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YX-361TR
MULTITESTER
取扱説明書
INSTRUCTION MANUAL

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Summary of Contents for Sanwa YX-361TR

  • Page 1 YX-361TR MULTITESTER 取扱説明書 INSTRUCTION MANUAL...
  • Page 2 ワイドレンジ式 パーソナルマルチテスタ YX-361TR MODEL (オートセットポラリティ機能付き) は じ め に このたびはYX-361TRマルチテスタをお買上げいただきまして誠 に有難うございました。 本器は24chワンコントロール新設計スイッチを採用、測定レンジ をワイド化し、新たにオートセットポラリティ回路及び安全対策機 構を備えたハイクラスのパーソナルテスタです。 加えて豊富な別売アクセサリ併用で更に性能はアップしますので 本取扱説明書により数多い使用法をマスターされ、末永くご愛用く ださい。 本器の用途 ● 本器は小容量電路の測定用に設計された携帯用の回路計です。 小形の通信機器や家電製品、電灯線電圧や各種電池の測定などに 適します。 本器の特長 ● オートセットポラリティ機能レンジ付き (NULLメータとして使用) NULLメータは、まぎらわしい極性を感覚的に迅速に判定でき るアナログ計器独自の特長を有するもので、ディジタル回路・演 算増幅器回路、及びTV、FM回路等に必要なセンタ零メータ (NULLメータ) がレンジセレクタスイッチの切換のみで自動的に 設定できます。これにより測定中の+、-極性判別が容易となり ます。 - 1 -...
  • Page 3 光で導通チェックが可能 導通表示LED付き 目で見る導通チェック用LEDを装備。導通表示がメータ内に 設置されたLEDの発光により瞬時に判定できます。 実動負荷内蔵によるBATTテストレンジ付き 実用的な電池テストを行うために、 使用状態と同じ負荷を内蔵、 専用の色別GOOD-BAD目盛で電池の良、否判定ができます。 OUTPUT ( 直列コンデンサ端子) 付き 直流・交流重畳回路で、交流信号分のみ検出測定ができますの で、TV、オーディオその他の電子回路での応用に便利です。 安全性重視の測定端子及びテストリード 本器の測定端子及び使用するテストリードのプラグ側は金属部 分が全く露出しない絶縁ガード付きの特別な設計が施されてお り、被測定者への安全性に対して充分な配慮がなされています。 二重保護装置付き 高性能ヒューズと保護ダイオードとのコンビによる安全性を考 慮した回路設計になっています。 (ヒューズ溶断加速回路付) - 2 -...
  • Page 4 測定範囲及び性能 ● 測定種類 測 定 範 囲 許容差 備 考 0-0.1 V-0.5 V-2.5 V-10 V-50 V 最大目盛値 直流電圧 内部抵抗 -250 V-1000 V- (25 kV) の±2.5 % (DCV) 20 kΩ/V (25 kVは別売HVプローブによる。 ) (1000 V以下) 直流電圧 センタ零メータ式 0- ± 5 V 最大目盛値...
  • Page 5 許容差保証温湿度範囲:23±2 ℃ 75 %RH以下 結露のないこと 姿 勢 :水平状態±5°以内 ACVレンジは正弦波交流50/60 Hzで規定 使用温湿度範囲 :0~43 ℃ 80 %RH以下 結露のないこと 保存温湿度範囲 :-10~50 ℃ 70 %RH以下 結露のないこと 内蔵電池 :R6 ( 1.5 V) ×2 ● 6F22 ( 9 V) ×1 *出荷時の電池について 工場出荷時にモニター用電池が組み込まれており ますので、記載された電池寿命に満たないうちに 切れることがあります。 モニター用電池とは製品の機能や性能をチェック するための電池のことです。 寸法・質量:150×100×37 mm 約290 g ●...
  • Page 6 外観及び各部名称 ● ① 指示計零位調整器 ⑦ 測定端子 + ② 指示計指針 ⑧ 測定端子 -COM (-共通) ③ 指示計目盛板 ⑨ 直列コンデンサ端子 ④ 導通表示用 LED (OUTPUT)0.047μF/400 V (CONTINUITY) ⑩ パネル ⑤ レンジ切換スイッチつまみ ⑪ リヤケース ⑥ 零オーム調整器兼 センタ零メータ (NULL) 用 指針零調整器 - 5 -...
