オプティカルフィードバックユニット(オプション)の調整; コマンド制御 - Hamamatsu Photonics LIGHTINGCURE LC8 Instruction Manual

Spot light source
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オプティカルフィードバックユニット(オプション)の調整
LIGHTNING CURE LC8 シリーズにオプティカルフィードバックユニット (オプション) を取り付けることにより、 オートモー
ド時に、光源の光フィードバック制御 (絞りの自動開閉制御) が有効となります。
■ ご使用いただく上での注意事項
光量調整の際は、必ず弊社製UVメータをご利
用ください。
他社製のメータですと、光量設定できない可能性が
あります。また、本装置により表示される光量の値
は、絶対値を保証するものではありません。そのた
め、始業点検時に弊社製UVメータを使用して光量
の確認をお願いします。
ライトガイドの汚れにご注意ください。
光量調整後に照射用のライトガイド先端が汚れます
と、設定どおりの光量が照射されなくなる場合があ
ります。また、 光量調整がうまくいかず、 光量フィー
ドバックの設定不具合につながります。
最大出射光量を上回って光量設定することはで
きません。
ランプは使用時間とともに光量が落ちていきます。
比較的高い光量で設定されている場合、ランプ保証
寿命内でも光量フィードバックの設定不具合となる
おそれがありますのでご注意ください。
光出力調整ボリュウムの調整には、#00 の精密
ドライバを使用してください。
光出力調整ボリュウムは筐体表面の約 15 mm 奥
に位置します。ドライバを挿入する際は十分注意し
てください。
光量の調整は、確実にライトガイドを取り付け
てから実施してください。
ライトガイドを取り付けませんと、光量調整が正常
にできません。また、ライトガイドがない状態で
誤ってシャッターを開けますと強力な紫外線が出射
され、視力障害を起こすおそれがあります。
RS232C を使用してコンピュータからのコマンド (通信) により装置の制御・設定が可能です。
パーソナルコンピュータ (以下:PC と省略) と本装置を RS232C ケーブル (クロス) で接続して使用可能となります。
表 1:通信仕様
ボーレート
9600
パリティ
なし
ストップビット
1
データビット
8
フロー制御
なし
デリミタ
CR (0DH)
タイムアウト設定は無し。データの区切りはデリミタのみにて識別
します。
通信は原則的に、PC より装置へコマンド送信し、コマンドを受信
した装置が PC へ、受信したコマンドに対応するリザルトコード
を返信します (図 1) 。但し、ステータスに変化があった時の ("INP"
リザルトコード) のみ、装置より通信を開始します (図 2) 。
・ 本機がコマンドを受信してから、リザルトコードを返信するま
での時間は 500 ms 以下。
・ 本機がコマンドを受信してから、ランプ、絞りが動作を開始す
るまでの時間は 50 ms 以下。
・ 本機がコマンドを受信してから、シャッターが動作を開始する
までの時間は 25 ms 以下。
・ コマンドバッファ数 20。バッファオーバーフロー時は "ERR"
を返します。
■ 光量調整
ランプを点灯させ、ランプ安定表示灯が点灯するまで待ちます。
q
ライトガイドに光量計 (UV メータ) を取り付け、測定可能な状態にします。
w
プログラムモードで SHIFT ボタンと SELECT ボタンを押して光量設定表
e
示させ、SHUTTER の MANUAL ボタンを押してシャッターを開けます。
UP ボタンを 3 秒 程度 (または LCD パネルの光量表示が点滅しなくなるま
r
で) 押し続けます。
SHIFT ボタンと SELECT ボタンを 3 秒 以上押し続けてプログラムモード
t
を抜け、SHUTTER の MANUAL ボタンを押してシャッターを閉じます。
SHUTTER の MANUAL ボタンを押し、シャッターを開けます。
y
精密ドライバで光出力調整ボリュウムを回し、光源の表示値を光量計 (UV
u
メータ) の表示値に合致させます。
引き続き、光量プログラムの設定を行ないます。
i
の作業を省いても光量調整は可能です。ただしその場合は精度が
e
t
落ちますので、ご注意ください。
光出力調整ボリュウム
■ プログラムの設定方法
プログラムの設定方法およびオートモードでの使用手順は 15 ページと同様です。
コマンド制御
図 1:PC より通信開始の場合( "ERR05" 、 "INP**" 以外の場合)
リザルトコード
PC
図 2:本機より通信開始の場合( "ERR05" 、 "INP**" の場合)
"ERR05" 、 "INP**"
リザルトコード
PC
17
精密ドライバ(#00)
コマンド
PC より通信が始まり、
本機からのリザルト
本機
コードで終了する。
時間
本機よりリザルトコー
ド送信を開始する。
本機
時間

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