源を搭載する XG プラグインボードです。あたかもシンセサ イザーで音色を作るように人の声を合成し、これまで不可能だった歌詞付きの曲を音源 システムだけで入力/再生することが可能です。 MU1000 第 6 章  プラグインボード ( 別売 ) の取り付け方法 1. プラグインシステムについて...
  • Page 138: Xgworks プラグインシステムについて

    トパラメーター(XG パラメーター) と、 PLG150-PF 専用のネイティブパートパラメーター (PF パラメーター ) の両方をエディットする事ができます。 VL ビジュアルエディター PLG150-VL の音色の生成、エディット、保存を行うためのアプリケーションです。複雑 な音色の構造を深く理解しないでも直感的に編集作業を行うことができます。 DX イージーエディター& DX シミュレーター PLG150-DX の音色をエディットするためのソフトウェアです。 DX イージーエディターではパートパラメーターをエディットします。 DX シミュレーターは、起動すると DX7 のフロントパネルが表示され、ボタンやスライ ダーをマウスで操作することによってまるでDX7を操作し ているようにボイスをエディッ トすることができます。 MU1000 第 6 章  プラグインボード ( 別売 ) の取り付け方法 1. プラグインシステムについて 女へ変更したり、コーラス効果やボイスチェン...
  • Page 139 SG イージーエディターは PLG100-SG のボイスをグラフィカルに修正するソフトです。 年齢や喉、舌などの効果を操作することで PLG100-SG の多様な音源パラメーターを関 連づけて設定できる仕組みになっているため、複雑な音源構造を深く理解しないでも直 感的に編集作業を行うことができます。 SG リリックエディターはひらがなの歌詞を PLG100-SG 専用の歌詞情報 (PhoneSEQ デー タ)に変換する機能を持ったプラグインソフトウェアです。歌詞は SG リリックエディ ター上で入力できることはもちろん、 テキストファイルや PC カラオケソフト 「歌楽」 の 歌詞データを取り込むこともできます。また、歌詞を「音素」という音の構成単位に分 割し、それぞれを編集することで微妙なニュアンスも表現可能です。 VH エフェクトエディター PLG100-VH に関するすべての設定をグラフィカルに行うためのソフトウェアです。 すべ てのウィンドウからドラッグ&ドロップ操作でXGworksのリストウィンドウに値を入力 できます。また、コーダルモード用のコードをリストウィンドウに入力できるウィンド ウも用意されています。 MU1000 第 6 章  プラグインボード ( 別売 ) の取り付け方法...
  • Page 140: プラグインボードの取り付け方法

    るのに時 間がかかります。バックアップ される前に電源を切るとデー タが消えてしまいますので、こ の場合はすぐに電源を切らないようにしてください。 ・ 本体パネルから設定できないパラメーターを外部 MIDI から設定した場合は、 バックアップ機能が働か ないため、電源を切るとイニシャライズされます。 パフォーマンスモードについて ・ プラグイ ンボードはパフォーマンス モードでも使用可能です。ただし、プ ラグインボードのパラメー ターの内、パ フォーマンスデータとして ストアすることができるのは、本 体パネルから設定ができる ものに限られます。 ・ プラグイ ンボードごとに対応している パラメーターチェンジを送る ことによって、プラグインボード の設定を外部 MIDI 機器から変更することができますが、 場合によっては本体表示と食い違いが生じる 場合があります。 MU1000 第 6 章  プラグインボード ( 別売 ) の取り付け方法 2. プラグインボードの取り付け方法...
  • Page 141: プラグインボードの取り付け方法

    け / 取り外しを行うと、故障の原因になりますので、必ず MU1000 の電源 アダプターのプラグを本体から抜いた状態で行ってください。 MU1000 のリアパネルのフタを固定しているネジ [ 銀色 ] を取り外し、フタを外します。 ・ 出荷時は少しかためにネジが締めてあります。 マイナスドライバーで 1 度ネジを緩めると、手 でネジを締めたり緩めたりできるようになります。 プラグインボードを静電気防止袋から取り出します。 プラグインボードを取り扱う前に、 必ずアースされている金属の表面などに触 れて、服や身体の静電気を取り除いてください。また、プラグインボードの取 扱い時に、 基板に実装されている部品やコネクター部などに触れないようにご 注意ください。 MU1000 第 6 章  プラグインボード ( 別売 ) の取り付け方法 2. プラグインボードの取り付け方法 D IG IT A...