  • Page 7 注意マークについて 安全のため、この説明書をよくご覧ください。 特に警告文は火傷 (やけど) や感電など、人身事故を防止するた めのものです。注意文は本器を壊すおそれのあるお取り扱いに ついての注意です。必ずお守りください。 安全測定のための警告 ・・・ ・・ 下記項目は、やけど や感電 などの人身事故を防止するための ものです。取扱説明書の記載内容とともにかならずお守りく ださい。 1 . 6 kVAを超える電力ラインでは使用しないこと。 2 . AC 33 Vrms ( 46.7 Vpeak) またはDC 70 V以上の電圧は 人体に危険ですから注意すること。 3 . 最大定格入力値を超える信号は入力しないこと。 4 . 最大過負荷入力値を超えるおそれがあるため、 誘起電圧、 サージ電圧の発生する (モータなど) ラインの測定はしな いこと。...
  • Page 8 11. 測定ごとのレンジおよびファンクションの確認を確実に 行うこと。 12. 本器または手が水などでぬれた状態での使用はしないこと。 13. テストリードは指定タイプのものを使用すること。 14. 電池交換、ヒューズ交換を除く修理・改造は行わないこと。 15. 始業点検および年 1 回以上の点検は必ず行うこと。 16. 屋内で使用すること。 注意 強力な電磁界、静電界のある場所での測定、インバータ など高調波を多量に含む回路の測定では誤動作すること があります。 ご使用に際しての注意 ● 指示計の零位確認 指示計の指針が目盛左端の 0 線よりずれている時は、零位調整 器①をまわして正しく 0 線に合わせてください。 NULLメータレンジの確認 DCV (NULL) ±5 V、 ±25 Vレンジはオートポラリティ方式の ため、 レンジ切換スイッチつまみをそのレンジにセットしますと、 指針は自動的に目盛中央付近を指示したままになります。測定し ない時や、保存の際には、つまみは他のレンジにセットし、電池 の消耗を防いでください。 測定レンジはよく確かめ、適したレンジの選定を。...
  • Page 9 測定前に理解していただきたいこと(電圧測定と電流測定との違い) ● 第 1 図○は電圧測定の基本型、○は電流測定の基本型です。 A B 電圧測定は 2 点間の電位差の検出になりますから、テスタの電 圧レンジは被測定回路に必らず並列に接続します。一方電流は電 力の供給によって負荷 (LOAD) に消費されている電流の測定です から○のようにテスタの電流レンジは電源と負荷との間、即ち回 B 路に直列に接続しなければなりません。 第 1 図 一般的に電圧計の内部抵抗は大きいことが望ましく (測定に必 要なメータ電流が小さくてすむ為) 、又反対に電流計の内部抵抗 は小さい方が良好です。 ( 電流計の消費電流と内部抵抗との積によ る電力損失が小さくてすむ為) この理由から図の○○接続を間違 A B えて特に電流レンジで電圧測定接続○で測定しますとテスタには A 過大な電流が流れ、内部の部品やヒューズの焼損をまねき危険で す。電圧測定と電流測定の違いをよく理解され正しい接続で測定 してください。 - 8 -...
  • Page 10 使用法 指示計目盛板 (メータスケール) ● 各部の説明 ① 抵抗 (Ω) 目盛 …………………………………………………黒色 ② 直流電圧、電流 (DCV、A) 及び 交流電圧 (ACV) 目盛但し10 V以上 …………………………黒色 ③ 直流電圧センタ零メータ (DCV NULL) 目盛 ………………青色 ④ 交流電圧2.5 V (AC 2.5 V) 専用目盛…………………………赤色 ⑤ トランジスタ直流増幅率 (h ) 目盛 ………………………青色 ⑥ 1.5 V電池テスト (BATT. 1.5 V) 専用目盛 ………… 赤、青色分け ⑦...
  • Page 11 直流電圧 (DCV) の測定 ● 1 . 使 用 目 的:各種電池の電圧、各種電気機器の電圧、IC回路や トランジスタ回路のバイアス電圧、その他の直流 電圧等の測定。 2 . 使 用 範 囲:DCV 0.1 V~0.5 V~2.5 V~10 V~50 V~250 V~1000 V 3 . 測 定 端 子:+、-COMを使用。通常赤リードを+端子、黒 リードを-COM端子に挿入するのが原則です。 4 . 指示計目盛:使用目盛はDCV.A、読み方は第 2 図の通りです。 (0~2.5 V) 2.5 V (0~250 V)...
