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電源起動時シーケンス - Yamaha n8 Service Manual

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n8/n12
電源起動時シーケンス
1. 概要
電源起動から全てのタスクが起動し定常状態となるまでの、デバイスの初期化などシステムが起動するために必要な主な処理をま
とめたものです。
テス ト プログラムに入れない場合の、システムの不具合を検出するための指標を示します。
2. 使用デバイス
デバイス
テス ト プログラムに入るために必要かどうか
SSP1(MAIN)
SSP1(SUB)
FLASH ROM
SRAM
SDRAM
CPLD
I
2
C
E-BUS
MCI
ADC・DAC
HA
MUTE Controller
DICEII ( 周辺含む)
上記で○が付いているデバイスが正常に動作していないと、テス ト プログラムに入れません。
つまり、テス ト プログラムに入れない場合は、これらのデバイスが正常に動作しているかどうかを確認する必要があります。
これらのデバイスの制御に関しては、次の項の起動シーケンスで記述します。
3. 起動シーケンス
電源起動後の各タイ ミングにおける各デバイスの制御を記述します。
起動したときに、LED がまったく点灯していない状態だと、これらのデバイスのどれかが正常に動作していない可能性があります。
その際は、下記シーケンスの太字で記述してある内容を確認します。
電源起動時に、ハード的に /RESET 信号が制御され、下記デバイスが起動します。
SSP1(MAIN)、SSP1(SUB)、FLASH ROM、CPLD
各デバイスの /RESET 信号のレベルが High (+3.3 V typ.)になっていることを確認します。
/RESET 信号ソー ス:DM-A シー ト (n8) /DM-B シー ト (n12)IC104-1 pin
リセッ ト解除要因:SSP1 (IC107、IC110)のコア電圧が 1.65 V 以上になったことを検出します。
各デバイスの /RESET 信号ピン :
SSP1(MAIN) (DM-A シー ト (n8) /DM-B シー ト (n12) ) IC107-202 pin
SSP1(SUB)
FLASH ROM (DM-A シー ト (n8) /DM-B シー ト (n12) ) IC108-12 pin
CPLD
SSP1(MAIN) の ARM が起動し、FLASH ROM からプログラムをフェッチ開始します。
SSP1(MAIN) と FLASH ROM 間の各制御線 (/CS、データバス、アドレスバス、 /MWR、 /MRD)のレベルが動いてい
るのを確認します。
/CS
データバス
MMD[0:15]
アドレスバス
MMA[1:20]
/MWR
/MRD
SSP1 の汎用ポー トやシリアル I/O などのペリフェラルの初期化を行います。
128
(DM-A シー ト (n8) /DM-B シー ト (n12) ) IC110-202 pin
(DM-A シー ト (n8) /DM-B シー ト (n12) ) IC111-64 pin
SSP1(MAIN)
DM-A シー ト (n8) /DM-B シー ト (n12) :IC107
151 pin
105,106,108-113,115-118,120-122,124 pin
125-128,132-137,139-141,143-146,148-150 pin
101 pin
100 pin
← DM-A シー ト (n8) /DM-B シー ト (n12) :IC107
← DM-A シー ト (n8) /DM-B シー ト (n12) :IC108
← DM-A シー ト (n8) /DM-B シー ト (n12) :IC109
← DM-A シー ト (n8) /DM-B シー ト (n12) :IC111
← DM-A シー ト (n8) /DM-B シー ト (n12) :IC115
PN-A シート (n8) /PN-B シート (n12) :IC100, IC200、
PNSB シー ト (n12 のみ) :IC1
FLASH ROM
DM-A シー ト (n8) /DM-B シー ト (n12) :IC108
26 pin
29-36,38-45 pin
1-9,16-25,48 pin
11 pin
28 pin

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