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Yamaha n8 Service Manual page 91

Digital mixing studio
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(11) 検査結果が表示されます。 (写真 8)
• 実行画面例
(写真 8)
2. サービス検査
2-1. メモリーチェック
2-1-1. 概要
CPU に接続されている FLASH ROM や RAM の読み書き
テストを行います。
2-1-2. テスト内容
・SSP1 周辺 FLASH ROM のテスト内容
SSP1 (Main) に接続されている FLASH ROM のシグネ
チャ ID 読み取りテストを行います。FLASH ROM のシ
グネチャ ID を読み込むコマンドシーケンスを発行しま
す。正しく ID が取得できることで、書き込みと読み込
みができることを確認します。
・SSP1 周辺 SRAM のテスト内容
特定のアドレスに対してデータバスのデータを 1 ビッ
トずつ変化させたデータを書き込み、正しく読めるか
を確認します。また、2 のべき乗のアドレス全てに特
定のデータを書き込み、書き込んだアドレス全てから
データを読み出し、書いたデータと読んだデータの比
較チェックを行います。
・SSP1 周辺 SDRAM のテスト内容
SSP1 (Main) より、SDRAM アクセス用レジスタを介し
て SSP1 (Sub) の SDRAM に対して読み書きテストを行
います。
2 のべき乗のアドレス全てに特定のデータを書き込み、
書き込んだアドレス全てからデータを読み出し、書い
たデータと読んだデータの比較チェックを行います。
2-1-3. パソコンからのテスト実行
(1) MIDI コマンド(A0 41 00)を送信し、テストを実
行します。
(2) テスト結果が OK の場合は、MIDI コマンド(A0 41
02)を受信し、NG の場合は、MIDI コマンド(A0
41 03)を受信します。
• 実行画面例
※詳細は、 「3. 検査項目一覧」を参照してください。
(102 ページ)
2-2. スイッチ入力検査
2-2-1. 概要
スイッチの ON/OFF が正しく動作するかテストします。
スイッチ入力検査をもって、E-BUS からの割り込み線の
テストとします。
つまり、スイッチ入力検査が OK ということで、E-BUS
割り込み線のテストも OK となります。
フットスイッチを含むすべてのスイッチを検査します。
2-2-2. テスト内容
テスト開始すると、まず、すべての LED 付きスイッチ
の LED が点灯します。
パネルの左上のスイッチより ON/OFF 検査を始めます。
ロック付スイッチについては、各スイッチごとに ON/
OFF を実施してください。
(操作順序は 93、 94 ページ参照)
ON/OFF 検査が OK となったら、そのスイッチの LED
が消灯します。
そのスイッチに LED が付いていない場合は、近くにあ
る LED 付きスイッチとひとまとまりで検査を行います。
例えば、[PAD]、[
]、[PHASE]、[A.IN/DAW] スイッ
チの場合、これらすべてのスイッチ検査が OK となった
時点で、 [A.IN/DAW] スイッチの横の LED が消灯します。
パネル上のスイッチ ON/OFF 検査が終了したら、 [FOOT
SW] 端子にフットスイッチを接続します。 (87 ページの
「サービス検査用接続図」参照)
フットスイッチを踏んだ後、離します。
検査対象となるスイッチ以外や、同時に複数のスイッチ
が ON された場合は NG となり、次の検査対象スイッチ
のテストへ進めません。
すべての検査対象スイッチの ON/OFF 検査が終了した
ら、スイッチ検査終了となります。
途中で、ON/OFF 検査が NG のスイッチがあり、先に進
めなくなってしまった場合は、 [
キーを同時に押すと検査を中止することができます。
n8/n12
] (STOP) キーと [REC]
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