  • Page 12 指示計目盛はDCV・Aで目盛の0~250 ● を0.1倍し0~25 kVとして読みとる。 このプローブはテレビなどのCRTアノード電 圧、フォーカス用高電圧測定など、高インピーダ ンス回路の電圧測定だけに使用してください。 第 3 図 480 MΩ ±直流電圧 (±DCV) の測定 ● センタ零メータ (ナルメータ) としての使用 1 . 使 用 目 的:ディジタル回路、オペアンプ回路、TV・FM回 路などの+、-極性判別が要求される回路の直流 電圧の測定。 2 . 使 用 範 囲:DCV (NULL)±5 V~±25 V 3 . 測 定 端 子:+、-COMを使用、DCV測定方法と同じ。 4 .
  • Page 13 7 . 以上の操作が終りましたら、 センタ零メータ (ナルメータ) として測定してください。 8 . 測定終了後はレンジ切換ス イッチつまみを他のレンジへ セットしてください。 第 5 図 もし0 Ω・ ADJつまみをまわしても指針がセンタ 0 ラ 注意 インまで到達しない場合は、 内蔵電池9 V (6F22) を交換して ください。 直流電流 (DCmA) の測定 ● 1 . 使 用 目 的:直流で使用する機器の消費電流、トランジスタ・ IC回路の動作電流或はバイアス電流等の測定。 2 . 使 用 範 囲:DCmA 50 μA~2.5 mA~25 mA~0.25 A 3 .
  • Page 14 電流測定の場合、 必ず負荷を通して直列に接続すること。 警告 そして電圧の印加は絶対にさけるようにご注意ください。 第 7 図 ○ 正しい接続 × 誤った接続 交流電圧 (ACV) の測定 ● 1 . 使 用 目 的:家庭や工場に来ている電灯線などの電圧 (商用ラ インAC電圧) 、商用ライン電圧使用機器のAC電 源回路、電源トランスの各タップ電圧、等の測定。 2 . 使 用 範 囲:ACV 2.5 V~10 V~50 V~250 V~1000 V 3 . 測 定 端 子:+、-COM。 テストリードの色別は特にこだわりません。...
  • Page 15 6 . 200 V以上の電圧測定 (電力ラインの測定はできません) (イ) レンジ切換スイッチつまみが正し くAC 250 Vか1000 Vレンジにあり、 テ ストリードが適確に+、-COM端 子に接続されているかを確認する。 (ロ) 被測定電源回路のPOWERスイッ チをOFFにしてからテスタを接続す る。そしてPOWERスイッチをON にして測定。 第 9 図 (ハ) 測定中は配線やテスタに手を触れ ぬこと。 電源トランスの測定例 低周波出力 (dB) の測定 ● 増幅器や伝送回路では、入力対出力比を対数で表わします。こ れは人間の耳が感覚的に対数比例するためで、単位はデシベル (dB) を用います。 回路の負荷インピーダンスが一定の時は単に電圧 (電流) 比を dBで表わすのみで電力の比較ができます。 本器のdB目盛は600 Ωインピーダンス回路にて1 mW電力消費 の場合を0 dB、電圧に換算すると...
  • Page 16 4 . 10 Vレンジ以上は下表の加算dB値を加えて真値を算出します。 AC電圧レンジ 2.5 V 10 V 50 V 250 V 1000 V 加算dB値 最大dB値 +10 dB +22 dB +36 dB +50 dB +62 dB (例) 10 Vレンジで+7 dBの指示値が得られたとすれば、 表から 10 Vレンジの加算dB値の12を加え、真値は +7+12=+19 dB となります。 OUTPUT端子によるACVの測定 (低周波出力の測定) ● OUTPUT端子には直列にコンデンサ...