  • Page 142 ボードの PLG-1 ∼ 3 への割り当ては、 PLG150-VL → PLG100-SG → PLG150-DX → PLG150-AN → PLG150-PF → PLG100-VH の優先順位で自動的に決められます。 D IG IT A このとき、拡張コネクターの向きに注意し、拡張コネクターの左右のツメがロックされるまで差 し込んでください ( 図を参照 )。 プラグインコネクター プラグインボード プラグインボードを最後まで差し込みます。ゆっくりとていねいに差し込んでください。 MU1000 第 6 章  プラグインボード ( 別売 ) の取り付け方法 2. プラグインボードの取り付け方法 ガイドレール ツメ 拡張コネクター D IG IT A プラグインボード この位置のいずれかに...
  • Page 143 フタのツメ部分をネジ締め部と反対側にはめ込んでネジを固定します。 フタに付いているボード 固定用のスポンジの反動がありますので、 フタのネジ締め部をしっかり押さえて固定してくださ い。 電源を入れると、 フロントパネルの PLG-1 ∼ 3 の LED が、 挿入したプラグインボードの枚数だけ 点灯します。 音源タイプのプラグインボードの場合、パートアサインで設定されたパート(下記 NOTE 参照) で [SELECT] ボタンを押すと、MU(MU1000 内蔵のボイス )、PLG-1∼ 3 (PLG1 ∼ 3 のボイス) を 切り替えて選ぶことができます。選択されたボードは、画面にアイコンが表示されるほか、対応 する下部の LED が 1 回点滅します。 A/D INPUT VOLUME Piano Ensemble...
  • Page 145 第 章  その他の知識 使い方のヒント... 146...
  • Page 146 受信したノートデータのベロシティの値 ボイスを選択するときのバンク表示について MU1000 本体でバンクナンバーを設定するとき、す べてのバンクナンバーを表示する状態と、拡張ボイ スが割り当てられているバンクナンバーだけを表示する状態を切り替えることができます。 切り替えは、 ユーティリティモードの「DispBankSel(ディスプレイバンクセレクト) 」 (P101)で行います。 システムエフェクトの効果の深さの設定方法 システムエフェクトの効果の深さは、センドレベル、リターンレベル、ドライレベルの 3 つのパラメー ターで調節することができ ます。ただし、ドライレベルはバリエーシ ョンエフェクトがシステムエフェ クトに設定されている場合にだけ設定することができます。 具体的には、次のパラメーターになります。 ■ リバーブエフェクト リバーブセンドレベル(P74) 、リバーブリターンレベル(P77) ■ コーラスエフェクト コーラスセンドレベル(P74) 、コーラスリターンレベル(P77) ■ バリエーションエフェクト(バリエーションコネクトがシステムの場合) バリエーションセンドレベル(P75) 、バリエーションリターンレベル(P77) ■ 全エフェクト共通(バリエーションコネクトがシステムの場合) ドライレベル(P83) 使い方のヒント MU1000 第 7 章  その他の知識...
  • Page 147 ル) 」 (P93)と、インサーション 1 ∼ 4 エディットの「AC1INS1 ∼ 4Ctrl(AC1 インサーション 1 ∼ 4 コ ントロール) 」 (P95)では、インサーションエフェクトのエフェクトパラメーターを AC1 でコントロー ルする感度を設定します。 異なったドラムセットを複数のパートで使う方法 MU1000 の XG モードでは、出荷時は、パート 10(A10) と 26(B10)、42(C10)、58(D10) にドラムボイスが 設定されています。 これ以外のパートでドラムボイスを使うには、 マルチパートエディットの 「PartMode (パートモード) 」 (P82)で normal 以外を選択します。このとき、ドラムボイスをエディットしないので あれば drum を、エディットするのであれば drum2、drum4 を選択しましょう(出荷時は、パート 10 は...
