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Korg Minilogue XD Quick Start Manual page 8

Polyphonic analogue synthesizer
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電源のオン、 オフ
Ja
ACアダプターを接続する
1.
付属のACアダプターのDCプラグを、 リア ・ パネルのDC 9V端子に
接続します。
必ず付属のACアダプターをお使いください。 他のACアダプ
ターを使用した場合、 故障の原因となります。
ACアダプターのコードをコード ・ フックに引っかけます。
xd
コードをフックから外すときは、 無理に引っ張らないでくださ
い。 プラグの破損の原因になります。
2.
ACアダプターのプラグを電源コンセン トに接続します。
電源は必ずAC100Vを使用してください。
電源をオンにする
minilogue xdとパワード ・ モニター・ スピーカーなどの外部出力機器
の電源がオフになっていることを確認し、 すべての機器の音量を最小
にします。
1.
リア ・ パネルの電源スイッチを長押しし、 ディスプレイに "minilogue
xd" と表示されたら電源スイッチから手を離します。
ディスプレイに "Tuning..." と表示され、 約15秒間アナログ ・ シンセ
回路のチューニングが行われます。 その後プレイ ・ モードに入ります。
2.
外部機器の電源をオンにします。 外部機器の音量を上げ、 minilogue
xdのMASTERノブで音量を調節します。
電源をオフにする
1.
パワード ・ モニター・ スピーカーなどの外部機器の音量を下げ、 電源
をオフにします。
2.
minilogue xdのリア ・ パネルの電源スイッチを、 ディスプレイの表示
が消えるまで長押しします。
電源をオフにした後、 再度オンにする場合は、 約10秒間
NOTE:
待ってからにしてください。
オート・パワー・オフ機能
minilogue xdにはオート・パワー ・オフ機能があり、 ノブ、 スイッチ、
ボタンや鍵盤などを操作しないまま約4時間経過すると、 自動的に電
源がオフになります。 工場出荷時はオート・パワー・オフ機能が有効
になっています。
オート・パワー ・オフ機能は、 以下の手順で無効にすることができます。
1
8
9
10
11
12
13 14 15 16
3
1.
EDIT MODEボタンを押します。
2.
PROGRAM/VALUEノブを回して "GLOBAL EDIT" を選びます。
GLOBAL EDITモードに入ります。
3.
ボタン8を3回押します。
ディスプレイに "Auto Power Off" と表示されます。
4.
PROGRAM/VALUEノブを回して "Off" を選びます。
5.
EXITボタンを押します。
GLOBAL EDITモードの設定は自動的に保存されます。
TIP:
演奏する
プログラムを演奏する
minilogue xdには、 500のプログラム・メモリーが用意されています。
工場出荷時はプログラム1~ 200にプリセット・プログラムが割り当
てられています。 プログラム201~ 500はInit Program (初期化され
たプログラム) です。
1
消灯していることを確認
1.
プレイ・モードに入っていることを確認します。
プレイ・モードではEDIT MODEボタンが消灯します。 点灯してい
るときはEXITボタンを押します。
2.
PROGRAM/VALUEノブを回してプログラムを選択します。
3.
鍵盤を弾いて音色を試してみましょう。
マスター ・コントロールのOCTAVEスイッチは、 鍵盤の音域を変
更します。 ジョイスティックは、 主に左右の動きでピッチ、 上下の
動きでカットオフ周波数やビブラートの深さを変化させます。 ジョ
イスティックでコントロールするパラメーターは変更することが
できます。
KEYBOARDスイッチを上に倒すと、 キーボード・モードがオ
xd-m
ンになり、 ボタン1~ 16で鍵盤の代わりに演奏できます。 ボタン1~
16の点灯で白鍵、 黒鍵を表します。 ステップ・レコーディングやリア
ルタイム ・ レコーディングも可能です。
ボタン1~ 16を鍵盤の代わりとして使用しないときは KEYBOARD
スイッチをオフ (下に倒す) にします。
シーケンス ・ データを再生する
minilogue xdは最大16ステップのポリフォニック・シーケンサーを
搭載しています。 ノート ・ データのほか、 モーション ・ シーケンス (ノブ
やスイッチの動きによる音色変化の記録) が再生されます。
2, 4
1, 2
1.
PLAYボタンを押します。
5
プログラムごとに録音されたシーケンス ・ データが再生されます。
2.
演奏を停止するときは、 PLAYボタンを押します。
15
プログラムのエディット
プログラムを構成する基本パラメーターは、 フロント・パネル上のノ
ブやスイッチに割り当てられています。 それらを操作して音色の変化
を確認してみましょう。
1.
プレイ・モードでPROGRAM/VALUEノブを回し、 プログラムを選択
します。
2.