  • Page 17 電池テスト (1.5 V乾電池の実用テスト) ● 一般にテスタの直流電圧レンジで測定する値はハイインピーダン ス型の、電流が少ない無負荷電圧 (オープン電圧) 値であるため、例 えば古くなって内部抵抗が増大し電流容量のない電池でも1.5 V付近 を指示し電圧値だけの判定では良品ということになってしまいます。 本器のBATT測定レンジは、 本当の乾電池電圧をテストす るために0.25 A消費の負荷抵抗 を内蔵し、実用的に良、否の テストができるよう考慮され 第10図 ています。 リード線の接続及び測定方 法は第10図のようにしてテス トします。 指示計の指示による判定 SUM-1 ( R20) 、SUM-2 ( R14) 、 良品…青色範囲内にあるもの ● SUM-3 ( R6) など比較的に容量の (GOOD) ある電池の判定。 良、不良?…?範囲内にあるもの 注意 ●...
  • Page 18 抵抗 (Ω) の測定 ● 1 . 使 用 目 的:抵抗器の抵抗値、回路の導通・短絡 (0 Ω) 、断線 (無 限大∞)等の測定。 2 . 使 用 範 囲:×1~×10~×100~×1 k~×10 k (0.2 Ω~20 MΩ) 3 . 測 定 端 子:+、-COM。 4 . 指示計目盛:使用目盛はΩ、読み方は第11図の通りです。 (0~2 kΩ) (0~20 kΩ) (0~200 kΩ) (0~2 MΩ)...
  • Page 19 注意 ヒューズの抵抗:定格500 mA/250 Vとは異なったヒューズや 消弧剤入りヒューズを使用すると、ヒューズの抵抗の影響 で× 1 レンジの 0 Ω調整ができなくなったり、測定精度が 低下します。同仕様、同定格のヒューズをご使用ください。 注意 × 1 レンジでは、電池の消費電流が大きいので、1 度行なっ た零オーム調整がズレることがあります。 回路中の抵抗測定の際には、必らずそのセットの電源 警告 をOFFにし、電圧を印加せぬようご注意の上測定してく ださい。 6 . LEDによる導通チェック ×1レンジで測定した場合、被測定抵抗値が約10 Ω以下の時は 指示計右上の導通 (CONTINUITY) 表示用LEDが発光します (抵抗値の大小で明るさは変る) 。単なる導通、断線のテストには 指針より速く応答しブザーに比べて静かで、目でみれば分ります から、利用されると非常に便利です。 参考 抵抗測定時のテスタ端子の極性 ● テスタの抵抗測定回路は第13図のよ 0 Ω うになっており、内蔵電池の+極が メータの+端子に接続されているた...
  • Page 20 端子間電流LI及び端子間電圧LVについて ● 抵抗 (Ω) レンジで被測定物を測定中に、-COM端子と+端子 間に流れる電流がLIで、LIが被測定物を流れることにより電圧降 下を生じます。その電圧がLVであり目盛板にLI、LV値で示され ています。 (0~150 mA) (0~15 mA) (0~1.5 mA) (0~150 μA) 10 k 0~60 μA 3 V~0 V 第14図 LI・LV目盛の読み方 10 k (12 V~0 V) LI値は最大値がΩ各レンジに併記してあります。 被測定物によっては流れる電流や印加される電圧によってインピー ダンスが変化したり、自己加熱により異常が生じる場合がありま すからΩ各レンジ毎にこの関係をよく理解され測定ください。 LED (発光ダイオード) のテスト (テスタオームレンジの応用) ● 第15図のように接続してΩレンジの× 1 と×10とで測定しま す。LEDが導通すると発光しますが、このときの電流値、即ち...
  • Page 21 トランジスタの測定 ● (トランジスタチェッカとして) コネクタ (HFE-6T) を接続し使用する こ とによって、 本器にh コネクタ (HFE-6) を接続し使用することによって、ト ( ランジスタの直流電流増幅率h ) を0~1000の範囲で測定 できます。 プローブジャック 第16図 測定前の準備 ● 本器によるトランジスタ (以下TRと略す) の測定は、抵抗測定 レンジを使用しますので、測定前に計器指針のフルスケール調整 (0 Ω調整) を行います。 抵抗測定のときと同じ要領で、×10 Ωレ ンジにセットして、+と-COM端子を短絡し、0 ΩADJにより 0 Ωラインに指針を合わせてください。 直流電流増幅率 ● 第17図 第17図 (h ) の測定 FE E Ω×10 Ω×10...
