SWR Strawberry Blonde II Owner's Manual page 31

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F. PHASE(フェーズ)- INPUT回路の位相を反転し、アンプから特
定の距離で立っている際に生じる循環生成型のフィードバックを軽
減させます。フィードバックを軽減させるには、演奏場所やアンプ
からの距離を変更するといった対策も有効です。
G. AURAL ENHANCER(オーラル・エンハンサー)- 1984年の
創業以来ほとんどのSWRアンプリファイアーに搭載されている機
能で、トレードマークともいえる「SWRサウンド」を形成するき
わめて重要な役割を果たします。この機能はギターの基音を引き出
しながら高域のトランジエント成分をエンハンスし、基音をマスキ
ングしてしまう特定の周波数帯を抑えます。耳に痛くなることなく
あらゆる楽器のきらびやかな特徴を引き出して、より開放的で透明
感のあるサウンドに仕立て上げます。
オーラル・エンハンサーの原理: ツマミの設定によって周波数レン
ジとレベルが同時に変化するコントロールと解釈できます。最小の
位置からツマミを時計回りに回していくと、ロー/ミッド/ハイそ
れぞれが、アクティブ・トーン・コントロールとは意図的に異なる
特定の周波数ポイントで強調されていきます。多くのプレイヤーが
好む「2時」の設定では、ローエンドの基音とハイを両方引き出し
ながら、低めのミッドの領域を若干持ち上げ、サウンドに存在感を
加えます。さらに時計回りの設定にすると、200Hz近辺を中心と
したミッドの特定のポイントは抑えられていきます。オーラル・エ
ンハンサーの効果は一聴してわかるものですが、アクティブ・トー
ン・コントロールで可能な極端なブースト/カットに比べると、全
体的な曲線は緩やかです。
フロントパネル
H. ACTIVE TONE CONTROLS(アクティブ・トーン・コントロ
ール)- シェルビング・タイプの3バンド・イコライザーです。
• BASS - 110Hz周辺の帯域で、低域のレスポンスを±15dBの
• MID - 800Hz周辺の帯域で、中域のレスポンスを±15dBの範
• TREBLE - 3.2kHz周辺の帯域で、高域のレスポンスを±15dB
EFFECTS BLEND(エフェクト・ブレンド)- エフェクト・ル
I.
ープ(ウェット)の信号とプリアンプ(ドライ)の信号の比率を調
節することにより、エフェクトのレベルを調節します。EFFECTS
RETURN {S} 端子にジャックが挿されている場合にのみ有効です
J. REVERB(リバーブ)- リバーブのレベルを調節します。ホール等
の音響的な残響をシミュレートするなどの用途に使用できます。
K. MASTER VOLUME(マスター・ボリューム)- 外部エフェクト
を含む全てのレベル調節が完了した後に、ここでスピーカー及びヘ
ッドフォンの出力音量レベルを調節します。
L. HEADPHONES(ヘッドフォーン)- ステレオ・ヘッドフォー
ンを接続するための端子です。ヘッドフォーンの音量調節には、
MASTER VOLUME {K} を使用します。スピーカーのオーディオ
出力をOFFにするには、MUTE {A} を使用します。NOTE: 75オ
ームのヘッドフォーンで最善のパフォーマンスが得られます。
M. POWER(電源)スイッチ - 電源をON/OFFします。 状態は
LEDに表示されます。
範囲で調節します。この帯域は、サウンドにパンチとボディを与え
ます。
囲で調節します。ほとんどの楽器ではこの帯域が最も重要で、適
切な設定は環境によって異なります。単独で演奏している時には
音がきつく聴こえる場合でも、観客の入った空間やレコーディン
グではバランス良好、ということがあり得ます。
の範囲で調節します。この帯域は、サウンドにブライトな輝きを
与えます。高周波数は原理的に指向性が高いため、アンプの配置
とTREBLEのセッティングを行う際には、空間のあらゆる角度か
らサウンドを確認することは極めて重要です。
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