Yamaha n8 Service Manual page 146

n8/n12
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これらのテストポイントは、D/A コンバーターのディファレンシャル出力をシングルエンド出力にするオペアンプの
出力です。
基準 GND は TL260(AGND) です。
6. Audio 同期クロックの確認
● TL104(128FS)
サンプリング周波数の 128 倍の周波数のクロックで、信号振幅は 3.3 V です。
このクロックが正常でないと、SSP1(IC107,IC110) でオーディオ信号の入出力が出来ません。
クロックは MLAN シートから供給され、100 ピンのコネクタ（CN109) より直接 SSP1 へ供給されます。
※ TL104 は、 バッファ IC(IC118) を通過した後になるので、 IC118 の出力が壊れている場合は、 正しく判定できません。
基準 GND は TL258(DGND) です。
● TL253(256FS)
サンプリング周波数の 256 倍の周波数のクロックで、信号振幅は 3.3 V です。
このクロックが正常でないと、A/D コンバーターや D/A コンバーターが正しく動作しません。
クロックは MLAN シートから供給され、100 ピンのコネクタ（CN109) より IC118 を通って、A/D コンバーターや
D/A コンバーターへ供給されます。
基準 GND は TL258(DGND) です。
● TL254(64FS)
サンプリング周波数の 64 倍の周波数のクロックで、信号振幅は 3.3 V です。
このクロックが正常でないと、A/D コンバーターや D/A コンバーターが正しく動作しません。
クロックは MLAN シートから供給され、100 ピンのコネクタ（CN109) より IC118 を通って、A/D コンバーターや
D/A コンバーターへ供給されます。
基準 GND は TL258(DGND) です。
● TL255(WCK)
サンプリング周波数と同じ周波数のクロックで、信号振幅は 3.3 V です。
このクロックが正常でないと、SSP1 でのオーディオ入出力、および A/D コンバーターや D/A コンバーターが正しく
動作しません。
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