Hilti DX 36 Operating Instructions Manual page 238

Semi-automatic powder-actuated fastening tool
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b) 不安定な姿勢はとらないでください。 足元を確かに
し、 常にバランスを保ちながら作業してください。
c) 滑り止めのついた履き物を着用してください。
d) 本体の先端部を、 決して自分や周囲の人に向けない
でください。
e) 鋲打機の先端部を絶対に手や身体の他の部分 (ある
いは他の人) に押し付けないでください。
f)
作業中は、 作業関係者以外、 特に子供が近づかない
ようにしてください。
g) 本体を使用する際、 腕は軽く曲げた状態にしてくだ
さい (決して腕をピンと伸ばして突っ張らないよう
にしてください) 。
h) 取扱説明書に記述されている使用、 手入れ、 保守に
関する事項に留意してご使用ください。
1.1.4 DX ファスニング装置の慎重な取扱いおよび使用
a) 用途に合った工具をご使用ください。 本体を本来
の目的以外には使用しないでください。 必ず、 指
示にしたがい、 不具合のない状態で使用してくださ
い。
b) 空包やネイルを装填してある本体は、 決して放置し
ないようにしてください。
c) 未使用の空包および使用していない本体は、 湿気を
避け過度な高温にさらされないように保管してくだ
さい。
d) 本体を搬送したり保管する際には、 権限のない人
が本体を使用することを防ぐために本体ケースを使
用してください。
e) 清掃や修理、 点検をする時、 休憩に入る時、 ある
いは保管する時には、 必ず事前に空包およびネイル
を取り出してください。
f)
未使用時には、 本体から空包とネイルを取り出し、
本体を乾いた高い場所に施錠し、 子供の手の届かな
い場所に保管してください。
g) 本体とアクセサリーに不具合がないか点検してくだ
さい。 本体を続けて使用する前に、 安全装置およ
びわずかな損耗のあるパーツについて、 作業に影響
を及ぼすことなく規定どおりの機能を発揮できるこ
とを確認する必要があります。 可動部分がスムーズ
に回転し、 動きに硬さがないか、 あるいはパーツ
に不具合がないか点検してください。 使用するパー
ツがしっかりと固定されて、 本体が支障なく作動す
るための条件が整っているか確認してください。
安全装置やパーツに不具合があり、 取扱説明書に解
決方法が明記されていない場合は、 弊社営業担当ま
たはヒルティ代理店 ・ 販売店に適切な修理/交換
を依頼してください。
h) 必ず本体を母材に完全に垂直に押し付けてからトリ
ガーを操作してください。
i)
打鋲する際には、 母材に対して本体を常に直角に
保つようにしてください。 それによりネイルが母
材からそれて打鋲されるのを防止できます。
j)
打ち込まれたファスナーに再度打鋲し直すと、 ファ
スナーが折れたり、 噛むことがありますので止めて
ください。
k) ヒルティから特に指定されている場合 (例 :
DX‑Kwik) を除き、 すでに穴が開いている箇所へ
の打鋲は行わないでください。
l)
常にファスニングガイドラインを守ってください。
m) 可能な限り、 破片ガードを使用してください。
n) ファスナーガイドを手で引き戻さないでください。
本体が打鋲可能状態になることがあります。 打鋲可
能状態になると、 身体部分に鋲が打ち込まれる恐れ
があります。
1.1.5 作業場の安全確保
a) 作業場の採光に十分配慮してください。
b) 本体を使用する場合は必ず作業場の通気を良くして
ください。
c) 打鋲にふさわしくない母材には、 決して打鋲し
ないでください。 溶接した鋼材や鋳物などの
固すぎる母材。 木材や石膏などの柔らかすぎる母
材。 ガラスやタイルなどの割れやすい母材。 これ
らの母材に打鋲すると、 ファスナーが折れたり、
欠けたり、 貫通する恐れがあります。
d) ガラス、 大理石、 プラスチック、 青銅、 真鍮、
銅、 自然石、 断熱材、 中空ブロック、 化粧タイ
ル、 薄い鋼板 (< 4 mm) 、 鋳物、 ALC には、 決し
てネイルを打鋲しないでください。
e) ファスナーを打鋲する前に、 作業面の裏側や下方に
誰もいないことを確認してください。
f)
作業場の整理整頓に心がけてください。 事故の原
因となり得る危険物は作業区域から取り除いておい
てください。 作業場が整理整頓されていないと、
事故を引き起こすことがあります。
g) グリップ表面は乾燥させ、 清潔に保ち、 オイルやグ
リスで汚さないようにしてください。
h) 特別に許可されている場合を除き、 本体を火災あ
るいは爆発の危険のある場所で使用しないでくださ
い。
1.1.6 機械的な危険性に対する安全対策
a) ピストンガイド、 ピストンおよびファスナーは正し
く組み合わせて使用してください。 組合せを間
違えますと、 ファスニング品質に影響が及ぶだけで
なく、 怪我を負ったり、 本体が重大な損傷を受ける
ことがあります。
b) 本体用として認可されたヒルティ純正のファスナー
のみを使用してください。
c) 本体、 特にピストンに対して加工や改造を行わない
でください。
1.1.7 熱の危険性に対する安全対策
a) 最大打鋲数 (1 時間当たりの打鋲数) を超過しない
でください。
b) 本体が過度に熱くなった場合には、 冷ましてくださ
い。
c) 本体が熱いうちは、 決して分解しないでください。
本体を冷ましてください。
d) プラスチックの空包ストリップが溶け始めた場合
は、 本体を冷ましてください。
ja
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