分解能および出力位相差について - Sony MJ100 Instruction Manual

3-2. 分解能および出力位相差について
MJ100/110は、図3-2に示すようなA/B相、アラーム、原点信号を出力します。
最小位相差: Tw (MJ100: 100 ns)
Tw Tw Tw Tw
A
B
設定分解能 (出荷時PL25: 10 um、PL60: 4 um)
1/4 Z
Z
AL
. スケールの移動量は100 nsごとに検出され、移動量に比例した位相差で出力されます。位相差量は、100 nsの整数倍で変化します。
. 最小位相差 Tw: 100 nsは電圧差動型ラインドライバ出力の場合であり、オープンコレクタ出力は負荷抵抗やケーブル長に
よって異なります。
. アラーム信号出力はアラームが発生してから約400 ms以上出力され、アラームとなる原因が排除された時点で自動的に解
除されます。
. アラーム信号出力時、A/B相はハイインピーダンスになります。(MJ100)
Tw +Nx100 ns
N: 移動速度により変動
移動方向反転
図3-2
ハイインピーダンス
(電圧差動型ラインドライバ出力のみ)
400 ms
(J) 5