フロン ト ・ パネルのノブやスイッチ類を操作します。
VCO 1/VCO 2/MULTI ENGINEセクション: VCO 1、 VCO 2
のそれぞれで波形を選び、 SHAPEノブで変化させます。 また、 ピッ
2
チやオクターブの設定ができます。 VCO 2はオシレーター ・シンク、
リング・モジュレーター、 クロス ・ モジュレーションをかけることが
できます。 MULTI ENGINEは、 ノイズ ・ ジェネレーター、 VPMオシ
レーター、 ユーザー・オシレーターから1つを選びます。 ユーザー・
オシレーターは、 ライブラリアン ・ ソフトで自作したオシレーター・
プログラムをロードすることができます。
VOICE MODEセ クション: ボ イ ス・モ ード を 切り 替 え ま す。
minilogue xdに搭載されている4ボイスのアナログ・シンセを組
み替えて、さまざまな方法で演奏することができます。 VOICE
MODE DEPTHノブの操作で、 ボイス・モードごとに異なる効果が
得られます。
MIXERセクション: VCO 1、 VCO 2、 MULTI ENGINEの音量バ
ランスを調節します。
FILTERセクション : ローパス ・ フィルターにより、 オシレーターの
周波数成分を削ったり強調したりすることで、 音の明暗を調節し、
音に特長をもたせます。
AMP EG/EG/LFOセクション: AMP EGは音量の時間的変化
を設定します。 EGはPITCH、 PITCH 2、 CUTOFFを選択し、 音の
高さ、 音色の時間的変化を設定します。 LFOはPITCH、 SHAPE、
CUTOFFに周期的な変化を与えます。
EFFECTSセクション: MODはコーラス、フェイザー、フラン
ジ ャ ー な ど の モ ジ ュレ ー シ ョン 系 エ フ ェ クト を、 REVERBや
DELAYは空間系エフェクトを設定します。
エディットしたプログラムは、 minilogue xdに保存すること
TIP:
をお勧めします。 保存する前にminilogue xdの電源をオフに
したり、 他のプログラムを呼び出すと、 それまでのエディット
が消えてしまいます。
シーケンサーのレコーディング
ステップ・レコーディング
1.
プログラムを選択し、 RECボタンを押します。
ディスプレイに "STEP REC" 、 "STEP 1" と表示されます。 すでに
録音されているときは、 ディスプレイにノート名が表示されます。
2.
鍵盤 (
キーボード ・ モードがオン時のボタン1~16) を押すとノー
xd-m
トが録音されます。 RESTボタンを押すと休符が録音されます。 録音後
は自動的に次のステップに進みます。
タイを録音するときは、 鍵盤を押さえたままRESTボタンを押しま
す。 このときノートは、 次のステップに繋がって録音されます。
3.
あらかじめ設定されているステップ数の録音が終わると、 自動的にス
テップ ・ レコーディングを終了します (RECボタンが消灯) 。 途中で録
音を終了するときはRECボタンを押します。
ス テ ッ プ・レ コ ー デ ィ ン グ が 終 了 し た ら、プ ロ グ ラ ム を
TIP:
minilogue xdに保存することをお勧めします。保存する前
に他のプログラムを選択すると、 そのプログラムに含まれて
いるシーケンス・データが呼び出され、 録音したシーケンス・
データが失われます。
プログラムの保存
2
1, 3
1.
プレイ・モードで WRITEボタンを押します。
プログラム保存の待機状態になり、 WRITEボタンが点滅します。
2.
PROGRAM/VALUEノブを回して、 保存先のプログラムを選びます。
キャンセルするときはEXITボタンを押します。
TIP:
3.
WRITEボタンを押して、 プログラムを保存します。
プログラムが保存され、 ディスプレイに "Complete" と表示されます。
プログラムの保存中は、 絶対にminilogue xdの電源をオフに
しないでください。 内部のデータが破壊される場合があります。
工場出荷時の状態に戻す
minilogue xdのすべての設定を工場出荷時の状態に戻します。
1.
minilogue xdの電源をオフにします。
2.
WRITEボタンとEXITボタンを押しながら、 電源スイッチをオンにし
ます。
ディスプレイに "FACTORY RESET" と表示されます。
3.
PROGRAM/VALUEノブ を 回 し て、工 場 出 荷 時 に 戻 す 対 象
(PRESET、 GLOBALまたはALL) を選択します。
"ALL" を選択して実行した場合は、 保存したユーザー・プログ
ラムも消去されます。
4.
WRITEボタンを押します。
ディスプレイに "Are you sure?" と表示されます。
5.
PROGRAM/VALUEノブで "Yes" を選択し、 WRITEボタンを押し
ます。
工場出荷時のデータがminilogue xdにロードされ、 工場出荷時の
状態に戻ります。
データのロード中は、 絶対に電源をオフにしないでください。
内部のデータが破壊される場合があります。
アナログ回路とチューニング
チューニングについて
他のアナログ機器と同様に、 minilogue xdのアナログ回路は環境や
温度の変化によって変化します。 minilogue xdではこれらを補正す
るために、 アナログ回路を自動的に調整するオート・チューニング機
能を搭載しています。
電源を入れてから継続して発音すると、 ピッチや音色が少しずつ変化
することがあります。 ピッチのずれが気になるときは、 以下の手順で
チューニングしてください。
1.
SHIFTボタンを押しながらEXITボタンを押します。
チューニングが開始され、 ディスプレイに "Tuning..." と表示され
ます。
チューニングには約15秒かかります。
チューニング中は、 一時的に演奏できなくなります。
NOTE:
16

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