積分計算 - Canon F-788DX Operation Manual

積分計算
積分計算を行う場合は、 を押して COMP モー ドにします。
積分計算を行うためには、以下の形で式を入力してください。
• 積分式は変数 x を持ちます。
• "a" と "b" は定積分の積分範囲を規定します。
• "n" はパーティション数です（N = 2
本機の積分はシンプソンの公式に基づいた数値積分となります。
有効桁数が増えると、内部積分計算にかなりの時間がかかることが
あります。場合によっては、計算の実行にかなりの時間をかけたに
もかかわらず、計算結果の精度が低い場合もあります。特に有効桁
が 1 未満の場合には、ERROR が発生することがあります。
例：以下の積分計算を行う。
3
2
操作
5
2
2 3
! パーティション数は 1 ∼ 9 整数の範囲で指定する必要があります。
値がセッ トアップ区分範囲（N = 2
ていると、[Arg ERROR] が表示されます。
! パーティション数は省くことができ、代わりに計算機が自動的に適切
な値を代入します。
! n の数値が小さいほど、計算時間が短くなりますが、計算結果が比
較的不正確になります。一方、n の値が大きいほど、計算時間が長
くなり、計算結果がより正確になります。
! 三角関数で積分計算を行う場合には、角度単位設定でラジアン
（Rad）を選択してください。
b、i−Rand、Rec、Pol 関数を積分計算に加えることはできま
! Log
a
せん。
! 計算中には、メッセージ [PROCESSING] が表示されます。
積分式
a
4 2
(5x + 3x + 2x + 1)dx
4 3
2
4
b n
n
に相当） 。
, with n = 4.
表示 （上の行）
1
( 5 X ^ 4 + 3 X ^ 2 +
n
、n≠0、n=1 ∼ 9 整数）を外れ
- 47 -
表示 （下の行）
236.