  • Page 148 子から送信されます。 ) 設定したパラメーターを保存しておく方法 XG モードや TG300Bモードで設定したパラメーターは自動的に保存されます。 ただし、 サウンドモジュー ルモードを変更したり、XG System On などの音源を初期化するメッセージを受信すると設定は元に戻っ てしまいますのでご注意ください。 パフォーマンスを保存しておくには 2 とおりの方法があります。 1 ) MU1000 本体のインターナルメモリーに保存します。 パフォーマンスモードで EDIT/STORE を選択し、実行します。 (P123) 2) MIDI エクスクルーシブメッセージとして MDF3 などの MIDI データファイラーに保存します。 UTIL/DUMP/PERFORM を選択し実行してください。 (P103) 使い方のヒント MU1000 第 7 章  その他の知識...
  • Page 149 号です。同じ種類のボードが 1 枚の場合は 0、2 枚の場合はそれぞれ 0、1 となります。 Part#: プラグインボードをアサインするパートナンバーです。 パート 1 パート 16 パートアサインしない 例 ) 1 枚めの PLG150-DX をパート 3 にアサインする場合 F0 43 10 4C 70 02 00 02 F7 (16 進数 ) ユーティリティモードの PLUGIN/PartAssign 画面で、ショー機能を使って見ることもできます。 参 考 使い方のヒント MU1000 第 7 章  その他の知識...
  • Page 150 プラグインボードのボイスは、外部 MIDI 機器からバンクセレクト MSB(C.C.#0)、バンクセレク ト LSB(C.C.#32)、プログラムチェンジで選択することもできます。 参 考 MIDI による音源操作のヒント MU1000 を初期化する MIDI メッセージ MU1000 を初期化する MIDI メッセージは、初期化する音源モードによって下記の 3 種類があります。 音源を初期化する MIDI メッセージの実行には、約 50msec かかるため、次のメッセージとの間隔に注意 してください。 ■ XG に初期化する MIDI メッセージ F0 43 1n 4C 00 00 7E 00 F7(すべて 16 進数)...
  • Page 151 することで、64 トラックの演奏が可能になります。 どちらの場合も、 MU1000 の A1 ∼ 16 はポート 1 の 1 ∼ 16 チャンネルで、 B1 ∼ 16 はポート 2 の 1 ∼ 16 チャンネルで、C1 ∼ 16 はポート 3 の 1 ∼ 16 チャンネルで、D1 ∼ 16 はポート 4 の 1 ∼ 16 チャンネル...
  • Page 152 あらか じめ 表示さ せる 文字や イラス トを システ ムエク スク ルーシ ブメッ セー ジに組 み込ん でお けば、 ディスプレイに表示するこ とができます。この機能を使えば、曲の タイトルや、制作者の名前やロゴを 表示させることができます。ま た、イラストを連続的に送ることで、パ ラパラ漫画と同じ要領で簡単な アニメーションを表示されることもできます。 システムエクスクルーシブメッセージの組み方に関する説明は、 文字を表示させる方法については 「メッ セージウィンドウ」 (P130) 、イラストを表示させる方法については「ビットマップウィンドウ」 (P131) をご覧ください。 使い方のヒント = 01 = 01 MU1000 第 7 章  その他の知識...
  • Page 153 付録 1. 仕様 ... 154 2. ケーブル配線図 ... 156 3. 故障かな ? と思ったら ..157 4. エラーメッセージリスト ... 159 5. 用語解説... 161 6. 目的別操作一覧表... 170...
