Briggs & Stratton 250000 Operator's Manual page 25

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エンジンの始動方法
警告 
スターターコードの急激な収縮(反動)によって、コードを離すより先に手と腕がエン
ジンに引き寄せられます。その際に骨折やあざ、捻挫を負う恐れがあります。エンジン
始動時の反動を防止するために、抵抗を感じるまでスターターコードをゆっくり引き、
次に素早く引いて下さい。
警告 
燃料及び発生ガスは可燃性が高く、爆発しやすい性質があります。火災や爆発は、火傷
あるいは死亡を引き起こす可能性があります。
エンジン始動時
スパークプラグ、マフラー、燃料キャップおよびエアクリーナー(装備されて
いる場合)が適切に取り付けられていることを確認して下さい。
スパークプラグを外した状態で,エンジンのクランクを回さないで下さい。
エンジンが被水・冠水した場合は、チョーク(装備されている場合)を開くま
たは運転の位置にして下さい。スロットル(装備されている場合)を「高速」
の位置にして、エンジンが始動するまでクランクを回して下さい。
周辺で天然ガスやLPガスが漏れている場合、エンジンを始動させないで下さ
い。
蒸気は可燃性のため、加圧された始動液は使用しないで下さい。
警告 
毒性ガスの危険 エンジンからの排気ガスには有毒な一酸化炭素が含まれ、吸うと数分
で死に至る危険があります。排気ガスの臭気を感じなくても、危険な一酸化炭素ガス
に晒されている可能性があります。本製品の使用中に気分が悪くなったり、目眩がした
り、力が入らなかったりしたら、直ちに新鮮な空気にあたって下さい。医療機関を受診
してください。一酸化炭素中毒のおそれがあります。
一酸化炭素ガスは、占有空間に蓄積する可能性があります。一酸化炭素ガスの
危険性を減らすために、本製品は窓、戸口、換気口からは遠ざけて屋外でのみ
使用して下さい。
電池式の一酸化炭素警報器、またはバッテリーバックアップを備えたプラグイ
ン式一酸化炭素警報器をメーカーの説明書の規定に従って取り付けて下さい。
火災報知機では一酸化炭素ガスを検知できません。
たとえ換気のためにファンを使用している場合や扉や窓を開けている場合で
も、本製品を屋内、車庫、地下室、床下、倉庫などの密閉空間で使用しないで
下さい。本製品の使用後は、一酸化炭素がこれらの空間にすぐに蓄積して、そ
のまま数時間蓄積したままになる可能性があります。
本製品は必ず風下に設置し、エンジンの排気口は占有空間に向けないで下さ
い。
通知 
本エンジンはオイルが入っていない状態でBriggs & Strattonより出荷されています。装
置製造者あるいは販売店によってエンジンにオイルが追加されている場合があります。
初めてエンジンを始動する前には、オイルレベルが正しいことを必ず確認して下さい。
本マニュアルの指示に規定されているとおりに、オイルを追加して下さい。オイルが
入っていない状態でエンジンを始動した場合は、損傷が発生します。この場合のエンジ
ンの修理は保証の対象外です。
1.
エンジンオイルを確認します。オイルレベル点検の項を参照して下さい。
2.
クラッチレバーが装備されている場合は、切り離されていることを確認します。
3.
停止スイッチ(図7、A)が装備されている場合は、それを押してONの位置にセッ
トします。
4.
装備されている場合は、スロットル制御部(B、図 7)を「高速」の位置にしま
す。高速の位置でエンジンを運転します。
5.
チョークコントロール(図7、C)をCHOKEの位置にセットします。
注 暖まっているエンジンを始動する際は、通常チョークは必要ありません。
6.
燃料遮断スイッチ(図7、D)が装備されている場合は、OPENの位置にセットしま
す。
7.
装備されている場合は、スタートを巻き直して下さい: スターターコードハンド
ル(E、図 7)をしっかり持ちます。スターターコードハンドルをゆっくり引き、抵
抗を感じたら素早く引きます。
警告 
スターターコードの急激な収縮(反動)によって、コードを離すより先に手と腕がエン
ジンに引き寄せられます。その際に骨折やあざ、捻挫を負う恐れがあります。エンジン
始動時の反動を防止するために、抵抗を感じるまでスターターコードをゆっくり引き、
次に素早く引いて下さい。
8.
電動スタート(装備されている場合): 電動起動スイッチ(図7、E)をONまたは
STARTの位置まで回します。
通知 
スターターの寿命を延ばすには、始動サイクルを短く(最大5秒)して下さい。次の始動
サイクルまで1分間待って間隔をあけて下さい。
9.
エンジンが暖まってきたら、チョークコントロール(図、C)をRUN(運転)の位
置にセットします。
 3~4回試してもエンジンが始動しない時は、最寄りのディーラーにご連絡いただく
か、BRIGGSandSTRATTON.COMをご覧ください。もしくは、1-800-444-7774までお
電話下さい。
エンジンの停止
警告 
燃料及び発生ガスは可燃性が高く、爆発しやすい性質があります。火災や爆発は、火傷
あるいは死亡を引き起こす可能性があります。
キャブレーター(装備されている場合)のチョークによるエンジンの停止は行
わないで下さい。
1.
停止スイッチ(装備されている場合): 停止スウィッチ(A、図 8)を動かして
「停止(STOP)」の位置にします。
2.
スロットル・コントロール(装備されている場合): スロットルコントロール
(図8、B)をSLOWの位置に動かして、次にSTOPの位置にセットします。
3.
電動スタート(装備されている場合): 電動起動スイッチ(図8、F)をOFF/
STOPの位置まで回して下さい。キーを取り外して、子供の手の届かない場所に保
管して下さい。
4.
燃料遮断スイッチ(図8、D)が装備されている場合は、エンジン停止後に
CLOSEDの位置にセットします。
保守
保守に関する情報
警告 
保守中に装置を傾ける必要がある場合は、燃料タンク(エンジンに搭載されている場
合)が空であり、スパークプラグ側が上になっていることを確認して下さい。燃料タン
クが空でない場合は、漏れが発生する可能性があり、火災や爆発を引き起こす危険があ
ります。エンジンを別の方向に傾けると、エアフィルターまたはスパークプラグのオイ
ルまたは燃料の汚染により、始動に時間がかかります。
エンジンとエンジン部品の保守とサービスについては、Briggs & Strattonの認定サービ
スディーラーに依頼することをお勧めします。
通知 
このエンジンを構成するすべての部品は、正しい運転のために所定の位置にセットした
ままにして下さい。
警告 
予想外のエンジンスパークは、感電または火災を引き起こす可能性があり、絡み合い、
外傷性切断、または裂傷を引き起こす可能性があります。
調整や修理を行う前:
スパークプラグの配線を外して、スパークプラグから離しておいてください。
電池ケーブルをマイナス端子側で外して下さい(電動スタートのエンジンの
み)。
適切な工具のみを使用して下さい。
スパークの点検時:
認定されたスパークプラグテスターを使用してください。
スパークプラグを取り外した状態で、スパークの点検をしないで下さい。
排出制御サービス
排出制御装置とシステムの保守、交換または修理が必要な場合は、認定のオフロードエ
ンジン修理センターまたはサービス技術者までお問合わせ下さい。 ただし、排出制御
サービスを「無料」で受ける場合は、工場認定ディーラーが作業を実施する必要があり
ます。排出規制ステートメントをご覧下さい。
メンテナンススケジュール
最初の5時間
エンジンオイルの交換。
8時間ごと、または毎日
エンジンオイルレベルの点検。
マフラーとコントロールの付近を清掃して下さい。
吸気グリルの清掃。
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