  • Page 22 内蔵電池の交換 1 . ×1 Ωレンジで零オーム調整 が不能になった場合は、内蔵 の1.5 V (R6) 電池の消耗ですの で新品電池2ヶと交換してくだ さい。 2 . ×10 kΩレンジのみ零オーム 調 整 が 不 能 に な っ た 場 合 は 、 内蔵の9 V (6F22) 電池を新品と 1.5 V 交換してください。 3 . 電池交換の際には、リアケー スの4 φ ×12ネジを取り、ケー スをはずし第18図の指示通り...
  • Page 23 お取扱い上の一般的なご注意 1 . 振動:本器は精密機器です。過度な振動や衝撃は、メータ故障 の原因になります。避けてください。 2 . 環境:直射日光下、高温 (60 ℃以上) 、 多湿 (85 %以上) 、結露す る場所に長時間、置かないでください。 3 . 帯電:メータカバーは、帯電防止処理がしてあります。 布などで強くこすらないでください。 長年のご使用で帯電した場合は、応急処置として、中性 洗剤をカバー表面に塗ると効果があります。 4 . 鉄粉:メータには高性能のマグネットを使用しております。鉄 粉の多い環境でご使用になる場合は、故障予防のため、 携帯用ケースの併用をお願いします。 5 . 保守:本品のお手入れは、筆や布で、軽く払う程度にとどめ、 シンナーやアルコールなどは避けてください。 アフターサービスについて 保証期間について 本品の保証期間は、お買上げ日より 3 年間です。 ただし、日本国内で購入し日本国内でご使用いただく場合に限り、 また、許容差は 1 年保証、製品付属の電池、ヒューズ、テストリー ド等は保証対象外とさせていただきます。...
  • Page 24 ビス課あてに機種名とサイズ、 定格を明記し、 ヒューズ代金と送料分の切手を同封してご注 文ください。 〈形状〉 〈定格〉 〈単価〉 〈送料〉 φ5×20 mm 0.5 A /250 V ¥65 (税込) ¥120 ( 10本まで) 部品番号:F0301 ガラス管ヒューズ/遮断容量300 A 金額は2014年4月現在のもので消費税を含みます。 お問い合わせ先 三和電気計器 (株) 本社   :TEL(03)3253-4871 FAX(03)3251-7022 大阪営業所:TEL(06)6631-7361 FAX(06)6644-3249 製品についての問い合わせ: 0120-51-3930 受付時間 9:30~12:00 13:00~17:00 (土日祭日を除く) 三和電気計器 (株)ホームページ:http://www.sanwa-meter.co.jp - 23 -...
  • Page 25 保証書 ご氏名 YX361TR 型 名 様 製造 No. ご住所 この製品は厳密なる品質管理を経てお 〒 届けするものです。 本保証書は所定項目をご記入の上保管 していただき、アフターサービスの際 ご提出ください。 ※本保証書は再発行はいたしませんの で大切に保管してください。 保証期間 ご購入日    年   月より 3 年間 本社 = 東京都千代田区外神田2−4−4 ・ 電波ビル (製品の許容差については1年間) 郵便番号 = 101-0021・電話 = 東京 (03) 3253−4871(代) 保証規定 保証期間内に正常な使用状態のもとで、万一故障が発生した場合には無償で修理いたします。 但し、保証期間内であっても下記の場合には保証の対象外とさせていただきます。 記 1. 取扱説明書に基づかない不適当な取扱い (保管状態を含む) または使用による故障 2. 弊社以外による不当な修理や改造に起因する故障...
  • Page 27 YX-361TR MULTITESTER INSTRUCTION MANUAL...
  • Page 28 — 1 —...
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  • Page 30 250 V 100 A Be sure to use a fuse of the specified rating and type (500 mA/250 V, φ5 mm, 20 mm long). Never use a substitute or short the circuit. 60 VDC or 25 Vrms AC. — 3 —...
  • Page 31 — 4 —...
  • Page 32 0.047 μF/400 V — 5 —...
  • Page 33 25 V 100 V — 6 —...
  • Page 34 — 7 —...
  • Page 35 10 V 2.5 V 2.5 V) 1.5 V 1.5 V — 8 —...
  • Page 36 — 9 —...