  • Page 154: 仕様

    インサーション 1 ∼ 4 イコライザー カスタム LCD(バックライト付) 10 個 [UTIL] [MODE] [EFFECT] [EQ] [ENTER] [EXIT] [PART +] [SELECT >] [VALUE +] [AUDITION] [Piano][Chrom.perc.][Organ][Guitar][Bass][Strings][Ensemble][Brass] [Reed][Pipe][Synth lead][Synth pad][Synth effects][Ethnic][Percussive] [SFX][Model excl.][Drum] MU1000 付録 トータル 1396 1203 TG300B トータル TG300B 4レイヤーまで可能、エフェクトもメモリー 各 97...
  • Page 155 Advanced DX/TX Plug-in Board PLG150-DX Vocal Harmony Plug-in Board PLG100-VH Formant Synging Plug-in Board PLG100-SG ヤマハ ラックマウントキット RK200 ※ 仕様および外観は改良のため予告無く変更することがあります。 1. 仕様 定格出力: +4dB (10kΩ 負荷時) 出力インピーダンス 2kΩ 定格入力:(Mic)39dB 入力インピーダンス 33kΩ [Mic] (Line) -15dB 入力インピ ーダンス33kΩ [Line] (0dB=0.775Vrms) 3 基 MU1000 付録...
  • Page 156: ケーブル配線図

    Apple Macintosh シリーズとの接続 システムペリフェラル - 8 ケーブル (YAMAHA CCJ-MAC または同等品) Apple社システムペリフェラル - 8 ケーブル「M0197」 mini DIN 8-pin IBM PC/AT シリーズとの接続 mini DIN 8-pin → D-SUB 9-pin (YAMAHA CCJ-PC2 または同等品) MINI DIN8P → D-SUB9P mini DIN 8-pin 各プラグのピン番号(オモテから見たピン番号) mini DIN 8-pin 2. ケーブル配線図...
  • Page 157: 故障かな ? と思ったら

    ・ ユーティリティ モードのデモソングの画面になってい ませんか? 音が歪む / 音が小さい ・ ア ンプ や再生 装置 の音 量調 整は うま くで きて います か? ・ 不要なエフェクトが設定されていませんか? 3. 故障かな ? と思ったら 考えられる原因 / 解決法 SELECT スイッチの設定位置は合っています MU1000 付録 参照ページ (P100) (P101) (P102) (P44) (P22) (P16) (P71、111)...
  • Page 158 うまく受信できない ・ 送 信側 のテン ポを 遅く して 送信 し直 して みて くださ い。 ・ データの保存時 にダンプインターバルタイムを短く設 定していた場 合、受信時にエラーが生じる場合があり ます。 3. 故障かな ? と思ったら 考えられる原因 / 解決法 MU1000 付録 参照ページ (P74、116) (P83) (P65) (P149) (P74、 75、 77、 113、 114、116、117) (P91、 92、93、 95)...
  • Page 159: エラーメッセージリスト

    MIDI Buffer Full! 大量の MIDI 情報を短時間に受信したため、処理できませんでした。 不要な MIDI 情報はなるべく送らないようにしてください。 No Parameter ショー機能で見ようとしたパラメーターは有効なパラメーターではありません。 No RecallPerform! パフォーマンスエディットの RECALL で、リコールの対象となるパフォーマンスデータ が MU1000 本体内に存在せず、リコールできませんでした。 Not Available サウンドモジュールモード =PFM( パフォーマンス ) の場合は、ドラムボイスを選択する ことはできません。 Not Available with PLG この XG プラグインボードは、選ばれたカテゴリーにボイスを内蔵していません。 PB Com ERROR! ・ MU1000 本体とプラグインボードとの通信上でエラーが発生しました。電源を切って、...
