取
扱
説
明
5 相ステッピングモーターユニット
CRK
シリーズ
コントローラ内蔵タイプ(RS-485 通信機能付)
はじめに
お使いになる前に
製品の取り扱いは、電気・機械工学の専門知識を持つ有資格者が行なってください。
お使いになる前に、4 ページ「安全上のご注意」をよくお読みのうえ、正しくお使いくだ
さい。
この製品は、一般的な産業機器の機器組み込み用として設計・製造されています。そ
の他の用途には使用しないでください。また、ドライバの電源は、一次側と二次側が強
化絶縁された直流電源を使用してください。
この警告を無視した結果生じた損害の補償については、当社は一切その責任を負い
ませんので、あらかじめご了承ください。
製品の概要
CRK シリーズ コントローラ内蔵タイプは、コントローラ機能を内蔵したポジションドライ
バと、高トルク・低振動の 5 相ステッピングモーターによるユニット商品です。ドライバ
は I/O による制御、および RS-485 通信に対応しています。運転データやパラメータは、
オプション(別売)のデータ設定器 OPX-2A、データ設定ソフト MEXE02、または
RS-485 通信で設定します。
有害物質
RoHS(EU 指令 2002/95/EC 27Jan.2003)適合
製品の確認
次のものがすべて揃っていることを確認してください。不足したり破損している場合は、
お買い求めの支店または営業所までご連絡ください。
•
すべてのユニット品に付属しているもの
• モーター .............................................................1 台
• ドライバ ..............................................................1 台
• CN1 用コネクタ(3 ピン) ......................................1 個
• CN2 用コネクタ付ケーブル(1 m、40 ピン)...........1 本
• CN4 用コネクタ付リード線(0.6 m、5 ピン) ...........1 本
• USER MANUAL(CD-ROM) ..............................1 枚
• 取扱説明書(本書) .............................................1 部
•
電磁ブレーキ付モーターのユニット品に付属しているもの
• バリスタ..............................................................1 個
•
コネクタ接続方式のモーターのユニット品に付属しているもの
対象製品: 高分解能タイプ、高トルクタイプ、高トルクタイプ エンコーダ付、
TH ギヤード、PS ギヤード、PN ギヤード、ハーモニックギヤードタイプ
(CRK513P、CRK523P)
• モーター用コネクタ付リード線(0.6 m、5 ピン) ......1 本
•
20 mm、 28 mm のエンコーダ付モーターのユニット品に
付属しているもの
対象製品: 高トルクタイプ エンコーダ付(CRK513PRKD、CRK52 PRKD)
• エンコーダ用コネクタ付リード線(0.6 m、8 ピン) ...1 本
• CN5 用コネクタ付リード線(0.6 m、9 ピン) ...........1 本
•
42 mm、 60 mm のエンコーダ付モーターのユニット品に
付属しているもの
対象製品: 高トルクタイプ エンコーダ付(CRK54 PRKD)、標準タイプ エンコーダ付
(CRK54 RKD、CRK56 RKD)
• CN5 用コネクタ付リード線(0.6 m、9 ピン) ...........1 本
HM-40089-8
書
お買い上げいただきありがとうございます。
この取扱説明書には、製品の取り扱いかたや安全上の注意事項を示しています。
• 取扱説明書をよくお読みになり、製品を安全にお使いください。
• お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
各部の名称と機能
●
モーター
図は PK56 タイプです。
4
●
ドライバ正面
POWER LED
ALARM LED
C-DAT LED
C-ERR LED
CN5
CN4
CN1
名 称
POWER LED(緑)
電源が投入されているときに点灯します。
アラーム(保護機能)が発生すると点滅します。点滅回数
ALARM LED(赤)
を数えると、発生したアラームを確認できます。
RS-485 通信によるマスタ局との通信が正常に行なわれ
C-DAT LED(緑)
ているときに点滅または点灯します。
RS-485 通信によるマスタ局との通信に異常が発生すると
C-ERR LED(赤)
点灯します。
号機設定スイッチ(SW1)
RS-485 通信の号機番号を設定します。
No.1~3:RS-485 通信の通信速度を設定します。
機能設定スイッチ(SW2)
No.4:RS-485 通信の接続先を設定します。
付属のコネクタで主電源(+DC24 V)を接続します。
電源コネクタ(CN1)
入出力信号コネクタ(CN2)
付属のコネクタ付ケーブルで入出力信号を接続します。
MEXE02 をインストールしたパソコン、または OPX-2A を
通信コネクタ(CN3)
接続します。
モーター接続コネクタ(CN4)
モーターを接続します。
エンコーダ接続コネクタ
エンコーダを接続します。
(CN5)
5
CN3
SW1
SW2
CN2
DIN
内 容
1
Need help?
Do you have a question about the CRK Series and is the answer not in the manual?
Questions and answers