最大応答速度; アラーム信号 - Sony MJ100 Instruction Manual

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3-5. 最大応答速度
MJ100の出力位相差は100 nsから、MJ110は1 usから、それぞ
れ100 nsごとにのびる方向に連続して変化します。
最大応答速度は出力位相差と分解能で決定され、図5-1のグラ
フのような関係となります。
最大応答速度の超過によるアラーム信号は最小位相差が
100 ns以下 (MJ110は、1 us以下) になったとき出力されます
が、加速度の超過によるアラーム信号は位相差が100 ns以上
でも出力されることがあります。
注意
MJ110のオープンコレクタ出力はケーブル長、負荷抵抗値に
よって変化しますが、トランジスタの性能上、速いタイミ
ング変化に追従できません。このため速度アラームが出力
される前にA/B相が正常に出力されず受信装置が受信できな
くなることがあります。 なお、MJ110は、位相差が1 us以下
になるとアラームを出力します。(3-2-3. 出力位相差について
を参照)
3-6. アラーム信号
アラーム信号は、スケールの移動速度が最大応答速度を超
えたとき、検出ヘッドからの信号レベルが規定値より低い
場合、ヘッドケーブルが断線した場合、ノイズなどによる
誤動作が生じた場合などに約400 ms出力されます。
この時間内にアラームの原因となる要因が排除された場合
アラームは約400 ms後に自動的に解除されますが、アラー
ム状態が約400 ms以上続く場合はアラームの原因となる要
因が排除された時点で解除されます。
アラーム発生時にはアラームランプが点灯し、MJ100はAL出
力がHigh、*AL出力がLowになります。このときPCA、
*PCA、PCB、*PCB出力は、ハイインピーダンスとなりま
す。
MJ110は、AL出力がHigh (OFF) となります。
(J) 11

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