  • Page 160 パートモードが drum に設定されているパートのドラムボイスをエディットしようとしま した。ドラムボイスをエディットする場合は、あらかじめパートモードを drumS1 ∼ 4 に 設定してください。 SysEx Adrs ERROR! 受信したシステムエクスクルーシブメッセージのアドレスが違います。 送信データのアドレスを確認してください。 SysEx Data ERROR! 受信したシステムエクスクルーシブメッセージのデータが違います。 送信データの内容(MSB 、 LSB が必要なデータかなど)を確認してください。 SysEx Size ERROR 受信したシステムエクスクルーシブメッセージのサイズが違います。 送信データのサイズを確認してください。 This Parameter Isn ’ t Excl Data ショー機能で見ようとしたパラメータ−は MIDI エクスクルーシブデータで表示できませ ん。 4. エラーメッセージリスト MU1000 付録...
  • Page 161: 用語解説

    Macintosh に付いている、周辺機器を接続するた めの端子です。 MIDI インターフェースをはじめ、 モデムやプ リンターな どもこの端 子を利用しま す。信号をシ リアルで やりとり するため、シリ アル端子と呼ばれる場合もあります。 アイコン モードやサ ブモードの 機能を絵柄 でわかりやす くシンボル化したものです。 MU1000 では、 音色 の種類や、モード / サブモードを示すアイコン が、ディスプレイの下段中央に表示されます。 アスキーコード ASCII(American Standard Code for Information Interchange)の略称で、 アメリカの情報交換用の 標準コード。 1 バイトで構成され、 アルファベッ トや数字をコード化しています。...
  • Page 162 ます。 Most Significant Byte の略名で、MIDI コントロー ルチェンジのデータを 2 バイトに分けて送信す る際の、データバイトの上位バイトのこと。 MDF3 MIDI データファイラーです。MU1000 をはじめ さまざまな MIDI 機器の内部設定データを、 エク スク ル ー シブ デ ー タの 形 で 受け 取 り、フ ロッ ピーディスクに保存します。 Least Significant Byte の略名で、 MIDI コントロー ルチェンジデータを 2 バイトに分けて送信する...
  • Page 163 MU1000 では、バンクセレクト MSB=0、LSB=0 に異なったボイスが割り当てられている 2 つの ボ イ ス マ ッ プ を 搭 載 し て い ま す。そ の 内、 MU1000 ( および MU2000/128/SW1000XG、 MU100 シリーズ) 以外の XG 対応音源と同じボイスマッ プが MU basic です。MU90、MU80、MU50 など で作成した データを同 じ音色で再 生したい場合...
  • Page 164 センドレベ ルとリター ンレベルを 設定すること で、全てのパ ートに対し て効果をか けることの できるエ フェクトで す。全体にリバ ーブやコー ラ ス を か け る 際 に 便 利 な エ フ ェ ク ト で す。 MU1000 ではリバ ーブエフェク トとコーラスエ フェクトが システムエ フェクトと して用意され ています。バ リエーショ ンエフェク トをシステ ムエフェクトとして使用することもできます。...
  • Page 165 強さを MIDI データとして出力します。 チューニング アンサン ブル演奏を する際に、楽器 間のピッチ を合わ せるこ とをい います。通常、A3 = 440Hz にあわせます。 MU1000 ではマスターチューニン グによってチューニングを設定します。 ツリー図 MU1000 では数多 くのパラメー ターを並べるの に、同じ働き のパラメ ーター同 志をモード、サ ブモード ごとにまと めて配列す る、いわゆる階 層化構造を持たせています。この階層化構造は、 別名ツリ ー構造とも 呼ばれてお り、その構造を 図示したものをツリー図と呼びます。 データエントリー MIDI コントロールチェンジです。コントロール...
  • Page 166 フォーマ ンスのとき は、パフォーマ ンスを構成 するボイス を入れる部 分のことを パートと呼び ます。さらに 2チャンネ ルの外部入 力のことを A/D パートと呼びます。 パートグループ MU1000 の 64 パートは 16 パートずつ 4 つのグ ループに分けて、A01 ∼ 16、B01 ∼ 16、C01 ∼ 16、D01 ∼ 16 という番号が割り当てられていま す。この A ∼ D をパートグループといいます。 倍音 ある楽器 を鳴らした ときに、鳴らし たピッチの...