  • Page 37 DCV 0.1 V~0.5 V~2.5 V~10 V~50 V~250 V~1000 V (0~2.5 V) 2.5 V (0~250 V) 250 V (0~0.5 V) 0.5 V 50 V (0~50 V) (0~0.1 V) 0.1 V (0~10 V) 10 V (0~1000 V) 1000 V 480 MΩ — 10 —...
  • Page 38 25 V 25 V 25 V — 11 —...
  • Page 39 DCmA 50 μA~2.5 mA~25 mA~0.25 A (0~2.5 mA) 2.5 mA 25 mA (0~25 mA) 0.25 A (0~0.25 A) (250 mA 0~250 mA) (0~50 μA) 50 μA 50 μA 50 μA — 12 —...
  • Page 40 ACV 2.5~10 V~50 V~250 V~1000 V 2.5 V 250 V (0~250 V) 50 V (0~50 V) 10 V (0~10 V) 1000 V (0~1000 V) 2.5 V 200 V 1000 V 250 V — 13 —...
  • Page 41 1 mW 0.775 AC 2.5 V 1 mW 0.775 2.5 V 10 V 50 V 250 V 1000 V 10 V 10 V — 14 —...
  • Page 42 A capacitor is connected in series with OUTPUT terminal with capacitor 0.047 μF/400 V. It is very convenient to use this terminal when the operator needs to measure AC signal element alone in T V or audio circuit where DC and AC elements are mixed. DC element is blocked by the capacitor.
  • Page 43 1.5 V — 16 —...
  • Page 44 2.5 V ×1~×10~×100~×1k~×10k (0.2  ~20 M )  ) (0~2 kΩ) (0~20 kΩ) (0~200 kΩ) (0~2 MΩ) 10 k (0~20 MΩ) — 17 —...
  • Page 45 adjustment 0 (0 line — 18 —...
  • Page 46 0 Ω (0~150 mA) (0~15 mA) (0~1.5 mA) (0~150 μA) 3 V~0 V — 19 —...
  • Page 47 ×1 ×10 — 20 —...
  • Page 48 MEASUREMENT OF TRANSISTORS (USE AS TRANSISTOR CHECKER) (HFE-6T) , With the attachment of the h connector (h -6), this unit can measure the DC current amplification factor h ) of transistors in the 0 to 1000 range. 4 mmø tester connector pin Fig.
  • Page 49 Then depending on the polarity of the transistor to be tested, insert the probe jack into the black lead if it is NPN transistor and into the red lead if it is PNP transistor. There are two lead lines each with an alligator clip at the end. Connect the black clip to the base terminal of the transistor and the red clip to the collector terminal.
  • Page 50 adjustment is × 1 1.5 V adjustment is × 10 k 10 k 1.5 V (4 mm 12 mm Fig. 16 1. The internal fuse is blown if power voltage is inadvertently applied to the tester with the range selector knob left set to current ranges, especially to 0.25 A range, or to ×1 Ω...
  • Page 51 (1) year from the date of purchase. This warranty policy is valid within the country of purchase only, and applied only to the product purchased from Sanwa authorized agent or distributor. Sanwa reserves the right to inspect all warranty claims to determine the extent to which the warranty policy shall apply.
  • Page 52: Specifications

    3) Repair after the warranty period has expired: In some cases, repair and transportation cost may become higher than the price of the product. Please contact Sanwa authorized agent / service provider in advance. The minimum retention period of service functional parts is 6 years after the discontinuation of manufacture.
  • Page 53 Measurement Measuring range Accuracy Remarks 0–0.1 V–0.5 V–2.5 V–10 V–50 V ± 2.5 % fs Input impedance –250 V–1000 V– (25 kV) (1000V or less) 20 k Ω/V (25 kV with optional HV probe) 0–centering meter type 0– ± 5 v ±...
  • Page 56 本社=東京都千代田区外神田2−4−4・電波ビル 郵便番号=101-0021・電話=東京 (03) 3253−4871㈹ 大阪営業所=大阪市浪速区恵美須西2−7−2 郵便番号=556-0003・電話=大阪 (06) 6631−7361㈹ Dempa Bldg., 4-4 Sotokanda2-Chome, Chiyoda-Ku,Tokyo, Japan 植物油インキを使用しています。 19-1712 2040 2040...