  • Page 167 光デジタル端子 音声信号を デジタルで 入出力する ための端子で す。 MU1000 では出力端子だけが付いており、 「 デ ジタルアウト端子」と呼んでいます。 ピッチ EG 音の立ち 上がりから 消えるまで の間で、音程の 時間的な変化をコントロールする部分です。 ピッチベンド 音程 を 連続 的 に変 化 させ る コン ト ロー ラ ーで す。 MU1000 ではマルチパートエディットモード で、 パートごとにピッチベンドの変化の幅 (ピッ チベンドレンジ)を設定できます。 ビブラート...
  • Page 168 MIDI には、1 ∼ 16 のチャンネルがあり、 送信側 と受信側で チャンネル が合っていな ければ演奏 データの やりとりが できません。こ のチャンネ ルのことを MIDI チャンネルといいます。 MIDI データファイラー MU1000 をはじめ、 さまざまな MIDI 機器のバル クデータ を受け取り、フ ロッピーデ ィスクに保 存する機能をもった MIDI機器です。 ヤマハ MIDI データファイラー MDF3 などがあります。 ミュート 任意 のパー トの 発音 を止め るこ とを いいま す。...
  • Page 169 パ フ ォ ー マ ンス の イ ン タ ー ナ ル メ モ リ ー に、 RAM が使われています。 リバーブ ホールなど の残響感を 作るエフェ クトのことで す。音に奥行 きと広が りを加え るので、音楽を 演奏する 際には、欠かす ことのでき ないエフェ クトです。 MU1000 には SPX900 相当の高品位の リバーブが内蔵されています。 レゾナンス カットオフ フリケンシ ー付近のレ ベルを持ち上 げる効果 です。今までな かった倍音 が付け加え られるた め、音が明るく 堅くなった ように聞こ...
  • Page 170: 目的別操作一覧表

    6. 目的別操作一覧表 ■ MU1000 の基本操作 マルチプレイモードに戻す (サウンドモジュールモード =XG、TG300B) パフォーマンスプレイモードに戻す ( サウンドモジュールモード =PFM) パートを選ぶ カーソルを移動する 数値や設定を変更する ■サウンドモジュールモードの切り替え サウンドモジュールモードを XG に切り替える サウンドモジュールモードを TG300B に切り替 える サウンドモジュールモードを PFM ( パフォーマ ンス ) に切り替える ■デモ曲の再生 デモ曲を再生する デモ曲を止める ■コンピューターミュージックの音源として使う ( サウンドモジュールモード =XG、TG300B) ●演奏に関するパラメーター ( マルチパートコントロール ) マルチパートコントロールの画面を表示する...
  • Page 171 [SELECT > ] で カー ソル を VAR に 移動 → [VALUE - ]/ [VALUE + ]、ダイアル マル チオールパー トコントロー ルに入る→ [SELECT < ]/ [SELECT > ] で カー ソル を KEY に 移動 → [VALUE - ]/ [VALUE + ]、ダイアル マルチオールパートコントロールに入る→ [MUTE/SOLO] を押 すごとに全 パートの ミュートと 解除が交互 に切り替 わる MU1000 付録...
  • Page 172 Receive ch を選択→ [VALUE - ]/[VALUE + ]、ダイアル ド ラムボイ スのパー トを選択 → [EDIT] → [SELECT < ]/ [SELECT > ] でカーソルを DRUM に移動→ [ENTER] → [PART - ]/[PART + ] でリズム楽器を選択→ [SELECT < ]/ [SELECT > ] で目的のパラメーターを選択→ [VALUE - ]/ [VALUE + ]、ダイアル MU1000 付録...
  • Page 173 [VALUE - ]/[VALUE + ]、ダイアル [SELECT < ]/[SELECT > ] でカ ー ソ ルを CHO に 移動 → [VALUE - ]/[VALUE + ]、ダイアル [SELECT < ]/[SELECT > ] でカ ー ソ ルを VAR に 移動 → [VALUE - ]/[VALUE + ]、ダイアル MU1000 付録...
  • Page 174 [EDIT] → [SELECT <]/[SELECT >] でカーソルを COPY に 移動→ [ENTER] → [SELECT <]/[SELECT >] でカーソルを 移動してコピー元のバンク、 プログラムナンバーとコピー 先のプログラムナンバーを設定→ [ENTER] MU1000 付録 で カ ー ソ ル を 移動 す る → で 目 的 の メ ニ ュ ーを 選 択 →...
  • Page 175 に移動→ [ENTER] → [SELECT < ]/[SELECT > ] でカーソル を MIDI IN-A に移動→ [VALUE - ]/[VALUE + ]、 ダイアル で front に設定する [UTIL] → [SELECT < ]/[SELECT > ] でカーソルを SYSTEM に移動→[ENTER]→ [VALUE - ]/[VALUE + ]で AdtnVcNote を選択→ [VALUE - ]/[VALUE + ]、ダイアル MU1000 付録...
  • Page 176 で MULTI にカーソルを移動→ [ENTER] → [ENTER] [SELECT < ]/[SELECT > ] [UTIL] → DUMPOUT に移動→ [ENTER]→ [SELECT > ] で PERFORM にカーソルを移動→ [ENTER] → [ENTER] MU1000 付録 で で で カー ソ ル を で カー ソ ル を で カー ソ ル を...
  • Page 177 に 移 動 → [ENTER] → [SELECT < ]/[SELECT > ] で XG Init(GM Init、PFMInit) にカー ソル を移動 → [ENTER] → [ENTER] [UTIL] → [SELECT < ]/[SELECT > ] でカーソルを INITIAL に移動→ [ENTER] → [SELECT > ] で DrumInit にカーソル を移動→ [ENTER] → [ENTER] MU1000 付録...
  • Page 179: 表示パラメーター索引

    索引 1. 五十音順索引 ... 180 2. アルファベット順索引 ... 183 3. 表示パラメーター索引 ... 185...
  • Page 180 スルーポート ... 101 設定項目、数値の変更方法 ... 68 設定したパラメーターを保存しておく方法 ... 148 全体構成 ... 44 センドコーラストゥーリバーブ ... 92 センドバリエーショントゥーコーラス ... 93 センドバリエーショントゥーリバーブ ... 93 ソロ ... 111 タ ダイアル ... 18 タイプ ... 91, 92, 93, 95 ダンプアウト ... 103 ダンプアウトの手順 ... 103 MU1000 索引...
  • Page 181 ピッチ EG リリースタイム ... 80 ピッチ EG リリースレベル ... 80 ピッチコース ... 87 ピッチファイン ... 87 ピッチベンドコントロール ... 84, 119 ビットマップウィンドウ ... 131 ビブラートエディット ... 81 フィルターエディット ... 79 プラグインシステムとは ... 136 プラグインシステムの仕組み ... 137 プラグインシステム拡張スロット ... 20 MU1000 索引...
  • Page 182 リバーブリターンの設定方法 ... 34 リリースタイム ... 80 レート ... 81 レシーブシステムエクスクルーシブ ... 101 レシーブシステムオンメッセージ ... 101 レシーブチャンネル ... 82 レシーブノートオフ ... 89 レシーブノートオン ... 89 レシーブバンクセレクト ... 101 レベル ... 87 ローゲイン ... 81, 88 ローフリケンシー ... 81, 88 MU1000 索引...
  • Page 183 ボリュームの設定... 37 MIDI 端子 ... 19 MODE ボタン ... 17 MU ベーシック ...102 MU100 ネイティブ... 102 MU1000 を初期化する MIDI メッセージ... 150 MU1000 本体での設定をシーケンサーに 記録する方法 ... 148 MUTE/SOLO ボタン ... 17 MW LFO ピッチモジュレーションデプス ... 85, 119 MW LFO フィルターモジュレーションデプス ... 119 OUTPUT 端子...
  • Page 184 SELECT </ > ボタン ...17 SG イージーエディター ...139 SG リリックエディター ...139 STAND BY/ON ボタン ...16 TO HOST 端子...19 USB 端子 ...20 UTIL ボタン ...17 VALUE - / + ボタン ...17 VH エフェクトエディター ...139 VL ビジュアルエディター ...138 VOLUME つまみ ...16 XGworks プラグインシステムについて ...138 MU1000 索引...
  • Page 185 INSERTION1 ∼ 4 EDIT... 35 LED ... 18 Level... 87 Low Freq ... 81, 88 Low Gain ... 81 LPF Cutoff... 79, 87 LPF Reso ... 79, 88 M.Attn ... 76 M.Tune ... 99 M.Volum ... 76 Map...102 MIDI IN-A... 99 MU1000 索引...
  • Page 186 Var Part... 94 VarConnect... 94 VarPan ... 93 VarRtn ... 77, 114 VarSend... 75, 87, 117 VelLimitHi ... 84 VelLimitLo ... 84 VelLPFSens... 88 VelPchSens... 87 VelSensDpt... 83 VelSensOfs ... 83 VIBRATO ... 78 Volume ... 33, 74, 116 MU1000 索引...
  • Page 187 お問い合わせの際には、 「製品名」 、 「製造番号」 、 「ご住所」 、 「お名前」 、 「電話番号」をお知らせく ださい (CD-ROM に関するお問い合わせの場合は 「ユーザー ID 番号」 も必ずお知らせください) 。 また、 「接続機器(ご使用のパソコンの種類など) 」 、 「操作の手順やそれによる結果と状態」 、 「入 力されたデータの内容」なども 詳しくお知らせください。お客様からの情報が不足している場合 はご返事できない場合があります。 ヤマハ CBX インフォメーションセンター 受付日  月曜日∼金曜日(祝日およびセンターの休業日を除く) 受付時間 10:00 ∼ 12:00/13:00 ∼ 17:00 ユーザーサポートサービスのご案内 TEL: 053-460-1667 MU1000...
  • Page 188 うえ、大切に保管してください。 ● 保証期間 お買い上げ日から1年間です。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書をご覧ください。 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理させていただきます。 下記の部品については、使用時 間により劣化しやすいため、消耗に応じて部品の交換が必要とな ります。消耗部品の交換は、お買い 上げ店またはヤマハ電気音響製品サービス拠点へご相談くだ さい。 消耗部品の例 ボリュ ームコント ロール、スイ ッチ、ランプ、リレ ー類、接続端子、鍵 盤機構部品、鍵 盤接点、 フロッピーディスクドライブなど ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、製造打切後8年です。 ● 持込み修理のお願い まず本書の「故障かな?と思ったら」をよくお読みのうえ、もう一度お調べください。 それでも異常があるときは、お 買い上げの販売店、または最寄りのヤマハ電気音響製品サービス 拠点へ本機をご持参ください。 ● 製品の状態は詳しく 修理をご依頼いただくとき は、製品名、モデル名などとあわせて、故障の状態をできるだけ詳し くお知らせください。 保証とアフターサービス MU1000...
  • Page 189 大阪市中央区南船場 3-12-9 心斎橋プラザビル東館 広島市中区紙屋町 1-1-18 ヤマハビル 福岡市博多区博多駅前 2-11-4 浜松市中沢町 10-1 #16 ... ヤマハ Synth & CBX 情報ボード #17 ... ヤマハ Synth & CBX ユーザーズカフェ #18 ... ヤマハ Synth & CBX 相談室 #8 ... ヤマハ/デジタル CBX MU1000 TEL(011)512-6108 TEL(022)236-0249 TEL(044)434-3100 TEL(053)465-6711 TEL(06)6877-5262 TEL(087)822-3045 TEL(082)874-3787 TEL(092)472-2134...
  • Page 190 MEMO...
  • Page 192 M.D.G., EMI Division, Yamaha Corporation V474060 910POCP2.3-01A0 © 1999 Yamaha Corporation...

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